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    浜ちゃん 12月5日 13:37

    こんにちは。女性の方ですか?エッチ好きな男ですが、良かったらメールしませんか?

  • >>95

    ニューヨーク市の犯罪率を劇的に低減させたことで有名な「割れ窓」理論というものがある。

    『急に売れ始めるにはワケがある』(マルコム・グラッドウェル)に詳しく記されているが、1992年、ニューヨーク市では2000件を超える殺人事件が起こり、約63万件もの重罪事件が起こった。


    ところがその5年後、殺人事件の発生件数は64.3%も減り、重罪事件もほぼ半分に激減していた。殊に地下鉄では、1990年代の初めと終わりとでは、重罪事件の発生は75%も減ったのだった。いったい何が起こったのか。


    地下鉄公団は数十億ドルの予算を費やして地下鉄の落書き清掃作戦に取り組み、地下鉄警察は地下鉄内で頻繁に起こる重罪事件への対処として無賃乗車の撲滅に取り組んだのだ。もっと大きな犯罪問題に対処すべきであって、これらは完全に的外れだとの批判が多かったにも関わらず、結局、これらの対策により重罪事件はみるみる減っていった。


    そして、93年にルドルフ・ジュリアーニがニューヨーク市長に当選すると、同じ戦略を市全体に展開した。交差点に停まっている車の窓を拭いて金を要求する行為や公共の場所での泥酔、ゴミのポイ捨てなどの「生活環境犯罪」を厳しく取り締まるようになった。

    そして、市内の犯罪は、地下鉄の場合と同じように激減していったのである。


    この劇的な成功を支えたのが、犯罪学者のジェームズ・ウィルソンとジョージ・ケリングが発案した「割れ窓理論」だった。


    割れたまま修理されていない窓があると、無法状態の雰囲気が周囲へ伝わり、犯罪の呼び水になるという考え方だ。重罪犯罪そのものに取り組むのではなく、軽微な犯罪を取り締まることで、「犯罪がうまくいきそうだというサイン」を減らし、そのことによって街や地下鉄に秩序の感覚が出てくる。


    それにより犯罪に走りづらくなるというものだ。
    よく言われる「小さなことの積み重ねが大きな成果を生む」というのに似ているが、その小さなことというのは何でもいいわけではなく、効果的な介入ポイント、システム思考で言うところの「レバレッジ・ポイント」となり得る点である必要がある。


    マルコム・グラッドウェルは「背景の力」と言っているが、犯罪が多発する所では犯罪を起こしやすい背景が、治安の良い所では犯罪を起こしづらい背景があるのだ。


    ディズニーランドではゴミのポイ捨てがしづらいのも「背景の力」といえるであろう。ディズニーランドではさらに、パーク内のささいな傷をおろそかにせず、ペンキの塗りなおしや破損箇所の修繕を見つけ次第頻繁に行うことで、従業員や来園者のマナーも向上させることに成功している。


    結局、環境によって行動が規定されるということだ。
    さらに話は飛ぶが、子供がまだ小さい頃、外食へ連れて行く度に大騒ぎしてしまうので、できるだけ迷惑にならないように小さな子供OKのお店を探して行くようにしていた。


    しかし、そういうお店では他の子供たちも騒いでいるので、うちの子もさらに拍車が掛かって騒いだものだった。


    ある時友人に誘われて、ラグジュアリーホテルのレストランへ行ったことがあった。「ホテルだから小さい子供ももちろんOK」と友人は言ったが、それはうちの子を知らないから言えるのだと思いつつ、憂鬱な気分で出かけて行った。

    しかし、その心配をよそに、終始見違えるほどにいい子にしていたのである。たいへん豪奢な雰囲気で、ピアノが鳴っており、他の来ている子供たちもいっさい騒いだりしていない。
    そういう背景のもとでは、さすがに騒げなかったのであろう。

  • >>96

    1969年、ジンバルドー教授はこのような実験を行いました。
    まず住宅街に乗用車を放置します。
    そして、ナンバープレートを取り外します。
    次にボンネットを開けたままにします。
    ここまでには何も起こりませんでしたが、
    フロントガラスを壊してみると、
    クルマの多くの部品が盗まれ始め、
    全てのガラスは割られ、ついには完全に破壊されるまでに至りました。
    このような実験の結果から教授は

    人間は匿名性が保証され、自己への責任が分散されている状況下では
    自己規制意識が低下し、没個性化が生じる。
    その結果、情緒的・衝動的・非合理的行動が現われ、
    また周囲の人の行動に感染しやすくなる。

