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    Lucy 2016年10月13日 15:29

    制服の女子高生と、同じくらいの歳に見える
    イスラム教徒と思しき女性が
    楽しそうに談笑しているのを見かけた。
    民族衣装のような感じだけどシンプルな
    彼女の服装には上品な美しさがあった。
    まるで映画の貴重なシーンを見たような
    気持ちになり、大切な記憶になった。

     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_______

    俳優とか、歳をとるほど魅力が増す男がいる。
    しかし、その男が若かった時の姿に魅力はない。
    歳とともに髪が少なくなる人もいて、
    髪が減るほど魅力も増すという面白い現象になる。
    たいていは髪ふさふさの若者ほうが格好良くて
    老いるほど醜くなる普通の人と何が違うのか。
    内面を磨いてきて、歳とともにその輝きが
    にじみ出てくるのか。
    しかし、あることに気付いた。筋肉だ。
    筋肉が年とともに衰えるどころか、
    鍛えたのだろうか増強しているのだ。

  • その日は無音でやってきた。
    いつものように公園でジョギングして
    スーパーに買い物に行く途中。
    高級ホテルとオフィス街が並ぶ静かな中庭。
    ガラス扉に映る自分の影を見て直感した。
    「私は家族を失っても生きる意志を保てるようになった」
    今までずっと持つことができなかった思いだった。
    まるで「大人」に成熟した証しのような感覚。
    今の時代、そんな必要なく生きられるかもしれないが
    どうしても嫌だった。
    私は自分の正体を知っていた。
    それは「家族の寄生虫」
    「寄生虫」にとって家族は生命維持装置。
    しかも、今やっと「寄生虫」が、これ以上
    家族に依存しなくても生きられる「成虫」になった。
    そういうことなのだろう。

  • また、まるで他人の記憶みたいな夢を見た。
    野菜が足りないと思っていて、
    スーパーで野菜を買って帰って冷蔵庫を開けたその時、
    まだ調理していない大量の野菜が冷蔵庫の中にぎっしりと…
    しかも、大勢の家族が飯ができるのを待っている。
    そんな経験、現実では一度もないのだ。
    現実の冷蔵庫はすぐ空っぽになるしサイズも小さいから
    ぎっしり入れられるスペースもない。

  • なぜ五感というか知らないが、もっと多い。
    視、聴、触、嗅、味、痛、温冷、…?
    五味も足りない、もっと多い。
    甘、塩、酸、辛、苦、旨、デンプン味、…?
    虹の色を赤、黄、緑、青、紫の五色なんて
    言わない、そういうのとは違うか。
    私は虹が六色しかわからないけど。

    マインドフルネスまた聞いた。
    何度聞いても何だったか忘れる。
    わざわざ言うほど特殊なものではなく、
    時間があったら自然にするものというより、
    そういう時間を持てないなら死んだほうがましだと思う。
    それとは別のことだけど、他人どころか家族にさえ、
    話せば「頭おかしい」と言われそうな秘密なのに、
    そういうものがない人のほうが人間として
    よほど壊れているなんてものがある。
    そんな秘密、他人も誰にも話さないから、
    長年、自分だけと思い込んでいた。
    それに気付いても、誰かに話すことはないだろう。
    「しょうがいしゃ」とか「犯罪者の趣味」とか
    誰に何を決めつけられるかわからないから。
    そういう秘密で自分の心身を守ってきた人が、
    壊れずにいられる気がする。
    本当に大切なことは秘密。

  • 今日、近所の人と初めて自然な会話ができた。
    平凡で何でもないその瞬間は私にとって奇跡だった。
    幼い時から、人とまともに話せないのが悩みだった。
    心の中があまりにも汚く醜すぎるのが原因だった。
    そうなった原因はまず毒親にあるけれども、
    そういうものを許してしまった自分にも責任があった。
    死んでもまともな人間になることがなくとも、
    せめてまともに話せる人間になりたかった。
    でも、こういうのは自分だけではないだろうと思う。
    予想以上に多くの人が似ている悩みを持っている気がする。
    目に見える人たちの欠点ばかり気になって、
    それを根拠にした劣悪な感情に心を乗っ取られて、
    誰かと話すときその臭気が言動に漏れ出ないよう、
    礼儀やマナーに細心の注意を払わねばならない緊張感で、
    不自然さがにじみ出たり挙動不審になってしまうのだ。

