(株)白鳩【3192】の掲示板 2018/03/23〜2018/07/12

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
　営業活動によるキャッシュ・フローは49,035千円の減少(前年同期比88,163千円の減少)となりました。
　その主な要因は、税引前四半期純利益123,997千円を計上したこと、たな卸資産の増加73,923千円、仕入債務の減
少60,335千円、法人税等の支払いよる支出47,687千円等によるものであります。
ttp://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS95638/840684b0/66a6/42f8/bf14/f7d17feaa074/S100CRLN.pdf



> 税引前四半期純利益123,997千円を計上したこと

たな卸資産の評価方法の変更により、42,808千円増加。
この増加で利益は増えたものの、実際のキャッシュは増えておらず、利益とキャッシュの額に乖離が生まれる要因となっている。

販管費が、前期２Qと比較すると65,945千円アップしており、利益を圧迫している。



>たな卸資産の増加73,923千円

たな卸資産の評価方法の変更により、42,808千円増加。実質のたな卸資産の増加は31,115千円である。

品ぞろえを拡充するのは既定路線である。
また売上高は伸びていることから、たな卸資産の増加を、単に“売れ残っている”とするのは早計であろう。
ttps://www.nikkei.com/nkd/company/article/?DisplayType=1&n_cid=DSMMAA13&ng=DGXLMS3192H42DS8A120C1000000&scode=3192&ba=9



>仕入債務の減少60,335千円

買掛金の減少が著しい、66,619千円減。
支払手形が減少し、その分、電子記録債務が増加している。購買における電子商取引が進展していることが伺える。



前払費用・前渡金の増加50,550千円も、営業キャッシュフローがマイナスとなった要因の1つである。

借入金が約12億円もあり、この利息の支払いも、営業キャッシュフローをマイナスに働かせている。