    という結論に至ります。
    そして、ジンバルドー教授のこの実験を踏まえ、
    ケリング教授が考案したのが

    1.建物の窓が壊れている場合、
    そこに誰も注意を払っていないと人は考えるようになる

    2.ゴミの投棄、落書きなどの軽犯罪が起きるようになる

    3.住民のモラル低下、地域活動への協力が失われていき、
    さらに環境の悪化を招く

    4.凶悪犯罪を含めた犯罪が多発する

    という理論、ブロークンウィンドウ理論となります。


    これを逆に考えることが、
    治安回復の手立てとなります。

    軽微な犯罪も見逃さないような姿勢をアピールし、
    それが犯罪を犯そうとしているような人を遠ざけ、
    凶悪犯罪が減少するということに。

    日本の例では、ディズニーランド及びシーでは、
    施設、設備の細かな傷を放置せず、
    塗装し直すなどして補修を惜しまずにすることにより、
    出来る限り破損箇所を客に見せないようにし、
    結果、従業員と客のマナー向上に成功しています。

    また、2001年、札幌中央署はすすきの環境浄化総合対策として、
    駐車違反を徹底的に取り締まる事で、
    路上駐車が対策前に比べて3分の1以下に減少、
    さらに軽微な犯罪の取り締まり、
    ボランティアの協力を得てパトロールの強化により、
    犯罪発生件数が15%減少させることに成功したそうです。

    平成14年度版警察白書にはこのように書かれているとか。

    犯罪に強い社会を構築するためには、これまで取締りの対象外であった秩序違反行為を規制することにより犯罪の増勢に歯止めを掛けることも重要な対策の一つであると認められる。

  • >>92

    1969年、ジンバルドー教授はこのような実験を行いました。
    まず住宅街に乗用車を放置します。
    そして、ナンバープレートを取り外します。
    次にボンネットを開けたままにします。
    ここまでには何も起こりませんでしたが、
    フロントガラスを壊してみると、
    クルマの多くの部品が盗まれ始め、
    全てのガラスは割られ、ついには完全に破壊されるまでに至りました。
    このような実験の結果から教授は

    人間は匿名性が保証され、自己への責任が分散されている状況下では
    自己規制意識が低下し、没個性化が生じる。
    その結果、情緒的・衝動的・非合理的行動が現われ、
    また周囲の人の行動に感染しやすくなる。

    という結論に至ります。
    そして、ジンバルドー教授のこの実験を踏まえ、
    ケリング教授が考案したのが

    1.建物の窓が壊れている場合、
    そこに誰も注意を払っていないと人は考えるようになる

    2.ゴミの投棄、落書きなどの軽犯罪が起きるようになる

    3.住民のモラル低下、地域活動への協力が失われていき、
    さらに環境の悪化を招く

    4.凶悪犯罪を含めた犯罪が多発する

    という理論、ブロークンウィンドウ理論となります。


    これを逆に考えることが、
    治安回復の手立てとなります。

    軽微な犯罪も見逃さないような姿勢をアピールし、
    それが犯罪を犯そうとしているような人を遠ざけ、
    凶悪犯罪が減少するということに。

    日本の例では、ディズニーランド及びシーでは、
    施設、設備の細かな傷を放置せず、
    塗装し直すなどして補修を惜しまずにすることにより、
    出来る限り破損箇所を客に見せないようにし、
    結果、従業員と客のマナー向上に成功しています。

    また、2001年、札幌中央署はすすきの環境浄化総合対策として、
    駐車違反を徹底的に取り締まる事で、
    路上駐車が対策前に比べて3分の1以下に減少、
    さらに軽微な犯罪の取り締まり、
    ボランティアの協力を得てパトロールの強化により、
    犯罪発生件数が15%減少させることに成功したそうです。

    平成14年度版警察白書にはこのように書かれているとか。

    犯罪に強い社会を構築するためには、これまで取締りの対象外であった秩序違反行為を規制することにより犯罪の増勢に歯止めを掛けることも重要な対策の一つであると認められる。

  • >>93

    ニューヨーク市の犯罪率を劇的に低減させたことで有名な「割れ窓」理論というものがある。

    『急に売れ始めるにはワケがある』(マルコム・グラッドウェル)に詳しく記されているが、1992年、ニューヨーク市では2000件を超える殺人事件が起こり、約63万件もの重罪事件が起こった。