  • なんだか、そっくりなんだよな。
    名前が違うのに話の内容がまるで同一人物。
    散歩の先々で同じ人と出くわす感覚。
    注意してよく見たら別人のこともある。
    しかし、違う名前は別人だと思わないと
    似ている人全員、同一人物に見えてしまう。
    現実でそういう感覚に襲われる時がある。
    クローン人間すでに増殖してるんじゃないかって。
    区別つかないからもっと個性を持って欲しいとか思ったり。
    かなり強烈な個性がないと他人を覚えられないのもある。

    ずっと謎だったこと、ついに気付いた。
    彼が「男より女のほうが優秀」と信じ、
    私が「女より男のほうが優秀」と感じる理由。
    彼は、男より女が優秀になる環境で生きてきたからだ。
    私はその逆だった。
    彼の生きてきた環境は「表」、私は「裏」。
    例えば営業職か技術職の違い。
    彼がまさに営業職で、私は技術職だった。
    両親の傾向もまさにそれだった。
    彼の話によると、父がダメで母が優秀だったようだ。
    私はその逆だった。

  • やっと怒りが収まった。
    他人から見れば幸福な生活なのに
    満足感が無いどころか、まるで
    蠅みたいに不満が次々わいてくる。
    生きているだけで素晴らしいと思った
    あの感覚は何がきっかけだろう。
    確か生死の境をさまよった後に感じた。
    長い間、安全で快適な生活を過ごすと
    恵まれた生活が当たり前になってしまう。
    だから、たまには過酷な状況に身を置いて
    心身を鍛えれば不満蠅がわかないのでは。
    何?蠅がわくのは腐敗してくるからだから
    身を清めるってか。
    昔の自分は見下される身分だったけど、
    今から思えば今よりマシな人間だった。
    今のほうが幸福なのに人としてはダメだ。

  • また怒ってしまった。
    昨日の夜から朝まで、いや
    怒りがまだ収まらない。
    数日前から腹が痛いのだけど、
    怒る余裕があるのは仮病の証拠なのだろう。
    彼はそもそも病気を知らない。
    震災の避難所のニュースを見て
    「何故薬なんか要るの?
    病気なんか気のせいだろ。」
    と言ったのだ。それでも
    怒った私が頭おかしいらしい。

  • 最近、密かに好意を寄せていたあるものがごっそりと消えていた。
    大切になってしまった記憶がそこにあったかもしれない。
    幸福な夢を見ていて突然、頭を叩かれて目覚めてしまったような
    喪失感。
    それが自ら消えたくて消えたなら、忘れよう。

  • 貧乏旅行が終わった。
    前回まで豪華な部屋で贅沢な食事をしていたのが、
    辺境の離島にある木賃宿で自炊生活。
    現地で食料を調達できない不安と、
    台風で帰還できなくなった場合の備えのため
    最低限の食料と日用品を持参していった。
    しかし、何も変わらなかった。
    不思議な感じさえ覚えなかった。
    そういう旅行に慣れているせいなのか?
    贅沢旅行のほうがよほど落ち着かなかった。
    日中、参加したツアーは危険なクルーズだった。
    小さい船で全速力で島からどんどん離れて
    荒波にもまれて転覆するか船から落ちて
    ライフジャケットも無いし体力無いから
    そこで人生終わるかもしれないのに
    恐怖をあまり感じなかった。
    そういう死に方でも悪くないと思った。
    いっしょに行った人も似たようなことを言った。
    震えが止まらないほど寒かったり、
    意識が朦朧とするほど暑かったりした。
    それでも、豪華客船の贅沢旅行と
    たいして違わない心地だった。
    旅行に意味がないのか、
    あちこち旅行に生きすぎて飽きたのか
    幼い時からあまりにも命に危険を感じることが
    多すぎたせい?
    もう十分生きた。早く死にたい。
    「早く死ね」と言われても深く同意するだけだ。

