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投稿コメント一覧 (3617コメント)

  • 東京も続伸 ~米は税還付金目前
    日経、戻り高値更新に王手
    反発にしては一見力不足気味ですが、ある意味、VIX(変動性)が低いまま上昇していくほうが、遥かに強い地合いとも考えられます。
    本日は、日経平均が5日線を超えて、続伸。上昇率も1.19%ですから、決して小さいわけではありません。
    ただ、中身が今一つです。セクター別でみて、上昇率トップランキングは、1位が電力ガス、2位が水産農林ですから、まったく話になりません。
    ただ、円高が一時105円まで突っ込んだにもかかわらず、続伸になったということはとても大きな、良い変化だと言えます。
    この動きからすると、戻り高値更新も時間の問題と言えるでしょう。

    米国連休は、あまり問題なさそう。~税還付金目前
    米国市場は、19日がワシントンデーで休場ですから、3連休となりますが、恐らくあまり心配いらないでしょう。
    今晩押したところで知れたものと思っています。というのは、月末には早ければ、税還付金が入ってくることから、相場の好循環期にさしかかるためです。当然、今回は連邦予算成立をしていることから、還付金の遅れはありません。その前に、先回り買いが入りやすいのが来週です。
    従って、むしろ5日続伸でそろそろ利益確定の反落が起きてもよいだけに、余計なノイズが入らないだけ、こうした連休はかえって好都合かもしれません。
    その意味では中国も春節に入ったので、アメリカ・中国から、良い話も入ってこないだけではなく、悪い話も入ってこないわけですから、ノイズが無いだけ、戻りをトライしている東京市場には都合が良いでしょう。

    依然として、東京の二番底には注意
    アメリカが底入れしても、日本は底入れしていないかもしれないという疑惑は残ります。
    2016年1-2月の下落相場を思い出しましょう。
    アメリカは、1月21日ボトム。日本も22日ボトムで反騰しました。
    しかし2月12日に、打ち返してアメリカWボトムでしたが、日本は1月よりももっと下げました。
    この差は、今と同じ円高でした。
    ここ数日は、日経平均は円高進行にもかかわらず続伸ですから、もしかすると為替離れをし始めたかもしれませんが、油断は禁物です。105円割れなどということになってきますと、日本だけが安値を更新するというリスクはまだ残っているということです。

    戦略方針
    方針は「やや警戒、キャッシュ比率2割」に変更されています。寄前の段階です。
    アメリカの状況からすれば、フルインベストメントにしても良かったくらいですが、さすがに日経平均の位置が低すぎ、為替の足かせも気になっていたこともあるので、(また週末だということもあります)一応、やや控えめの方針にしているわけです。
    来週月曜日は米国株市場が休場です。
    中国も春節(旧正月)に入りました。どちらからも、下手なノイズは入ってきません。ましてや、中国はじめアジア市場が軒並み休場ということになりますと、いわゆるアジアで運用しているマネーが、東京に集中してくる可能性があるので、思わぬ大幅上昇になる可能性も、期待としてはあるでしょう。

  • 日経平均、反発。5日線超え
    VIX不正疑惑で
    本日、日経新聞朝刊では、先般の米国株急落(5日の1,175ドル安)では、問題となっているVIX指数そのものに不正が行われたということで、SECがすでに当日から捜査に入っていると報じられています。
    これが事実であるとしたら、まったく理不尽な下げを強いられたことになります。商品(株)の不正操作ではなく、「指数」の不正ですから、ことは重大です。伝えられているところでは、オプション価格を高く操作することで、指数変動率が大きくなったと見せかけたということのようですが、匿名者の内部告発ですから、信憑性はありそうです。いずれにしろSECが操作に乗りだしている以上、事情が判明するのも時間の問題なのでしょう。
    従って、少なくとも、現地5日(東京では6日)の下げは、修正されてもおかしくない、ということになります。問題は、日本株が本当に戻せるか、ということです。
    日経平均は、とりあえず反発から始まったものの、どうも力不足です。

    反発力の問題
    この戻りの程度を問わず、朝の作戦で解説した、「打ち返しが出てくる」というシナリオ分岐は変わりません。これは、米国市場とて同じことです。
    従って、このまま上昇トレンドに回帰するとは、思わないほうがよいと個人的には思っています。
    仮に、今回の下げが、不正操作によるものだ、ということで、相応の反発を見せたとしても、まず2番底を確認する打ち返しは出てくると思っていたほうが無難です。戻りが大きければ大きいほど、打ち返しの確率はむしろ高まります。
    その打ち返しが、すぐに出るか、1-2か月後に出てくるか、ということです。

    1番底
    どうも、この調子では、一応先週の安値が1番底だったということで話が終わりそうです。
    本日、日経平均は5日線を奪回。
    いまいち、戻りの勢いがないというのが、気になります(上段で述べた通り)。
    この勢いの無さは、いろんな理由はあるでしょうが、とりわけ日本に関しては、円高・ドル安が止まらないということでしょう。
    日経平均が朝から反発基調となったにもかかわらず、ドル円は安値更新でしたから、これが足を引っ張っている部分は否定できないでしょう。ということは、しばらくこのマイナス要因は続くと考えれば、日経平均の戻りもかなり限定的になってしまうかもしれません。

    戦略方針
    朝刊で、戦略方針を「現物株・キャッシュの半々(ノーヘッジ)」にしています。
    反発力を確認したいためです。また週末が近いということもあります。
    怖いのは、戻りの力不足で打ち返される局面です。
    プットコールレシオが、0.28と上昇ピッチを上げてきています。0.25を超えてくると、一応は株式相場が底値圏に入り始めたと考えられるところですが、まだ、レシオは極大化していません。
    プットコールレシオが上昇するということは、プットが増えているということですから、相場の下を見ている向きが多くなってきているということです。
    これが極大化したら、(プットコールレシオがぶっ飛べば)、まずは相場は底入れたと思っていいでしょう。
    従って、まだ市場関係者の観測が弱気に極端に傾斜してはいない、と言う状況です。ここから、もう一段レシオが飛んでくれば、底入れになってきます。
    まだ相場変動は、予断を許さないので、戦略方針は、基本原則では現物株とキャッシュ半々ということで考えておきましょう。

  • 今日のお昼に ニーサ枠で仕込みました。 無論上場廃止となればニーサの意味ないのは承知ですが
    上場廃止となる可能性は低いと判断してるので 昨日様子見して今日拾わせて頂きました。
    どうなるか未来は誰にも分かりませんが 仮に上場廃止となっても私個人の資産が減るだけの話。
    参考にはしないで下さいませw

