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  •   ワタシは失見当識に在り、現前のモノ・コトに全く何も信用ならない。有名なところで「コインを落として落ちたのは紛れもない事実である。」というのがありますが、本当は事実かどうかは知れないのである。何を以ってそう固定する?何を以ってそう規定する?定規がない。根拠が無いのであります。ゆえに、不安定な精神を落ち着かせるためには、「法則」を掴まなければならない。それ以外に心の安定は有り得ません。

      ワタシは「ある」と「ない」でしか認識できない。「ある」と「ない」の複合体でしか捉えられない。他の人、等の捕捉はともあれ、ワタシの場合。

      しかし、当然、双方ともに限界がある。それで行けない「トコロ」に関しては無力である。「ない」領域を全て「ある」では括れない。「ある」領域を全て「ない」では括れない。
    でもそれしかワタシにはない。だから遮二無二、現前を考えるしかなかった。

      それで、ワタシは七転し八倒。それでも考え抜きました。のちに、ワタシは「ある」および「ない」と意識(ある)するときに、同時に、無意識に隠れた「ほかにはない。=ほか、ない。」というサポートを確認しました。「(ある)。【ほか】には【ない】。」

      そのケースにおいて、瞬時に掌握のレベルが先行する。それは「ある」を「ない」と一括できないものの、「ない」認識を「ない」という「ある」で包括し表現出来得るので、統一を必要とするならそれは「ある」と言おう。そして同時に起動する、いわゆる「黒幕=ほか(他)」を主役に立ち上げた時こそ、全てを捕捉する力を発揮します。ワタシの「ある」または「ない」という掌握は無意味そのものでありました。

      究極的に「ない」、たとえば無色透明、音もない、何にもない。もしかしたら「ある」と「ない」が溶け合ってる世界。無彩色グレー。「ある」と「ない」ではない宇宙の外世界。対に、究極的に「ある」でもいい。認識できないトコロでもいい。

      ワタシはそんな世界を「(ほか)には(ない)」、という認識(型)で捉えています。仮にその確認システムを「ある」として、その次に来るのが「ほか、ない。」となります。

      「ある」かどうかは知りません。「認識」できるのか知りません。が、認識する対象物に「ほか」とぶつけます。そうするとソコは「には、ない」のです。

      「ある」か「ない」、統一を必要とするなら「ある」状態を「ない」ではくくれませんが、全く「ない」、そういう状態(状態とは言えない世界)が「ある」とはつかめます。(ある=あくまでも認識に過ぎず)+ほか、(+には)+ない。

      いくところまでいった「ほか」が、単に、「ほか、ない。」状態で、現前のイマと繋がってくれます。どこまで行っても、どんどん外に広がっていっても、内に内に体の中に染み込んで行っても、(たとえば私の裏にもう一人いるかもしれない。たとえば私の裏に文明があるかもしれない。過去の、未来の一コマが、事実の流れが、今、重なっている可能性があり・・・
    生きているその時、ただ細胞が動き、血が流れているだけとは言い切れない。ただ感じ取れないだけであって、内に、事実は何が起きているのか判らない。何を以って固定、規定すればいいのか知らない。ただ、)「他には無い。」ひとつにしてくれます。

      認識という型枠を外しても「ほか、ない。」は独立し、固定しています。認識しなくても、出来なくてもコンクリートは独り立ちしてくれました。

      ちなみに車輪止を打とうとしても「ほかにはない。」が故に、するするとすり抜けてしまう。「ほか、ない。」には終着は有り得ません。

      可能と不可能について。「ほか(には)ない。」の1地点において、チョイスされた一つが可能(存在)でその他が不可能(非存在)である。「ほか、ない。」においては実行不能が発生する。できることの裏には出来ないことが無限に仮存在していた。さらに現前を思い凝らせて行くと難易度が肯定される。手を叩くのは簡単だが、そこに地球を創造するのは容易ではない。

      神の有無。無限の「ほか、ない。」における現前のここまでの、この惨状(=客観的人的基準から)。それを救えていないが故、神は存在しない。無限に「ほか、ない。」以上、次から次へと掴み続け、未到点が存在し続ける。全知全能という概念も否定される。非存在の観点から捉えた場合もそうなる。全知全能神は無い。間違いである。もとより、広がっていくので、「全て」という概念が誤りなので「全て」を救える者は存在しない。

      しかし、この惨状、惨状と言えるからには昇華へのモチーフになる。「ほか、ない。」に息する「流れ」はあろう。プログラム、そのミスか。あるいはテストか。

      (2)へ続く…

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