  • 圧倒的に加害者が悪い場合でも、なぜか
    被害者が責められ非難されることがある。
    被害者が加害者からされたことを、
    「私は誰それにこういうことをされた」と語ると、
    それを聞いたり読んだ人たちは被害者を疑ったり、
    非難することが多いらしい。
    ところが、加害者を主語にして
    「誰それが私にこういうことをした」というふうに
    表現を変えるとそうでもない。
    これはただ、主語なるものに焦点が合い、
    何をするにしても対象になってしまうからか?
    そのほうが事実を述べていると思われるのだろうか。
    被害者にしてみれば、加害者を主語にするのは、
    想定外で未知で不可解な加害者の言動をまるで
    わかっているかのように語る違和感を拭えないため、
    自分を主語にして体験した事実をそのまま話しているのに、
    周囲の理解をあまり得られないわけか。

  • もし、自分が親を選んで生まれたのなら、
    子が親より不幸でなければ耐えられない親に
    何をされても逃げずにすべてを奪われて死んでいく
    悲惨な人生でも後悔しなかっただろうか。
    最も嫌だと感じる生き方・死に方をするのが
    生まれてきた当時の目的かもしれない。
    そう思うのは、
    「幸福になるために生まれてきたのではない」
    確信があるからだ。
    あの親から逃げて離れたおかげで、
    大切なものを捨てて自分の人生をあきらめ
    親が望む人生を代わりに背負うという
    まるで、親の首を移植された胴体として
    利用される事態を免れたわけだが、
    そういう、醜く卑猥な気味悪い
    決してあってはならないことを実現しようとする
    虚しい試みを繰り返し続けることが、
    生きることではないのかという気がしてならない。
    生物の正体は気持ち悪いものだ。

  • 性格が環境によって作られてしまう結果となったあの実験と、
    実際の生活環境でも同じことが起きるなら、
    自分の性格は周囲に作られたことになる。

  • 夜の太平洋に浮かぶ船上から
    降ってきそうな星々を眺めている時、
    見つめていたまさにその一点から偶然、
    流れ星が現れた時、どんな不満を並べても
    自分が幸運だった証拠を見たような気がした。

  • また豪華客船に乗って好きな離島に行った。
    昔は貧乏貨物船で旅行していた。
    カネ持ちではないけど旅行の出費程度なら
    貯めることができるのにケチッていた。
    それで昔、別居の無職親族らに騙されて
    働いて貯めたカネをむしり取られた。
    それから貯蓄をしなくなった。
    持っていたら誰かにとられるから。
    貯まる前に今を楽しむことに使うほうが
    確実に自分のためになると思った。
    それで何度か贅沢な旅行をした。
    しかし、そういう旅行は実感に乏しい。
    昔のドケチ貧乏旅行のほうが、
    難儀だらけで忘れられない思い出になった。
    それで今回、快適な室内でくつろがずに
    バルコニーとか室外で過ごすことにした。
    私は長時間室内にいるとアレルギーになるというか、
    外にいるとアレルギーの症状が消える。
    そのせいもあるのか船外の空気は気持ちよかった。
    家族は時々バルコニーに出てきたが、
    暑いとか、風が潮臭いとか言って
    すぐ室内に戻り、いっしょに過ごさなかった。
    私は夜の海の暗闇が好きだから、
    深夜になってもバルコニーにいて、
    そのまま寝ていると雨が降ってきた。
    波は荒くなって風も強くなった。
    本当はこのまま朝までそこにいたかったけど、
    船から落っこちる恐怖には勝てず
    天気が穏やかになるまで室内にいた。
    未明に穏やかになったので、また出た。
    旅行中の天気は悪く、空と海は灰色だった。
    それでも、未明から明け方の空と海だけの
    風景は、どんな絵画よりも美しかった。
    しかし、やはり、貧乏旅行のほうが
    楽しいし、好きなことができると思う。
    豪華客船の旅行って少しでも危険なこと
    できないようになってるから。
    門限もあって自由時間もほとんどない。
    ついに、次から貧乏旅行になる。
    しかし、家族は嫌がっている。

