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文学と文学賞。。

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  • 2018/04/24 11:05
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    新たなトピを立てました。。

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    ryuichiro 4月24日 11:05


     凄まじい症状で、朝目覚めると絶望に陥る。目覚めても、床から起き上がり活動するのが困難。今日は肌寒い。庭の白い木蓮は、樹の相当下の処にも気高い美しい花が咲いている。白蓮華は、宮澤賢治が信奉していた《法華経》を象徴する花とされるのだが、そんな事とは無関係に唯美しい。宗教や思想(イデオロギー)・政治や社会の諸々の事象とは無関係に清々しく美しい……私はもう、現代の人間中心主義とでも云うものに疲弊し切ってて仕舞った。地球や、他の生命を、人間が恣(欲しい儘)にする権利などないだろうに……文学と云うのも、人間の中から出て来るもので、余りにも人間的過ぎる文学には辟易して仕舞う。宮澤賢治の作品を好ましく思うのは、人間中心の文学ではないからだ……
     もう、何を書くべきなのかも良く分からず。中国・習近平(シー・ジンピン)の軍拡、野望にはうんざりさせられる。中国の国民も大変だろう。香港では、以前は禁書(反体制的な内容の書籍)を扱う書店が存在していたが、そうした書店の店主は中国政府の弾圧を受けて姿を消し、閉店を余儀無くされたとの事……ダライラマを戴く、仏教国で有るチベットも中国に併合された。アフリカ大陸にも進出しているとの事だが……紅海から地中海へと抜ける、重要な地で有るジブチ。アラビア半島・イエメンの対岸。海に浮かぶ奇妙な人工島……南シナ海から、更に太平洋にも支配圏を拡大してゆくとの事……北朝鮮の非核化の宣言は真意が良く分からず……ポーランド・ワルシャワでは、1940年以降、ユダヤ人40万人以上がゲットー(ユダヤ人居住区)に強制的に移住させられ、大半がその後収容所へ送られたとの事だが……NHK・《ETV特集》〔ラーマのつぶやき~この社会の片隅で~〕を見て、ふと、ナチス・ドイツの犠牲となった少女、アンネ・フランクを思い起こしたのだけれど……ラーマも、勿論実在する元々はシリア人の娘。昨年、16歳だったそうなので、今は日本で高校二年生だろうか? 2017年時点で、日本政府はシリア難民を十数人(若しくは、十数組の家族だろうか?)だけを受け容れていたとの事らしい……例えば、ドイツへは70万人以上のシリア難民が移住しているのだろうか? ラーマの家族は、シリアでアサド政権軍の爆撃で総てを失ったらしいのだが、番組の中では、そうした事には余り触れられていなかった。完全に破壊された東ゴータ地区の映像……


  •  絶望的に酷い症状。病気とは、或る種の絶対的なもので、その意味では宗教に似ているかも知れない……島尾敏雄の《島の果て》で面白く読めたのは、最初に収められている短編で、後は詳細で深刻な戦争体験のテキスト……例えば、ヴィクトール=E=フランクルの《夜と霧》にしても、今の日本の若い世代は読まないのではないだろうか? まあ、余り良くは分からないけれど。何か、疲弊をして仕舞った……《夜と霧》の末尾の写真と挿絵で、強制収容所のガス室の所で裸体のユダヤ人達が集まり、【心貧しき者は幸いなる哉。天国はその者達のものなれば】との言葉が添えられているのは、不思議に感じる。それは《新約聖書》の一節で、ユダヤの人々はユダヤ教ではなかったのだろうか? ポーランドの首都・ワルシャワでは、第二次世界大戦中のナチス・ドイツ軍占領下でゲットー(ユダヤ人居住区)に隔離された市民がナチスに抵抗・蜂起した事件から七十五年を迎え、19日、追悼式典が行われたとの事……全体主義・排外主義勢力が欧州でも伸長する中、嘗てのゲットーの生存者達は、『歴史を語り継ぐ事が最も大切だ』と、口を揃えたとの事だが……しかし、それにしても、今の一般的な日本人と彼らとでは余りにも所謂《温度差》が大き過ぎる様にも思うが、それは私の主観的な感じ方に過ぎないのだろうか?
     シリア難民少女と一家のドキュメンタリー、《ETV特集》〔ラーマのつぶやき~この社会の片隅で~〕は、非常に興味深く面白かった。日本人が、幾らメディアやネット等を通じてシリアを知ろうとしても、矢張り自ずと限界が有る……兎に角、ラーマと云う少女が比較的明るく可愛らしいのが救い。しかし、矢張り自殺も考えたとの事で、それはシリアにいた時ではなく日本に来てからだったらしい。実際、今、日本では例えば某県では20~30代迄の年齢層での死因のトップは自殺なのだとも聴いた。詳しくは分からないが、日本の政治や官僚の上層を見ていれば、社会に希望など持てないのかも知れない……ラーマは、日本の高校に上手く溶け込み、仲が良い友人と一緒に百円均一の大型店へ行き、「百均って凄いなあ。(蛍光)マーカーどれにしよう? 迷っちゃう」などと至って無邪気なのだが、父親は、「ラーマは、もう完全に日本人だ。アラブ人ではない」と零して嘆く。彼には、シリア人としての高い誇り、ネイションアイデンティティが有るのだろう……


