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投稿コメント一覧 (25コメント)

  • >>No. 49

    xgmさん、こんにちは。

    >ノバルティスファーマのキムリア(CAR-T療法)は
    >遺伝子治療薬なのでしょうか?

    現在の遺伝子治療の定義では、遺伝子治療薬は、

    ①遺伝子そのものを治療薬として用いる場合
    ②患者さまの遺伝子に直接的に働きかける治療薬の場合

    の何れかとされておりますので、キムリアは遺伝子治療薬ではありません。
    遺伝子工学の技術を用いた治療法ではありますが。

    なおアンジェスのHGF遺伝子治療薬は、上記の①に相当しますので、
    遺伝子治療薬です。

  • >また、過去の40例のPⅢ臨床試験や6例の医師主導型臨床研究の時は、どこで製造したのか???

    ベーリンガーインゲルハイムのウイーンの工場です。
    品質レベルはUS GMP準拠。
    ニュースソースは申し上げられないので、間違っていると主張されても議論はしませんが。

    まあ、現在の承認審査や株価には影響しないでしょう (^^)。

  • >承認後の製造は、どこの企業と、

    Boehringer Ingelheim

    h
    ttps://www.bioxcellence.com/

  • xgmさん、こんばんわ。先日は失礼しました。

    >「仮想の対照群」とはプラセボの意でしょうか?

    ちょっと違うかな。

    <対照群>薬の薬効を厳密に評価するためには対照群を置いた治験が行われます。このとき、対照群はプラセボだけではありません。多くの場合には、その時点において最も有効と考えられる既承認薬(対照薬)との比較を行います。大切なことは、試験は両群を同時に同条件で比較することで、これを前向き試験(prospective trial)といいます。

    <仮想の対照群>これは疾患が重篤であるとか、患者さまの同意を取りにくいような疾患の場合(多くの小児の試験がそうですが)、主に倫理的理由により対照群を置かないopen trialが行われます。この時被験薬の薬効は、過去に論文等まとめられたその疾患の自然経過(natural history or historical control)や、他の薬剤が行ったopen trialの成績との比較を行い考察します。これは過去のデータとの比較なので後ろ向きの比較(retrospective trial)と言われることがあります。

    引用されている記事は、再生医療等製品は非常に新しい分野であるので、後ろ向きの比較検討を行おうとしてもhistorical controlがないものがある(そういう限界がある)、と言いたいのだと思いますが、この記者の発想は、ちょっと考えすぎとちゃうか?とわたしは思います。

    さて、HGFの場合ですが、HGFは既にプラセボと比較したprospectiveな成績はあります。また対象は重篤な疾患として研究対象である疾患ですので、当然natural historyの成績(何割の患者が、平均何年くらいでアンプタを余儀なくされるとか、死に至るとかの統計学的報告)もありますので、全く問題ない。

    投稿者がこの記事を持ち出して、なにゆえHGFの医学的評価に不安を与えようとしているのか?全く理解できないですが。。。。問題ないよ。(^^)。

    長文で、すみませんでした。お詫びします。

  • >ツーセルのMSCは幹細胞の移植させ、それを分化定着させる方法と理解しています。
    >一方、SB623はもともと患者さんの脳内に僅かに残っている神経幹細胞を使って神経細胞を
    >再生する方法と理解しています。

    ふ~ん。そうなんだ (^^)。

    であるならば、わざわざ幹細胞など移植しなくても、脳内にある細胞に働きかける栄養分みたいなものを投与すればいいじゃない? (^^)。

    ということで、今月号のStroke誌を読んでいただければわかりますが、脳梗塞の治療として、”non-cell therapy”あるいは”cell-free therapy”と銘打って、exosomeという(脳幹細胞由来の小さなカプセル?)を投与する治療法の検討が始まっています。論文ではまだブタのレベルですが、来年から治験が行われるようです。

    そうなると、いろいろと、だいぶ楽になるよね。
    まあ、臨床の場にいろいろな治療の選択肢があるのは良いことですよね。

    患者様に良い治療を与えられるように、サンバイオも他の会社さんも頑張ってほしいですね。(^^)。

    h
    ttps://www.arunabiomedical.com

    PS: ちなみに、これはわたしの個人的な見方ですが、わたしはstem cell therapyの本質はFGF-2などではなく、ROCK inhibitorだと思っています。まあ、余談ですが。

