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    私は、映画が大好きです。
    年代・ジャンルは問いません。思い出深い映画・これから見てみたい映画について毎日話しましょう。
    映画好きな方是非話しましょう。待ってます。
    (毎日じゃなくても結構です。気が向いたらどうぞ。)

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    kenbowest0 2月17日 20:31

    >>20688

    皆様こんばんは。
    今日は家から一歩も外へ出ず、一日中ぐうたらをして過ごしました。不精者の面目躍如と言ったところでしょうか。毎日が週末なのでわざわざ土日に映画に行くこともなかろうと思い、このところは週末を避けています。映画の方は、また週明けから始動したいと思っています。

    今日は土曜日ということもあって、日本中が沸いた1日であったと思います。ぐうたらを決め込み、炬燵に潜っていたらテレビが映っていた。ピョンチャン冬季五輪も半ばを過ぎ、フィギアスケート男子の実況中継をやっていた。こう言うスポーツは相手がなく、審査員の判定で点数を競うものなので、常に自分との戦いで日頃の練習が結果となって現れる。この五輪での日本選手の成績は、銀や銅メダルはいくつか取っていたが、まだ金メダルは一つもなかった。唯一金メダルを取れる位置にいるのが、フィギア男子の羽生結弦という呼び声が高かったと聞いています。

    羽生の演技をテレビで初めて見て、私のような素人でも羽生の演技は、他の外国人選手より群を抜いて安定しているようだ。羽生は最後から3番目に出たが、僅かなミスがあっただけで、一躍トップに躍り出た。羽生の後がスペインのフェルナンデスで、しんがりが日本の宇野昌磨だった。この時点で羽生の金メダルが確定した。宇野は最後の演技で羽生を追い上げたが、羽生の点数が高すぎて届かず、銀メダルを手にした。と言うことで結局最後の3人がメダリストとなった。羽生や宇野もそうだが、青春も何もかもかなぐり捨て、競技一本に精進した結果での栄冠だったろう。感動を有り難うと言いたい。

    さてこちらは五輪ほどではないが、ファンにとっては日本中を沸かせた、朝日杯将棋の準決勝で、国民栄誉賞を受賞したばかりの羽生善治永世七冠と、五段に昇段したばかりの15歳の藤井聡太君との対局には、大勢のマスコミと将棋ファンが詰めかけた。結果は119手までで羽生七冠が投了した。勢いに乗った藤井君は、午後の決勝で広瀬章人八段を破り、中学生として初めての棋戦で優勝を果たし、六段に昇段するという快挙。将棋は他のスポーツとは違い、暗くて地味なスポーツである。早指しと言ってテレビ中継をやっても、視聴率は取れない。

    将棋の羽生もスケートの羽生も、明るさ暗さの違いはあっても、トップを維持するのは並大抵の努力ではあるまい。ここは世代交代で藤井聡太君を応援したい。余白残0。

  • >>20687

    皆様こんばんは。
    平昌冬季五輪もたけなわで、今日は待望の金メダルが出そうな気配ですね。今日の名古屋は風もなくいい天気で、気温も11℃まで上がり暖かい1日でした。もう2月も半ばを過ぎ、このような日が続き春になだれ込めばいいんですが、北日本と北陸では暴風雪との予報。まだまだ油断はなりませんね。

    今日は暖かかったので、昼から行きつけのシネコンへ走り、行定勲監督の「リバーズ・エッジ」を見てきました。この監督は熊本の出身と言うこともあり、私は初期の頃から期待していた監督の1人です。この人は「世界の中心で愛をさけぶ」が大ヒットし、「北の零年」などでヒットメーカーとなりました。しかし私は沢尻エリカが「べつに?」と問題発言した「クローズド・ノート」が一番好きな映画です。みんなが生意気だと言うが、私はこの沢尻エリカという女優は好きですね。

    行定監督の前作「ナラタージュ」は、あまり面白くもありませんでしたが、今回の新作「リバーズ・エッジ」は、更に面白くないというのが感想です。岡崎京子の漫画が原作らしいのですが、この映画はR15指定となっています。ポルノ場面満載で「ハルナさんはフェラの後飲み込むの、それとも吐き出すの?」などと言うセリフまで飛び出すので、これはもうR18が妥当だろうと思う。しかし二階堂ふみが大好演なので、面白くなくても最後まで見られるのです。

    二階堂ふみなんて、そんな綺麗な女優でもないのですが、若手ではこの人がナンバーワンでしょうね。その二階堂が原作漫画を読み、ヒロインのハルナをやりたいと訴え、行定監督を動かしたようです。この人は顔は美人とは言えないが、全裸になると素晴らしいプロポーションです。物語はまだ携帯電話のなかった20年ほど昔の話で、そこに描かれるのは、青春時代の焦燥感や漠然とした不安など、それは現在も同じだと思うんですが、そんなやり場のない青春を、彼らや彼女たちはどう過ごしたのか。

    テーマは生きることの意味だと思いますが、そのテーマを登場人物へのインタビュー形式で、随所に挿入されていますので、一見ドキュメンタリーかと錯覚してしまう。何れにせよこの映画は、映画を見ることの喜びとか、面白さという要素が希薄なのが致命的だと思います。しかしまあ、娯楽だけが映画のすべてではないわけで、作品を芸術の域まで押し上げようというのが映画作家の望みでしょう。余白残0。