    ところがその5年後、殺人事件の発生件数は64.3%も減り、重罪事件もほぼ半分に激減していた。殊に地下鉄では、1990年代の初めと終わりとでは、重罪事件の発生は75%も減ったのだった。いったい何が起こったのか。


    地下鉄公団は数十億ドルの予算を費やして地下鉄の落書き清掃作戦に取り組み、地下鉄警察は地下鉄内で頻繁に起こる重罪事件への対処として無賃乗車の撲滅に取り組んだのだ。もっと大きな犯罪問題に対処すべきであって、これらは完全に的外れだとの批判が多かったにも関わらず、結局、これらの対策により重罪事件はみるみる減っていった。


    そして、93年にルドルフ・ジュリアーニがニューヨーク市長に当選すると、同じ戦略を市全体に展開した。交差点に停まっている車の窓を拭いて金を要求する行為や公共の場所での泥酔、ゴミのポイ捨てなどの「生活環境犯罪」を厳しく取り締まるようになった。

    そして、市内の犯罪は、地下鉄の場合と同じように激減していったのである。


    この劇的な成功を支えたのが、犯罪学者のジェームズ・ウィルソンとジョージ・ケリングが発案した「割れ窓理論」だった。


    割れたまま修理されていない窓があると、無法状態の雰囲気が周囲へ伝わり、犯罪の呼び水になるという考え方だ。重罪犯罪そのものに取り組むのではなく、軽微な犯罪を取り締まることで、「犯罪がうまくいきそうだというサイン」を減らし、そのことによって街や地下鉄に秩序の感覚が出てくる。


    それにより犯罪に走りづらくなるというものだ。
    よく言われる「小さなことの積み重ねが大きな成果を生む」というのに似ているが、その小さなことというのは何でもいいわけではなく、効果的な介入ポイント、システム思考で言うところの「レバレッジ・ポイント」となり得る点である必要がある。


    マルコム・グラッドウェルは「背景の力」と言っているが、犯罪が多発する所では犯罪を起こしやすい背景が、治安の良い所では犯罪を起こしづらい背景があるのだ。


    ディズニーランドではゴミのポイ捨てがしづらいのも「背景の力」といえるであろう。ディズニーランドではさらに、パーク内のささいな傷をおろそかにせず、ペンキの塗りなおしや破損箇所の修繕を見つけ次第頻繁に行うことで、従業員や来園者のマナーも向上させることに成功している。


    結局、環境によって行動が規定されるということだ。
    さらに話は飛ぶが、子供がまだ小さい頃、外食へ連れて行く度に大騒ぎしてしまうので、できるだけ迷惑にならないように小さな子供OKのお店を探して行くようにしていた。


    しかし、そういうお店では他の子供たちも騒いでいるので、うちの子もさらに拍車が掛かって騒いだものだった。


    ある時友人に誘われて、ラグジュアリーホテルのレストランへ行ったことがあった。「ホテルだから小さい子供ももちろんOK」と友人は言ったが、それはうちの子を知らないから言えるのだと思いつつ、憂鬱な気分で出かけて行った。

    しかし、その心配をよそに、終始見違えるほどにいい子にしていたのである。たいへん豪奢な雰囲気で、ピアノが鳴っており、他の来ている子供たちもいっさい騒いだりしていない。
    そういう背景のもとでは、さすがに騒げなかったのであろう。

  • ニューヨーク市の犯罪率を劇的に低減させたことで有名な「割れ窓」理論というものがある。

    『急に売れ始めるにはワケがある』(マルコム・グラッドウェル)に詳しく記されているが、1992年、ニューヨーク市では2000件を超える殺人事件が起こり、約63万件もの重罪事件が起こった。


    ところがその5年後、殺人事件の発生件数は64.3%も減り、重罪事件もほぼ半分に激減していた。殊に地下鉄では、1990年代の初めと終わりとでは、重罪事件の発生は75%も減ったのだった。いったい何が起こったのか。


    地下鉄公団は数十億ドルの予算を費やして地下鉄の落書き清掃作戦に取り組み、地下鉄警察は地下鉄内で頻繁に起こる重罪事件への対処として無賃乗車の撲滅に取り組んだのだ。もっと大きな犯罪問題に対処すべきであって、これらは完全に的外れだとの批判が多かったにも関わらず、結局、これらの対策により重罪事件はみるみる減っていった。


