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壊れゆく日本経済

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  • 2014/12/28 21:10
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  • 1ヶ月未満の短期間派遣が認められるようになるそうだ。
    派遣法は元来の目的を失い、企業の人件費削減と派遣会社のピンハネのために存在するものとなる。
    小泉政権下で派遣法は大きく様変わりして企業は社員の雇用をやめ、安易に派遣労働者の利用へと変えていった。
    そこから日本の雇用は崩れた。
    規制緩和政策に酔い、小泉氏は緩和してはいけない聖域までも壊してしまった。
    自らのパフォーマンスで日本の雇用を壊したのである。
    当時、こんなことを許したら雇用は壊れると労働者の誰もが予見していた。
    官僚にも政治家にも有識者にも分からなかったわけだ。
    民主党の時代になってもメスは入らなかった。
    当時、派遣法の改正に関係した人々は雇用不安定の責任をとってほしい。
    自民党はさらに雇用の不安定に拍車をかけようとしている。
    言葉とは裏腹に正規雇用を諦め非正規雇用を増やしたいのだろう。
    あべのミクスは表面上の政策であって日本経済が良くなっているどころか悪くなっている。
    仕事は減り、賃金は減り、物価は上がる。
    最近、業務請負を始めたが、某有名メーカーの機器の設置作業で支払われる報酬は1件わずか1200円。
    これには自家用車の使用で燃料費も駐車料金などの経費も含まれる。
    当然、件数が少ない日は赤字となる。
    請負なので最低賃金法には抵触しない。
    3年前、同じような業務請負をしていたときの報酬は1件約4000円。
    ここまで単価が落ちると生活はできない。
    それに加えて仕事は減っている。
    こんな冗談のような仕事がまかり通るほど日本経済は悪化しているのだ。
    こんな仕事の求人に大勢が押し寄せる。
    あべのミクス効果などみじんもない。
    これからの日本は高所得の人間と低所得の人間に二分される。
    分かりやすく言えば、派遣労働者や委託を顎で遣う人間と遣われる人間だ。
    もっと分かりやすく言えば、騙せる人間と騙される人間。いや
    高級スーツに身を包み高級ホテルで秘書と一夜を過ごす人間と古アパートでジャージを着てカップラーメンとおにぎりを食す人間だ。
    皮肉なことに労働時間は低所得者が長い。
    低所得者が本来もらう分の賃金が高所得者に回るのだから、今まで以上の高所得者が生まれる。
    こんなからくりを無視してはいけない。
    まずは派遣法を元に戻すことだ。
    派遣法の緩和を進めておいて正規雇用を増やせるわけがない。
    多数を占める低所得層の皆さん。
    このままでは光熱費や家賃の延滞はおろか食べれなくなる時がくる。
    政府の対策で日本経済が復活することなどない。
    これは大袈裟な話ではないのだ。

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