  • >>No. 549

    面白い投稿があったので、横から失礼 (^^)。

    >支払いは交通費や宿泊費が負担になって治験からドロップすることが無いようにする措置です。

    これは日本の話。アメリカは全く違います。嘘を書いてはいけません。

    わたしはアメリカの病院でローテートを経験しましたが、その時に重症喘息の治験を行いました(頭に穴はあけないけどね)。その時はPI(治験責任医師?)には、1例あたり3000ドルくらい支払われたと思います。治験協力者(患者さま)には1800ドルくらい支払われたと思います。そんな高い交通費はないです。CROから支払われます。

    治験協力者(患者さま)にはデビット・カードみたいなものが手渡されます。被験者は試験計画書に定められた通りに来院し、所定の観察・検査を受けると、このカードには300ドルとか決められた金額が振り込まれます。
    アメリカはそのようなシステムも進んでいます。

    治験協力費は、明らかにインセンティブです。その結果、被験者が医師に媚びを売るようになり、実際より”良くなりました”と申告する例も、事実としてあります。ゆえにDBTが必要なのです。

  • >>No. 457

    組織適合性についてはいくつかのarticlesを読むと、SB623の非臨床試験(病態モデルでの薬理試験)において、サイクロスポリンを使わなくても特段の拒絶反応が見られなかったので、治験においても免疫抑制剤投与を行わないプロトコールで実施することをFDAと合意したようです。

    HLA分布のことなる異人種間でどうなるのかは分からないけど。

  • >>No. 457

    正解は分からないけれど (^^)、日本人由来の細胞じゃないかもね。
    少なくとも日本の公的 (?)な幹細胞バンクの細胞ではないと思う。

    今年サンバイオと一緒にJapan Venture Award 2018の受賞を受けたツーセルの記事を読むと、ツーセルが本邦初の幹細胞バンク由来の幹細胞商業化を行っていると書いてあるから。

    ツーセルは研究開発費が潤沢な大塚製薬とタイアップして、すでに脳梗塞やアルツハイマー治療にも事業展開を開始したということですので、この分野は激戦ですね。(^^)。

    みんな頑張れ、患者のために。 (^^)。

    h
    ttps://newswitch.jp/p/12490

  • 2018/05/05 21:53

    >>No. 328

    >Modified Rankin Scale (MRS) は脳梗塞のP2でも評価項目の一つです。

    でも、secondary endpointです。(^^)。

    この試験がprimary endpointであるFMMSで差が出ずに、mRSで差が出たとしたら、試験としては失敗です (^^)。

    試験設計はFMMSで差が出ることを想定していると思いますし、P IIはまだ探索試験ですから、大きな意味はないと思いますが。。。

    。。。別に言い方をすると、FMMSで勝てばP IIIやらなくていいでしょ、という話は出てくるかもしれない。
    でもsecondary endpointで勝っても、primary endpointで勝たなきゃだめだ、とFDAに言われそうだということかな? (^^)。

  • >PRO評価で先行したのは米国です。
    >米国 FDA は 2009 年に既に PRO 測定についてのガイダンス Guidance for Industry Patient-Reported >Outcome
    >Measuresを発布しています。

    このガイダンスはPROの重要性について述べたものではないよ。
    まず、FDAがPROに関する最初のドラフトガイダンスを出したのは2009年ではなく2006年の2月です。

    このガイダンスの中でFDAはPROが重要(PRO endpointがNon-PRO endpointより重視される)などということは一言も言っていないよ。

    FDAが言っているのは、PRO endpointで評価された薬剤の有用性をlabel(添付文書)で効能として記載する場合には、そのendpointが適切であるか、観察が適切であるか、あるいは計量や統計学的処理が適正であるか。。。など留意点があり、そのoutcome mesureの取り扱いに関するFDAの考えを指針を提示したのではないですか?

