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  • こんにちは。女性の方ですか?エッチ好きな男ですが、良かったらメールしませんか?

  • >>95

    ニューヨーク市の犯罪率を劇的に低減させたことで有名な「割れ窓」理論というものがある。

    『急に売れ始めるにはワケがある』(マルコム・グラッドウェル)に詳しく記されているが、1992年、ニューヨーク市では2000件を超える殺人事件が起こり、約63万件もの重罪事件が起こった。


    ところがその5年後、殺人事件の発生件数は64.3%も減り、重罪事件もほぼ半分に激減していた。殊に地下鉄では、1990年代の初めと終わりとでは、重罪事件の発生は75%も減ったのだった。いったい何が起こったのか。


    地下鉄公団は数十億ドルの予算を費やして地下鉄の落書き清掃作戦に取り組み、地下鉄警察は地下鉄内で頻繁に起こる重罪事件への対処として無賃乗車の撲滅に取り組んだのだ。もっと大きな犯罪問題に対処すべきであって、これらは完全に的外れだとの批判が多かったにも関わらず、結局、これらの対策により重罪事件はみるみる減っていった。


    そして、93年にルドルフ・ジュリアーニがニューヨーク市長に当選すると、同じ戦略を市全体に展開した。交差点に停まっている車の窓を拭いて金を要求する行為や公共の場所での泥酔、ゴミのポイ捨てなどの「生活環境犯罪」を厳しく取り締まるようになった。

    そして、市内の犯罪は、地下鉄の場合と同じように激減していったのである。


    この劇的な成功を支えたのが、犯罪学者のジェームズ・ウィルソンとジョージ・ケリングが発案した「割れ窓理論」だった。


    割れたまま修理されていない窓があると、無法状態の雰囲気が周囲へ伝わり、犯罪の呼び水になるという考え方だ。重罪犯罪そのものに取り組むのではなく、軽微な犯罪を取り締まることで、「犯罪がうまくいきそうだというサイン」を減らし、そのことによって街や地下鉄に秩序の感覚が出てくる。


    それにより犯罪に走りづらくなるというものだ。
    よく言われる「小さなことの積み重ねが大きな成果を生む」というのに似ているが、その小さなことというのは何でもいいわけではなく、効果的な介入ポイント、システム思考で言うところの「レバレッジ・ポイント」となり得る点である必要がある。


    マルコム・グラッドウェルは「背景の力」と言っているが、犯罪が多発する所では犯罪を起こしやすい背景が、治安の良い所では犯罪を起こしづらい背景があるのだ。


    ディズニーランドではゴミのポイ捨てがしづらいのも「背景の力」といえるであろう。ディズニーランドではさらに、パーク内のささいな傷をおろそかにせず、ペンキの塗りなおしや破損箇所の修繕を見つけ次第頻繁に行うことで、従業員や来園者のマナーも向上させることに成功している。


    結局、環境によって行動が規定されるということだ。
    さらに話は飛ぶが、子供がまだ小さい頃、外食へ連れて行く度に大騒ぎしてしまうので、できるだけ迷惑にならないように小さな子供OKのお店を探して行くようにしていた。


    しかし、そういうお店では他の子供たちも騒いでいるので、うちの子もさらに拍車が掛かって騒いだものだった。


    ある時友人に誘われて、ラグジュアリーホテルのレストランへ行ったことがあった。「ホテルだから小さい子供ももちろんOK」と友人は言ったが、それはうちの子を知らないから言えるのだと思いつつ、憂鬱な気分で出かけて行った。

    しかし、その心配をよそに、終始見違えるほどにいい子にしていたのである。たいへん豪奢な雰囲気で、ピアノが鳴っており、他の来ている子供たちもいっさい騒いだりしていない。
    そういう背景のもとでは、さすがに騒げなかったのであろう。

  • >>96

    1969年、ジンバルドー教授はこのような実験を行いました。
    まず住宅街に乗用車を放置します。
    そして、ナンバープレートを取り外します。
    次にボンネットを開けたままにします。
    ここまでには何も起こりませんでしたが、
    フロントガラスを壊してみると、
    クルマの多くの部品が盗まれ始め、
    全てのガラスは割られ、ついには完全に破壊されるまでに至りました。
    このような実験の結果から教授は

    人間は匿名性が保証され、自己への責任が分散されている状況下では
    自己規制意識が低下し、没個性化が生じる。
    その結果、情緒的・衝動的・非合理的行動が現われ、
    また周囲の人の行動に感染しやすくなる。

