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投稿コメント一覧 (716コメント)

  • パチスロ謎キャリア

    謎前兆に入りましたが,この前兆は種アリか?種ナシか?

    近々行われるVB-111有意差バトルに見事勝利すれば
    「待っていたぞ。ケンシロウ!」となるのでありますが,その結果や如何?!

  • 既に延長戦に突入しているわけですから,もし良いデータが出ていれば,競合多いこの分野,双方ともなるべく早く(契約期間満了を待たずに)GO!したいはず,また,良いニュースはなるべく早くアナウンスしたいはず・・・と考えてしまうのであります。まあ,期間満了間際にたまたま偶然運良くGO!するに足りるデータが揃うというケースも無いとは言い切れませんが。

  • (VB-111)=(遺伝子治療薬)+ (がん免疫療法薬) でございます。

    VB-111は,癌細胞に栄養を供給する血管を特異的に死に導くことが期待される遺伝子をアデノウイルスベクターに封入した薬でございますから「遺伝子治療薬」であることは明白でございます。

    「遺伝子治療薬」については昨年3剤がFDAの若大将スコット・ガットリブのもと承認されました。①Novartis社が開発した急性リンパ芽球性白血病治療薬Kymriah,②後にGilead社によって高額買収されることになるKite社が開発したびまん性大細胞型B 細胞性リンパ腫治療薬Yescarta,③Spark Therapeutics社が開発したレーバー先天性黒内障治療薬Luxturna,以上3剤が昨年FDAに承認されました。スコット・ガットリブは講演等いたることろで遺伝子治療薬について言及していますので,今後も「遺伝子治療薬」には注目が集まるでしょう。

    また,VB-111はヤーボイ,オプジーボ,キイトルーダのようないわゆる免疫チェックポイント阻害薬ではございませんが,VB-111は癌細胞周辺で腫瘍免疫を惹起することが期待できるという点で「がん免疫療法薬」といっても差し支えないでしょう。VB-111はそれ自体が免疫療法としての効果が期待されるだけでなく,他の免疫治療薬とのコンボ療法も期待されているところであります。

    現時点では,VB-111は(遺伝子治療薬としての効果)と (がん免疫療法薬としての効果)を併せ持つ「仮説」にすぎませんが,もしも今後p3でこの仮説が真であることが証明されれば天国・・・という期待感が高まっても不思議ではないと思うのであります。もっとも,p3失敗となれば地獄・・・というのもバイオ賭博では常でございます。VB-111につきましては著名バイオコラムニスト等によるネガティブな観測もないわけではないので過度の期待は禁物でありますが,とりあえず今のうちは天国「期待」モードとなっても不思議ではないと思うのであります。

    約1年前の動画でありますが,この3月にこの女性キャスターが再び「あんびりーばぼー」という良き結果がでるでしょうか。
    https://www.youtube.com/watch?v=4HeISdYw7d8

  • >今年はプレゼンないのかな?

    中冨社長のJPM18のプレゼンは現地時間10日午後3時30分~でございます。

    NANOCARRIER CO LTD
    Presenting
    Wednesday, January 10, 2018 at 03:30 PM
    Room
    Victor's (32nd Floor)
    Description
    Established in 1996 in Tokyo, Japan, to apply new block copolymers to develop new medicines. Listed on the TSE Mothers in Mar 2008. A number of oncology programs are in global clinical development, including NC-6004 in PIII for pancreatic cancer and PII for NSCLC and other cancers. Micellar nanoparticles are the company’s key technology platform.

