ここから本文です
  • 最近(一か月ほど前)ノルウェーの刑罰制度を知った。
    とても興味深いので議論になると思った。


    ノルウェーには死刑がない。
    それどころか、極刑が禁錮21年。テロだと30年だったかな。
    そして、教育刑が徹底している。


    出所することを前提として刑罰制度がある。
    だから、刑罰の第一目的は、犯罪者の更生と社会復帰。
    そして、囚人を寛容に扱うことに大きな特徴がある。

    刑務所に入所した初日から、更生プログラムが始まる。
    外出できないだけで、外と変わらぬ生活。
    いや、模範囚なら、休暇、と言って一時帰宅することさえできる。
    その理由は「出所後社会復帰しやすくするため」なんだそうな。

    あの最悪の銃乱射事件を起こしたブレイビクは、
    「プレステ2じゃなくてプレステ3にしなきゃ人権侵害だ」
    と刑務所の中から文句を言ったとかw

    銃乱射事件後、犯人のブレイビクをどう扱うか、ということについて、
    被害者遺族も交えて話し合いが行われた。
    なにせ、ノルウェー史上最悪と言えるような事件だったから。
    被害者遺族の意見もまとまって、ブレイビクも他の犯罪者と同じように扱うことが決まった。

    これは、日本人には理解しがたい。
    日本人なら、被害者遺族なら、「ブレイビクだけは例外だ。死刑にしろ」と叫ぶのが当然じゃなかろか。

    日本では信じがたいが、ノルウェー国民の人権意識の高さ、ということなのか。



    ノルウェーは60年代、少年犯罪の増加に悩まされ、刑罰を厳罰化していった。
    ところが、再犯率が90%になってしまう。

    そこで発想を変え、罰するよりも寛容へ、更生と社会復帰をめざす刑罰制度へと改革した。
    その結果、再犯率が20%と、世界最低と言われるようになる。

    犯罪者への寛容が犯罪を抑えることになる、ことを、ノルウェーは実証、してしまった。
    この事実を無視することはできない。


    ノルウェーでは、出所することが前提となる刑務所になる。
    だから、刑罰の第一目的は、犯罪者の更生と社会復帰になる。

    でも、日本の刑務所も、ほとんどの囚人は出所することになる。
    だったら、日本だって、更生と社会復帰の刑務所であるべきではないのか。

    だけど現状は、「日本の刑務所は更生なんかできない。人間が悪くなるだけだ」
    とホリエモンが言うような刑務所のようなんだな


    さて、このノルウェーの刑罰制度について、どう思う?


    ・・・、と言うことなのでありますよ(と今さら丁寧語)

  • <<
  • 4 1
  • >>
並べ替え:
古い順
新しい順