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  • 北朝鮮寄港の貨物船入港か=制裁違反疑い、既に出港-千葉




     今月3日に千葉港へ入港した香港船籍の貨物船が、今年初めに北朝鮮に寄港していた疑いがあることが17日、捜査関係者への取材で分かった。

    北朝鮮に寄港した全船舶は、日本政府の独自制裁により入港を禁じられている。千葉県警の警察官が船員の話や書類の記録などで寄港を把握したが、刑事手続きなどは行われないまま既に出港したという。

     小此木八郎国家公安委員長は同日の記者会見で、「国際社会と連携して北朝鮮に対する圧力を強化している段階において、このようなことは断じてあってはならない」と述べ、再発防止に向け、警察当局に関係機関との連絡の徹底などを指示したという。

     関係者などによると、貨物船は「OCEAN SKIPPER」号(乗組員22人)。県警の警察官が12日に貨物船を訪問した際、船員から、1月と2月に北朝鮮から中国へ石炭各数万トンを運搬したとの説明を受けた。

    しかし、刑事手続きは取られないまま、貨物船は13日に金属のスラグを積みシンガポールに向け出港した。

     千葉海上保安部によると、通常は海運会社を通じて直近10カ所の寄港状況を把握している。今回はその中に北朝鮮への寄港情報はなく、県警から情報が入ったのは出港後の14日だったという。




    北朝鮮寄港の貨物船入港か 千葉県警聴取も出港許す




     今月3日に千葉港に入港していた香港籍の貨物船の船員が停泊中、千葉県警の事情聴取を受け「今年冬に2回、北朝鮮に寄港した」と証言していたことが16日、捜査関係者への取材で分かった。

    証言が事実なら、北朝鮮に寄港した全船舶の日本への入港を禁じた法律に違反することになる。

     しかし、県警は必要な刑事手続きなどを取らないまま出港を許していた。警察と海上保安庁との間で情報共有もできていなかったとみられる。

    入港禁止措置は、北朝鮮への独自制裁の一環だが、実効性に疑問符が付いた格好で、政府は対応を迫られそうだ。

     関係者によると、貨物船は「OCEAN SKIPPER」号(乗組員22人)。

    船員は千葉県警の任意の事情聴取に対し「1月と2月に1回ずつ、北朝鮮の羅津港に寄り、それぞれ石炭を数万トン積んで中国に運搬した」と話していた。

    船内の書類にも羅津港から中国に石炭を運んだ記録が残っていた。

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