    Ichiro Nakatomi, President & CEO will present at the 2018 J.P. Morgan Health care conference at 3:30pm on January 10 in the Emerging Markets Track, and is willing to take deeper dive at 1-on-1 investor meetings.

    ttps://jpmorgan.metameetings.net/events/healthcare18/sessions/13887-nanocarrier-co-ltd

  • 昨年11月28日の「 Piper Jaffray 29th Annual Healthcare Conference」におけるVBL Therapeutics社のプレゼン音声をHPで聴くことができます。ttps://event.webcasts.com/starthere.jsp?ei=1171221&tp_key=84d15a9af2

    開始12分頃からナノキャリアとの提携についても話しています。
    もし仮にVBL Therapeutics社が現在米国等で行っているVB-111再発悪性神経膠芽腫p3が成功した場合,(ナノキャリアがすべきことの一つとして)「・・・probably they will need additional small clinical trial to validate efficacy of the drug on Japanese population・・・」(日本人被験者に対する薬の効果を評価するための小規模な追加臨床試験が必要となるだろう)と述べています。
    米国で現在進行中のVB-111再発悪性神経膠芽腫p3は252人の被験者について約2年半かけて実施していますが,仮にこれが成功した場合,日本で行うであろう「 small 」な追加試験とは何人くらいの被験者ついてどのくらいの期間をかけて実施する予定なのか知りたいところであります。

  • > (p2は)比較対照試験でもなかったのに

    やや不正確な表現でございました。
    「(p2は)VB-111 対 アバスチン のガチンコ比較対照試験でもなかったのに」
    という意味でございます。

    ちなみに,p2のデザインは下図のとおりでございます。
    合計46名の被験者をCohort 1(22人)とCohort2(24人)に分けて
    まずは,Cohort 1もCohort2も共にVB‐111を単独で投与する。
    次に病状が進行した段階で,Cohort 1にはVB‐111投与を止めて,アバスチンだけを投与する。Cohort 2には(VB‐111+アバスチン)を併用投与する。

    ソースはVBL社プレゼン資料
    ttp://ir.vblrx.com/events-and-presentations/presentations

  • 昨年11月6日のナノキャリア社IRは,VBL Therapeutics社のVB-111について「⽶国中⼼に実施されたアバスチンとの併⽤による第Ⅱ相試験の成績は、OSが2倍近くに延⻑しています。」と説明しています。ただし,この第Ⅱ相試験(p2)は VB-111 対 アバスチン のガチンコ1本勝負(比較対照試験)ではございません。それでは,何を根拠に「OSが2倍近く」と言っているのでしょうか?その答えが下図向かって右の生存曲線(縦軸が生存率,横軸が時間)でございます。青線がVB-111,赤線がアバスチンでございます。こんな結果がp3((VB-111+アバスチン)vsアバスチン)でも再現されれば成功と相成るわけでございますが,それでは赤線(対照)のアバスチンとは何よ?比較対照試験でもなかったのに,このアバスチンのデータはどこから引っ張て来たのよ?という疑問に対する答えが向かって左の表でございます。合計8つのアバスチンの臨床試験の論文をメタアナリシスした結果を比較対照としているわけでございます。左表の「pooled」が8つのアバスチンの臨床試験を総合解析した結果でございます。OSの中央値は32.1週間でございます。これに対してVB-111のOSの中央値は59.1週間でございます。「OSが2倍近く」とはこのことでしょう。ただし,この「比較」は背景因子をそろえて同時に行ったものではございません。背景因子は異なります。被験者の状態も異なるでしょう。だからこそ,p3を行う必要があるのでしょうが,丁と出るか半と出るか?神のみぞ知るでございます。

  • GEN-1 は以下のようなコンセプトだと思います。

    ①サイトカインの一つであるインターロイキン-12(IL-12)は免疫細胞を活性化して癌細胞をやっつける。
    ②しかし,癌患者にタンパク質の一種であるIL-12を直接投与すると強い副作用が生じる上に,効率も良くない。
    ③願わくば,タンパク質の一種であるIL-12を直接投与するのではなく,IL-12をコードする遺伝子を投与することにより,患者の体内でL-12遺伝子を効率良く発現させて,患者の体内で局所的にIL-12を生成させたい。そこで,目的遺伝子を発現させるベクターであるプラスミドにIL-12をコードする遺伝子を組み込んで,更にそのプラスミドをナノカプセル化したもの(これを名付けてGEN-1と言う)を患者に投与したところ,p1で好ましい結果が出た。