  • >>20686

    アメリカ南部の高校で又もや銃乱射事件があり17人が死亡とのニュース。銃社会から来る無差別乱射事件は後を絶たない。それでも銃規制法案が成立する様子もない。もし日本でこうも頻繁に大惨事が起こったとしたら、国会で論議するまでもなく成立すると思うのだが、アメリカではそう簡単に行かないのは何故だろうか。

    それは民族の歴史の違いによるところが大きいと思う。「シェーン」で、アラン・ラッドが、ジョーイ少年に早撃ちで銃の使い方を教える場面があった。この時母親のジーン・アーサーは、子供に銃を教えるなど以ての外だと大反対する。そこでシェーンは「銃は農民の鋤き鍬と同じで只の道具に過ぎない」と言う。アメリカ人の考えはこれが基本になっているのだろう。銃規制の反対派は「銃が人を殺すのではない。人が人を殺すのだ」と言う。これはシェーンの言葉と同じだろう。「女神の見えざる手」で、銃規制賛成派ロビイストのジェシカ・チャステンが、これを日本のフグ料理に例えたのが痛快だった。

    金正恩氏が「核のボタンは私の机上にある」との発言に対し、トランプ氏は「私の机上のボタンはもっと大きいぞ!」と応酬した。人類はこのように、相手より大きな火気と言うか、優れた殺傷能力のある武器を持つことで、身の安全を図ってきた。昭和14年製作の「エノケンの頑張り戦術」は、戦後進駐軍がこの映画は問題があるとのことで没収した。何故エノケンのアチャラカコメディに問題があるのか、私はこの映画を見ながら考えてみた。このコメディは、エノケンと中村是好が、隣同士に住み同じ会社に勤め、互いに見栄を張って対立するという話だった。

    2人の勤め先が防弾チョッキを作る会社だった。重役会の席上で新型チョッキの完成披露が行われる。チョッキを着ているのがエノケンで、拳銃を撃つのが中村是好である。1発目に拳銃が発射されるが、エノケンはチョッキで難なく受け止めて拍手喝采。今度はライフルを持ち出すが、これもチョッキで受け止める。次は機関銃で乱射するが、エノケンは必死で受け止める。そして次は大砲を持ち出す。さすがのエノケンもゲェーッ!と言って逃げ惑う姿が可笑しいのなんのって!。日本の再軍備を一番警戒した米軍が、この映画を持ち去ったのに納得した。しかし日本人はそんな意図は誰も感じなかった。このように、相手より大きな武器を持てと言うのが、アメリカ人の考えだろう。余白残0。

  • >>20685

    行きつけのスーパーにチョコレートが山積みされていた。バレンタインデーだそうな。スーパーも地域によって客層が違う。このスーパーはいつ行ってもお年寄りが多い。おばあちゃんが安い板チョコを買っている姿が見られました。おじいちゃんにあげるのだろうか。それとも仏壇に供えるのかは定かではありません。寅さんの言葉を借りれば「庶民の生活は貧しいなぁ~」と言うことだろうか。

    ドナルド・キーン氏が書いていた。「日本人はみな親切である。戦後、戦勝国の人間で憎いはずの私を、温かく受け入れてくれた素晴らしい民族である。それから日本人特有の勤勉さと頑張りで、物質的には豊かになった。しかしその分精神的に、心が貧しくなったのではなかろうか。ここは一つ日本人本来の姿を取り戻して欲しいものである」。と言う意味のことを書いていた。世の中が豊かになっても、寅さんはいつも貧しかったが、心は最後まで豊かだった。そして馬鹿だった。そう馬鹿こそが庶民の代表であろう。

    そうだ「今夜、ロマンス劇場で」がまだ書きかけだったような。お姫様は健司と貧しいアパートに住み、色彩の世界を楽しむ。しかし白黒のままの姿ではまずいので、健司はお姫様を大八車に乗せ、毛布を被せて撮影所に連れて行き、メーキャップ室で化粧し意匠部で鮮やかな色彩の洋服に着替える。ここはコメディアンとしての綾瀬はるかの見せ場である。しかし彼女には大きな秘密があった。それは人と触れると消えてしまうと言うものである。健司が彼女に惚れていることは言うまでもないが、彼女の方も、いつもスクリーンの中の自分を見てくれていた健司に好意を寄せていた。

    健司は撮影所長の娘に惚れられ、将来を嘱望されていたが、その申し出を蹴って無理はあるが、半ば強引に彼女と結婚する。となると、今井正の「また逢う日まで」のように、接吻はガラス越しという手がある。しかしガラス越しのセックスなんてのは、かつての今平さんや新藤さんでも、絵にならないので撮らないだろう。サランラップを被せるという手もあるが、興奮のあまり間違いがあると彼女が消えてしまう。ん、何だかカンノー小説風になったので止めましょう。

    そして現在では、加藤剛の臨終が近くなり、孫娘が駆けつける。この孫娘が綾瀬はるかで、お姫様のなれの果てである。健司だけが年老い、お姫様は昔のままで、最後に2人が結ばれ消えてしまうと言うお伽噺。余白残0。

  • >>20684

    今日の名古屋も昨日と同じく、寒い1日でした。昨日は天気も良かったのでシネコンへ行きましたが、今日の空はどす黒く曇っていて、時折りかすかに雪も舞いましたので、今日は映画には出かけませんでした。見たい映画も何本かあるのですが、年金暮らしの身としては、運転資金に不安があるんですね。