  •  症状は凄まじく酷い。先の事など全く分からず……昨日の夕方、庭の紫の木蓮が満開になり、今はもう満開をやや過ぎて少し茶色く糜爛した様になっている。白い木蓮の方が早く咲き始め、満開になるのも早かった。紫の木蓮は珍しく荘厳な美しさ……石牟礼道子さんは、《苦海浄土》を書く為に水俣病患者の許を頻繁に訪れる事はしておらず、一度か二度しか各々の邸を訪ねなかったとの事。『そんなに行けるものじゃ有りません』と、石牟礼さんは述べたそうで、ノートやテープレコーダー等も持っては行かなかったらしい。(水俣病)患者の反撥も恐らく相当に強かったのだろうが、詳しくは分からない……
     今、シリア情勢は果たしてどうなっているのだろうか? 若しも、シリアからの難民が日本に来たら一体どうなるのだろう? 私には特異に感じられる日本社会に対して、どの様な感懐を抱くのだろうか? と、前々から考える事が有ったのだが……NHK・Eテレ(ETV特集)・《ラーマのつぶやき~この社会の片隅で~》と云うドキュメンタリー番組が暫く前に放送されたのだが、非常に興味深く見た……ラーマは、シリア難民の16歳の少女で、日本の高校に通っている。地域は、首都圏なのか良く分からない……一時間の番組だが、まるで短編映画を見ている様で面白かった。冒頭は、ラーマと他の女子高校生二人が並んで、街中の舗装された自動車道を歩いている……ラーマは、元々シリア人で日本人とは明らかに容貌が異なるものの、年頃で快活な笑顔を見せる可愛らしい娘さん。一緒にいる女子高校生達は、一人はごく普通の日本人だが、もう一人は欧米等の白色人種の様にも見える。或いは混血なのかも知れない……ラーマは日本語が上手い。彼女が、シリアから日本に来たのが2013年だったか、なにぶんまだ一回しか見ていないので記憶が曖昧。高校の制服姿で、特に違和感は感じさせない。番組を制作したスタッフも、何度も気軽に声を掛け(姿は見せないが)、ラーマもそれに気さくに返事をする……銀行のATMで千円を引き出し、「カラオケに行きたいなあ。マジ、行きたい」などと朗らかに言う。実際に、カラオケで独りでマイクを持ち歌っている場面も映し出されていた。そう云う姿を見ていると、もうすっかり日本に馴染んでいる印象。若かった為、日本文化に適応し溶け込むのも早かったのだろう。一方、ラーマの父親は中々日本社会に溶け込めない……


  •  筆舌に尽くし難い症状。耐え難い激痛。島尾敏雄の《島の果て》と、石牟礼道子さんの《苦海浄土》はまだ余り読んでいない。最後に読んで感銘したのは、宮澤賢治の《マリブロン》と少女。JR新花巻駅(新幹線駅)の前に在る、Yと云う、賢治の童話《どんぐりと山猫》に因んだ名前のレストランの出入り口付近の書棚には、《マリブロンと少女》の絵本が置かれている。女性が描いたらしい繊細で綺麗な表紙の挿し絵。だが、今は花巻は寧ろ、花巻東高校出身のプロ野球選手(米メジャーリーガー)・大谷翔平君の御陰で全国的に知られる様になったが。世代の相違と云うものは、恐らくどうにもならないのだろう。eスポーツが、2024年のパリ・オリンピックでは種目にエントリーするかも知れないとの事で、驚かされた。コンピュータ上のスポーツ・ゲームに過ぎないではないか……
     こうした不可解な時代に、《新約聖書》から題材を得た油絵(タブロー)を一体何故描くのか? 考えると、全く分からなくなって仕舞う。暫く前に、NHK・Eテレで密教の《曼荼羅》についてのドキュメンタリーを興味深く見た。嘗て、空海(弘法大師)が伝えた密教は、中国に於ける仏教の最後のムーブメントの様なもので有ったとの事。昔、盛岡菜園でチベット密教の講習が行われると云うので、行ってみたのだが、講師は若いアメリカ人で《曼荼羅》の複製画の掛け軸等が販売されていた……米英仏軍に依る攻撃で、シリア情勢は鎮静化したのだろうか? アサド政権は、防空システムが作動し、多数の巡航ミサイル等を撃墜するなど被害を抑える事が出来たと主張。首都・ダマスカスの広場に集まった住民らは、シリア国営通信は参加者を数万人と報じたが、AFP通信は数千人規模としており、彼らは国旗やアサド大統領の写真を掲げ『米英仏の侵略行為を撃退した』と歓声を上げていたと云うニュースも有るが、一方、『祝っているのは一部のアサド支持者だけで、市民の多くは今後の事に不安を抱いている』との報道も有る……北朝鮮は、アメリカの非核化の要請に応じ、ICBM発射や核実験は取り止めるとの事だが。そうした、国際関係の遣り取りも愚劣に感じる。東アジアの某国の政治(政治家)や財務省等官僚の上層にも、最早見るべきものなど無し。中国軍の近代化に対抗し、航空自衛隊はF2戦闘機の後継機としてF35Aの性能を上回る大型ステルス機を構想しているとの事……


  •  症状は滅茶苦茶に酷く、形容し難い……一体、何を書くべきだろうか? 米英仏軍に依るシリア攻撃は、まるで狐にでも化かされたかの様で、未だに意味が呑み込めない。誰かが、『言葉は悪いが、(シリアを舞台とした)米英仏軍の合同演習の様だ』と云う風に語っていたが、確かにそうした印象。16日、シリア国営通信は、首都ダマスカスの広場に住民等が集まり、米英仏の軍事攻撃に勝利したとして祝う様子を伝えたとの事で、アサド政権が動員したと見られ、自国民の結束を世界にアピールする狙いが窺えるとの事……
     今年、岩手の春は遅く、しかし花巻や北上市の展勝地ではソメイヨシノの桜がほぼ満開で、家の庭でも白や紫の木蓮・桜・椿等が美しく咲き誇っている。自然の不思議なメカニズム……午前中、台所で煙草を吸っている時に来客で、置き薬の会社の青年だったが少しだけ話を交わした。三陸の沿岸の方へも営業で行き、被災地は刻々と変わっているとの事だったが……油絵(タブロー)は、一体何を描くべきか良く分からなくなって仕舞い、夕方、旧作の《イエスとマリア》に多少彩色。S20号の正方形の手作りのキャンバス木枠で、何度も使い回しており、裏側の縁に《復活》《善きサマリア人》(2002)と黒い文字で書かれていた。アメリカ同時多発テロの翌年……私は、フィンセント=ファン=ゴッホが新約聖書の説話に基づいて創作した《善きサマリア人》が好きなのだけれど、十九世紀・南仏のリアルな輝かしい風景画や向日葵(ヒマワリ)実在した人物達の肖像画に比べると、矢張り観念的で有る事は免れない様に感じる。宗教的な主題(テーマ)の絵画・美術の困難さ……北上市村崎野に在るH病院の待合室・ロビーの大きな窓からは、ソメイヨシノの桜並木が見え、収容されていたサン・レミの精神病院の鉄格子の隙間から見えた樹木や花等を描いたゴッホを思い起こす。アルルの住民達は、《耳切り事件》を起こしたゴッホの存在を危険に感じ、議会(?)に退去か身柄の拘束の要求をしたらしい。相当昔に見たドキュメンタリーでは、当時ゴッホを知っていた女性が『(ゴッホは)狭隘で嫌な人物だった』と云う風に証言していたのを記憶している。ゴッホが亡くなったのは、1890年7月29日だが……昔、母が重度の鬱病で入院した盛岡の総合病院のロビーには、ブルーグレーの色調のゴッホの自画像が飾られていて、何か奇異な印象を受けた……