    薬効評価においては客観的な指標 (objective endpoint) と主観的評価 (subjective endpoint) があるわけですが、後者はどうしてもノイズが入りますし、薬効以外の要因が結果に影響することも多いです。

    N=18程度の、しかもone legのopen trialで、subjective endpointについてどうのこうの言うのは、個人的にはナンセンスであると思いますけれど。やはり早期臨床試験においては客観的かつ定量的な指標の結果に重きが置かれるべきだと思います。

  • >>No. 613

    >なんか、今日はサンバイオの悪口を書いてしまったようです。
    >お気にされなかったでしょうか?

    レスありがとうございます。
    わたしはサンバイオのSB623には非常に興味があります。

    一方で、いろいろと疑問に思う部分もありますので、貴兄と一緒です。
    まったく気にしておりません。

  • >>No. 620

    >SB623のような頭蓋内投与は必要なくなると思いますし。

    すみません。先ほどは心臓の話をしながら脳梗塞の話を混同してしまいました。

    Museは心筋梗塞だけではなく、脳梗塞治療にも期待され、そのエビデンスも出ているということです。

    h
    ttps://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20151005_02web.pdf

    この分野にも展開してくると思います。

  • >>No. 612

    Museの基礎研究や細胞の採取技術は、NEDOの助成を受けて特許化され、現在は三菱ケミカル傘下の生命科学インスティチュートで開発が進められているようですね。

    http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100177.html

    今年の3月には細胞加工施設も新設というIRがありましたので、十分に事業化可能との判断がされているのだと思います。

    http://www.lsii.co.jp/pdf/20180320-1.pdf

    もしも動物試験での結果がヒトでも再現されたら(その可能性は十分にあると思いますが)日本初の非常に画期的な治療法の確立だと思います。SB623のような頭蓋内投与は必要なくなると思いますし。

    個人的にはかなり期待しています。

    ところで心筋梗塞の再生療法では、第一三共が投資を決定した大阪大学澤教授のクオリプスも注目を浴びていると思います。iPS細胞由来の心筋細胞シートです。

    https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP453432_X00C17A8000000/

    この分野での日本の貢献と、新しいベンチャーの創出は、日本の新興企業セクターにもよい刺激となることが予想されますね。これらの会社が株式公開を目指してくれると楽しみなのですが (^^)。

  • >>No. 258

    >投与された患者さんがどう感じたかがもっとも重要という意見は非常に危険ですね

    Absolutely!

    “患者はときに嘘をつく。診察室のpitfalls。”

    専門医にはprofessional skepticism(職業的猜疑心)があります。
    現時点において、SB623の効果をすべて信じている専門医はいないと思います。(^^)。

    Strokeに掲載されたPhase I/IIaのarticleにもlimitationの注意書きがきちんと書かれていますから、専門家はちゃんと読んでいると思いますよ。(^^)。

  • >>No. 609

    一つ書き忘れました。それは研究開発に対する公的助成の問題です。

    先の投稿でSB623を例に挙げましたので、ここでも続けますが、SB623は加州のCIRMから数十億円の補助を受けたと、日本や加州のメディアでは取り上げられて、一部は大騒ぎしましたけれど。アメリカでは特に東部では全く話題にもなりませんでした。CIRMが拠出を予定しているcell therapy開発への補助金は、他の治療法にも同程度のものは複数ありますし、そこから将来期待される州税の増加予想などは、あくまでローカルな問題ですから。

    米国NIHが今年度に予算化しているstem cell researchへのファンドは、1,300億円を超えるようです。つまり、感覚が違うんですね。

    h ttps://report.nih.gov/categorical_spending.aspx

    経済大国日本がどうしてそれができないのか?悩ましいところですね。

    余談でした (^^)。

  • >>No. 608

    >ips細胞は日本発なのに何故日本製品が無いのだろう。
    >頑張れ、日本‼

    そうでもないですよ。
    このSKIPの表のタイトルは確かに”欧米で市販されている”ですが、わが国が誇る富士フィルムのiPS cellsやテルモのハートシートなどはきちんと掲載されているじゃないですか (^^)。