    そして、93年にルドルフ・ジュリアーニがニューヨーク市長に当選すると、同じ戦略を市全体に展開した。交差点に停まっている車の窓を拭いて金を要求する行為や公共の場所での泥酔、ゴミのポイ捨てなどの「生活環境犯罪」を厳しく取り締まるようになった。

    そして、市内の犯罪は、地下鉄の場合と同じように激減していったのである。


    この劇的な成功を支えたのが、犯罪学者のジェームズ・ウィルソンとジョージ・ケリングが発案した「割れ窓理論」だった。


    割れたまま修理されていない窓があると、無法状態の雰囲気が周囲へ伝わり、犯罪の呼び水になるという考え方だ。重罪犯罪そのものに取り組むのではなく、軽微な犯罪を取り締まることで、「犯罪がうまくいきそうだというサイン」を減らし、そのことによって街や地下鉄に秩序の感覚が出てくる。


    それにより犯罪に走りづらくなるというものだ。
    よく言われる「小さなことの積み重ねが大きな成果を生む」というのに似ているが、その小さなことというのは何でもいいわけではなく、効果的な介入ポイント、システム思考で言うところの「レバレッジ・ポイント」となり得る点である必要がある。


    マルコム・グラッドウェルは「背景の力」と言っているが、犯罪が多発する所では犯罪を起こしやすい背景が、治安の良い所では犯罪を起こしづらい背景があるのだ。


    ディズニーランドではゴミのポイ捨てがしづらいのも「背景の力」といえるであろう。ディズニーランドではさらに、パーク内のささいな傷をおろそかにせず、ペンキの塗りなおしや破損箇所の修繕を見つけ次第頻繁に行うことで、従業員や来園者のマナーも向上させることに成功している。


    結局、環境によって行動が規定されるということだ。
    さらに話は飛ぶが、子供がまだ小さい頃、外食へ連れて行く度に大騒ぎしてしまうので、できるだけ迷惑にならないように小さな子供OKのお店を探して行くようにしていた。


    しかし、そういうお店では他の子供たちも騒いでいるので、うちの子もさらに拍車が掛かって騒いだものだった。


    ある時友人に誘われて、ラグジュアリーホテルのレストランへ行ったことがあった。「ホテルだから小さい子供ももちろんOK」と友人は言ったが、それはうちの子を知らないから言えるのだと思いつつ、憂鬱な気分で出かけて行った。

    しかし、その心配をよそに、終始見違えるほどにいい子にしていたのである。たいへん豪奢な雰囲気で、ピアノが鳴っており、他の来ている子供たちもいっさい騒いだりしていない。
    そういう背景のもとでは、さすがに騒げなかったのであろう。

  • 1969年、ジンバルドー教授はこのような実験を行いました。
    まず住宅街に乗用車を放置します。
    そして、ナンバープレートを取り外します。
    次にボンネットを開けたままにします。
    ここまでには何も起こりませんでしたが、
    フロントガラスを壊してみると、
    クルマの多くの部品が盗まれ始め、
    全てのガラスは割られ、ついには完全に破壊されるまでに至りました。
    このような実験の結果から教授は

    人間は匿名性が保証され、自己への責任が分散されている状況下では
    自己規制意識が低下し、没個性化が生じる。
    その結果、情緒的・衝動的・非合理的行動が現われ、
    また周囲の人の行動に感染しやすくなる。

    という結論に至ります。
    そして、ジンバルドー教授のこの実験を踏まえ、
    ケリング教授が考案したのが

    1.建物の窓が壊れている場合、
    そこに誰も注意を払っていないと人は考えるようになる

    2.ゴミの投棄、落書きなどの軽犯罪が起きるようになる

    3.住民のモラル低下、地域活動への協力が失われていき、
    さらに環境の悪化を招く

    4.凶悪犯罪を含めた犯罪が多発する

    という理論、ブロークンウィンドウ理論となります。


    これを逆に考えることが、
    治安回復の手立てとなります。

    軽微な犯罪も見逃さないような姿勢をアピールし、
    それが犯罪を犯そうとしているような人を遠ざけ、
    凶悪犯罪が減少するということに。

    日本の例では、ディズニーランド及びシーでは、
    施設、設備の細かな傷を放置せず、
    塗装し直すなどして補修を惜しまずにすることにより、
    出来る限り破損箇所を客に見せないようにし、
    結果、従業員と客のマナー向上に成功しています。