  • 後出しにならない様に書き込み。
    上場廃止の可能性は低いと考えてますので、安く拾おうと昨日は様子見してましたが 昨日の最安値129円以下は
    待ってても下値で拾える気がしなかったので130円台は上場廃止懸念が払拭されれば 誤差と判断して今日のお昼に
    132円の指値をニーサ枠で注文しましたよっと。

    ところで表に初心者体長の存在が確認出来て良かったです  またこちらにも顔出してねー。

  • ドル円、下放れ
    日経平均、200日線割れ
    ドル円のインパクトです。昨年9月8日の107.31円を割り込み、106.83円まで下落。

    これと同時に、日経平均が当初プラス圏だったものが、マイナス圏入り。最終的には200日線割れをきたしました。

    日経平均は、20030円です。ここを割りますと、その下げ幅にかかわらず、まずは早晩、底入れをしてくると思っていたほうがいいでしょうから、ここからは売り方はかなり注意しなければなりません。

    ドル円の下落
    このドル円の下落は、本日の日経新聞朝刊の指摘によれば、16日から始まる中国春節にからんで、中国勢がポジションを落とした(円買いで巻き戻した)ためであるとしていました。

    直近の円高加速は、確かにそうなのでしょう。
    が、ドル円は昨年11月6日からずっと続いているトレンドですから、根本的な要因ではないでしょう。

    そもそも、円ショートがシカゴ市場で記録的な積み上がりになっていたことは周知の事実ですから、それがどこで解消に向かうか、ということが課題でした。

    それが、ここで出てきたということになります。

    ポジション管理
    日経平均が200日線を割り始めた動きを見せていますから、このあたりでの攻防戦の末、戻していくのか、さらに下降トレンドを加速していくか、が問題です。

    どうなるかはわからないので、シナリオによってポジション管理をあらかじめ決めておかなければなりません。

    1.日経平均が、出来高を伴って、大陽線を立てた場合
    この場合、いったん、ヘッジ(あるいは実質ショート)していた日経ダブルインバースETF 1357を、「すべて」処分する必要があります。が、ここがポイントで、現物株を一気に大量に買うのは、止めましょう。現物株を買うとしても、資産全体の3割までです。

    万一反発が、あっという間に終わってしまい、打ち返されてくるということも考えておかなければなりません。そのときには、現物株3割に対して、資産全体の15%から2割くらいの金額で、日経ダブルインバースETF 1357でヘッジしなければならず、その余力を残しておかなければならないためです。

    さらに言えば、残り半分の資金をキャッシュで残すわけですが、最終的に、相場がもっと安く崩れていってしまう場合でも、逆に結局上昇トレンドへと猛烈に戻していくにしても、どちらにしても、この残り半分のキャッシュがモノを言います。

    2.日経平均が200日線前後で揉み合いになってしまった場合
    これが一番面倒な相場展開です。
    この場合には、現状のオールキャッシュか、現物を保有している場合には、それに見合う金額で日経ダブルインバースETF<1357>によるヘッジで、資産均衡化が必要です。

    3.日経平均が、200日線割れから、下げ止まらない場合
    これは、直近安値が、底値ではないということで、どんどん安値更新が進行してしまう場合です。

    現在は、200日線の攻防戦ですから、重大な分岐点です。これを力技で崩されてしまいますと、とんでもないことになりかねないので、完全にポジションは、日経ダブルインバースETF<1357>買いにより、実質ショートを振るということになります。現物株を持っていること自体が、無意味です。

    週末のウィッチング
    今週末は、アメリカの指数先物・オプションなどのウィッチング(SQ)です。外人機関投資家が、短期的なポジション調整をします。これまでこのウィッチングを境に、いろんな相場の変化が起こっています。もちろん、持ち合い続きのままという場合もありますが、ここを境に相場が下降に入ったり、上昇に転じたりしています。

    今回は、大きく下げて、しかも最終的なトレンドラインである200日線まで指数が下落していたことからすると、ウィッチングを境に、反発するというシナリオが、実は一番考えやすいシナリオです。

    従って、これが逆で、一段と下落加速するというケースに備えておかなければならない、ということです。これが、現在「オールキャッシュ(ないしは、現物株をヘッジして均衡化する)」のがベストということになる大きな理由でしょう。

    戦略方針
    現時点では、上記のうち、2のシナリオの中にあるので、戦略方針は「オールキャッシュ」です。現物株保有の場合には、相応にキャッシュを温存した上で、この現物株を日経ダブルインバースETF<1357>でヘッジする必要があります。

    これをショート気味にやや傾斜させるか、それとも現物株比率のほうを多めにして(現物2vsインバース1という金額配分より、やや現物株を多めにする)いくかは、それぞれの「期待」や「思惑」次第です。どちらが正しいとは言えません。その「見切り」ができないと思ったり、「見切って失敗した場合の覚悟が無い」という場合には、オールキャッシュのまま待機で良いのです。

    赤備えは、明らかにショートに傾斜しています。

  • 日経平均、終値ベースで安値更新
    再び200日線トライ
    朝方こそ、米国株続伸を受けて上昇で始まったものの、たちまち伸び悩み。後場にはTOPIXからまずマイナスに落ち込み、日経平均がこれを追う恰好となりました。
    為替では、ドル円が直近安値を割っていますし、グローベックス先物市場でもダウ工業株が、堅調な気配だったものが、30ドル安、70ドル安、90ドル安と切り下げていく過程で、東京市場も軟調となっていきました。
    後場2時半過ぎから、日経平均はずるずると下げ足を加速し始めました。7割以上の取引をしているという外人が、後場後半、売ってきたということなのでしょう。後場はまったくといっていいほど、いいとこ無しでした。

    日経平均と騰落レシオ
    先週の大きな相場下落では、日経平均は7-8%の下方乖離までしていました。10%近い乖離です。
    25日線からの乖離率では、むしろ行き過ぎくらいです。
    ちょうど長期的なトレンドラインである200日移動平均線(これは右肩上がり)で止まっています。
    これで下げ切ったと考えるべきか、それともまだ下があるのか、予断を許しません。
    ただ、まだ下げたとして、それが今回の一番底で、ボトムをつけるはずです。下がらなければ、9日の21,382円(終値)が一番底だったということになります。
    どちらかはまだわかりません。
    騰落レシオは先週末の段階で、80まで下げてきています。
    これまで、大底ではたいてい70割れまでありますから、まだ下げ余地はこの観点ではあることになりますが、上述のように、ここから突っ込めば、騰落レシオは70割れまで一気に低下するのではないでしょうか。
    これが、反発したら、それは確実に相場のボトムだと考えてよいでしょう。
    騰落レシオは、天井圏では1か月から3か月といったような、リードタイムがありますが、ボトムではほとんど同日か、数日の誤差しかない、精度の高さを示します。
    恐らく、裁定買い残は2兆円を割っているでしょうから、そうだとするとここから日本株を売り崩すということは、いささか力不足になってきているでしょう。
    ただ、信用買い残は増えていますから、戻れば売りたい玉は、控えているので、一気に戻るというのは、なかなか厳しそうです。
    現状は、こういったところでしょう。