    女神湖さんこんばんは。
    >「ドヒャー! 前髪白髪だらけ、シワもタルミも-」<
    そんなに急激に変わるわけはないんでして、鏡というのは左右対称に映りますので、本当の自分が写っているわけではありません。マルクス兄弟のギャグのように、鏡の向こうにいるのは別人です。しかし鏡に映っているのは、自分が一番気にしていることや欠点だけが見えてしまうものらしい。若くて綺麗な女優さんでも、自分の映っている映画は絶対に見ないという人がいくらもいます。これは若くても年老いても同じようでしょうね。

    歳を取ってますます盛んな映画俳優の名がいっぱい出て来ましたね。中村嘉葎雄は三島由紀子の「しあわせのパン」の第3話で渡辺美佐子と、老夫婦役をやりなかなか良かったのですが、その後は姿を見ていません。津川雅彦は日本語発声の歯切れがいいので好きな俳優です。イーストウッドやウッディ・アレンは、さすがにスクリーンには登場しなくなりましたが、コンスタントに年に1本は必ず新作を発表しますので、この2人は老いてますます盛んで、作品もガタッと落ちることがないので凄いですね。

    さて昨日の「今夜、ロマンス劇場で」の続きを少々。話は現代に飛び、加藤剛分する老い先短い老人が、病院のベッドに横たわっている。テーブルの上から原稿用紙がパラパラッと舞い落ちる。これを拾った若い看護師さんが手に取り「あなたは脚本家だったの」と言って目を見張る。この老人こそが主人公牧野健司のなれの果ての姿である。この老人の語りで昔の話が再現される。白黒映画のスクリーンから飛び出したお姫様は、白黒のままである。お姫様はどこへ現れようと、自分は高貴な人間と思っている。初めて出会った健司を下僕と呼び、何でも命令調である。

    健司は自分の貧しいアパートへ連れて来る。これはアン王女がペックのアパートへ連れて行かれるのと同じ設定。しかしペックのアパートは当時の日本の長屋とは大違いで、バスも着いている高級な部屋だったが、王女は「ここはエレベーターなの?」と言うのが可笑しかった。余白残0。

  • あははーッ、いつも通りの「てにをは」の打ち間違い、お笑いくださいませ m(_ _)m

  • >>20682

    ケンさん、皆さんこんにちは。

    三寒四温にゃ程遠い寒さの波、慣れたと思えばまた肩透かし、でまるで悪女の小意地悪さ。
    やっと体の気だるさが幾らか良くなりしみじみと鏡を見ました。
    「ドヒャー! 前髪白髪だらけ、シワもタルミも-」
    もう諦めよう、「若作り」なんて言われたって皮肉以外の何でもないし。

    考えました、この怒涛のような1ヶ月、何が矛盾でこうまで私がやつれ果てたか、「物言わぬは腹膨るる…」何とやらで、逆に「物言えば唇さむし…」で漱石にでもなった気分の悟りです。

    スクリーンの往年の俳優諸氏も未だにお元気に頑張って居られるのを見ると、「人間」として深く心から尊敬するのです。。
    先日、テレビで中村嘉葎雄 氏が時代劇に出演してたのを目にして感激しました。
    兄の錦之介 氏が他界されたあとも淡々とご自分の芸道を歩んでおられ、とても深い味と存在感でドラマを締めていますした。
    他に日本映画でパッと浮ぶのは 仲代達矢 氏、津川雅彦 氏、欧米ではクリント・イーストウッド、「マディソン郡の橋」では雨の中に立ちすくみ、額に張り付いた髪の毛に哀愁以上の哀しさ切なさを感じてた、ナイスガイの往年の姿に驚いた。
    同じくヘプバーンのアフリカでのボランティア写真の姿にも、あのアン王女様が、、、
    調べるとハリソン・フォード、スタローン、デ・二ーロ、シュワちゃんとか、まだ現役でスクリーンでお見かけ出来る!
    老いて素敵な表情になった人、アレまぁな人も、あと10数年後には私共々黄泉の国でしょうけど。

    老いることに抵抗しなくなった今、スクリーンの中のご同輩に熱きエールとパワーを共感するのです。

    毎日いろんな映画の話をしませんか? ケンさん、皆さんこんにちは。  三寒四温にゃ程遠い寒さの波、慣れたと思えばまた肩透かし、でまるで悪女

  • 皆様こんばんは。
    昨日の名古屋は暖かかったのですが、今日は一転して気温は日中でも5℃までしか上がらず、また寒くなりました。雪による高速道路の閉鎖も各地で相次いでいるようですから、車で遠出する方は注意が必要です。

    今日は建国記念日で寒かったですが、天気が良く雪の心配はありませんでしたので、ポイントが貯まっていたこともあり、行きつけのシネコンへ走り「今夜、ロマンス劇場で」という映画を見てきました。これは全盛期の昔の映画に対するオマージュだと言えます。映画好きが集まり、その先達に最大のオマージュを込めて作った感じですね。「カサブランカ」などの名作が何本か、劇中映画として登場します。もっと言えばワイラーの名作「ローマの休日」を、ハッピーエンドにしたらどうなるかと言う、映画人の思いも込められていると思います。

    昭和33年当時の話で、主人公の牧野健司(坂口健太郎)は、映画監督になることを夢見て、京映映画に入社し使い走りをしている。健司はロマンス劇場という映画館へ入り浸りで、映写技師も手伝っている。と言う関係で、トルナトーレの「ニュー・シネマ・パラダイス」で描かれていたように、映写室が頻繁に出て来ます。映画ファンでも映写室は知らない人が多いのですが、これもシネパラと同じように嘘っぱちです。フィルム映写でも近年のシネコンは、全巻ワンロールの映写機が主流になっていますが、当時の映画は1巻巻きを2台の映写機で交互に切れ間なく映写していました。

