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    田中将大





    野球は筋書きのないドラマとは言うが、“東北楽天イーグルス優勝”こんなに感動するドラマを私はいままで見たことがない。
    球団創設から9年、そして日本中、いや世界中を震撼させたあの東日本大震災、プロ野球も開催が危ぶまれた3年前、東北楽天の選手たちの被災者を見舞い元気づける姿、そして各球団の選手の腕には“がんばろう日本!”のもと、どうにか開幕したことは記憶に新しい。
    そして今年、闘将星野監督のもと優勝へと“気持ち”を前面に押し出し、
    神様、仏様、マーくん(田中将(まさ)大(ひろ)投手)の、世界球史に残る活躍でパリーグを制覇した。そして迎える日本シリーズはセリーグを制した、横綱巨人。もつれた第7戦、なんと、前日160球を投げ切り敗戦投手になったにもかかわらず疲労困憊(こんぱい)の田中投手は3点をリードした9回の裏登板した。まさかと日本中が見守るなか最後のバッターを三振に切り日本一を決めた。
     その勇気を与えた姿に東北の人たち、いやわたしを含め日本中のプロ野球ファンは、我を忘れて手をたたいたに違いありません。本当にありがとう。