  •  辛うじて気力だけで活動。聖母マリア像の油絵(タブロー)は、どうにも上手く描けず遂に断念。技術的な未熟さとは別に何処か無理が有るのかも知れない。旧作の、年老いたマリヤの油絵にニッケル・アゾ・イエローを彩色。これは、イエスが磔刑に処された際の母・マリアを想像し描いたもので、つまり(原始)キリスト教の成立以前。新聞のカラー写真を基にしているのだが、実在した高齢の女性が何処の誰だったのか、詳しい事は生憎ともう覚えていない。中近東か、それともインドやネパール等だったろうか。虹彩・瞳の色は、敢えて菫色の様な青(ブルー)で描いている……
     思い出すのは、日本の洋画家・靉光(あいみつ)やドイツのフォーゲラー等の事……靉光は、昭和前期(戦前・戦中期)の画家で、シュールリアリズム風や宋元風等独特な画風で知られているが、生前に多くの作品が破棄され、残された作品も原爆投下に依り失われたとの事。1944年、《白衣の自画像》完成直後に応召し大陸へと渡り、旧満州に於いて南京・武漢方面を転戦、翌年中国で終戦を迎えたものの、46年、上海郊外でマラリアとアメーバ赤痢に因り病死……日本ではアトリエに籠って制作に没頭し、煮詰まって来ると、アトリエから出て来て奥様の頭をぽんぽんと叩いていたりしたとの事。出征前にはスランプに陥り、『絵が、絵が描けない』と奥様に語っていたそうなのだけれど。靉光の油絵(タブロー)は展覧会で実際に見たが、やや病的と言えばそうかも知れない。矢張り、イエーツの『摩耗した兎の骨の此方側で、(つまり死の世界の側から)世界を軽蔑していよう』と云う詩句を思い起こす。現代は、余りにも《死》の観念が蔑ろにされ過ぎている様にも感じる……
     それにしても激しい痛みで、石牟礼道子さんの《苦海浄土》を読むと、如何に優れた文学作品が書かれても矢張り水俣病患者達の苦しみは厳然と存在したのだと考えて仕舞う。だが、小説(テキスト)が書かれなければ、人々の脳裡から容易に忘れ去られて仕舞うかも知れない……米英仏軍に依るシリアへの攻撃(巡航ミサイルのダマスカス空爆等)は、一体何の意味が有ったのだろう? 非常に不可解に感じる……確かに、虚構の雰囲気に陥り、ヴァーチャルにも感じるが、しかしシリアの市民達にしてみればそれ処の話ではないだろう。戦争は概念だが、戦争被害等は概念ではないとの、奇妙な大学入試問題を思い出す……


  •  症状は最悪で、絶望……14日未明(現地時間)の、米英仏軍に依るシリアへの攻撃は一体何だったのだろうか? ロシアのプーチン大統領は、『アメリカのトランプ大統領は、(シリア情勢を)虚構の無意識に陥れた』と云う様な声明を発表。シリアを含む《レバント》と呼ばれる一帯は、多種多様な民族や王朝が嘗て覇を競い、夥しい血が流された歴史を有するとの事。大河ユーフラテスが滔々と流れ、地中海へと通じる豊穣な土地はペルシャ・アラブ・トルコ等の民族や欧州列強の係争地となって来た。古代アケメネス朝ペルシャ、オスマン・トルコ、二十世紀のフランス、冷戦期の旧ソヴィエト連邦……

     今、私達は、果たして何を目撃しているのだろう? イスラエルとの第三次中東戦争(1967)に於いてゴラン高原を占領されたシリアは、核兵器を保有するイスラエルに対抗する為、1970年代から旧ソ連の支援で化学兵器の開発を始めたとされるらしい。《貧者の核兵器》とも呼ばれる化学兵器は、高度な技術力と莫大な資金が必要な核兵器に比べ、比較的少ない費用での開発・製造が可能で少量でも大規模な殺傷力を発揮する大量破壊兵器で有り、核兵器への抑止力になるとも考えられているとの事だが……チュニジアの一青年の死に端を発した、中東の民主化運動《アラブの春》でシリア内戦が激化した2011年以降、アサド政権に依る化学兵器の使用疑惑が浮上。2013年盛夏の8月には、東ゴータ地区等でサリンに依り多数の住民が死亡した。日本人にも広く知られている、サリンは、第二次世界大戦当時ナチス・ドイツが開発したとの事らしい……

     ヴィクトール=E=フランクル著、《夜と霧》の最後には白黒(モノクロ)写真・図版が載せられていて、心理学者の視点から書き綴られた本文より以上にアウシュヴィッツ・ビルケナウ収容所の《死の門》を潜った地獄の凄まじい様相を如実に物語る。他にも、ダッハウ強制収容所で過酷な労働と飢餓の為に死亡した、まるで木の杭の様に痩せこけた夥しい囚人達。ブッヒェンワルト強制収容所で、台の上に載せられた、奇怪なマネキン人形を想わせるユダヤ人達の骸。ベルゼン強制収容所の集団殺戮の跡……ヴィオレット=ルコック嬢が描いた、ラヴェンスブリュック強制収容所のガス室の様子の絵には、『心貧しき者は幸いなる哉。何となれば、天国はその者のものなれば』との言葉がひっそり添えられている……


