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(株)アカツキ【3932】の掲示板 2018/08/04〜2018/08/07

引き続きオジサンです。

先ほど、直近のアカツキの決算でS安はおかしいとの意見を投稿しました。

逆説的に、どういうゲーセク決算であればS安がふさわしいと言えるでしょうか。

①財務が悪い会社の赤字拡大決算
状況にもよりますが、この場合は増資や倒産が意識されます。
赤字拡大ということは既存のゲーム運営がうまくいっていないということであり、改善するには新しいゲームを作るしか基本的にはありません。

財務が良ければ問題ありませんが、悪い会社の場合は増資をする必要があります。
増資もできなくらいに時価総額が萎んでしまうと、いよいよ倒産が意識されます。

そういう状態であれば、損失覚悟のパニック売りでS安が妥当と言えるでしょう。


②(決算ではないが)財務が悪い会社の期待の新作が不発だった場合
財務が悪くとも、期待の新作パイプラインがあるゲーセク銘柄は意外と高い株価で推移することがあります。

そのような期待の新作が初動で失敗した場合は期待剥落でS安になってもおかしくないでしょう。
これも決算の赤字拡大が濃厚となり、結局は①のパターンに直結するからです。


アカツキの場合は①②共に全く該当しません。

そもそもアカツキは流動資産で約230億円、現預金だけでも200億円くらいあります。(固定資産も合わせちゃうと約270億円)
負債は固定負債合わせても96億円程度で全く問題ない。

特別大規模なソシャゲでなければ、概ね5億円もあれば開発が可能だと考えられます。
今のアカツキは純資産ベースで新作を20本以上開発できる体力があるのですよ。

ましてや、鈍化したとはいえドッカンも大幅黒字を維持。
さらに2Qは足元回復とまで言われているのです。

もちろん、ガンホーやmixiの例があるので新作の投入が遅れれば株価がジリ貧になる可能性はあります。

しかし、少なくとも金曜日のS安は明らかに過剰反応では?

何でS安になったんだろう・・・