    戦略方針
    戦略方針は、「オールキャッシュで待機」のままです。
    現物に手を出した向きの場合は、それに見合う日経WインバースETF(1357)でヘッジをして、資産の均衡化をしていれば、同じことです。
    裸で現物株を持つのは、この状況下では自殺行為ですから、必ずヘッジをしましょう。

  • 分析解説レポートさん
    ソルガム社のIR担当者さんや役員に電話して本日のIRについて質問した件についての情報を書き込んで下さいましてありがとうございます。

    3月14日までに平成30年3月期第3四半期報告書を提出できなかった場合、
    当社株式は整理銘柄に指定された後、上場廃止となります。

    決算書を提出するだけで回避出来る内容なので、深刻度は低いかと推測しておりましたが、上場廃止懸念がある事は
    事実なので、非常に不快で嫌な気分にはなりましたが、この様なタイミングでの 分析解説レポートさんの報告は
    心強く感じられありがたいので感謝します。

  • 米連邦議会休会入りで、政府機能停止突入
    米つなぎ予算、採決できず
    現地0時前に、なんと連邦議会は、つなぎ予算成立の採決をしないで休会入り。なんと、共和党議員が妨害温煦的で、採決を阻止したためだそうです。
    これで、0時過ぎたことから、政府機能は停止状態に突入したはずです。
    その時間帯から、グローベックスではさほど大きく下げたという感じはないようです。
    ただ、グローベックス先物気配は、こじっかり程度の水準ですから、ここから今晩の米国市場寄り付きまで、どういう展開になっていくか、まったく不透明。
    なんとも、方向感のない、不気味な週末を迎えることになりました。
    日経平均は、最終的に21,382円。508円安。先日の1,000円級の下げは免れたものの、3連休というのは、非常に危ういタイムゾーンです。

    アメリカ再び総崩れ、日経安値更新
    昨晩、米国株相場が安値更新。
    日経平均も、再び200日線に急接近し、終値ベースで安値更新でした。
    米国では、VIX指数のインバースETFで、150ドル前後から、一気に5ドルにまで暴落するといったような大波乱が、これを保有する投資家に多大なダメージを与えていることから、この損失補填のために株の換金売りをした、と言われています。
    株式相場の下落加速要因は、これだったというわけです。
    いずれにしろ、債券との株式比率のバランスにしろ、こうしたデリバティブ系の商品の暴落で換金売りを余儀なくされたという点にしろ、売り切れば終わりです。
    戻れるかどうかは、時間の問題が残るのですが、それでも底は打ってくるわけです。
    それが、いつまでのずるずる下げ止まらないということはないはずです。なぜなら、それが出る場合には、景気悪化の過程です。今、景気は絶好調ですから、それはないでしょう。かなり早期に、ボトムをつけると考えたほうが自然なわけで、今週今のところ1番底ですが、それが、大底であった、と言う確認が、来週できるかどうかでしょう。

    週明け、米インフラ投資計画の骨子発表
    従来ですと、強い相場の中で、インフラ投資計画発表というイベントに対して、出尽くし敵に売られる可能性が高かったのでしょうが、今は株の位置が低くなっているので、反発のきっかけになるかもしれません。
    ネガティブ要因となるかどうかは、わかりませんが、もう一つは週末にアメリカでは先物・オプションなどのウィッチングデー(日本のSQ)です。
    かなり今週のうちに、ウィッチングに向けたポジション調整は終わっているのではないか、と個人的には思っていますが、こればかりはフタを開けてみなければわかりません。

    反騰の機会は確かにある
    昨年来安値銘柄数を見ます。
    ザラ場で1,500円安をした6日は、最近では久しぶりの、昨年来安値更新銘柄数が、100を超えました。この100を超えるというのが、ポイントです。
    100以上が続いている限りは、まだ相場は底入れとは言えないわけです。
    正確には、6日は143銘柄でした。
    翌日7日は12銘柄に激減したので、反騰か、と思わせました。が、8日は24銘柄と若干ですが、増えたので、「?」という感じでした。
    そして本日の下げでは、121銘柄ですから、また100を超えてしまったわけです。
    しかし6日の143銘柄からすると減ってきているので、もしかすると、反発相場への助走が、早くも底流では起ころうとしているかもしれません。
    ただ、なにしろ今回の下げの、とくに直近の下落加速要因は、VIX指数をベースとしたインバースETFのとんでもない暴落(150ドルから、5ドルへ暴落)というものが、プレイヤーの一角に、甚大な被害を及ぼしたことが影響しているようですから、通常の相場調整のように見ていてはいけないのでしょう。
    しょせん3連休です。手も足も出ません。
    ここは、予定通り、本日、しっかりポジションをニュートラルにして、キャッシュポジ
    ションを潤沢にしていたとすれば、慌てることはありません。
    一段と突っ込むなら、売り方に回って、叩きまくりましょう((1357)への資金一挙投入)。
    さもなければ、逆で、現物株でカウンター買いをしていきましょう。
    話は簡単です。

    戦略方針
    これは基本変わりません。
    原則として「オールキャッシュで待機」です。
    現物株を買っておく場合には全体の2割までにし、日経Wインバースで、その金額の半分に相当する株数でヘッジ買いということにしていました。
    とくに無理して現物株を買うところではありません。オールキャッシュで良いのです。

  • 欧州勢の昨日の売り、本日の買い
    後場、買い気強まる
    反発で始まった日経平均ですが、前場はほとんどそれを打ち消し、小幅高で折り返し。
    後場は、本日安値をつけたのですが、これは、追証などの処分が影響した分でしょう。
    その後、切り返す動きを見せたものの、後場はそもそも欧州勢が売ってくるタイミングですから、そう簡単には手が出ませんでした。
    日経平均は、そこはどっこい切り返したのですが、後場も鳴かず飛ばず。1時台から、じわじわと指数は上昇気味になり、今度は前場の高値を取りました。
    グローベックスが、マイナス幅をこの間だんだん縮小させていったのと同軌となっています。
    2時半すぎには、このグローベックスが80ドル高とプラス圏に浮上してきていたことから、恐らく日経も買い気が強まったのだろうと思います。これが、文字通りなら良いのですが、なにしろ、日本は今週3連休となるので、これがもし「引っ掛け」「ダマシ」であったらどうしましょうか。
    反発したといっても、二つの陰線の中の孕みであることは変わりません。一応、買うという場合には、戦術的には、防衛措置を講じて行ったほうが良いでしょう。
    取引の過半を超えると目される欧州勢が本日、買ったのではないかと市場では言われているようです。それまで、欧州株市場が続落商状できていたので、その損失補填をするために、昨日は日本やアジア市場で換金売りをしたことになります。
    昨晩は欧州市場がようやく反発したので、日本で彼らが押し目買いを入れたという見方があるようです。