    https://www.youtube.com/watch?v=sAoJOtZpwBY

    こんな鮮やかな動画を見てしまうとなんだか成功が約束されたすんごい技術のように思ってしまいますが,現段階ではまだまだ仮説でございます。本当に患者に有効か否かはわかりません。

    p1やp2での好結果なんぞ,バイアス・交絡による偽陽性である可能性が高いので,p3で化けの皮が剥がれてしまうことはどこのバイオでも日常茶飯事でございます。

    「インサイダーでも分からない!」というくらいですから,げに難しきはバイオ賭博でございます。
    ttps://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/031400018/092700041/?n_cid=nbpbto_twed

  • >薬剤が少ないから副作用も少ないというオチでないこと願うばかり。

    たしかに仰るようにリスク/ベネフィットのバランスは微妙で難しそうですね。

    2017年7月14日付けのみずほ証券によるナノキャリアについてのレポートによれば「日本化薬はNK105 の開発を継続する方針を変えず、2017 年9 月9 日に始まる欧州臨床腫瘍学会(ESMO)でPhase3 試験データの詳細を開示すると同時に、2017 年内に今後の開発方針の詳細を発表する模様」とのことでありますから,とりあえず今月のESMOではp3結果だけ発表して,その結果に基づいた今後の「開発方針の詳細」は今年中に発表されるのでしょう。もしこれが本当ならば,ポジティブなイメージの発表になるのではないでしょうか。失敗したp3をたとえプロトコルを変えるにしても再び追加で行うわけですから,NK105にそれ相当のメリットがなければ,日本化薬の株主は納得しないでしょうし,失敗したイメージのままでは被験者募集もままならないでしょう。それゆえ,ポジティブなイメージの発表になると思います。

  • >cytokine deliveryは、DDS(ADC?)と考えてよろしいでしょうか。

    Aptevo社の有する技術プラットホームADAPTIRは二重特異性抗体(バイスペシフィック抗体)の一種とのことであります。
    バイスペシフィック抗体については中外製薬の説明がわかりやすいと思います。
    ttps://www.chugai-pharm.co.jp/ir/kojin/technologies_popup3.html

    そして,Aptevo社のES210とはバイスペシフィック抗体の有する2種の抗原のうち1つをサイトカインの1種であるインターロイキン-10(IL-10)で置き換えたものであります。
    ttp://aptevotherapeutics.com/es210-anti-cd86-x-monoil-10/

    このようにして,免疫細胞に対してIL-10をデリバリーするわけですから,DDSに属するといっても差し支えないと思います。
    ただし,これがADCにあたるかというと微妙です。よくわかりません。
    なぜなら,通常,ADCとはモノクローナル抗体(mAb)と「低分子」医薬(payload)との複合体を意味するところ,IL-10の分子量は18600であります。分子量500以下の低分子医薬には該当しないからであります。

  • >なるほど 以下データでは当然厳しいですね 
    >これに追加って どーなんでしょ?

    前回のNK105乳がんp3ではハードルを越えられなかったわけですが,
    今後予定されているとされているp3追加試験でハードルを越えるためには
    ①跳躍力をUPさせる
    ②ハードルの高さを下げる
    上記 ①(or/and)② が必要とされると思います。

    素人のわたしめがこの意味を具体的に考えてみますと
    ①はNK105の投与量,投与回数,投与間隔,投与方法などレジメンを変えること
    ②はたとえば非劣性マージンを大きくする(より高い下駄をはかせる)こと
    に相当すると思います。