    という結論に至ります。
    そして、ジンバルドー教授のこの実験を踏まえ、
    ケリング教授が考案したのが

    1.建物の窓が壊れている場合、
    そこに誰も注意を払っていないと人は考えるようになる

    2.ゴミの投棄、落書きなどの軽犯罪が起きるようになる

    3.住民のモラル低下、地域活動への協力が失われていき、
    さらに環境の悪化を招く

    4.凶悪犯罪を含めた犯罪が多発する

    という理論、ブロークンウィンドウ理論となります。


    これを逆に考えることが、
    治安回復の手立てとなります。

    軽微な犯罪も見逃さないような姿勢をアピールし、
    それが犯罪を犯そうとしているような人を遠ざけ、
    凶悪犯罪が減少するということに。

    日本の例では、ディズニーランド及びシーでは、
    施設、設備の細かな傷を放置せず、
    塗装し直すなどして補修を惜しまずにすることにより、
    出来る限り破損箇所を客に見せないようにし、
    結果、従業員と客のマナー向上に成功しています。

    また、2001年、札幌中央署はすすきの環境浄化総合対策として、
    駐車違反を徹底的に取り締まる事で、
    路上駐車が対策前に比べて3分の1以下に減少、
    さらに軽微な犯罪の取り締まり、
    ボランティアの協力を得てパトロールの強化により、
    犯罪発生件数が15%減少させることに成功したそうです。

    平成14年度版警察白書にはこのように書かれているとか。

    犯罪に強い社会を構築するためには、これまで取締りの対象外であった秩序違反行為を規制することにより犯罪の増勢に歯止めを掛けることも重要な対策の一つであると認められる。

  • >>92

    1969年、ジンバルドー教授はこのような実験を行いました。
    まず住宅街に乗用車を放置します。
    そして、ナンバープレートを取り外します。
    次にボンネットを開けたままにします。
    ここまでには何も起こりませんでしたが、
    フロントガラスを壊してみると、
    クルマの多くの部品が盗まれ始め、
    全てのガラスは割られ、ついには完全に破壊されるまでに至りました。
    このような実験の結果から教授は

    人間は匿名性が保証され、自己への責任が分散されている状況下では
    自己規制意識が低下し、没個性化が生じる。
    その結果、情緒的・衝動的・非合理的行動が現われ、
    また周囲の人の行動に感染しやすくなる。

    という結論に至ります。
    そして、ジンバルドー教授のこの実験を踏まえ、
    ケリング教授が考案したのが

    1.建物の窓が壊れている場合、
    そこに誰も注意を払っていないと人は考えるようになる

    2.ゴミの投棄、落書きなどの軽犯罪が起きるようになる

    3.住民のモラル低下、地域活動への協力が失われていき、
    さらに環境の悪化を招く

    4.凶悪犯罪を含めた犯罪が多発する

    という理論、ブロークンウィンドウ理論となります。


    これを逆に考えることが、
    治安回復の手立てとなります。

    軽微な犯罪も見逃さないような姿勢をアピールし、
    それが犯罪を犯そうとしているような人を遠ざけ、
    凶悪犯罪が減少するということに。

    日本の例では、ディズニーランド及びシーでは、
    施設、設備の細かな傷を放置せず、
    塗装し直すなどして補修を惜しまずにすることにより、
    出来る限り破損箇所を客に見せないようにし、
    結果、従業員と客のマナー向上に成功しています。

    また、2001年、札幌中央署はすすきの環境浄化総合対策として、
    駐車違反を徹底的に取り締まる事で、
    路上駐車が対策前に比べて3分の1以下に減少、
    さらに軽微な犯罪の取り締まり、
    ボランティアの協力を得てパトロールの強化により、
    犯罪発生件数が15%減少させることに成功したそうです。

    平成14年度版警察白書にはこのように書かれているとか。

    犯罪に強い社会を構築するためには、これまで取締りの対象外であった秩序違反行為を規制することにより犯罪の増勢に歯止めを掛けることも重要な対策の一つであると認められる。

  • >>93

    ニューヨーク市の犯罪率を劇的に低減させたことで有名な「割れ窓」理論というものがある。

    『急に売れ始めるにはワケがある』(マルコム・グラッドウェル)に詳しく記されているが、1992年、ニューヨーク市では2000件を超える殺人事件が起こり、約63万件もの重罪事件が起こった。


    ところがその5年後、殺人事件の発生件数は64.3%も減り、重罪事件もほぼ半分に激減していた。殊に地下鉄では、1990年代の初めと終わりとでは、重罪事件の発生は75%も減ったのだった。いったい何が起こったのか。