    プットコールレシオが、まだぶっ飛ばない

    以前指摘した、プットコールレシオが、なかなか跳ね上がりません。
    昨年8月の時点、4月の時点を比べてみてください。
    日経平均が底入れをしていく過程では、プットコールレシオが、ぶっ飛んでいます。
    プット取引金額が、コールのそれを大きく上回って極大化しているわけです。
    プットの金額÷コールの金額が、プットコールレシオです。
    それだけ、弱気が強まったということですが、これが、じわじわと出てきているものの、日経平均が底入れるときに往々にしてみられる同レシオの急伸が、まったく出てきていません。
    これをどう理解したらいいでしょうか。
    いつもと違うことが起こっているというのはやさしいのですが、やはりこのレシオが飛ばないということは、まだ相場が底入れをしていないと考えるほうが、自然でしょう。

    (プットコールレシオ)
    大きいサイズの画像はこちらになります。
    http://chart.masudaasi.com/images/228799/1.gif

    もし、リバウンドがここからあるとしたら、来週13日から17日(実質16日)までは、当初の想定通り、次の2番底を警戒していたほうが良いでしょう。

    戦略方針
    戦略方針は、変わらず「オールキャッシュで待機」です。
    朝刊でも述べたように、なにか現物株を持つと言う場合には、日経ダブルインバースETF(1357)のヘッジ買いをしておきましょう。
    現物株の金額の半分を使えばよいと思います。
    両者合わせて、資産全体の1-2割でとどめておいたほうがよいと思います。

  • とても反発といえるような代物ではない
    わずか35円高の反発
    中途半端も中途半端。これではとても反発とは言えません。
    せっかく朝高した銘柄も、上げ幅縮小となっています。600円高から、35円高まで縮小しており、現物大引け後、先物は明らかに売り直しに入っています。
    かといって、昨日の終値を割るというわけでもないので、方向性は本日まったくなかったことになります。
    上も下も両方シナリオはありうるという、なんとも残尿感のある引けとなりました。
    とくに、ファーストリテイリング(9983)、ファナック(6954)という指数寄与度の大きい銘柄の本日のロウソク足を見る限り、指数プレイヤーは、完全にショートで攻めていることがわかります。
    実弾派は、トヨタ自動車(7203)がまだ2.5%前後で踏みとどまっていたことによく示されているでしょう。
    どちらが勝つのか、まだ結論は出ていません。

    調整は、必ず、二番底を試す
    昨日の下落幅は確かに大きかったのですが、率としては歴代125番目あたりということですから、ほとんど大した下落率ではありません。
    ただ、幅が大きいのです。また、突然死に近い下げでしたから、こういうイレギュラーなことが起こった場合には、用心したほうがよいでしょう。
    通常の下落調整でも、相場というものは、一番底を付けた後のリバウンドがあり、その先に、必ず二番底をつけにいきます。これが、一番底より下値切り上げになればよいわけです。
    2016年のケース
    記憶に新しいところでは、2016年の年初からの暴落的な下げを思い出しましょう。
    日経平均は、2月1日の天井17,905円から、2月12日の安値14,865円まで2,900円幅、16%級の下落率でした。(今回は、ひどいといっても、当時に比べても、大した下げではなかったことがわかります)
    この後、リバウンドがあり、3月14日まで反騰相場です。ところが、2月の高値を抜けません。3月14日高値は17,291円でした。2,300円幅、15%の上昇率でした。
    そして、二番底をつける大きな下げが発生します。4月8日の安値、15,471円まで、1,300円幅、8%級の下落です。これが、二番底です。
    一番底よりも下値切り上げとなったわけです。

    そもそも、一番底をつけたのか?
    まだ、実は昨日の安値が、今回の下落調整のボトムであるという確証がないのです。
    リバウンドを考える以前に、そもそも一番底をつけたのかという疑問が残っています。
    目先日本のSQはなんとか無難にこなすでしょうが(すでに大きく調整していますから)、しかし明日の晩は、アメリカの債務上限を巡る「つなぎ予算」が上院で通るかどうかという問題が控えています。
    来週末はアメリカのウィッチング(日本のSQに該当)が控えていますから、短期的な外人のポジション調整は本番はこれからということになります。
    万一、「つなぎ予算」が通らなかった場合には、来週週明けの相場はどう反応するでしょうか。
    昨年末のときには、ほとんど影響はありません。しかし、今回は相場が不安定です。
    また、このつなぎ予算が通らず、軍事・警察・消防といった特殊なものを除けば、政府機能は停止しますから、長引くと何が問題になってくるかというと、早ければ今月末から始まる「はず」の税還付金が、遅れるということになります。昨年もこの時期、トランプ政権の閣僚承認遅れによって、実際に遅れました。
    そうなりますと、実弾による圧倒的な買い圧力がなかなか市場に入ってこない、ということになりますから、売り方が攻めるとすれば、ここは攻めどころということになります。
    そういう意味からも、二番底はもちろんですが、一番底もはたしてつけたのかどうか、ということは、依然として市場に重くのしかかっている状態です。
    伝統的な罫線理論では
    江戸時代から伝わる、伝統的な罫線理論では、昨日本日の足型としては、この後、上昇するといわれているものです。
    大陰線の中に、小さな陰線がはらまれた格好になっている足型です。下げ過程でこれが出た場合には、この後上昇するといわれているものです。
    ただこれも、連続的な流れの中で解釈すべきでしょうから、これだけを取り出して判断するのは、やはり危険です。
    個人的には、本日、寄り付きからの反発は当然としても(アメリカが反発したわけですから)、その後、とくに機関投資家が本格的に動いた後場後半の動きを見る限り、お寒い状況としか見えません。
    一連の急落が、「間違い」であったのなら、一気に戻すはずです。それが、出ないということは、目先かなり警戒をすべきだろうと考えるわけです。