    このロマンス劇場も、映写室には1台の映写機しか置いてありませんでした。そんなことは本筋と関係ないにしても、これは明らかに嘘っぱちです。それはそれとして、健司はロマンス劇場で、廃棄処分となって保管してある映画にこだわっている。それは綾瀬はるかがお姫様の役で、毎日が退屈な城の生活に嫌気がさし、城を飛び出すという映画。これはワイラーの「ローマの休日」と設定がまったく同じです。健司はこのお姫様役女優のファンで、時々フィルムを持ち出して、1人客席で見て楽しんでいる。

    その内にお姫様に健司の気持ちが伝わったのか、綾瀬はるかがスクリーンから飛び出してくる。このアイデアは古くはバスター・キートンがやって、近くはウッディ・アレンもやっているので特に目新しいことではない。ただヒロインがスクリーンから飛び出す場面がないのに不満が残る。もう後がない。余白残0。

  • >>20680

    皆様こんばんは。
    今日の名古屋は久しぶりに2桁まで気温が上がり、過ごしやすい1日でした。しかしまた来週は日本海側では大雪との予報で、まだまだ春は遠く注意が必要です。
    仕事をしていた頃は週末にシネコン通いをしていましたが、毎日が日曜日の年金生活になると、週末を避けるようになりました。私の見る映画の客は、週末でもガラガラですが、週末は駐車場が混むので映画は平日に行くようになりました。

    昨夜の続きで「羊の木」を少々お付き合い下さい。「羊の木」は漫画の原作があるようですが、何が起こるのか分からないようなミステリーものは、オリジナル脚本の方がいいと思います。宣伝は大々的にやって、内容は一切明かさず試写もやらずに一斉公開する。初日の第1回目の入場者に限って、途中で映写を止めてイベントを行う。どこで止めるかと言えば、状況設定から問題の6人が現れて、人物紹介と6人が置かれた立場と、それぞれの状況説明が終わったところで映写を止める。

    そこで主演の錦戸亮が、司会者としてスクリーンに登場する。番号を振った男女6人の顔写真のパネルを示し、「この6人はすべて殺人犯ですが、それぞれ殺意はなく不可抗力や弾みで相手を死なせたように人間ばかりです。彼らはこの町に住んで更生することを願っています。一見そように見えるのですが、実はこの中に殺人者が1人紛れ込んでいます。さてそれはこの6人の中の誰でしょうか?」と言うクイズの問題を出す。観客は入場時に予配られたカードに、番号で答えを書いて投票する。投票が終わったところで5分間の休憩後映写を再開する。

    終わると答えが出るので、当てた人にはペアの招待券と粗品を差し上げる。と言うイベントをやったらどうだろうか。これで初日の第1回目は、客が満席に入ると思うのだが・・・。ま、これでは2回目から客がさっぱりと言うことにもなるので、製作者側でいくつものバージョンを作り、その都度差し替えれば、イベントを続けることも可能でしょう。映画興行者もな~んか変わった企画をやらなければ、映画はますますじり貧に陥っていくような気がします。

    とまあ、この「羊の木」は単なるミステリーではなく、昨今の受刑者増を町の過疎化に絡めて、社会問題として扱っています。この元受刑者6人の内の1人が、な~んかやりそうと言う不安に駆られます。その不安は主人公月末を巻き込む不安とも言えます。余白残0。

  • >>20679

    皆様こんばんは。
    このところエノケンの喜劇を6本ビデオで見ましたが、中でも「エノケンの頑張り戦術」「エノケンの青春酔虎伝」。と、エノケン一座とロッパ一座が組んだ「新馬鹿時代 前後編」。この3本が現代劇で後の3本は時代劇です。時代劇はその時代を知らない人が原作を書いて、脚本を書くわけですから嘘っぱちに決まっています。しかしあの当時の現代劇は、リアルタイムにその時代に生きた人が、脚本を書き音楽を書き、同じくその時代に人気のあった、エノケン・ロッパが芝居をしていますので、その時代の風景と空気が見る者に伝わって来ます。これは紛れもない本物で貴重な映像と言えます。

    昭和22年山本嘉次郎監督の「新馬鹿時代」は、戦後の闇市を舞台にしたオペレッタ映画で、古関祐而作曲、サトウハチロー作詞の音楽が軽快で楽しい。エノケンが闇屋を演じ、ロッパがくそ真面目な警官を演じます。女優さんは後に大映の母もので一世を風靡することになる三益愛子と花井蘭子。それになんと三船敏郎、志村喬、進藤英太郎などの大物を起用し、こぞって悪役を演じるのも面白い要素の一つです。志村喬が三船敏郎の子分を演じるのが、黒澤映画と正反対で可笑しいのですね。エノケン、ロッパ、エンタツ、アチャコ、などのコメディアンがいなくなったことで、喜劇もつまらなくなりました。

    さて新作の方は、女神湖さんが見たがっていらした「羊の木」を見て来ました。このミステリーは、何が始まるか分からないところが面白いですね。富山県魚深市という小さな漁港で、市職員の月末(錦戸亮)は課長に呼ばれ、1人ずつやってくる6人の男女を迎えるように言われる。この6人は何れも刑務所からの出所者だった。仮釈放と言うのは身元引受人がいなければ、如何に模範囚でも出所出来ない。そこで役所が身元引受人となって、10年この町に住むことが条件で、更生して貰おうというプロジェクトだった。

