(株)ほぼ日【3560】の掲示板 2017/03/22〜2017/12/08

ステラ　ケミファ （4109）
現在値 3,190↑

先読み作戦指令室＝ステラケミファ：一転最高益更新予想、期末配当額の増も <4109.T><6955.T>
2017/03/03 12:52


　ステラケミファ<4109.T>が狙いたいタイミングにきた。

　無機フッ素化合物の総合メーカー。世界トップのフッ素高純度薬品は半導体・液晶ディスプレー製造用フッ化水素酸、リチウムイオン二次電池用電解質などが主軸製品。ガン治療法に用いられるＢＮＣＴ（ホウ素中性子捕捉療法）の薬剤開発につながるバイオ・メディカル分野も開拓中だ。

　１６年８月２日に１７年３月期連結業績予想の経常利益を２９億円から３７億６７００万円（前期比３．６倍）へ、純利益を１９億７１００万円から２６億３３００万円（同９９．０％増）に上方修正した。１６年８月２日に続く上方修正で、１１年３月期のピーク営業利益３４億８０００万円、１０年３月期のピーク純利益２２億９０００万円を超える見通し。上方修正の要因は主要原料の無水フッ酸価格下落による原価負担の減少や電池部門において力強い需要が継続し採算が改善していること。

　第３四半期累計（１６年４－１２月）は電池部門の好調などから、それぞれ３３億９１００万円（前年同期比３．８倍）、２３億５４００万円（同２．７倍）と、なお業績進ちょく率は順調だ。足元で無水フッ酸価格が急騰、さらに主要工場で老朽製造設備の撤去や修繕を実施していることを考慮しても、通期業績予想は最低限の数字といえそう。

　配当は中間期１７円（前年同期は１７円）を実施、期末は２１円（前期末は創業１００周年記念配当２円を含む２３円）の計画だったが、３月１日に期末配当を２４円に引き上げると発表した。

　株価は１７年２月１５日に３７３０円戻り高値を付けたあとに調整に入ったが、ここ３２００－３３００円台のもみ合い、時価、１３・２６週移動平均線が収束、煮詰まり感も出てきた。１３週線も上向き転換している。昨年来高値は４１９０円（１６年８月３日）。