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  • 【コラム】「死ななければ分からない」韓国人





     韓国政府が高高度防衛ミサイル、すなわちTHAADを配備するプロセスを見て憤慨した将官はかなり多い。

    「自分の命を守る武器を、町中大騒動しながら運び込む国は地球上にはない」という。

    静かに慶尚北道星州へ配備すればいいものを、逐一情報を公開し、雑音を生むばかりだったというわけだ。

     何かにつけて「国民の知る権利」を持ち出す常連が、この隙に乗じて登場した。もっともらしく見えるが、これは無知の告白だ。存亡が懸かった危機において最高の正義は、国を守ることだからだ。

    北朝鮮のミサイルがいつ飛んでくるか分からない状況で行われる「知る権利」の主張は、「生きる権利」の放棄にほかならない。

     THAADが運び込まれた日の夕方、テレビはそのばかばかしい価値の転倒の決定版となった。

    ドローンを飛ばし、「空から見たTHAAD」「配備からたった1日で実戦モード」などと機密を漏らすにとどまらず、「中国の対応レベルにどのような変化があるか注目される」と騒いでいた。この映像は「軍と協議」を経たという。

     誰が、なぜドローンでの撮影を許可したのか、知るすべはない。しかし、その意図は別にして、後に残ったのは「環境影響評価」や「電磁波」といった、退屈この上ない無意味な論争の再演だ。

    メディアは、金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の「知る権利」を丁寧にお膳立てしてやるために、絶対多数の韓国国民の大切な「生きる権利」を踏みにじってしまった。

     「中国の対応」うんぬんは、「中国は早く報復してください」とけしかけているに等しい。

    こんなことを言っている記者が、THAADは攻撃用ではなく防御用であって、THAADのレーダーが中国の遼東方面をのぞくずっと前から、中国が韓半島(朝鮮半島)全域をくまなく監視しており、攻撃用のミサイルを韓国に向けて固定しているという事実を知っているのかどうか気になる。

     今の韓国は、檀君以来最も富み、栄える国となった。それだけに、がたつくニッケルの鍋から静かな鉄鍋へと性情も変わりそうなものだが、実際はかえって軽挙妄動している。

    その代表的なケースが、米国のトランプ大統領と中国の習近平国家主席が会談した後に伝えられた一言で、国全体が青筋を立てているというものだ。


    文甲植(ムン・ガプシク)『月刊朝鮮』編集長
    朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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  • 金正男の死で闇に封印される「横田めぐみさん」生存情報



    デイリー新潮 3/3(金) 5:57配信




    拉致問題解決は遠のくのか

    「裸の大将」を彷彿とさせる、どこか憎めない彼が暗殺されたとて、日本には何の影響もなかろう。そう考えている方が多いかもしれないが、それは間違い。

    何しろ金正男氏は、横田めぐみさんの生存情報を得るためには必要不可欠なキーマンだったというのだから。 

     ***

     めぐみさんは死亡した、とする北朝鮮側の説明が嘘に嘘を重ねたものであったことはご承知の通り。当初、北朝鮮は、めぐみさんは93年3月に病院で自殺した、と説明していた。

    が、その後、地村富貴恵さんが「94年に入り、横田さんが隣に引っ越してきた」と証言すると、慌てて死亡時期を94年4月に訂正。

    さらに、めぐみさんのものとされた遺骨を日本の施設でDNA鑑定したところ、偽物であることが判明した。

    ■「国家安全保衛部」

    「めぐみさんの生存情報は、脱北者の証言でも補強されました。朝鮮労働党作戦部幹部の息子と友人だったというある脱北者は、07年1月前後にその友人が“(めぐみさんは)今もまだ生きている”と話していた、と証言しています」(北朝鮮ウォッチャー)

     そして、今回暗殺された正男氏については、

    「98年、彼は北朝鮮のIT戦略を事実上統括する『コンピューター委員会』の委員長に就任。

    それにより、金正日直轄の秘密警察『国家安全保衛部』から諸々の報告を受けるようになり、その中に、めぐみさんを含む拉致被害者の情報も含まれていたのです」

     と、関係者が明かす。

    「『国家安全保衛部』から正男氏への報告は、まだ彼と正恩氏の水面下の権力闘争が続いていた06年頃までは密に行われ、めぐみさんに関しては、“今も生きている”という報告内容だった。

    権力争いの趨勢が決してからも、正男氏は、国家安全保衛部内の正男シンパから細々と情報を得ていたといい、日本政府関係者も折に触れて正男氏周辺に接触していた」

     謎多き金正男氏暗殺事件。それは、拉致問題という重大事案にも大いに影響を及ぼしていたのだ。

    特集「『金正男』暗殺は『金正恩の指令』に疑義あり」

    「週刊新潮」2017年3月2日号 掲載

    下の写真は横田めぐみちゃんとお母さんと弟たちとの楽しい在りし日のこと ↓

    <朝鮮日報> 続・【コラム】「死ななければ分からない」韓国人  金正男の死で闇に封印される「横田めぐみさん」生存情報    デイリー新潮 3/3(金) 5:57配

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