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(株)TOKYO BASE【3415】の掲示板 2018/05/10〜2018/06/06

いつも教科書的な原則論ばかり書き込んで申し訳ありませんが、
株式投資、企業分析で、同じ分野、同じ業種のPERを比較するのは
一見分析しているように見えて、まったくといっていいほど
意味のないことですね。

わかりやすい例として、JREITを思い浮かべてもらえばわかるけれど、
実にPERは2倍以上の開きがあります。
おなじ事務所型REIT同士で比べても天地の差がある。
賃貸不動産投資で、もともとの資産があるわけでもなく、
すべて物件取得にともない鑑定評価を取得して、
その鑑定評価とそれほど違わない価格で取得。
このように、整った仕組み手続きで外部成長しているにもかかわらず、
2倍以上の評価の差が生まれるのはなぜか。

それはとりもなおさず、運用主体としての運用力、信用力、成長力の差が
投資家の評価に収斂するからですね。

だから、JREITのような一見まったく同じで、すべてを開示した事業でも
PERなどで単純な評価比較などしないわけです。