    また、2001年、札幌中央署はすすきの環境浄化総合対策として、
    駐車違反を徹底的に取り締まる事で、
    路上駐車が対策前に比べて3分の1以下に減少、
    さらに軽微な犯罪の取り締まり、
    ボランティアの協力を得てパトロールの強化により、
    犯罪発生件数が15%減少させることに成功したそうです。

    平成14年度版警察白書にはこのように書かれているとか。

    犯罪に強い社会を構築するためには、これまで取締りの対象外であった秩序違反行為を規制することにより犯罪の増勢に歯止めを掛けることも重要な対策の一つであると認められる。

  • ブロークンウィンドウ(ズ)理論、割れ窓理論なんていいますけれど、
    これは環境犯罪学の言葉。
    これが有名になったのは、
    ルドルフ・ジュリアーニニューヨーク市元市長からだと思います。

    彼で有名なのは、2001年の9.11テロ後の優れた危機管理でしょうけれど、
    こちらはそれよりもずっと前のお話になります。

    1993年、彼が市長選で掲げていた公約の一つは、
    ニューヨークを

    家族連れにも安心な街にする

    ことでした。
    当選後、それは実施されることになります。
    マフィアのような大きな組織のトップへの取り締まり強化のようなものに加えて、
    このブロークンウィンドウ理論を用いての対策に顕れました。


    「危険な街」、そう呼ばれていたのがニューヨークでした。
    1970年以後、犯罪が急増し、
    1990年の1年間、ニューヨーク市警管内での殺人事件は2200件以上、
    ここ数年の日本全国での年間の殺人事件の認知件数が1100件内外ですので、
    これがいかに多いかがご理解いただけると思います。

    こういった地下鉄では凶悪犯罪が多発していました。
    身の危険を感じながら乗らねばならない地下鉄では、
    その利用者も過去最低となります。
    1984年、刑事司法学者のジョージ・ケリング教授は
    地下鉄における犯罪対策として、まずアドバイスしたのは、

    落書きを消す

    でした。
    1500万ドルを投じ始めた地下鉄の治安回復プロジェクトで
    まず行ったのが落書きを消す事だったのです。

    地下鉄職員たちは猛反発します。
    なぜ、落書きなんだ、犯罪の取り締まり強化が先だろうという訳です。
    しかし、当時の局長はこれを断行、
    6000もの車両の落書き消しが始まりました。

    この途方もない作業を終えたのは1989年、
    5年もかかっています。
    その頃、少しずつ凶悪犯罪が減少していたんです。

    全ての落書きを消し終えると、
    次にケリング教授が提出した方策は、

    軽犯罪の取り締まりを強化する

    でした。
    凶悪犯罪ではありません。
    落書き、車内での喫煙、無賃乗車などなど。
    これらの比較的軽微な犯罪を取り締まることで、
    さらに凶悪犯罪はその数を減らしていきます。

    こういった地道な努力、それも落書き消しと、
    軽犯罪の取り締まり強化という凶悪犯罪そのものではない
    対策で地下鉄の治安は回復していくこととなります。

    この成果に、市長選で当選、就任したジュリアー二は
    ニューヨーク市全体にこれを適用することを決意します。
    市街でも落書きを消し、軽犯罪を取り締まる、
    それを強化することで、
    就任から5年間、犯罪の認知件数は殺人が67%、
    強盗が54%、婦女暴行が27.4%減少させることに成功しています。

    ニューヨークの街の治安も回復していきました。


    ケリング教授が地下鉄の治安回復の方策として、
    落書き消しから始めた根拠は、
    1969年に心理学者フィリップ・ジンバルドー教授が考案した

    ブロークン・ウィンドウ理論

    にあります。
    フィリップ・ジンバルドー教授は1971年の「スタンフォード監獄実験」で
    有名な心理学者で、
    この件についてはまた述べることもあろうかと思いますが、
    それはそれで非常に面白い実験ですので、
    興味のある方は調べてみて下さい。
    映画es[エス]オリバー・ヒルツェヴィゲル (監督)、エクスペリメントポール・T・シュアリング (監督) でも描かれています。

  • 普段よく通る道に前カゴのある自転車が止めてあります。
    昨日も止まってました。そのとき、たまたま飲み終わった
    ペットボトルを手にしていて、どこか捨てられるところが
    あったら捨ててしまいたいと思ってました。

    あなたは手にしたペットボトルをとめてある自転車の
    前カゴに入れますか??