    市が仕事の世話をして住まいも手配し、その担当者が月末というわけである。この6人は宮越(松田龍平)。杉山(北村一輝)。太田理江子(優香)。栗本清美(市川実日子)。福元(水澤紳吾)。大野(田中泯)というメンバー。この6人は何れも殺人犯として刑務所に入所していた。しかし彼らはそれぞれの事情で相手が死んだと言うもので、人殺しの凶悪犯ではない。みんなこの町に住み更生することを望んでいる。のだが・・・。余白残0。

  • >>20678

    今日の名古屋の気温は日中で9℃まで上がり、一頃の寒さは幾分和らいだようです。豪雪による福井県の国道8号の立ち往生も、いろいろな美談を生んで解消したようで、本当に良かったですね。平昌では冬季5輪も開幕したようです。ピョンチャンと言うぐらいですから、ピョン皆と跳んで、チャンと着地する、フィギアスケートとジャンプ競技のための5輪と言えそうです。北鮮の選手が何人か出場しているようですが、応援団と称するその他大勢は、選手の監視団なんでしょうかね。

    平昌で冬季5輪は2度と無いだろうから、ここは一つ空港や港の税関で、臨時の亡命者窓口を開設してはどうだろうか。係員が「ハーイ!亡命希望者の方はこの窓口に2列にお並び下さい」と大声で叫ぶと、窓口に大勢の列が出来る。頃合いを見計らって係員が列に割って入り「ハーイ!ここまでで打ちきりです」と言う。当然後に並んだ人が不平を言う。「何だ、喜ばせといてこれで終わりかよ!」。「ハイ、誠に申し訳ありませんが、年間の枠がありますので、ここまが限度です」と、事務的な口調で応える。

    「じゃあ、俺たちゃ一体どうなるんだ!」と声を荒げる。すると係員は「アナタは亡命者の列にお並びになったので、帰国なさったら国家への反逆と見なされ、処刑は免れないでしょう。まことにお気の毒ですが、わが国としては慰安婦外交が最重要課題で、その件についていま日本のアベシンと、我が国の寅さんとの間で交渉が行われているところです。この問題が最優先外交課題で、亡命問題はずっと下の18位でしかありません。ま、最後のオリンピックを、せいぜい心ゆくまでお楽しみ下さい」と、丁寧に対応する。とまあ、こんなやりとりが毎日続いているんでしょうね。ウソつけぇ~っ!。

    とまあ、冗談はさておき、今日も天気が良かったので、昼からシネコンへ走りました。「今夜、ロマンス劇場で」を見るつもりで行ったのですが、私の早合点でこれは明日からの公開でした。老夫婦2人暮らしで仕事もやっていないと、今日が何曜日か分からなくなってくるのね。引き返すのも癪だし、時間表を見たらギリギリ間に合う「マンハント」を見てきました。客は20人ほど入っていました。この映画、デジタルのヌケは抜群で、編集も優れていると思いますが、物語が荒唐無稽過ぎて面白くない。それに女の子の日本語発声が不自然である。こう言う映画はあまりお奨め出来ません。余白0。

  • >>20677

    皆様こんばんは。
    今日は冒頭でいらんことを書こうと思い、掲示板を開いたところ女神湖さんの描かれた絵がアップされていました。これって、駄作、なんかじゃありませんよ。コンクールに出品出来る立派な風景画だと思います。私は絵を描く才能はまったくありませんし、見る眼も持ち合わせていませんが、映画と同じで見るのは大好きです。昔美術館の企画展で、ルノワールの「ピアノを弾く少女たち」の模写絵を15万で買ったことがあります。女神湖さんの絵は、どれも素晴らしい風景画ですが、中ほどの遠くに残雪の頂が見え、近くに集落の屋根が見える、春の絵が一番好きですね。大変恐れ入りました。

    昨日書き残したことを少し。主人公のミルドレドが、被害者であり正義ではあるが、このおばちゃんが凶暴なところが、他の映画と違うところ。ディクソンという警官もミルドレッドを敵視し、広告代理店の レッドを脅迫しミルドレッドの友人デニスを、ドラッグ所持の罪ででっち上げ、逮捕し保釈も拒否する。見た目にはこのディクソンが一番悪い奴である。ウィロビー署長の病気は次第に悪化し、吐血後に死期を悟って自殺する。この死は町の住人に大きなショックを与え、署長の死はミルドレッドのせいだと言い、風当たりはますます強くなる。

    警察には黒人の新しい署長が赴任する。ディクソンは黒人なんか大嫌いである。ミルドレッドはディクソンが犯人だと考え、警察に火炎瓶を投げ込み、ディクソンは大火傷を負う。そんなミルドレッドのせいで、警察を首になったディクソンは、ミルドレッドを恨むかと思ったら逆だった。本当はこいつは凶暴だが正義漢である。ある日ディクソンは町のレストランで、知らない男が2人で女をレイプして殺した話をしているのを、たまたま隣の席で聞く。

    ディクソンはミルドレッドに知らせるが、証拠がないので手が出ない。ディクソンは2人に喧嘩を売り、怪我をさせて返り血を浴びる。これは相手のDNAを採取するための計略だったのだ。2人は署長に訴え捜査の結果、2人のよそ者は、事件の時には軍隊で海外に派遣されていて、犯人でないことがはっきりする。だったら2人はどうするのかと思えば、例え別人にしろあの2人は、どこかで暴行殺人をやっているに違いない。そんな奴を野放しにしたら、第2第3の犠牲者が出る。ならば殺してしまおうと、2人は結託して旅に出るところでこの映画は終わる。余白残0。

