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■■生涯現役、ヘボ投資家の掲示板

>>9648

resさん ご返信ありがとうございます。
教えていただいたツバキナカシマ株等の値動きを見ていきたいと思います。

以下は、具体的な売買の質問なのですが、差し障りの無い範囲で教えていただけたらありがたいのですが、50年で培ってきたエッセンスでもあろうかと思いますので、無視していただいて結構でございます。
いろいろと教えていただき、ありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします。

・質問
過去のスレッドを拝見しました。
ツバキナカシマ株のIRを9月9日に見られて、D社一般信用を確保されたとのこと。
①9月11日に、たとえば2,345円(当日の高値)で信用売りされた場合、26日に2,605(=2,345÷0.9)円以上になってしまったら、(売出価格が信用で売った価格よりも高くなってしまい)損失が発生することになるのでしょうか?
それとも、信用枠だけ申し込んでおいて、実際の信用売りの時期を売出価格決定時期近くまで延ばすことができるのでしょうか?
また、②配分株数がなかった場合も、不測の事態になることはないのですか?

今までの経験上、
①信用売りした価格より、売出価格が、ディスカウント率以上に上昇すること、
②配分株数が信用売りした株数と極端にかい離してしまうこと、は無いのでしょうか?
それらの見込み、目利きが、ベテラン投資家の方の優位性となるのですね。

さらに、③信用売りした証券会社と、配分を受けた証券会社が異なる場合は、受渡期日の寄り付きで、成行きの買いと成行きの売りを行い、それぞれの証券会社で「精算」すれば良いのですか?

本来であれば高額の授業料を必要とする質問を、(無料の)スレッド内で記載することに後ろめたさを感じつつ・・・

  • >>9650

    公募増資につきましては「公募増資に関連する空売り規制の施行等について」(平成23年12月1日施行)があり、これを守らなければなりません。施行前、公募発表と共に空売りが酷く公募資金の取得が大幅に減小されるという現象がありました。この改善を図った筈ですが、現在でも多くのケースで同じことが起きています。

    一般信用の確保とは、例えば一般信用売り1,000株、現物買い1,000株を寄り付き成り行きで同時に売買します。26日までに空売りしたということは現物を売ることです。26日の引け値が2,605円なら26日の大引けで空売り分を2,605円で買い戻します。これで空売り分はなくなりますが、差額分がこの場合は損失となってしまいます。2,605円売り-2,345円買い⇒-260円。300株の売りであれば78,000円+手数料・金利の損失となります。

    値決め後、様子を見て現物を売ります。ここからが公募に対し空売りのスタートになると考えます。片信の場合、現物交付までに上げがあるのが一般的であることを利用しようとしたものです。

    値決め翌日、配分の連絡があります。配分がなければ上記損失に更に手仕舞い売買手数料+金利分1日増の損失で終了になります。配分が期待通りでもこのようなケースでは損失の回復は難しくなります。予想配分は賭けです。もし事前に分かればこんな楽なことはありません。予め株数が保証される方もいるようですが、私のような小口は応募状況さえ教えてもらえません。
    値決め前の売買は準備運動として、公募とは切り離された通常売買として行っています。

    公募の場合、一般的な動きは公募発表⇒下げ⇒下げの反動での上げ⇒下げ⇒値決めになります。公募に応じようが応じまいがこの動きを利用することができます。失敗するのはこの動きを取らない場合です。そんな馬鹿なことがで深入りして大損。ツバキナカシマはこの好例です。

    経験上①⇒法施行後、公募のための空売りを持ち越したことはありません。
       ②⇒①に同じです。資金の関係で配分の予測は不可欠です。経験から近い数字は多いのですが多い少     ないで、慌ててしまうことは避けられません。
       ③その通りです。費用を少なくするために売りはネット証券でなければなりません。