  •  症状は形容に絶して凄まじく酷く、これでは、『お前はもう生きられない』と言われている様なものだ。朝、不吉な《夢》。兎に角、聖母マリア像の油絵(タブロー)に彩色。聡子に依れば『重厚になった』との事。NHK・Eテレの《日曜美術館》はベラスケスだったが、余り興味が無い……石牟礼道子さんの《苦海浄土》は、まだ余り読んでいない。発刊の直後、石牟礼さんは、『皆、私の本の事を聞き書きだと思っているのね』と云う風に述べたとの事……兎角、文学作品には誤解が付き纏うものなのだろう……
     米英仏は、シリアへの軍事行動に踏み切ったが、まだ《戦争》ではないらしい。だが、それでは一体何なのだろう? 14日未明に、首都・ダマスカスから発射されたシリア軍のものと思われる地対空ミサイルのカラー写真(AP)……セピア色の背景で、高層ビル等数多くの建築物が並んでおり、山の麓には白い光が沢山灯っているのだが、街の上空を《彗星》に似た閃光がレーザーの様に真っ直ぐに伸びている。それが二筋……アメリカ軍は、昨年4月の倍以上の火力・巡航ミサイルの攻撃を行い、それに対し、シリア軍の地対空ミサイルが自動的に迎撃。しかし、ロシア最新鋭のS400迎撃兵器は用いられなかったとの事で、それは、英仏軍の戦闘機を撃墜しない様にとの配慮で有ったらしい。アメリカ側も、トランプ大統領が『最新鋭のスマートなミサイルが飛んで行くぞ』などと大仰にtwitterで威嚇をしたのは、実は前以て攻撃方法等を報せたので、その為にロシアやアサド政権側は避難が出来たとの事らしい。シリアの国営放送に依れば人的被害は殆ど無かったとの事だが……英仏が参加したのは、第一次世界大戦当時毒ガスの兵器が使用され、それが影響しているとの事だが詳しくは分からない。英国のメイ首相と、フランスのマクロン大統領は鷹派なのだろう。危険に感じる……ドイツのメルケルは、軍事行動に参加はしなかったが米英仏を評価するとの事で、日本の首相(政府)も同じ。シリアに住む姉妹の少女達は、twitterで『どうか爆撃を行わないで欲しい』と訴えたそうだが、無駄だった……14日、矢張りダマスカスで、武器を持って米英仏の攻撃に対し抗議するシリア軍兵士達の写真(AP)……彼等は迷彩服を着て、一人は国旗を掲げ、全員が自動小銃を持って何か叫んでいる。今後、世界情勢は果たしてどうなるのか、全く分からない……


  •  症状は最悪で耐え難い激痛。何時も心の中で悲鳴を上げているが、家族に対しては極力苦痛を訴えない様にしている。曇天で割りと寒いが、庭の木蓮は次第に花開き始め、鉢植えの君子蘭も蕾を付けている。午前中に、兎に角、聖母マリア像の油絵(タブロー)にオリーブグリーンを彩色。ところが、絵を描いている時にテレビの画面上部に[米英仏がシリアに対し軍事行動を開始]と云う様な緊急速報が流れ驚かされた。アメリカのトランプ大統領(政権)は、まだ暫くはシリアへの軍事行動には踏み切らないだろうと思っていたのだが……
     シリアの首都・ダマスカスで大きな爆発音との事。テレビの民放では通常の番組が放映されており、緊急ニュースには切り替わらない。NHKも同じ。シリアでは、何故化学兵器が国際法に違反して使用されたのだろうか? 子供達が、医療機関で酸素吸入器を付けている様子は、ニュースで何度か映し出されていたけれど。アサド(政権)と、ロシア・プーチン大統領は、化学兵器は使用されていないとして否定。シリアの混乱は、2011年にアサド政権に反対するデモが起こり、その後内乱に迄発展したとの事らしいが……漸く今、昼前のニュースで米英仏に依るシリアへの攻撃の報道。化学兵器の使用を確認したとの事。シリアで化学兵器が使用されねばならない理由が、私には呑み込めない。一体何故なのか? 前オバマ大統領は、シリアの反体制側に武器供与を行っていたそうなのだが……イラク戦争当時、ブッシュ大統領が、『我々は、日毎にバグダッドに迫っている』と会見で述べたのを記憶している。砂漠では、米軍も困難な状況に陥ったらしい。その後、矢張り記者会見の場で、或るアラブ系の新聞記者はブッシュ大統領に向かって自分が履いていた革靴を投げ付けたが……昔、フセイン大統領が捕えられ下着一枚の姿で映っている写真は新聞で見たが、衝撃的で記憶に刻まれている。そして、フセインは国際法廷では裁かれる事なく処刑された……オバマ大統領の時、潜伏していたオサマ・ビンラディンの邸にアメリカの特殊部隊が突入した際の模様も非常に衝撃的だった。夫人は身を呈して庇ったが、それも含め皆射殺された。アメリカには《神》が付いているとの事。そう、ボブ・ディランが歌っていた。島尾敏雄の《島の果て》の短編群は、V・E・フランクルの《夜と霧》に似た心理学的な戦争体験のテキストと言えるかも知れない……


  •  私は、病気も酷く、出来る事が自ずと限られて来て仕舞いました。その為、日課の様に書き込みをしていますが、若しも御不快の際には何卒御容赦下さい。
     症状は絶望的に酷く、耐え難い激痛。とても形容など出来ない。朝、目覚めると、先ず部屋の遮光カーテンを開ける。岩手の春は遅いが、それでも漸く、紫や白の木蓮・ソメイヨシノの桜・黄色い水仙等が美しく咲き始めた。鉢植えの《クリスマスローズ》は、残念ながらこの春は咲かなかったが。岩手山に近い小岩井農場では、湿地帯で水芭蕉(ミズバショウ)が咲き始めたとの事。昔、北海道の大湿原で水芭蕉の群生を見たけれど。『ソロモンの栄華さえ、野に咲く一輪の花の美しさに如かず』との、《新約聖書》の一節を思い起こし、成る程確かにその通りだなと思う。今日は、13日の金曜日なのだけれど。
     現実(社会)と云うものには、疲弊をして仕舞った。何故とも無く、大昔に読んだ福永武彦の《草の花》の事など思い出す。福永武彦は、大正七年(1918)福岡県筑紫郡生まれの小説家・詩人・フランス文学者だが、古典の現代語訳《日本書記》《古事記》《今昔物語集》等も有るとの事。幼少時に、キリスト教伝道師で有った母親の許を離れて父親に預けられ、その後教会から遠ざかったものの、死の二年前、1977年にキリスト教朝顔教会の牧師に依り病床洗礼を受けクリスチャンになったとの事らしく、最後迄教会へ通い、《聖書》をギリシャ語等で原典に忠実に読んだとの事。《草の花》で印象的だったのは、《新約聖書》の或る一節の解釈に依り、副主人公の青年が信仰に躓くと云う件りだった。
     朝、テレビを点けると何か非常に落胆する。中東・シリア問題では、英国のメイ首相はアメリカと共に軍事行動に参加する構えとの事らしい。フランスのマクロン大統領もそうなのだろうか? ドイツは、軍事行動には加わらないとの事だが。シリア情勢は複雑を極め良く呑み込めず。私には、何か、アメリカとロシア等が裏で密かに結託した茶番劇の様にも感じられるが、勿論本当の真相などは分からない……兎に角、馬鹿げた話だ……江戸時代、禁教期の《潜伏キリシタン》は生命を賭して先祖伝来の信仰を守り通したが、それはキリスト教ではなく、伝統的な神仏信仰の上に《デウス神》も拝む民俗宗教だったともされるそうなのだが、ギリシャ神話主神の《ゼウス》が入り混じっていたと云う事なのだろうか?