    素人の思い付きですから誤りである可能性が高く,全くあてにはならないのですが,仮に上記①,②が正しいとして更に考えていきますと

    ①でNK105の投与レジメンをどのように変えるべきかについては,まさしく専門家たる日本化薬の臨床開発の方々の腕のみせどころではないでしょうか。
    NK105とパクリの薬量をmg/m2の単位で単純に比較してもほとんど意味が無いと思います。なぜなら,NK105はパクリを内包しているとはいえ,NK105とパクリとではそもそも化学的には異なる物資ですし,それゆえ分子量も異なります。p1,p2とp3では被験者の背景も異なります。諸々の異なる背景事情を一切無視してmg/m2の単位で薬量だけを比較してもほとんど何の意味もないと思います。結果的には失敗した今回のp3も試験開始時点ではプロが熟考の上慎重に定めた適切なレジメンと考えるのが自然でしょう。今後の追加試験も日本化薬の臨床開発の方々が現時点で最適なレジメンを定めてくれると思っています。

    ②は素人のわたしめの思い付きですから益々あてにならないわけですが,今回のp3結果で,NK105投与群の末梢性感覚ニューロパシー(PSN)が統計学的有意に軽減されたことは大きなメリットだと思います。今までもp1やp2でPSN軽減の可能性は示唆されていたと思いますが,今回大きなnの比較対象試験でPSN軽減が統計学的有意差をもって「証明」されたということは,今後の追加試験をもし非劣性試験で行う場合には,前回より大きめの非劣性マージン(より高い下駄をはかせること)が許容されるのではないかと思うのであります。

  • 「NK105乳がんp3の結果」
    2012年9月から2014年7月までの間に被験者436人をランダム化してこのうち422人のデータをもとにNK105の有効性の解析を行った。結果は以下のとおり。

    (1)無憎悪生存期間(PFS)の中央値
     ①NK105は256日 (95%信頼区間:212日–302日)
     ②パクリは260日 (95%信頼区間:211日–350日)
    上記①,②より得られた補正ハザード比は 1.255 (95%信頼区間:0.989–1.592)←予め設定された非劣性マージンを超えてしまっているので非劣性証明失敗。

    (2)全奏効率(ORR)
     ①NK105は31.6%
     ②パクリは39.0%

    (3)全生存期間(OS)の中央値
     ①NK105は950日
     ②パクリは1103日

    (4)薬物有害反応(ADR)発生率
     ①NK105は 96.7%
     ②パクリは 98.1%

    (5)末梢性感覚ニューロパシー(PSN)発生率
     ①NK105は 52.8%
     ②パクリは 70.0%

    (6) Grade 3 以上の有害事象発生率は (NK105)<(パクリ)

    (7)末梢性感覚ニューロパシー(PSN)の累積罹患率については,パクリよりもNK105の方が低かった(統計学的有意差有り:p<0.01)

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    以下は素人の感想文

    アブストラクトを見る限り,サブグループ解析などはしておらず
    純粋なp3結果をポスターにて発表するようでございます。
    やはりというか当然というかNK105の有効性はパッとしませんが,副作用,とりわけ末梢性感覚ニューロパシー(PSN)低減に関してはNK105は優れているので,NK105の有効性をもう一度(別プロトコールで?)検証すべく追加試験を行うということかもしれません。

  • 昨年夏に発表されたNK105p3の結果の概要によれば,全体解析でPFSについての非劣性を証明できなかったとのことであります。一方,同年1月か2月の放送されたTVの中で,NK105p3の臨床試験を取り仕切っている(トムソンロイターノーベル賞候補の)松村保広先生はNK105の(パクリと比較して)副作用の低減については自信をみせておられたような印象があります。もしこれが本当であれば,少なくともNK105乳がん適応においては,片岡ミセルは「悪魔のミセル」という印象を持たざるをえません。効果を(臨床上意味の無い程度まで)低減させてしまうということは,早期に他の治療法に切り替えなければならないにも関わらず,副作用を低減するということは(副作用による苦痛を嫌がる)患者にとっては,(無効であることが証明されない限り)このままNK105による治療を続けたいという気持ちにさせてしまうことでしょう。副作用低減という甘いささやきの中でパクリの効果を殺し癌の増殖を許す,いわば,患者の味方をする振りをしてその実,癌細胞を応援する「悪魔のミセル」でございます。

