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  • 「温故知新」という四字熟語は非常にやっかいな(危険度の高い)言語である。
    この言語を誤読すると、思想的な破滅に繋がるからだ。
    過激派、カルト、暴力的武装集団などのほとんどが、この言語の意味を次のように取り違
    えている。

    「(新)しい状況を(知)るにつけ、我々の立場《欲望》が満たされてい(無)いことが
    わかる」
    「もともと(故)我々には平和に暮らしていた(温)かい時代が(有)ったのだ」
    「だから、この状況は間違っているので、我々の立場《欲望》が満たされるまで、この状
    況を現前させる一方の当事者を(無)きものにしなければならない」


    なお、一方の当事者を(無)きものにするため、我々のほうにもある程度の犠牲が生じる
    であろうこと、および、その犠牲者の立場《欲望》はどう償われるのかということに関し
    てだけは正しい論法が使われているので、その部分について「命の尊さ」がどうとかいう
    議論はまったく無意味である。 参考までに。

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