  • >>10389


     書き込みを有り難う御座います。本当に、心励まされます……
     
     私は、症状は極めて酷く辛うじて気力で活動を行っている状態です。しかし、どうにかパソコンに向かっているので、その為に容態について誤解を招いて仕舞うのでは? と心配しています。先日、facebookで宮城・石巻の医師に相談してみたのですが、『矢張り遅発性ディスキネジアではないか』との診立てでした。ですが、動画を見て貰い薬剤の種類等を伝えただけですし、その医師は『自分の専門外でも有り責任を以て所見は述べられない』との事でした。
     
     私のパソコンは、必要な機能だけはやっと動いている状態です。今は、テレビニュースで、シリア問題でのアメリカ・トランプ大統領の対応・動向について報じられていました。余り詳しくは分かりませんが、既にミサイル駆逐艦や空母が地中海方面に展開され、ロシアへの牽制との事ですが、それは表向きの話に過ぎないのかも知れません。アメリカでは、9月に大統領の中間選挙も行われるのだそうですし。私は、国際情勢には疎くお恥ずかしいのですけれど。タブレット端末で、ネットのニュースも見ているのですが、シリアの医療機関で頭部から鮮血を流しながら順番を待っている男性の映像に衝撃を受けました。それと、アサド政権軍の銃撃を防ぐ為に、スクラップのバスの車両が縦に何台も並べられ、その前を子供が横切って歩いている映像等。こうした事を書いていると、気鬱で堪らなくなって仕舞います。全く、適切な御返事にはなっておりませんが、大変に申し訳有りません……

     こうした時代の潮流の中で、文学の意義とは果たして何なのか、私にはもう良く分からず混乱に陥ります。最近読んだ書籍は、島尾敏雄の《島の果て》と石牟礼道子さんの《苦海浄土》なのですが。《島の果て》には、八篇の短編小説が収められており、大東亜戦争当時の奄美群島・加計呂麻島に於ける戦争体験のテキストです。《苦海浄土》は、水俣病に纏わる作品ですが、改稿に際して、石牟礼道子さんは、これは誰よりも自分自身に語り聞かせる浄瑠璃の如きもの、と云う様に書かれています……日本や海外の現代小説や研究書等も読んでみたいとは思うのですが、余裕が有りません。矢張りネットのニュースで、ノーベル文学賞が機能停止しそうだと知り、驚かされましたが、詳しくは良く分かりません。取り留めも無く、大変に申し訳有りません……

  • >>10388

    リュウ君、おはよう。
    ぼくのPCからは、いつのまにか、ヤフーに入れなくなってしまった。
    これは、他のPCを借りて。ではね。

    祈り (ランボー「イリュミィナスィオン」)

     ヴォランゲンのルイーズ・ヴァナン・修道女様へ。 ― 北海に向いた彼女の青いコルネット。 ― 難船した人々のために。
     アッシュビーの森のライオン・修道女様へ。バウ ― ざわめき臭う夏の草。母親と子供の熱病のために。
     リュリュちゃんへ、 ― 悪魔だ ― 「女友達」の時と不完全な教育から礼拝室好みが続いている。奴らのために! マダム * * * に。
     おれの青春時代に。修道士か宣教師か、あの聖なる老人に。
     貧しい人々の精神に。それから、とても高位のある聖職者に。
     さらに、ある記念の礼拝とある出来事の中で、時代の熱狂、または、おれたち自らの重大な悪徳により、赴かなければならないあらゆる礼拝に。
     今宵は、魚のように脂ぎり、赤い夜の十か月のように顔を赤らめた、氷の頂の海のキルケに、 ― (あいつの心臓は龍涎香と火種)、 ― 極地のカオスよりも荒々しい武勲に先立つ、この夜の領域よりも沈黙した、おれのただ一度の祈りのために。
     どんな犠牲を払っても、どんな姿になろうとも、たとえこの世ならぬ旅にあっても。 ― いや、もはや、「その時」では。


  •  症状は益々悪化をしてゆく。どうにも出来ない。facebookで、《東日本大震災》で甚大な被害が生じた宮城・石巻で活動している医師に相談してみたのだけれど。石牟礼道子さんの《苦海浄土》の文庫本は、注文してからもう一ヶ月程にもなるのだが一向に届かない。しかし、聡子が図書館で借りて来てくれた。《苦海浄土》は、石牟礼道子さんの聞き書きではなく、ルポルタージュではないとの事。つまり、創作的な才能に負うものが寧ろ大きいと云う事だろうか……
     聖母マリア像の油絵(タブロー)に、透明ブルーとシルバーホワイトを彩色。シリアで化学兵器(毒ガスとの事だが詳しくは分からない)が使用された件で、丁度今テレビニュースが報じられていた。国連安保理の決議では、ロシアが拒否権を行使し中国は棄権、アメリカ・トランプ大統領は軍事行動に出る可能性が高いとの事で、既にミサイル駆逐艦が展開されている。詳しく調べる余裕はない。今は、ニュースで女子プロゴルフの事が報じられており、何か耐え難い思い。何故、アメリカはイスラエルと親和的で、シリアに対し攻撃を加えるのだろう? 北朝鮮は、シリアでの化学兵器の製造に関わっているとも聴いたが。米英仏がシリアで大規模な軍事行動に出て、ロシアが更に報復すれば、完全に戦争状態に陥ると思うのだが、それとも慣れ合いの様なものに過ぎないのだろうか? しかし、それでは、犠牲になった幼い子供等は一体どうなるのだ? 中東では、報道記者迄がイスラエル側から故意に(?)撃たれ、死亡したとの事……
     《苦海浄土》には、八代海(不知火海)沿岸地域の地図が掲載されている。(島尾敏雄の《島の果て》の文庫本の帯の裏にはQRコードが載っているが、今後は、例えばスマートフォンでそれを読み込めば関連した様々なサイト、例えば奄美群島・加計呂麻島の風景が見られる等、書籍も大きく変わるのだろう)水俣市側から、八代海(不知火海)を挟んだ対岸には天草諸島が在る。《かくれキリシタン》の信仰形態は、現在のカソリックとは異質で、オラショを呪文の様に唱え、《聖水》を病気の治癒に用いて日本の神仏にも敬意を払うとの事らしい。昔(江戸時代のイエズス会だろうか?)、西欧から渡来した宣教師の布教方針は柔軟で、現地に合わせて信仰形態を作ったとの事だが、宗教・信仰と云うものは生物の進化の様に環境に適合し変化せざるを得ないのかも知れない……