    戦略方針
    戦略方針は、本日朝刊で告知しましたように、変更されています。
    現在は「オールキャッシュで、待機」というものです。
    今日一日動くべきではありませんでした。
    結果、そういうことだったと思います。
    グローベックス先物は、ダウ工業株の場合、20-30ドル安の気配から、だんだん気配は切り下げ、大引け時点では140ドル安の気配ですから、大した反動安ではないのですが、けっしてアメリカもこのまま一気に全値戻りをするような勢いはなさそうです。
    ここは、オールキャッシュのまま、様子見が一番妥当な判断でしょう。
    これで、アメリカがまた下げてくるようですと、再び日経WインバースETF(1357)のお世話にならなければならなくなるかもしれません。

  • 瓦落(がら)
    急落局面のポジション管理の定石
    昨晩の日経CME円建ては、1,245円安の21,405円で返ってきていました。
    日経平均先物夜間取引は、21,510円まで下げた後最終的には21,910円で返ってきており、ずいぶんと温度差があります。
    東京市場の現物指数寄り付きは、22,267円。そこから、10時~10時半の売り一巡タイミングを経ても、断続的に安値更新。下げが止まりませんでした。
    この間、ポジション管理の定石は、現物株で25日線を下回ったものから、逐次処分する一方で、日経ダブルインバースETF (1357)をどんどん買い増ししていくというものです。
    当然、自律反発があればこうした実質ショートの取引というものは、踏み上げられるわけですから、そこでは投げればよいのです。
    つまり、ショートの最後のロットは必ず「つかまる」という覚悟で、相場が安値更新するごとに、どんどんショートで売り乗せするということです。

    短期でいったん売り一巡となるか
    目先の課題は、短期でいったんこの瓦落(がら)が一巡するかどうかです。
    明日がSQ前の「荒れる水曜日」ということで、ここから一段突っ込むか、突っ込んだにしてもそこが当面の安値形成となるか、注目です。機関投資家にしてみれば、金曜日のSQ前にポジションを大きく変更してくるためです。
    売り一巡となりにくい要因があるとすると、それはアメリカでしょう。
    昨晩、米国株相場が大きく崩れた一つの要因として、個人的には8日に迫っている債務上限問題があったのではないかという気がします。
    日経新聞報道によりますと(朝刊)、移民問題を巡って、民主党と共和党の折衝が暗礁に乗り上げており、8日に再び予算失効のリスクが台頭しているとしています。
    これは、株の益出し処分を大量に決断させた一つの理由になっていたかもしれません。
    そうだとすると、8日、つまり、木曜日まで米国株相場は安心できない状況にあると考えなければならなくなります。

    まだ流動的
    現物指数は、いかにも自律反発のように切り返しましたが、ショートカバーでしょう。
    現物大引けの後、一気に200円先物は下げて終わっています。
    ドル円も108.80円に押されています。
    グローベックス先物市場では、ダウ工業株指数が、23,507ドル、431ドル安で現在は推移しているようです。
    一時は600ドル以上安い気配でしたから、それよりは縮小しています。
    こうしたことを総合しても、まだ事態は流動的です。
    問題は、ここからアメリカが反発をしたとしても、来週末には今度はアメリカの指数先物やオプションなどのSQが予定されています。アメリカの機関投資家やファンドのポジション調整の天王山は、今週よりも、来週が本番です。
    従って、あるていど下げピッチが加速した今週、下げの値幅を出しつつあるとしても、来週もまだ底値波乱が続く可能性があるということです。

    戦略方針
    これは、暴落と言っていいでしょう。
    1月調整を想定していたものの、思ったほどではなく、危険ゾーンを先送りし、2月の月間のアノマリーから13-17日が危険としていました。
    半ば、狼少年になりかけていましたが、どうやら下落調整になった模様。下げ幅は、益出しが本格化すれば、1,000円、2,000円の下げは有っても仕方がないとは思っていたものの、それは日柄をかけて下がるという想定でした。ところが、一気に下げてきており、ほとんど一日の下げ幅としては、ザラ場の1,500円安で終わっていたら、1987年のブラックマンデー当日に次ぐ市場第二位の下げ幅になるところでしたが、大引けでは1,071円安ですから、ブラックマンデーに次ぐ第二位の下げ幅、2008年10月16日のサブプライムショックのときの1,089円に続いて、第三位です。
    ちなみに、手元の資料では、第四位は東日本大震災のときの1,015円安が続きます。
    やはりこれは、体感温度としては暴落といってもいいくらいの下げだと言えるでしょう。わたしも、さすがに、ここまで下げが発展するとは考えていませんでした。
    寄り前の朝刊では、「現物株撤退、ショート(日経ダブルインバースETF(1357))」に戦略方針を変更しています。
    ただ、一両日で、一番底をつけてくる可能性は高いでしょうから、各位におかれては、以下の点を注意してください。

    ・買い方:
    とにかく、全資産のうち2割、できれば3割に相当するキャッシュをつくること。これは、すでにある人は問題ありません。ぱんぱんにフルポジションで、漬物石状態になっている人の場合です。2-3割のキャッシュがあれば、ここから1-2週間のうちには底入れが確認できるでしょうから、そこで敢然と勝負にいくことができます。もしキャッシュが無ければ、ただ、保有株の戻りを待つだけになってしまいます。順調に戻れば良いのですが、戻れないケースが多発したらどうしましょうか。このため、とにかく2-3割のキャッシュをつくりましょう。その場合、持ち株のうち、一番25日線から大きく下げた銘柄から、処分しましょう。25日線上、あるいは25日線を割っても、大した距離ではない場合は、残しましょう。

    ・売り方:
    機関投資家は、週末のSQまでにできるだけニュートラルにするはずです。ただそれは通常のケースであり、今回のように暴落商状の場合は、かなり早く、一気にポジション調整をしている可能性が高いです。つまり、昨日・本日にかなりの調整を行っているのではないでしょうか。従って、残存部分が明日、明後日まだあるかもしれませんが、次第にその衝撃波は小さくなっていくのではないでしょうか。
    従い、機関投資家がこうしたポジションの中立化を図っている最中でしょうから、売り方もここからは、あまり調子に乗って、ショートをかさんでいくのは禁物です。もちろん機動的にデイトレで対処できる場合は別ですが。

    最後に、今週、うまく一番底をつけて相場がショートカバー中心に反発してくれる局面がでてきたら、それが中途半端な戻りで終わるか、一気に全値戻りをするかで大きくシナリオが変わってきます。
    もし、中途半端な戻りになったとしたら、来週、まだ買い戻し一巡後、再び一番底が底値なのか、それとももっと安値をつけることができるか、売り方は攻めてくると考えていたほうが良いでしょう。
    それが、二番底になります。
    しかも、悪いことに、今週末は日本のSQですが、来週末は、アメリカのSQです。一難去って、また一難ですから、今週から来週は、買い方は、あまり安いからといって安易に手を出さないようにしましょう。
    最終的には、アメリカの税還付金が最初に入ってくる今月第四週あたりから、需給は圧倒的に買い方有利に好転します。
    3-4月は強いでしょう。
    したがい、この2月第四週まで、なんとかポジションの整理をして、しのぐように努力しましょう。

