ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

マークラインズ(株)【3901】の掲示板 2015/08/26〜2015/09/22

>>215

どうぞ

〜マークラインズがコンテンツ、周辺サービスを強化—自動車関連の情報サービスを世界展開 〜

 マークラインズ は、自動車産業に特化した、オンライン情報サービス「自動車情報プラットフォーム」事業を手掛ける。国内をはじめ欧米、アジアと世界展開しており、各地域で事業は順調。特にアジアが伸びており、今後の成長期待は大きい。

 「自動車情報プラットフォーム」は、インターネットを通じた企業間取引(BtoB)サービス。世界各国の自動車産業の情報を簡単に入手できる「情報収集ツール」と、自社の製品、技術、サービスを完成車メーカーや部品メーカーにプロモーションできる「情報発信ツール」の2ツールで構成される。

 自動車関連市場はグローバルで、関連企業にとっては世界的な情報の入手が重要になる。ただ、情報入手には手間やコストが掛かることから、同社の「自動車情報プラットフォーム」の必要性は高く、有望なビジネスモデルとみられる。事実、全世界的に契約企業数は増加しており、6月末現在の契約企業数は1834社(前12月期末比122社増)となった。

 今期の第2四半期(4−6月)には動画配信のほか、インド生産車のモデルチェンジ情報や中国市場のモデル別輸入台数の掲載も始めるなど、コンテンツの強化を図った。さらに、自動車関連のコンサルティング事業、人材紹介事業といった周辺のサービス拡充にも力を入れており、こうしたことが効果を上げ、足元の業績動向は順調だ。

 第2四半期累計(1−6月)の連結業績は売上高5億9800万円(前年同期比19.6%増)、営業利益1億8600万円(同22.3%増)となった。期初予想は売上高6億1300万円、営業利益1億7800万円で、利益面は計画を上回って着地した。新規事業である市場予測情報販売事業が伸び悩んだものの、利益率の高い「自動車情報プラットフォーム」、コンサルティング、人材紹介の各事業が計画を上回って推移している。

 タイなどアジアでの契約社数増が好調で、今後も「自動車情報プラットフォーム」は拡大が続く見通し。一方、市場予測情報販売事業は下期に初のセミナーを実施し、顧客獲得を強化する構えだ。通期業績は売上高12億6300万円(前期比19.9%増)、営業利益4億1000万円(同23.0%増)と、大幅増収増益を見込んでいる。

 株価は8月25日に年初来安値1838円を付けたものの、これは全体相場が下落した影響が大きい。直近では2400円近辺まで回復しており、今後はビジネスモデル、好業績に対する評価が株価に反映されよう。中・長期的な上昇期待は大きい。