    恐らく、入れないでしょう。


    もうひとつ。


    あなたがその自転車を見たとき、前カゴにはジュースの
    空き缶が1つ入っていました。手には捨てたいペットボトル・・・。

    捨てたくて捨てたくてしょうがない・・・。


    恐らく、この状況ですとやってしまう人がいるはず。


    これが人間の心理。割れ窓理論と言われています。

    普通の車とフロントガラスの割れた車をそれぞれ住宅街に放置。
    1週間後、普通の車は変化がなかったが、窓の割れた車は次々に
    ガラスを割られ、金になる部品はほとんど盗まれていた。


    この割れ窓理論は、スタンフォード大学のフィリップ・ジンバルト教授
    が実験によって証明された理論なんです。


    『人は匿名性が保証されている、責任が分散されているといった
    状態におかれると、自己規制意識が低下し、「没個性化」が生じる。

    その結果、情緒的・衝動的・非合理的行動が現れ、また、周囲の人
    の行動に感染しやすくなる。』

    という結論を実験から導きだしました。

    ちょっと難しいですね^^;

    要するに、自分が何かのルールを破るようなことをするのは容易
    ではないのに、誰かが自分の目の前でやっていることをまねする
    のは、いとも簡単にできる、ということです。

    特に日本人はそうですよね。
    『赤信号、みんなで渡れば怖くない』の文化ですから。


    これを実践的に採用したのが、ニューヨーク市の
    R・ジュリアーニ市長です。

    ジュリアーニ氏は、割れ窓理論に基づいて、「地下鉄の落書きを消す」
    というアプローチから世界一の犯罪都市、ニューヨークの重犯罪の
    件数を激減させました。


    また、この理論、ビジネスの世界にも重要な意味を持っているんです。

    例えばディズニーランド。

    パーク内はゴミひとつ落ちていませんよね。

    ディズニーランド内には約600名の清掃スタッフが配置されていて、
    15分に1度は掃除をするそうです。

    ディズニーランドは夢の国。そこにゴミなどはもってのほか。

    そこで、常に綺麗な状態にしておくことで、入園者も簡単にゴミを
    捨てにくいという感覚を植え付けているんです。

    ウォルト・ディズニー自身も『パーク内を常に綺麗にしておけば、
    ゲストが汚すことはない』と言っていますし。


    逆をやるとどうなるのか??

    例えば、雪印乳業の集団食中毒事件。

    週1回の洗浄が義務だったバルブを3週間掃除していませんでした。
    調べてみると、マニュアル無視の洗浄は数年に渡って放置されてい
    たようです。

    つまり、

    ■小さなミスや怠慢は、それが許されると罪の意識がなくなってミスを
    犯すことに抵抗がなくなってしまう(習慣化)。

    ■たとえ罪の意識があっても、ここまで許されるならもう少しと自分で
    勝手にこじつけてしまう心理が働く(合理化)。

    全く逆にその理論が働いているということです。

    そこで、

    営業で「新規開拓」、「アフターフォロー」などが出来ない、ということを
    割れ窓理論で分析してみましょう。

    こういった場合、往々にして出来ない直接的な原因を探そうとしますよね。

    でも割れ窓でいくと、その直接的な原因ではなく、その原因を助長した
    小さな要因にスポットライトを当てることになります。

    小さな秩序の乱れが仕事全体へのモチベーション低下や業務成果
    にも大きな影響を与えかねない

    これが割れ窓理論の考え方。

    ですから、

    『机の上を整理する』『挨拶をする』など、当たり前のことを社員に徹底
    させていく。

    やはりこういう感じになっていくんでしょうか。

    確かに、そういう何気ないことの徹底で業績が回復したという企業
    の話はよく耳にします。


    仕事の中で、割れ窓状態になっているものはありませんか??

    大きな改革や戦略を立てる前に、些細な身の回りのほころびを
    チェックすることから始めてみましょう!!

  • >>72

    step=riko
    同じ「マヌケゴミ」の使い手
    単細胞で無策
    もっとうまくやればいいのにやれる能力が無い
    無能低能力者の成せる業

  • >>54

    riko、女らしくないぞ、
    かわいいのにもったいないなぁ

    屋腐豆腐屋(ヤフーとうふや)これも回文かな、

    rikoとも腐れ縁だな

  • >>15

    みーくんだって行きたい時もあるじゃん、

    大目にみてね、

    大目にみろよ~♪

    三年目の浮気♪

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