  • ほとんど、切り返しできず、大幅安
    一撃安の後、なかなか切り返せない
    寄付の一撃安の後、なんとなく戻せずにずるずると切り下がり。
    ようやく11時ごろから、いったん売り一巡と見える下げ渋りをみせたものの、後場ダメ押しの本日安値更新を二度行っています。

    後場に日銀の介入はあったかどうかわかりませんが(12時40-45分ごろに出来高が膨れているので、ここで入った可能性はあります)、その後はやや持ち直し。

    ただその程度の切り返しでは、中途半端な反発にすらなりません。
    前場はおろか、後場序盤まで、日経平均は本日安値をわずかずつ更新する体たらくでした。

    後場の切り返しは不発
    ザラ場を通じて、グローベックス先物は朝方のダウ工業株で190ドル安から、徐々に安い気配は改善し、午後2時段階で110ドル安くらいになってきていました。

    午後1時半ごろに、日経平均はようやく切り返しになりそうな、動きを見せました。機関投資家が動くのは、注目の2時以降です。
    ここでの変化は重要ですが、期待されたような機関投資家の実弾買い(安値拾い)ではなかったようです。

    ここで実弾買いが出てくれば、時間的には明日以降の相場が強いと見ての動きになるわけですが、そうではなく、むしろ、ショート(空売り)をした向きが、若干本日の手仕舞い(買戻し)に入ったという程度のものでしょう。この段階で出来高が増えているわけではないからです。

    結局2時半近くから、再び日経平均は押し戻されてしまい、切り返しは不発。切り返しになるかと見えただけで、「ダマシ」となったようです。

    幸い、後場安値22659円(本日のそれまでの安値)を割るまでには至りませんでした。大引け22682円、592円安。先物の引けも、22650円ですから、やはり前場安値22560円(先物は、これが本日安値)を割らずにおあっています。

    切り返しは不発だったものの、安値を本日安値を更新して終わらなかったということは、今晩アメリカ次第では、反発することも視野にいれた動きということでしょう。

    ちなみに、現物大引け時点で、グローベックス先物は、ダウ工業株指数は99ドル安の気配ですから、朝方より確実に改善していたことになります。これが、今晩の米国株の反発につながる動きか、それともこれも結局ダマシか、フタを開けてみなければわかりません。

    トレンド崩れ
    日経平均は75日線まで下落。
    東証2部、マザーズ指数、JASDAQいずれも、25日線割れ。
    日経平均、TOPIXともに13週線も割り込みました。

    形としては、明確なトレンド崩れです。新興3指数は、まだ週足べースでは13週まで距離がありますから、戻せるならこのあたりからのはずです。

    それも、米国市場次第ですから、予断に依存するわけにはいきません。
    少なくとも、トレンドは完全に崩れてしまいました。よほどの反発力を見せなければ、これを短期で覆すのは、難しくなってきています。

    戦略方針
    今のところは変更ありません。
    「警戒、現物株保有比率半分、キャッシュ比率四分の一、ヘッジ(日経ダブルインバースETF 1357 )比率四分の一」のままです。

    現物株保有比率は、各位のポジション構成銘柄の状況にもよるので、厳密に考えなくてもよいです。つまり、無理して25日線割れの銘柄を持ち続ける必要はなく、処分した結果、現物株保有比率が半分以上になっても、まったく問題ありません。

  • 日経再び5日線割れ
    うまくすれば、底練り
    昨晩の米国株市場がまちまちでしたので、東京がどうかと思いましたが、のっけから売り先行。ただ、激しい衝撃波というものにはなりませんでした。
    しょせん、一日の価格帯が、今回の下落局面における安値を更新しているわけではなく、せいぜい、昨日奪回した5日線を割ったというだけです。
    水準論からも、大した意味はありません。もともと、週末ですし、雇用統計発表、来週末はSQですから、ここで積極的に買いが出てくるとは到底思えないわけで、その割には下げは限定的だったと考えられるような一日でした。

    中小型株が下げる
    調整入りしていることは、これで確実ですが(ダウ輸送株、日経平均いずれも25日足割れ)、一番ダメージを被りやすいのは、本日、日経新聞朝刊のスクランブルでも指摘されていましたように、中小型株、新興市場銘柄です。
    マザーズ、JASDAQともに、5日線割れ。この5日線を割っていないのは、東証二部だけだということになります。この二部市場こそが、銘柄数減少とはいえ、依然としてわたしは中小型株の指標であると思っています。この二部指数がまだ5日線を割っていないということは、そこまでリスクを深刻には受け止めていないという解釈でよいでしょう。相場は、まだ捨てたものではない、ということです。

    戦略方針
    今のところは変更ありません。
    「警戒、現物株保有比率半分、キャッシュ比率四分の一、ヘッジ(日経ダブルインバースETF(1357))比率四分の一」のままです。
    現物株保有比率は、各位のポジション構成銘柄の状況にもよるので、厳密に考えなくてもよいです。つまり、無理して25日線割れの銘柄を持ち続ける必要はなく、処分した結果、現物株保有比率が半分以上になっても、まったく問題ありません。
    また、ヘッジも、ダブルインバースを使っているわけですから、理論的には日経平均の動きとは逆に、2倍動くわけです。実際には、正確に2倍ではなく、それ以上に動くこともあれば、それ以下の変動しかない場合もあります。
    いずれにしろ、日経平均よりは、はるかに逆の方向に動いてくれますから、現物株比率とヘッジを1対1にしますと(金額ベースで)、実質的にはショート気味になります。
    ただ、個別銘柄ですから、中小型株のように変動率が大きいものを構成銘柄で保有している場合には、現物3に対して、ヘッジ2くらいでもよいのではないか、と思う次第です。
    この辺は、匙加減です。

  • 当然の反発。問題は持続性
    しばらく反発基調が続く可能性
    東京市場は反発。まずは5日線を回復。
    25日線はさらにその上です。

    昨日の下げは、ちょうど23070円という米系が気にするトレンド分岐点・50日移動平均線手前で下げ止まり、23092円をボトムに本日反発。
    個人的にはまだしばらく反発基調が多少は続くと考えています。

    VIX指数が跳ね上がったわけですが、ちょうど過去1年振り返りますと、だいたい現在は過去のピークの13前後と近似値ですから、いったんは相場が落ち着いていいはずです。