  •  昨日は、聖母マリア像の油絵(タブロー)にヴァイオレット・グレーを多少彩色。こうした、身も蓋も無い様な即物的な世の中で、一体何故こんな絵などを描くのだろう? 意味など分かりはしない……フランス・ラスコー洞窟の壁に描かれているプリミティブな動物の絵や文字の起源で有る記号を見ると、人類は、発祥の時から美術(アート)や文章(言語)表現の欲求に駆られていたので有ろうかと思う……私には、現代人はIT等テクノロジーの進歩やグローバル化等で、余りにも所謂合理的精神に毒され片寄り過ぎて仕舞った様にも感じられる。それと、拝金主義とでも云うのだろうか? 例えば、テレビCMを見ていてもヴァーチャルでキャピタリズムの原理とでも云う様なものに耐え難い思い。別に、私は社会民主主義者ではないのだけれど。ニュースで、北朝鮮の金正恩書記長と父親(?)の巨大な像が立てられているのを見て、怖気を催した。ロシアは、元スパイの父娘が英国で殺害されかけた事件・疑獄で、欧州の国々と対立。プーチン大統領は、アメリカの核兵器を無効化する様なミサイル(?)を開発、核戦争も辞さないとの発言に慄然となった……
     中国・習近平(シー・ジンピン)の軍拡主義。鄧小平は、第二の毛沢東が生まれない様に任期に期限を設けたのだそうだが、習近平の強引な憲法改正に依りそれも無効になった。今、こうした海流が逆流するかの様な全体主義の時勢の中で、現実的な安全保障の問題となると、門外漢の私には良く分からなくなって仕舞うのだけれど。しかし、日本は広島と長崎に原爆を投下された当事者の国家で、更に《東日本大震災》に付随した福島第一原発事故・メルトダウンに因り甚大な放射線被害を受けたと云う心情も国民には矢張り拭い難く有るのではないか? 長崎と天草地方に於ける潜伏キリシタン関連遺産の世界遺産登録の適否に関しては、学術的には、江戸時代の禁教期に密かに信仰を保ち続けた人々を《潜伏キリシタン》、明治の解禁後もカソリックに合流せず先祖伝来の信仰を保った人達を《かくれキリシタン》若しくは《カクレキリシタン》と呼び、芥川龍之介作《神神の微笑》や遠藤周作氏の《沈黙》等で知られる、『日本人は、嘗てキリスト教を日本風に変質させた』との認識は誤謬で有ったとの事らしく、それは、私も理解に誤りが有った。それと、最近は、日本古来の宗教(神道)・祭祀の起源と云うものを考える……


  •  激痛だが無理矢理にでも活動。何も出来なくなれば終わりだ。人間は、何も出来ないと云う状態が最も辛いのではないだろうか? 嘗て、私の母は大病を患い、重度の鬱病も併発してそうした状態に置かれた。私自身もそうした経験が有るが、掲示板の性質上余り書けない。島尾敏雄の《死の棘》は、妻・ミホが島尾の不倫が原因で精神疾患を発症し入院するのだが、ほぼ総て事実が書かれているらしい。三島由紀夫の《仮面(假面)の告白》も殆どが事実との事。《島尾敏雄の女癖》は、文士仲間の間では良く知られており、何時かその為に身を滅ぼすのでは? と、思われていたそうなのだが。戦時中には、奄美群島・加計呂麻島で旧日本軍の将校・《軍神》で有った島尾敏雄と、戦後、不倫をして妻と騒動を繰り広げる島尾とでは、中々イメージが結び付かない様だけれど。感心するのは、戦時下の加計呂麻島に於いて、島尾敏雄は冷静に大東亜戦争(太平洋戦争)の戦況を分析し、アメリカ軍が侵攻して来た際には島民全員を避難させるべき等と考えていた事で、それは人道的な見地からそう思っていたのだろう。しかし、突然に終戦を迎え、島尾は特攻隊《震洋隊》の部下を死なせずに済み、島民も避難する事はなかった。
     昨日の深夜、午前一時半過ぎに、島根を中心に最高震度5程の地震が発生。その時、私は偶々起きていて、NHKの緊急速報(ニュース)を見ていた。警報音が流れた時、反射的に『Jアラートかな?』と思ったのだったが……たった一度でも(二度だが)、北朝鮮に依るICBMの発射でJアラートが発せられて、それをテレビやスマートフォン・タブレット端末等で見て体験した地方と、そうではない処とでは矢張り僅かでも危機意識が異なるのではないだろうか? 今日は、テレビでは又、どうでも良い様な話題ばかりだけれど……シリア・東グータ(ゴータ?)地区では、化学兵器が使用され幼い子供を含む多数の被害者が出たが、アサド政権はそれを否定。アサド政権は、敢えて、反体制側の一部を残存させているのだとも聴いたが……アメリカ・トランプ大統領は、アサド政権に対して報復も辞さない構えとの事だが、本当の真相は良く分からない……昨年暮れに亡くなった作家・葉室麟さんは、『何故、人はフィクションと云う嘘の物語を必要とすると思う? 受け容れられない困難な現実に直面した時、それを乗り越える為ではないかな?』と語ったとの事……