  • 何もかも今のままで良いと思うことが増えた。
    持病に悩まされ、短命だったとしても。
    自然災害や犯罪被害にあったとしても。
    その結果を許せないと思うのも、許すのも、
    あきらめるのも、無視するのも、忘れるのも、
    自分が加害者になるのも、
    すべてが終わってしまった後、
    必ずそれで良かったことになる。
    生きることは反抗、違反、死からの逃避。
    何もかも自然に任せてしまえば、
    あっという間に死が近づいて来る。
    誕生そのものがあってはならない出来事だった。
    その過ちを繰り返し続けるのが生きることだ。

  • 可愛くて面白いロボットがしゃべる。
    といっても、人が使う言葉じゃなく、
    「ごにょっ、ごわごわ、わわっ!」
    しかも、すごい早口。
    何語でもないので翻訳する必要が無い。
    動作もきびきびしていて人の目で追えないほど速い。
    私は心を奪われた。
    こんな世界があったなんて!

    それと関係ない話。
    当時の私にはさっぱりわからなかった。
    絶対に許さないつもりだった、恨んでいた。
    愛しい人と絶縁しなければならなかった理由、原因。
    永遠に不明のままか、
    謎が解けても死後かもしれないとまで思った
    十年以上解けなかった謎が解けた。
    どうしようもなかった、しかたなかった、
    そうあるべくしてそうなった。
    謎と同時に呪縛も解けた。

  • 家族が録画していた映画を見た。
    SF、コメディー、ファンタジー?しかもアニメ
    汚くないどころか可愛いドタバタ劇。
    私の好みはSF・実写・ホラー・汚いバトルなので、
    他に何も観るものがなかったから仕方なく…
    しかし、それがとんでもなく面白かった。
    何度も観たくなったのでダビングした。
    大人はストーリーが貧弱だのとか言うが、
    私が興味を持ったのは、映像と音声。
    涙が出るほど可愛く面白く悲しかった。
    本物の感情には涙を伴うのね。
    そして、心の中で何かが変わった。
    見ている世界は同じなのに、見える世界が変わった。
    そうやって少しずつ壊れて修復して生きるのね。

  • 「おっさんレンタル」というものを見かけた。
    目的は、友人みたいに助けてもらうように見えた。
    それ以外の目的があるのかないのかは興味ない。
    しかし、「おっさん」に限られるのだろうか。
    検索したら「おばさん」もあるらしい。
    「レンタル彼氏/彼女」もあって、
    それが先にあったのかも知る気ないが。
    そういや、ペットもレンタルある。
    数年前、まさにそんな感じである男性と
    どちらが客かわからない付き合いをしたことがある。
    もしかして、私が借りられていたかもしれない。
    呼び出すのは彼で、私は呼び出されるから。
    彼にとってはビジネスだったようだ。
    それでこんなことを思い出した。

    相手が男性だと自称しているだけで
    相手の本当の性別も顔もわからない、
    不倫というには程遠いメールのやりとりだけ
    昔なら文通というのか。そういうある女性を
    不倫という重罪として裁判して処刑するかのような
    おぞましい映像を見たことがある。
    完全に誹謗中傷、名誉棄損。
    彼女が男性で、顔の見えないメール相手が女性ということなら
    どうなったのだろう?関わる人によって違うのだろうが、
    私には誰も咎めない気がする。私は不倫したことないけど、
    自分の配偶者でもない無関係な他人の不倫に
    いや不倫ですらないものを不倫だと決めつけてまで
    重度の被害妄想みたいに殺意をぶつけるほど発狂する神経は、
    不可解すぎて衝撃だった。
    子供に信じられないことをする毒親の気持ちのような不可解さ。

  • そういう育ち方をしたのだろうが昔から長年ずっと
    心の中が殺伐としている。
    そういう時は、可愛い、美しいものを
    観賞すると良いと思ってしまうが、
    そうするとかえって不安になったり落ち込むのだ。
    心と同じように殺伐とした作品を鑑賞するとなぜか落ち着く。
    殺伐とした心がその作品になじんで
    ほっとするのだ。

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