    ただし、臨床研究や実際の治療に用いられるiPSを除く”他家”の細胞はないですよね。
    これは。。。日本の法整備の遅れが大きいとも思っています。

    添付はISSCR国際幹細胞研究学会のガイドラインですが、Section 3には他家移植に関するいくつかの提言があります。ここを読むと米国FDAや欧州EMAでは、他家移植時にドナーからstem cellを採取する際の検査や採用の基準はガイダンスに成文化されているようです。

    h ttp://www.isscr.org/docs/default-source/all-isscr-guidelines/guidelines-2016/isscr-guidelines-for-stem-cell-research-and-clinical-translationd67119731dff6ddbb37cff0000940c19.pdf?sfvrsn=4

    もう一つは倫理の問題かな?たとえば、サンバイオで行っているSB623の検討は日本でも治験が行われているようですが、これは他家の細胞を用いているわけですが、このドナーはどんな人?ボランティアから採取したのか、脳死判定された人から採取されたのか?ドナーには報酬金は払っているの?そうだとしたら、それは臓器売買にはならないの?。。。会社は詳細を開示していないんじゃないですか?ある意味では不透明ですよね。

    日本は倫理観においても先進国なので、国民の合意は必要なのかもしれません。

  • 2018/05/03 22:43

    The information of STEMTRA Study on the Clinicaltrials.gov has updated today.

  • >ソニアさんの術前症状が麻痺側の腕がよくみなさんもみたことがある屈曲してしまっている状態になっていればこんな疑問を持つこともなかったのですが、ソニアさんの腕はそうではなかった

    なるほどね (^^)。

    確かに脳神経外科の脳血管障害の授業では、上肢の屈曲や下肢の伸展はstrokeの重要なsignes & symptomsであると教わるよね。でも、患者さまの症状は必ずしも典型例のように呈されるとは限らないから、そこのところは難しいし、試験を行った先生の評価を信じるしかないというのがこの世界のルールでもある(医師の評価は神聖にして、他人は侵すことが出来ない) (^^)。

    個人的には、上がらなかった腕が治療後24時間で上がるようになったというのは、会社の説明でも無理があるように感じますし、ソニアさんの映像が全く演出されていないという保証もないわけなので(アメリカはそういうことやるよね)、追試(検証試験)は必要だと思っていますが。

    探索試験というのはケチをつける気になればいくらでもケチをつけられるものですから、現時点での重箱の隅をつつくような指摘はあまり意味がないと思います。

    Phase IIbの比較試験の成績を待つべきだと思いますが。。。。

    わきから失礼 (^^)。

  • >ただ、米国でブレイクスルー通ったら日本の慢性期脳梗塞が一番乗りは無理になるのでは?って質問に対する、サンバイオ側の答えらしいんですよねえ

    サンバイオは日本の”先駆け審査指定制度”を活用しようと考えているんじゃないですか?
    日本の先駆け審査指定制度は「患者に世界で最先端の治療薬を最も早く提供することを目指し…」、様々な優遇処置が設けられていますが。

    もっとも重要な条件は、他国に先駆けて、最初に日本で承認を目指す品目に限られることです。

    違うかな???

  • >なぜなら、承認が1年早まったと仮定してもGMP基準に適合した組織管理体制、品質保証体制、要員確保と教育訓練実績、製造設備のバリデーション&キャリブレーションの実績などを完成させ、行政の査察を受けてなければならない。

    この文章は、少し違っていると思います。

    医薬品の承認というのは製造販売承認です。つまり“製造”の承認を得るためには承認申請までに上記にある検討事項(製造プロセス、規格及び試験方法設定あるいは安定性試験=有効期限の設定、更にはプロセスバリデーション=通常は3ロットなど)はすべて完了するはずです。というより当局のGMP査察(工場及び品質検査のためのラボ)に合格しなければ、承認審査は進みません。これらは承認後に行うものではありません。申請前です。

    SB623はアメリカでも治験が行われている→サンバイオはアメリカの治験に治験薬を供給している→アメリカでは治験薬の製造にもGMP準拠が求められています。すでにGMPで製造しているわけです。製造部門のGMP体制は完ぺきではないかもしれないけれど、整えられつつあると理解した方がよいです。

    スケールアップ等の問題はありますが。(^^)。

    製造については心配ないんじゃないですか…あくまで私見です。

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