  • >>20675

    皆様こんばんは。
    トランパーさんは、新文芸坐詣でで往年のきれいどころの女優さんを堪能していらっしゃるようで、まことに結構ですね。わたくし目はきれいどころとは正反対で、戦前のエノケン、ロッパ、エンタツ、アチャコなどの、ナンセンスコメディを、古いビデオテープで楽しんでいます。本当は戦前戦中の世相は暗かったはずですが、彼らのコメディには暗さは微塵も見られず、平和そのものです。そして日本映画隆盛期に華やかさが伝わって来ます。

    さて昨日の「スリー・ビルボード」の続きを少々。この映画に私が好感を持つのは、もちろんフランシス・マクドーマンドの好演はありますが、昔の西部劇や時代劇のように、ストーリーがシンプルな点です。主人公のミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)は、娘がレイプされて殺されている。しかし犯人はまだ挙がっていない。犯人が逮捕されれば、犯人を憎むことが出来るが、捕まらなければ憎む相手がない。そこでいらだったミルドレッドは、警察に矛先を向ける。

    舞台はミズーリ州の田舎町で、あまり車も通らない田舎道に三枚の立看板があるが、長いこと広告主がないようで錆び付いている。この看板にミルドレッドは5000ドルを払い広告を出す。その看板は大きな文字だけで「娘は死の恐怖の中でレイプされたと言うのに、未だ犯人は捕まらない。どういうことだウィロビー署長」と言うような広告だった。ま、言ってみればそれだけの話ですが、この映画はその広告から受ける町の人たちの波紋が描かれています。

    昔の西部劇や時代劇は、正義と悪の二種類しかなかった。ところが現代社会は複雑になって、何通りもの正義と悪が存在するので始末が悪い。ここではミルドレッドが絶対的な正義で、国家権力の警察署長が最たる悪の構図なのだが、実はそうではない。ウィロビーは温厚な性格の人格者であり、町の信頼を得ている。娘を殺されたミルドレッドに深く同情し責任を感じているが、犯人の手がかりがなく困っていた。ミルドレッドは、だったら町の男どものDNAすべて採取し、データベースを作れ。などと無茶を言う。

    ここで見ている者がミルドレッドに感情移入出来ないのは、このおばちゃんは暴力的で、自分を攻撃する者を口汚く罵り、殴る蹴るの暴力を働く。ウィロビー署長は末期癌で、町の世論は署長に同情的である。ミルドレッドが正義であっても、これはやり過ぎである。余白0。

  • みなさま、今晩は

    「都心は、連日冬日」の報道を聞きながら、一昨日も池袋「新文芸坐」まで行ってきました。
    「新文芸座」は、経営不振などで、何度か閉館、再オープンを繰り返したのち、熱心な映画ファンや経営者の熱き情熱に支えられてパチンコ屋のビルの3階に
    新築され、今も残っている「数少ない名画座」なのです。
    本日の上映は、大映の百花繚乱シリーズのなかの「夜の蝶」「細雪」 
    京マチ子、山本富士子が、妍を競うとあって、往年の映画フアンで250席が
    ほぼ満席
    切符を買うのは自動販売機で1度2階まで下りてもう一度3階まで上がってくるくらいの長蛇の列。
    「さて、どうしたものか」と階段あたりでうろうろしていたら、
    「兄さん、さっき俺と一緒のエレベーターだったろ、俺の前にはいりな」
    後から階段を上ってきた人に気遣うような大声で声をかけてくれた人が。
    お言葉に甘えて、割り込みしちゃいました。
    先日に続いて、人の温もりを感じた一幕でした。

    「夜の蝶」は、銀座のトップクラブのママ(京マチ子)と、“空飛ぶマダム”と
    もてはやされている大阪のママとの激しくも魅力的な女の争い。
    「細雪」は、何度か映画化されていますが、この一編が一番のようにおもいます。
    両作品とも流れるような関西弁が耳にやさしい。

    画質は、は残念ながら一部雨降り状態
    本編上映前の見たくもないコマーシャルはなし
    休憩時間はレコードで懐かしのジャズ演奏
    よくよく聴いたら、ドラムス ジョージ川口、ピアノ 中村八代、テナーサックス松本秀彦、曲は「ハーレム・ノクターン」だそうな。隣のおじさんが教えてくれました。

    3月は、「香川京子映画祭」が企画されていて、
    「ひめゆりの塔」「杏っこ」「青銅の基督」など未見の作品が一挙上映されそうなので、当分「新文芸坐」詣でがつづきそうです。

                                 トランパー

  • 皆様こんばんは。
    北陸地方は120センチを超える大雪とのこと。雪の降る地方は平穏な日常生活に雪という要素が入りますので、私たちには想像も出来ないような大変な出来事と思います。名古屋は昨日は雪がちらつきましたが、昨夜の積雪はありませんでした。今日は晴天でしたが気温は日中で4℃までしか上がらず寒い1日でした。

    昨日は佐賀県神埼市で、自衛隊の整備済みのヘリコプターが、民家に墜落したと言うショッキングなニュース。あれほどの火災で民間人の死者が出なかったことは、不幸中の幸いでした。オスプレイに限らず、だいたい竹とんぼのような機械で空を飛べば、落ちるのが常識だろう。翼のある飛行機であれば、機関が故障してもグライダー状態で、パイロットの腕次第で「ハドソン川の奇跡」のようなこともあろうが、竹とんぼが故障すれば、たちどころに墜落することは分かりきっている。学校や民家の上空で、竹とんぼの機械を飛ばすなんて以ての外である。