    地下鉄公団は数十億ドルの予算を費やして地下鉄の落書き清掃作戦に取り組み、地下鉄警察は地下鉄内で頻繁に起こる重罪事件への対処として無賃乗車の撲滅に取り組んだのだ。もっと大きな犯罪問題に対処すべきであって、これらは完全に的外れだとの批判が多かったにも関わらず、結局、これらの対策により重罪事件はみるみる減っていった。


    そして、93年にルドルフ・ジュリアーニがニューヨーク市長に当選すると、同じ戦略を市全体に展開した。交差点に停まっている車の窓を拭いて金を要求する行為や公共の場所での泥酔、ゴミのポイ捨てなどの「生活環境犯罪」を厳しく取り締まるようになった。

    そして、市内の犯罪は、地下鉄の場合と同じように激減していったのである。


    この劇的な成功を支えたのが、犯罪学者のジェームズ・ウィルソンとジョージ・ケリングが発案した「割れ窓理論」だった。


    割れたまま修理されていない窓があると、無法状態の雰囲気が周囲へ伝わり、犯罪の呼び水になるという考え方だ。重罪犯罪そのものに取り組むのではなく、軽微な犯罪を取り締まることで、「犯罪がうまくいきそうだというサイン」を減らし、そのことによって街や地下鉄に秩序の感覚が出てくる。


    それにより犯罪に走りづらくなるというものだ。
    よく言われる「小さなことの積み重ねが大きな成果を生む」というのに似ているが、その小さなことというのは何でもいいわけではなく、効果的な介入ポイント、システム思考で言うところの「レバレッジ・ポイント」となり得る点である必要がある。


    マルコム・グラッドウェルは「背景の力」と言っているが、犯罪が多発する所では犯罪を起こしやすい背景が、治安の良い所では犯罪を起こしづらい背景があるのだ。


    ディズニーランドではゴミのポイ捨てがしづらいのも「背景の力」といえるであろう。ディズニーランドではさらに、パーク内のささいな傷をおろそかにせず、ペンキの塗りなおしや破損箇所の修繕を見つけ次第頻繁に行うことで、従業員や来園者のマナーも向上させることに成功している。


    結局、環境によって行動が規定されるということだ。
    さらに話は飛ぶが、子供がまだ小さい頃、外食へ連れて行く度に大騒ぎしてしまうので、できるだけ迷惑にならないように小さな子供OKのお店を探して行くようにしていた。


    しかし、そういうお店では他の子供たちも騒いでいるので、うちの子もさらに拍車が掛かって騒いだものだった。


    ある時友人に誘われて、ラグジュアリーホテルのレストランへ行ったことがあった。「ホテルだから小さい子供ももちろんOK」と友人は言ったが、それはうちの子を知らないから言えるのだと思いつつ、憂鬱な気分で出かけて行った。

    しかし、その心配をよそに、終始見違えるほどにいい子にしていたのである。たいへん豪奢な雰囲気で、ピアノが鳴っており、他の来ている子供たちもいっさい騒いだりしていない。
    そういう背景のもとでは、さすがに騒げなかったのであろう。

  • ニューヨーク市の犯罪率を劇的に低減させたことで有名な「割れ窓」理論というものがある。

    『急に売れ始めるにはワケがある』(マルコム・グラッドウェル)に詳しく記されているが、1992年、ニューヨーク市では2000件を超える殺人事件が起こり、約63万件もの重罪事件が起こった。


    ところがその5年後、殺人事件の発生件数は64.3%も減り、重罪事件もほぼ半分に激減していた。殊に地下鉄では、1990年代の初めと終わりとでは、重罪事件の発生は75%も減ったのだった。いったい何が起こったのか。


    地下鉄公団は数十億ドルの予算を費やして地下鉄の落書き清掃作戦に取り組み、地下鉄警察は地下鉄内で頻繁に起こる重罪事件への対処として無賃乗車の撲滅に取り組んだのだ。もっと大きな犯罪問題に対処すべきであって、これらは完全に的外れだとの批判が多かったにも関わらず、結局、これらの対策により重罪事件はみるみる減っていった。


    そして、93年にルドルフ・ジュリアーニがニューヨーク市長に当選すると、同じ戦略を市全体に展開した。交差点に停まっている車の窓を拭いて金を要求する行為や公共の場所での泥酔、ゴミのポイ捨てなどの「生活環境犯罪」を厳しく取り締まるようになった。