    来月のESMOでもしも,一定の属性を有する患者においてPFS(またはOS)を伸ばすことが示唆されれば(あくまで「示唆」であり「証明」ではありませんが),言われなき「悪魔のミセル」の汚名を晴らし,(一定の属性を有する患者においては)「天使のミセル」足りうることを示せる点で,(それにより短期的に株価が大きく動くとは考えていませんが)片岡ミセルに全面的に依存するナノキャリアにとって意義深いことだと思っております。

  • 2017年7月14日付けのみずほ証券によるナノキャリアについてのレポートによれば,NK105p3データの「詳細が」発表されるとのことであります。この失敗データの中から(素人のわたしめの予想ではサブグループ解析により)希望が見いだせる点を発表して,今後行われるであろう「追加試験」の根拠とするのだろうと考えています。

    以下はみずほ証券による分析です。

    「2016 年7 月に日本化薬(4272)は、当社から導入したNK105 のPhase3 試験が主要評価項目を達成しなかったと発表した。その後、我々は2016 年8 月12 日レポートでNK105 を業績予想から除外した。一方、日本化薬はNK105 の開発を継続する方針を変えず、2017 年9 月9 日に始まる欧州臨床腫瘍学会(ESMO)でPhase3 試験データの詳細を開示すると同時に、2017 年内に今後の開発方針の詳細を発表する模様。我々は、NK105 を引き続き当社の業績予想から除外しているが、ESMO のデータと今後の開発方針から開発が具体化した場合、当社にとってポジティブとなる可能性があろう。」

  • 2011年のノーベル生理学・医学賞はHoffmannと共にBeutlerとSteinmanが共同受賞しましたが,このうちSteinmanが発見した樹状細胞をもとに史上初FDAに新薬承認されたがんワクチンPROVENGEを開発した米国Dendreon社はその後,競合薬の登場等が原因で経営破綻してしまいました。バイオ賭博の難しさを思い知った事件でございました。

  • MGN1703肺小細胞癌p2の解析結果は今年の4月に発表されています。プライマリーエンドポイントのOSでは統計学的有意差を示すことができなかったが,サブグループ解析したところ,(臨床的に意味のあると思われる)一定の属性(2種類)を有する被験者に対しては効果が期待できるとのことであります。
    効果が期待できるといっても,2つのサブグループとも
    (hazard ratio 0.59, 95% confidence interval 0.29-1.21)
    (hazard ratio 0.54, 95% confidence interval 0.21-1.38)
    でございます。
    hazard ratioの信頼区間が共に1.0をまたいでいますから有意差無しでござます。素人的には気になることころでございますが,この試験「検証」試験ではなくて,「探索」試験でございますから,これもアリなのかもしれません。
    ttp://www.mologen.com/fileadmin/user_upload/Pressreleases_2017_EN/20170424_Press_Release_N_9_IMPULSE.pdf

    サブグループ解析といえば,NK105p3に関する学会発表(ESMO2017)
    のアブストラクトの公開が2日後(8月31日)に迫ってきました。
    ttp://www.esmo.org/Conferences/ESMO-2017-Congress/Abstracts
    さて,どんな内容になるでしょうか?

  • MOLOGEN AG社のIRによると,同社とIPharma社との間でMGN1703の開発に関する今後の提携(本契約)に向けて,(法的拘束力を有する)条件概要書に両社がサインしたとのことであります。
    本件IRには「All costs relating to development, registration, marketing and commercialization of lefitolimod in the territory would be covered by iPharma. 」とありますから,もし今後,本契約締結が実現されれば,(本契約に規定された範囲に属する)MGN1703開発に関するコストはすべてIPharma社がもってくれることになるようです。

    MGN1703とは「合成DNAベースの免疫調整剤で、ダンベル型の構造をしている。toll様受容体9(TLR9)のアゴニストとして作用し、自然免疫および適応免疫の反応を活性化させる」とのことであります。
    ttp://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/sp/wcgc2011/201106/520462.html