    そして今日は、ニューヨーク株が過去最大の暴落とのニュース。この株安は世界的な連鎖を招き、当然東証もこれに倣っている。私は株音痴で株式のメカニズムがまったく解らないが、リーマンショックのことを思うと大変なことだろう。トランプ政権にとっても痛手であろうが、我が国のアベノミクスの失敗の責任は免れないだろう。トランプ氏が右だと言えば即座に賛成し、左だと言えば諸手を挙げて拍手喝采。こんな政権見たことない。戦争に負けたと言っても、もう73年も経っているわけで、もっと自主性を持ってしっかりやって貰いたいものである。

    今日は天気もよかったので、行きつけのシネコンへ行ってきました。すでに6000マイルは超えていますが、まだフリーパスは取得していません。今後の上映予定作品を見て迷っているところです。それに2月は28日と日が少ないので、模様眺めで先送りしています。で、今日は「スリー・ビルボード」を見てきました。平日のことで客は十数人でした。この映画はコーエン兄弟の「ファーゴ」で、妊娠中の女性警察署長を演じ、アカデミー賞を取ったフランシス・マクドーマンドが主演する映画です。この人は決して美人とは言えませんが名女優ですね。これで2度目のアカデミー賞も取れそうですね。
    「ファーゴ」では警官でしたが、この新作で彼女は警察に敵対する、娘を殺された母親を演じます。ああ、もう後がない。余白残0。

  • >>20672

    今日は午後からシネコンへ行こうと思っていたのですが、1時頃に雪が舞い始めたので、シネコンは止めました。女神湖さんは昨夜の書き込みを削除されましたか。それは残念でございました。私はああいう書き込みが大好きなんです。

    さて忘れない内に、1月に見た映画を整理しておきます。1月は後半で追い上げ新旧合わせて14本見ました。旧作は外して面白かった順に並べてみました。
    1.「ミッドナイト・バス」
    監督:竹下昌男
    出演:原田泰造 小西真由美
    寸評:自分を含めバラバラになった家族の修復を願う主人公が痛々しくもいい。
    2.「バーフバリ 王の凱旋」
    監督:S・S・ラージャマウリ
    出演:プラバース ラーナー・ダッグパーティ
    寸評:歌と踊りとスペクタクル。庶民に娯楽を与えるのが映画の王道である。
    3.「花筐/HANAGATAMI」
    監督:大林宣彦
    出演:窪塚俊介 満島真之介
    寸評:余命を宣告されても尚、映画に執着する大林監督に敬意を表したい。
    4.「キングスマン ゴールデン・サークル」
    監督:マシュー・ヴォーン
    出演:コリン・ファース ジュリアン・ムーア
    寸評:高級洋服店キングスマンから発する英国紳士型スパイがかっこいい。
    5.「ネイビーシールズ ナチの金塊を奪還せよ」
    監督:スティーブン・クォーレ
    出演:サリバン・ステイプルトン J・K・シモンズ
    寸評:苦難の末ネイビーシールズは金塊を奪取するがボランティアに終わる。
    6.「嘘を愛する女」
    監督:中江和仁
    出演:長澤まさみ 高橋一生
    寸評:単なるミステリーでなく凸凹コンビの塔台巡りに面白さがある。
    7.「祈りの幕が下りるとき」
    監督:福沢克雄
    出演:阿部 寛 松嶋菜々子
    寸評:主人公画の過去が事件に関わるところに刑事ドラマの新鮮味があった。
    8.「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」
    監督:ライアン・ジョンソン
    出演:デイジー・ロドリー マーク・ハミル
    寸評:マンネリ気味ながら新作が出ると観客を動員する力は持っている。
    9.「嘘八百」
    監督:武 正晴
    出演:中井貴一 佐々木蔵之介
    寸評:怪しげな2人が口八丁手八丁で高名な鑑定家を欺すのが面白い。
    10.「シネマファイターズ」
    監督:河瀬直美 他
    出演:山田孝之 倍賞美津子
    寸評:新しい映画の形としてこう言うものをシネコンで上映するのがいい。
    11.ナチュラルウーマン。12.風の色。余白残0。

  • >>20671

    ケンさん、ふたたびです。

    罵詈雑言の愚痴でした、面目ないです。
    余りにもみっともよくないので、深夜を回る頃にいつものように削除させていただきますね。
    お怒りくださいませんように m(_ _)m

  • >>20670

    ここ数日はやや暖かかったのですが、ここへ来てまた寒くなりましたね。日本海側は大雪の予報とかで大変ですね。冬季五輪開催国では雪が絶対必要でしょうが、普段の生活に雪は御免被りたいですね。

    女神湖さんは愚痴をおこぼしのようですが、息子さんがお二人でしたか。もはや日本の家族制度が崩壊して久しくなりますが、もう元には戻らないでしょうね。どこの家でも今は嫁さんの方が権力があるようですね。男の権威が低下して、それでバランスが取れているかと言えば、そうでもない気がします。私にも末っ子の長男がいますが、あまり家には寄り付きませんね。孫は無条件に可愛いと言いますが、自分の娘の生んだ子と他人の嫁が産んだ子では、可愛さの度合いが違うようです。近所の奥さんが「うちの嫁は孫を一度も抱かしてくれない」とこぼしていました。「ババアはキタナイからダメッ!」てことでしょう。いやはや困った世の中です。