    空売り比率も、昨日の大幅下げの日でも42.5%で、その前日44.1%が直近のピークだったことを考えますと、この観点からも、衝撃波の第一波に関しては、一巡とみていいわけです。

    問題はやはり、この後ということになります。

    次は25日線奪回
    5日線奪回ですから、次は25日線奪回の可否です。
    米国ではダウ輸送株指数がまだ25日線割れですから、今晩これが回復する必要があります。

    もし、日米で25日線を上回ってくるようですと、日経ダブルインバースETF<1357>によるヘッジは必要なくなるので、ただちに解除していいわけです。

    あとは、反発基調の腰の強さにもよりますが、キャッシュ比率を資産全体の半分という現状から、2割まで一気に落としてよいことになります。

    定点観測項目が25日線上であれば、フルポジションか、あるいはせいぜい適宜1割くらいのキャッシュ保有比率でもよいくらいですが、実はこの戻り自体が、中途半端で終わると言う可能性が残されているので、一応キャッシュ比率を縮小したとしても2割は確保していたほうが無難でしょう。

    戦略方針
    今のところは変更ありません。
    「警戒、現物株保有比率半分、キャッシュ比率四分の一、ヘッジ(日経ダブルインバースETF<1357>)比率四分の一」のままです。

    現物株保有比率は、各位のポジション構成銘柄の状況にもよるので、厳密に考えなくてもよいです。つまり、無理して25日線割れの銘柄を持ち続ける必要はなく、処分した結果、現物株保有比率が半分以上になっても、まったく問題ありません。

    今晩のアメリカ市場が、期待通り輸送株の25日線奪回になれば、方針を先述のように変更していくことになるで
    しょう。

  • 機関投資家は、ポジション縮小に動いた
    日経一時プラスに浮上も、引け味最悪
    まずは東京市場は下げから始まりましたが、朝刊でも見たように、先物や日経CME円建てが、さして驚くような下げにはなっていなかったことから、寄り付き直後の衝撃もさほどではなく、その後はいったん買戻しという順当な反応でした。

    ほぼ前日終値近辺まで戻し、一時はプラスにも浮上。そこから持ち合いとなった東京市場です。

    午前11時10分からトランプ大統領の一般教書演説が行われましたが、グローベックス先物は朝方の前日終値トントンの気配から、40ドル高(ダウ工業株)まで上昇する動きとなりました。ここまでは良かったのです。
    前場、テレビQ&Aでも解説しましたが、一番嫌なのは、中途半端な戻りです。

    その典型的な中途半端な戻りが、ザラ場ではあったのですが、午後2時半ごろから、次第にジリ貧。結局この、午後2時から2時半あたり、そして大引けまでの時間帯というのは、一日の相場の動きを見て、機関投資家がどう動くか、ということで本日の相場が決まります(いつものことですが)。

    そのため、この時間帯に、下げ幅を再び拡大してきたということは、あきらかに機関投資家はポジションを縮小してきた、ということになるわけです。

    但し、一過性の理由であるという可能性もある
    ただ、この後場後半の機関投資家の売りですが、これは本日特有の一過性の売りという可能性もあるのです。

    それは、月末だということです。

    債券市場が世界的に下落していることはご存じの通りです。
    従い、債券の損が拡大しており、それを月末にかためて損切処分をしているはずです。

    考えられることはこの損金を相殺するため、日本株ではかなりの益が出てきているはずですので、これを益出し処分して、両者相殺しているということです。

    ということで、もしかすると、本日後場後半の日本株の下げというのは、機関投資家の月末処理にかかわる判断かもしれません。

    新規買いは、決算発表済みに限定する
    たまたま、昨日、日経新聞の「スクランブル」には、「日本株は決算後に買え」という内容が掲載されていました。わたしのような人間が、レポートでこれまで同じことを書いても、あまり参考にしていただけないでしょうが、日経新聞紙上でプロの方々がコメントすれば、かなり信憑性があると思っていただけるかもしれません。

    記事によりますと、決算発表前に買うのか、後に買うのか、という永遠の課題が解説されていました。

    三菱UFJモルガンスタンレー証券の調べによりますと、2008年以降、アナリスト予想をもとに先回りして好業績予想銘柄に投資すると、高い運用成績を上げてきたとしています。ところが、2017年に関しては、まったく逆で、実績重視で「決算後に買う」ほうが運用成績が良いという変化が生じている、としています。

    四半期決算をみて、増益率の高さなどがはっきりした好決算銘柄を買い、低調な銘柄を空売りをする戦略を取った場合、とくに決算シーズンでは運用成績の良さが顕著だったというものです。

    わたしは、その内容如何にかかわらず、決算発表直後というものは、それ以前に組成された需給がどう反応するか皆目見当がつかないことから、できるだけ決算発表直前に新規買いするのは避けるべきだと考えています。

    すでに持ち残となっている銘柄は致し方ありませんが、決算発表前にあまりに移動平均線から上方乖離してしまったような(つまり大きく上がったような)銘柄は、益出し売り処分したほうが無難と考えています。

    戦略方針
    今のところは変更ありません。
    「警戒、現物株保有比率半分、キャッシュ比率四分の一、ヘッジ(日経ダブルインバースETF<1357>)比率四分の一」のままです。

    現物株保有比率は、各位のポジション構成銘柄の状況にもよるので、厳密に考えなくてもよいです。つまり、無理して25日線割れの銘柄を持ち続ける必要はなく、処分した結果、現物株保有比率が半分以上になっても、まったく問題ありません。

    キャッシュが多ければ多いほど良いのです。

  • 日経平均、25日線割れ
    日経平均、337円安
    米国株が久しぶりにまともな反落をしたことで、朝から東京市場も下落。
    NYダウは、先週500ドル超上昇していますから、100ドル級の反落があっても、驚くに値しません。
    一方、日本では、日経平均が5日線から下放れ、前場は25日線の攻防戦に陥りました。
    依然として、オプション市場では23,500円あたりに、プットもコールも両方、一番建て玉が多いようですから、極端に指数が下落することを警戒する動きは見られません。つまり、現物指数の現在の水準あたりということです。
    しかし、後場からずるりと相場が下がり、25日線を完全に割り込みました。