  •  症状は余りにも酷く、絶望的。歯が刃となって責め苛む。動画は、聡子に頼み、殆ど壊れたタブレット端末で撮影して貰った。私は、動画サイトは普段は全く見ないのだが……ユーチューブ社で事件を起こし死亡した、イラン系(?)アメリカ人女性の動画はテレビニュースで見たが、何かヴァーチャルでまるでCGの様な印象を受けた……昨夜遅くに、ネットのニュースの見出しの中で、《日本版海兵隊》と云うものが眼に留まり読んでみたのだが、衝撃を受けた。もう、詳しく調べる余裕がないけれど……良く分からないが、水陸両用の装甲車の様な画像。今は、イラク戦争当時の自衛隊の日報の問題が取り沙汰されているが……理屈(憲法・法律)と現実とは違う。例えばPKOで行っても、実際には戦闘に巻き込まれたり加わったりせざるを得ない状況は起こるに決まっている。三島由紀夫は、インタビュー集《告白》の中で、『法律に従うか拒否するかが、人間社会の最も本質的な問題だ』と云う様に述べており、成る程、確かにそうに違いないのだが……
     
     それで思い起こすのは、アルベール=カミュの《異邦人》だろうか……カミュの《異邦人》は、社会の法(刑法等)とそれには与しない異端的な人間との間に生じる奇怪な齟齬・誤解の物語だと言っても良いのかも知れない。更に、キリスト教(カソリック)の構造が底に有るのだけれど……スタニスワフ=レムの《ソラリスの陽のもとに》も、死んだ恋人が三日後に(複製、コピーの肉体を持って)蘇り、主人公がコミュニケーションを試みると云うのは、イエス(キリスト)の復活・聖霊との交流を連想させるが、レムの信仰等詳しい事は分からない。ポーランド(現ウクライナ)は、正教だったのだろうか? 今年は、長崎と天草地方に於ける潜伏キリシタン(所謂、隠れキリシタン)関連遺産の、世界遺産登録の適否が決定される見通しとの事。長崎県長崎市に在る、大浦天主堂(カソリック)で大東亜戦争当時被害を受けた《被爆のマリア像》の姿は、余りにも凄惨で、殆ど焼け崩れ両の眼窩は虚ろに黒く落ち窪んでいる……元治二年(1865)初春に、浦上の潜伏キリシタンが大浦天主堂を訪れ、プティジャン神父に対し密かに信仰者で有ると名乗ったとの事らしい。昭和二十年(1945)盛夏、原爆投下に因り天主堂は破損したが、爆心地から比較的遠く倒壊・焼失は免れた。確かに、長崎は歴史的に受難の地らしい……


  •  症状は、益々悪化してゆく一方で押し留める術がない。激痛で日常生活が困難。激痛と云う表現が適切なのか否かは良く分からない。病気の苦痛を、例えば数値化して他者に伝える事など勿論出来はしない。しかし、今はこれ程IT・AI・VR等が異常に進歩した時代だし、近い将来に或いは可能になるのかも知れないが。つまり、苦痛を感じている脳の状態をコンピュータに置換し、第三者に伝達するシステムが有ればいい。荒唐無稽な様だが、現代は既にそうした時代ではないのだろうか? 実際に、他界した家族の人格(データ)をAIに移し替えたと云う様な話も聴く。だが、それは果たして亡くなった家族と同じ存在だと言えるのか? 甚だ疑問……
     それで思い出すのは、1921年ポーランド・ルヴフ(現ウクライナ・リヴィウ)出身の小説家・SF作家・思想家スタニスワフ=レムの《ソラリスの陽のもとに》。主人公のクリス=ケルビンは心理学者で、ハリーと云う恋人がいたのだが、彼女と些細な喧嘩が原因で家出して仕舞い、途中で部屋に忘れて来た注射液を思い出し三日後に戻ってみるとハリーは死んでいる。それから、クリスは奇妙な《客》(復活したハリーの複製)と対峙しコミュニケーションを試みるのだが違和感を拭い去れない。行き過ぎたテクノロジー(IT・AI・サイバネティクス等)は人間の概念を変えるのではないか? 例えば、人間の臓器を豚の中で成長させる実験が行われ始めたそうなのだけれど。カズオ=イシグロ氏の、臓器を提供する為にクローンとして生まれた男女の子供達の物語。現実の事件としては、フェイスブック社の8700万件もの個人情報が流出。驚くべき事に、フェイスブックの利用者は20億人にも上るとの話で、世界の総人口の四分の一程だろうか? 私には、アメリカ先住民ホピ族の言う《コヤニスカッツィ》、常軌を逸した事態だとしか思えないが。《GAFA》(ガーファ)は、アメリカの富の何%程を占有しているのだろう? 世界的な貧富の二極化。中米の某国は、仮想通貨を国家として認定したとの事らしく、中国等ではキャッシュレス化が進んでいる。北欧の国では、マイクロチップを体内に埋め込み実用化されつつ有るとの事。若しも、亡くなった母の遺伝子・DNAから総てのデータをAIに移し替えて人格(記憶)を復元させてやろうと言われても、私は断るだろう。庭では、紫と白の木蓮が漸く咲き始めた……


  •  滅茶苦茶に口が痛い。こうして書き込みをしていると、何だかんだと言いながらも出来るんじゃないかと思われて仕舞うかも知れないけれど。後、一年と一カ月足らずで元号が変わるので、それ迄はどうにか生きていたいなと思う。一体、何を書くべきだろう? もう良く分からない。村上春樹氏、カズオ=イシグロ氏等、現代小説も読みたいとは思うのだが経済的に余裕がない。図書館へも容易には行けないし、読みたい書籍は置かれていない。以前に、図書館で鬼才の画家・関根正二の《信仰の悲しみ》を表紙に使った書籍(小説)を見て頁を繰ってみたが、結局借りる事はしなかった。又、若い女性が書いたらしい《東日本大震災》に纏わる小説も、借りなかった……文学が無力だなと思うのは、例えば、《東日本大震災》では、濁流に飲み込まれ手を離した家族が流されてしまっただとか、避難した体育館のブルーシートの片隅で高齢の女性が亡くなったとか、破壊された自宅の片付けで粉塵を吸い込み肺炎で亡くなっただとか、そうした現実を表現など出来ない。世界を、唯概観として捉えて、恣意的な空想の物語を書いたところで仕方がない……
     アメリカで、女性がユーチューブ社で銃撃戦を繰り広げた末に、自殺を遂げた事件には驚かされた。詳しくは分からないが、イラン系アメリカ人だったのだろうか? 銃社会のアメリカは怖いなと思うが、唯単にそれだけの問題ではなく複雑な背景が有ったのだろう。フェイスブック社では、約9700万人分もの個人情報が漏洩(?)したとの事。私達は、否応無しにそうしたIT化の現代社会を生きており、ネット上の情報は総て知られているのだと考えた方がいい。私のツイッターに、誰かが不正ログインを試みたと云うメールが偶に来るが、もう一々対応し切れない。岩手県警の旧ハイテク犯罪対策室は、2005年からサイバー犯罪対策室と名称変更したとの事……こうした時代に、本当の意味での文学を成立させるのは中々難しい様に思う。政治では、嘗てのイラク戦争当時の自衛隊の日報が存在していた事が判明……文学と政治等、社会的な事柄がどの様に関わり得るのか? と考えると、全く良く分からなくなる。一つには、ノンフィクションなのだろうが……島尾敏雄は、奄美群島・加計呂麻島で《震洋隊》を指揮していた際に、アメリカ軍の侵攻を予想し全島民の避難を考えていたとの事で、敗戦も予期していたのかも知れない……


