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  • 「北が核弾頭を来月にも量産」 韓国国防省元報道官が分析




     韓国国防省元報道官の金●(=王へんに民)●(=夾の左右の人を百に)(キム・ミンソク)氏が産経新聞の取材に応じ、北朝鮮が9月の核実験を経て「水面下で核弾頭の生産を開始し、量産化の準備に入った可能性が高い」と指摘した。

    国防当局関係者らの情報を基に分析したという。量産化の実現は「12月~来年1月ごろ」と予測した。

     金氏は9月の水爆実験の際には起爆装置となり、長崎にも投下された「プルトニウム原爆」について「これまでに4~5回の実験を経て、精巧な弾頭を生産できるレベルに達した」と強調。

    原子力研究者らによると収集データの分析・整理と設計への反映は約2カ月を要するといい、「本格生産は今月から始まっている」との見方を示した。

     この間、北朝鮮が弾道ミサイルの発射や追加の核実験などの軍事挑発を控えてきた理由については、経済制裁など国際社会による圧力の影響ではなく「弾頭生産の妨害を避けるためだった」と主張した。

     一方、弾頭の運搬手段については、米本土に届く大陸間弾道ミサイル(ICBM)の完成に至っていないと分析した。そのため、前段階として中距離弾道ミサイル「ノドン」に量産した弾頭を装着し、照準を東京、ソウルに設定すると指摘。

    「同盟国を人質にとり、横須賀など米軍基地も脅威を受けることになる。米国を牽制し、思いのままにICBMの発射実験に臨める」と意図を説明した。

     金氏はまた、国連総会が今月13日、平昌五輪期間中の停戦を加盟国に求める決議案を採択したことに言及。「北朝鮮が米国からの攻撃に神経を使うことなく、開発に専念できるようになる」と懸念を示した。

     金氏は韓国国防研究院(KIDA)研究員、韓国紙中央日報の軍事記者を経て2010年、記者出身初の国防省報道官に就任。李明博、朴槿恵両政権下での勤務は5年超の長期にわたり、現在も政界や国防関係者との太いパイプを築いている。

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