    なお,MGN1703のターゲットである「toll様受容体」といえば,2011年のノーベル生理学・医学賞受賞者Jules A. Hoffmannの業績の一つでございます。toll様受容体研究の第一人者の審良静男先生(阪大微研)もこの年のノーベル賞候補になっていましたが,ライバルHoffmannの受賞で今後の審良先生の受賞は期待薄となってしまったこと誠に残念でございます。
    ttp://www.nikkei-science.com/?p=9737

  • Dimension社もAdamas社も共に昨日は大きく値上がりしたとのこと,誠にうらやましい限りであります。

    まずAdamas社の株価上昇につきましては,貴殿ご指摘のとおり,同社が開発するパーキンソン病の治療薬GOCOVRがFDAより承認を受けたことを原因とするようです。また,このGOCOVRがFDAよりオーファンドラッグ指定を受けていたことについても貴殿ご指摘のとおりであります。
    ttp://ir.adamaspharma.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=1038209

    次に,Dimension社の株価上昇につきましても,貴殿ご指摘のとおり,金曜日の朝にRegenxbio社がDimension社を買収する旨をリリースしたこと原因とするようです。Dimension社の株価1株当たり $3.41 と評価して株式交換を行うとのことであります。この$3.41 というのは前日終値の約3倍もの高値だったため,買いが集まったようです。
    ttps://www.bizjournals.com/boston/news/2017/08/25/maryland-company-to-buy-cambridge-gene-therapy.html?ana=yahoo&yptr=yahoo

    上記bizjournalsの記事にあるとおり,$3.41 というのは前日終値を基準とすれば約3倍もの高値ですが,同社の1年前の株価($9 以上)を基準とすれば,2分の1以下の安値でございます。1年前からホールドしている株主は報われていないのであります。同社の最も進んだパイプラインDTX101(適応 血友病B)のp1/2 の結果が今年1月に発表されましたが,安全性に懸念が生じたため同適応としての開発は廃止したことが株価低迷の原因とのことであります。
    なお,このDTX101(適応 血友病B)もFDAよりオーファンドラッグ指定を受けていたとのことであります。

    以上のとおり,Adamas社のGOCOVRもDimension社のDTX101も共にFDAからオーファンドラッグ指定を受けていましたが,オーファンドラッグ指定を受けた後の臨床試験の成績の良し悪しによって,両社の中長期ホルダーの明暗が分かれた格好になったとも言えるかもしれません。

  • Molecular Templates社の情報ありがとうございます。
    最近博打にかけられる時間が減ってしまっていたのでその合併は知りませんでした。
    検索してみたところ,武田からもリリース出てますね。
    ttp://www.takeda.co.jp/news/2017/20170804_7810.html

    かねてから提携関係にあった武田薬品とMolecular Templates社,次の段階に進むか否かの選択権を武田が有していたようですが,武田は選択権を行使して2社の関係は(おともだち)→(恋人つなぎ)に昇格したようなもんでしょう。
    本件はナノテクDDSとは関係ないようですが,この種の昇格が素人童貞ナノキャリ男君にも今後あるとよいのですが・・・

    ナノテクDDSに関連したところでは,ナノテクDDSでは唯一p3でOSを伸ばした(固形癌ではなくて血液癌ですが)Jazz Pharmaceuticals社のVYXEOS(シタラビンとダウノルビシンをリポソームで包んだDDS製剤)が昨日FDAに承認されました。

    ttps://www.fda.gov/Drugs/InformationOnDrugs/ApprovedDrugs/ucm569950.htm?platform=hootsuite

    なお,このVYXEOSはBreakthrough TherapyとOrphan Drug designationsとpriority reviewのFDA制度恩恵を受けて承認に至ったとのことであります。

    固形癌におけるこの種の成功例が他社でもよいですからでてくるとよいのですが・・・

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