    今アナログのテープをデジタルに変換し、DVDに落とす作業をやっていますて、このところエノケンの昭和14年~昭和17年に製作された、コメディを続けて4本見ました。タイトルは「エノケンの頑張り戦術」「エノケンの弥次喜多」「エノケンの誉れの土俵入」「磯川兵助の功名噺」の4本です。この4本見て言えることは、エノケンのコメディの特徴は、その走りにあると思います。どの作品を見てもエノケンは猛スピードで走り、機関車でさえ追い越してしまいます。この2本足での走りこそが、エノケンギャグの真骨頂と言えるでしょう。

    私たちの世代は、エノケンこと榎本健一は、戦後の作品しか見ていません。戦前戦中のエノケンは動きが全然違いますね。製作された当時の世相は暗かったと思います。しかしエノケンのコメディを見ていますと、そんな世相の暗さなど微塵も感じられません。明るくて平和で希望に満ちています。そして世の不安定とは関係なく、この当時が日本映画の最盛期でもあったわけですね。そんな日本映画界の華やかさが、ヌケの悪い画面から伝わり、見る者を圧倒します。

    敗戦の時進駐軍が、邦画各社を回り軍国色のある作品を選んで持ち帰りました。その中に「エノケンの頑張り戦術」が入っていた。バンザイ突撃や神風特攻隊などをやる日本人は、一体どんな人種だろうかと、映画が日本人の研究材料になったんですね。エノケンを見てアメリカ人が理解出来るはずはないよね。余白残0。

  • >>20668

    このところの名古屋は、一頃の寒さは薄らいだようです。今日の外気は朝の内で5℃ぐらいで、穏やかで過ごしやすい1日でした。2月となれば春の足音も聞こえそうで、もうセレモニーホールの繁盛も、下火になればいいと思っている昨今です。

    女神湖さん、忙しくて大変な時の書き込みご苦労様でございます。たしかに仰せの通り映画がアニメに限らず、実写でもCGが使われるようになってから、生身の人間が感じられなくなり、これを受ける側の私たちも感動が薄れたことは事実ですね。それと言うのも東西の冷戦が終わった時、国防省やNASAの余剰人員となったコンピューター技術者が、ハリウッドに大勢流れ込んできたのが発端となったと思います。「グラディエーター」などのスペクタクルが作られ、映画の流れが変わった来たようです。

    昔の「ベン・ハー」や「十戒」などのスペクタクル映画は、生きた人間を何千人も動員して製作していました。これらはロケ地とエキストラに莫大な金がかかります。「グラディエーター」を見た時、あの闘技場のシーンで、スタンドの観客はすべてCGによるものでした。初めて見た時は、これは素晴らしいと驚嘆したのですが、そういうものが本流となって、日常化しますともう昔感じたスペクタクルの感動を得ることは出来ません。それはやはり生きた人間を感じないからでしょうね。

    女神湖さんの書き込みにあった、東映の「白蛇伝」は宮崎駿が、東映動画室にいた頃の作品で、私はベータマックスのテープを持っていました。で、これをDVD化しようと思いベータのデッキに入れたまではよかったが、デッキが壊れて取り出せなくなりました。機械よりテープの方が欲しいので、機械をバラしてテープだけ取り出しました。しかしベータマックスのデッキがないので、再生することが出来ません。他にもベータで撮った貴重な映像もあるので、中古のデッキを通販で探そうと考えています。

    このところ評論家の先生に頼まれたこともあって、VHSのテープのDVD化に取り組んでいます。送られてきたテープは、フィルムセンター所蔵のフィルムから起こした貴重な作品揃い。昭和14年~15年に製作された、エノケンのコメディ群は生きた人間そのものを感じ抱腹絶倒の可笑しさです。今はお笑いタレントを自称する人はゴマンといますが、芸人と呼べる人がいなくなり寂しい限りです。これも時代の流れでしょう。余白残0。

  • ケンさん、皆さんこんにちは。

    やっとこさ淡雪もサッパリと溶けて、まだ気温は4℃というのに空気が暖かく感じます。

    昨日ニュースで「アカデミー賞ノミネート作品にアニメは外す」とか報道されてましたが、、
    アニメファンにはさぞかし不遜な決定に思われたでしょう。
    日本のアニメ作品は高度な技術と繊細な表現力、古い人間とお思いでしょうが(← 鶴田カイ?) 昔の「白蛇伝」やジブリ作品、ソビエトの「森は生きている」、アメリカのディズニー作品の数々は家族一緒に楽しめて、リアルな実写では到底無理な映像美とストーリーに、私たちの想像力と憧れは無限に広がりました。

    …その後、今世紀のCG合成撮影の実写版やCG映画は、私個人ではITを駆使して制作する現場の人達、その開発頭脳には想像するのも疲れる程の進歩で、それはそれでお見事! としか言えないです。
    でも、溢れる音の嵐と光、画面の回転、早回しなど、その攻撃性とスケールは心に響かないのです。
    今更人体のα波がどうのこうの云うのもおこがましいですが、生身の本能には感動が少ない。
    よって、人間が出演する作品で、映画館まで足を運んで観る映画、それをアナログと評するならそこにウェイトを置いた判断基準がアカデミー賞に明確に区別された、ということらしいです。
    まさにケンさんが日頃仰ってる事と同じです。

    「鎌倉ものがたり」、あの映画の古風な町並みと異界を取り上げたまでは良いけれど、後がまるきりアニメ化し過ぎてついてはいけなかった。
    嫁は「高畑充希が堺雅人に、肉体と魂が離れて死ぬ時が近いことを知り、別れを言うシーン」に大泣きしたそうな。
    まだ新婚さんだもんネー ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
    私がネタバレしそうになると本気で怒る嫁さんです。

    と、いうことでそろそろ医者の番が回ってきますので、、

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