  •  凄まじく症状は酷く、拷問を受けているかの様で日常生活が困難。まるで、中世(?)の魔女に対する拷問の様だ。澁澤龍彦の魔女に纏わる文庫本を、ぺらぺらと捲ってみて、カバラとユダヤ民族・ノストラダムス等一寸面白そうだったが、税別の本体だけで680円もして結構高く購入せず。今は、文庫本も気軽に買える時代ではなくなって仕舞った。澁澤龍彦は、三島由紀夫の友人だった……私が読みたい様な書籍は、図書館では置かれていないし……花巻図書館は、旧稗貫(花巻)農学校の跡地に建てられており、嘗て、宮澤賢治はソメイヨシノの桜の樹を敷地に植えたとの事。ソメイヨシノの寿命は60年程との事で、賢治が郡立稗貫農学校(後に県立花巻農学校と改称)の教諭として勤務していたのが、大正十年(1921)から大正十五年(1926)迄なので、当時植えた桜は疾うに枯れて仕舞ったのかも知れない。つまり、大東亜戦争(太平洋戦争)を見て知っていた桜の樹々も、既に枯れたのだろう……浅沢地区の自宅からは、崖の上に小さな稲荷神社が見え桜の古木があるのだが、先日工事の機械が入っていた……

     島尾敏雄の《島の果て》を少しだけ読んだ。文章の密度が濃く、一気には読めない。奄美群島・加計呂麻島のウチナンチュ(島民)の人々と、本州人・ヤマトンチュ(当時島では、ヤマトッチュと発音したらしいのだが)で有る島尾との交流が描かれているのだが、仮令戦時下に於いても、他所者の島尾の存在は必ずしも歓迎されていなかったらしい。但し、旧日本軍将校の白い制服は《軍神》の象徴として絶大な効果が有ったとの事。妻・ミホも、『戦時中、加計呂麻島での島尾は正に軍神でした。でも、戦後制服を脱いでからは普通の人でした』と云う様に証言している。三島由紀夫の《楯の会》の制服は、某有名デザイナーにデザインを依頼したそうなのだが、若い会員の中には、その制服を着るのが嫌な為に退会した者もいたとの事。まあ、こんな話には誰も興味がないだろう……現代小説も、多少は読むべきだとは思うのだけれど。新聞広告で、某有名作家の少年(青年)のプロスティチュートの小説と映画化の広告を見たが、成る程、確かに今の日本はそうした社会になったのかも知れない。嘗て、旧満州に於ける開拓団の日本人女性はソヴィエト兵の《接待》をさせられたし、以前に自衛隊の日報の隠蔽が問題化した南スーダンでも同様の事件が起こった……


  •  症状は極めて酷いが無理矢理に活動。余り深く考えると、何をすべきか分からなくなって仕舞う。今朝の新聞。中国初の国産空母が今月中に渤海で最初の試験航海を行うとの事だが、写真を見てその空母の威容(スケール)に驚かされた。習近平(シー・ジンピン)政権の強軍思想。同空母は、ウクライナから購入した船体を改造した《遼寧》に続き、中国軍で二隻目との事だが……
     檀一雄について調べてみると、明治四十五年(1912)に山梨県で出生。昭和十二年(1937)、日中戦争の勃発に因り召集を受け久留米独立山砲兵第三連隊に入隊、大陸へと出征。昭和十五年(1940)に軍務終了となったものの帰国せず、その儘旧満州を旅したとの事だが理由は分からない。私小説や歴史小説・料理の本等で知られ《最後の無頼派》と呼ばれた。影響を受けたものは、佐藤春夫・太宰治・プロレタリア文学・井伏鱒二・共産主義・坂口安吾等。詩人の中原中也は、檀一雄を《太宰治の腰巾着》と揶揄していたそうなのだけれど……檀一雄は非常に屈強だったらしい。私が読んだのは《火宅の人》だけだが、旧満州を旅(放浪?)していた時の体験も多少書かれていた。又、絵画にも理解が有ったらしく、マンションの部屋にモーリス=ユトリロの油絵(複製画だろうか?)を飾っていたとの事……印象的だったのは、檀一雄は無神論者で有ったらしく、『死後の世界など存在して堪るものか、それだけが、生存の証明足り得る』と云う風に語っていた事で、或いは実存主義的な立場だったのかも知れない……島尾敏雄は大正六年(1917)生まれなので、檀一雄の五歳下だがほぼ同時代。私には、日中戦争や大東亜戦争(太平洋戦争)当時の作家の心情を本当に理解する事は難しいかも知れない。しかし、それにしても、現在の日本や国際社会の諸々の現象を見ていると、実に耐え難い思い。一例としては、北朝鮮の金正恩が韓国の某女性アイドルグループのステージを見て称賛し、直接に会った事等……金正恩は、2020年に開催される東京オリンピック参加にも積極的との事だが……音楽家の坂本龍一氏が、《東日本大震災》で津波被害に遭った学校の壊れたピアノで作曲、ニューヨークで公開したとの事で、坂本氏の『人間のテクノロジーはそれ程強くはなく、大震災でその事を再認識させられた』と云う様な言葉に感銘。漸く、春が兆して、梅やこぶし等が少しずつ花開き始めた……

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