    そして、市内の犯罪は、地下鉄の場合と同じように激減していったのである。


    この劇的な成功を支えたのが、犯罪学者のジェームズ・ウィルソンとジョージ・ケリングが発案した「割れ窓理論」だった。


    割れたまま修理されていない窓があると、無法状態の雰囲気が周囲へ伝わり、犯罪の呼び水になるという考え方だ。重罪犯罪そのものに取り組むのではなく、軽微な犯罪を取り締まることで、「犯罪がうまくいきそうだというサイン」を減らし、そのことによって街や地下鉄に秩序の感覚が出てくる。


    それにより犯罪に走りづらくなるというものだ。
    よく言われる「小さなことの積み重ねが大きな成果を生む」というのに似ているが、その小さなことというのは何でもいいわけではなく、効果的な介入ポイント、システム思考で言うところの「レバレッジ・ポイント」となり得る点である必要がある。


    マルコム・グラッドウェルは「背景の力」と言っているが、犯罪が多発する所では犯罪を起こしやすい背景が、治安の良い所では犯罪を起こしづらい背景があるのだ。


    ディズニーランドではゴミのポイ捨てがしづらいのも「背景の力」といえるであろう。ディズニーランドではさらに、パーク内のささいな傷をおろそかにせず、ペンキの塗りなおしや破損箇所の修繕を見つけ次第頻繁に行うことで、従業員や来園者のマナーも向上させることに成功している。


    結局、環境によって行動が規定されるということだ。
    さらに話は飛ぶが、子供がまだ小さい頃、外食へ連れて行く度に大騒ぎしてしまうので、できるだけ迷惑にならないように小さな子供OKのお店を探して行くようにしていた。


    しかし、そういうお店では他の子供たちも騒いでいるので、うちの子もさらに拍車が掛かって騒いだものだった。


    ある時友人に誘われて、ラグジュアリーホテルのレストランへ行ったことがあった。「ホテルだから小さい子供ももちろんOK」と友人は言ったが、それはうちの子を知らないから言えるのだと思いつつ、憂鬱な気分で出かけて行った。

    しかし、その心配をよそに、終始見違えるほどにいい子にしていたのである。たいへん豪奢な雰囲気で、ピアノが鳴っており、他の来ている子供たちもいっさい騒いだりしていない。
    そういう背景のもとでは、さすがに騒げなかったのであろう。

  • 1969年、ジンバルドー教授はこのような実験を行いました。
    まず住宅街に乗用車を放置します。
    そして、ナンバープレートを取り外します。
    次にボンネットを開けたままにします。
    ここまでには何も起こりませんでしたが、
    フロントガラスを壊してみると、
    クルマの多くの部品が盗まれ始め、
    全てのガラスは割られ、ついには完全に破壊されるまでに至りました。
    このような実験の結果から教授は

    人間は匿名性が保証され、自己への責任が分散されている状況下では
    自己規制意識が低下し、没個性化が生じる。
    その結果、情緒的・衝動的・非合理的行動が現われ、
    また周囲の人の行動に感染しやすくなる。

    という結論に至ります。
    そして、ジンバルドー教授のこの実験を踏まえ、
    ケリング教授が考案したのが

    1.建物の窓が壊れている場合、
    そこに誰も注意を払っていないと人は考えるようになる

    2.ゴミの投棄、落書きなどの軽犯罪が起きるようになる

    3.住民のモラル低下、地域活動への協力が失われていき、
    さらに環境の悪化を招く

    4.凶悪犯罪を含めた犯罪が多発する

    という理論、ブロークンウィンドウ理論となります。


    これを逆に考えることが、
    治安回復の手立てとなります。

    軽微な犯罪も見逃さないような姿勢をアピールし、
    それが犯罪を犯そうとしているような人を遠ざけ、
    凶悪犯罪が減少するということに。

    日本の例では、ディズニーランド及びシーでは、
    施設、設備の細かな傷を放置せず、
    塗装し直すなどして補修を惜しまずにすることにより、
    出来る限り破損箇所を客に見せないようにし、
    結果、従業員と客のマナー向上に成功しています。

    また、2001年、札幌中央署はすすきの環境浄化総合対策として、
    駐車違反を徹底的に取り締まる事で、
    路上駐車が対策前に比べて3分の1以下に減少、
    さらに軽微な犯罪の取り締まり、
    ボランティアの協力を得てパトロールの強化により、
    犯罪発生件数が15%減少させることに成功したそうです。

    平成14年度版警察白書にはこのように書かれているとか。

    犯罪に強い社会を構築するためには、これまで取締りの対象外であった秩序違反行為を規制することにより犯罪の増勢に歯止めを掛けることも重要な対策の一つであると認められる。

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