    一気に下がるとも思えない
    とはいえ、日経平均がこのままつるべ落としで下がっていくと考えるのはいかがなものでしょうか。
    トヨタ自動車(7203)が25日線を割っていません。
    外人の裁定解消売りがかさんできたとして、その割にはファーストリテイリング(9983)も25日線を割っていません。
    どうも、日経の下げっぷりとは違和感があります。
    やや狼狽売り的なものが多いのかもしれません。あるいは、理性的、合理的な、移動平均線乖離率の限界に達していたということからくる、健全な調整ということかもしれません。
    いずれにしろ、今晩米国株市場において、このアジア市場の下げに対して、ダウ輸送株やジャンクンボンド、米10年利回りがどういう反応をするかを見るしかありません。
    後述しますように、グローベックス先物でダウ工業株が200ドル安にまで気配切り下げとなっていましたが、現時点でここまで下がっているようですと、実際に米国市場が今晩始まった場合に、ことによると、一気に戻してしまう可能性も否定できません。
    どうなるか、フタを開けてみないとわかりません。
    従って、ポジションはどちらに転んでもよいように、選択肢の自由度を確保しておくことが、戦術上は最重要な点です。

    戦略方針
    (すべてが限界に達している)
    ぎりぎりの水準です。
    ダウ輸送株は25日線上でなんとか踏みとどまっていますが、ジャンクンボンドは25日・50日線割れ。米10年国債利回りが、米国経済成長率からみてほぼ限界の2.7%に上昇。
    もちろん、長期金利は、1年後には米国経済成長率が3%まで伸びるとすれば、これも3%まで上昇してしまう可能性があります。
    米国株がすでに3%成長までかなりの部分を織り込んで最高値更新を繰り返しているのだとすると、ここから3%に向けて長期金利が上昇する過程では、株式相場が素直に好感できるか非常に疑問です。予想PERですでにNYダウもS&P500も、限界の20倍に達しているからです。つまり、以前から述べていますように、ここから上に、相場調整も無しに走るとすれば、それはかなりバブル性を帯びたものになるはずです。
    普通は、下落調整によるガス抜きがあって然るべきでしょう。
    後場、日経平均が25日線割れをきたした段階では、グローベックス先物市場で60ドル級の気配切り下げになりました。前場を通じて30ドル高、昼休みにトントンまで気配切り下げ、後場に下げ足を速めています。

    (戦略方針を変更)
    後場、戦略方針を変更しました。
    従来は「警戒、キャッシュ比率2割(付帯条件、このうち日経WインバースETF(1357)のヘッジ買い可)」でした。
    これを、「資産均衡、現物保有半分、キャッシュ四分の一、ヘッジ四分の一」にしました。
    ただ、現物保有半分といっても、たとえば25日線を割ったものを、そのまま保有しているというのは問題です。保有する構成銘柄の状況によって、現物保有比率が半分以下になったところで、それは良いのです。キャッシュが多ければそれだけ調整時には有利です。

  • 日経、3日連続5日線割れ
    前場前半は高く、後失速
    日経平均、5日線割れ3日目。
    今週来週と日本は決算ピークですから(アメリカは今週)、決算後の個々の銘柄の株価の反応を見て改めて、新規買いをするかどうかを判断したほうがよいでしょう。
    ということは、つまり、その前にある程度、決算発表を控えた銘柄は処分するくらいのつもりでいたほうが良いということです。
    今週は、すでに週末アップしたレポートで解説しましたように、イベント目白押しです。

    30日(火) トランプ大統領の一般教書演説(インフラ投資計画言及か)
    FOMC(イエレン議長最後のFOMC)~31日
    ユーロ経済圏の10-12月GDP
    31日(水) 12月中国の製造業PMI
    3日(金) イエレン連銀議長最後の理事会(任期満了)
    米雇用統計

    3日の雇用統計から、来週9日までが、一番相場が下がり易い月間のアノマリーです。

    中途半端な戻りは危険
    先週末、米国では主要3指数が最高値更新でしたが、先行指標のダウ輸送株1083、ジャンクボンドETFいずれも25日線からいったん反発したものの、戻り切れずに打ち返されてしまうようだと、頭が切り下がり、25日線割れの危険性が高まってきます。
    なにしろ日本株が気にし始めたドル円相場が、下げ止まりません。
    先行指標、リスク指標ともに、中途半端な戻りで終わってしまうと、主要米3指数も早晩時間差で反落相場に入ってきてしまうでしょう。
    米2年国債利回り1090は、まったく変化なく、右肩上がりの上昇ですが、ブレの大きい10年国債利回り(10919は19日からずっと高水準で持ち合いが続いています。
    世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーターアソシエーツは、債券はベアトレンドに入ったと完全な弱気です。
    一方、米国株相場に関しては、12月と違い、今月は、ほぼ弱気のコメントが出てきません。
    こういうセンチメントの一方的な偏りは相場が取り合えず一服するのが普通ですから、警戒を厳としたほうが良いでしょう。
    円高基調の中でも本日反発した東京市場は驚くべき強さとも言えますが、それで5日線も超えられないというのは、おのずと力不足であるともいえるわけです。
    朝方、グローベックス先物市場でダウ工業株先物が、80ドル高くらいだったものが、だんだん気配を切り下げて、後場には30ドル高くらいになってきていたことも、影響したかもしれません。

    小型優位
    大型、とくに指数とのからみの大きいものは、要注意です。
    円高をむしろ好感して然るべきソニー(6758)が25日線を奪回できません。
    もちろん中には、大型でも信越化学(4063)がブレイクしていますが、インテルINTCの高騰が大きい理由なのでしょう。が、これはすべての半導体銘柄には反映されていないようです。
    その前の、アップルショック(今年の増産が、計画ほどは進まない懸念)が、足を引っ張っているのでしょう。
    そもそも決算発表集中日が続きますから、日米市場とも、指数からやや遠い中小型株のほうが、まだ戦えると思っていたほうが良いでしょう。

    戦略方針
    戦略方針は、変わりません。
    「警戒、キャッシュ比率2割目安(付帯条件は、キャッシュをいくばくか日経ダブルインバースETF(1357)のヘッジ買いに振り向けて可)」
    目先は、中途半端な戻りは、危険だということです。
    ただ、ずるずる下げていくかというと、今のところはそれもなさそうです。
    相場が、一段安いということを警戒しているのであれば、プットもコールも、23,000円あたりに集中しそうなはずですが、それはありません。23,500円あたりですから、そう警戒度が強いとも思えないのです。アメリカが崩れなければ、まだ日経平均も25日線上でしぶとく戦おうというつもりのようです。
    少なくとも、あまり無理してやるところではありません。

    《ミクロ判断》

    本日のアクション
    前場、新規買い、銘柄入れ替えを行っています。

    ・新規買い 千代田化工建設(6366)(先日売った途端に、先週末14%超の高騰でした。がっかりですが、性懲りも無く、本日前場の前半でどのくらい利益確定をこなすか見ていたところ、中盤当たりから高値を取ってきたので、即乗りました。)
    ・入れ替え 日本M&A(2127)が5日線割れとなったので、基本ルールでは、本日を含まない過去5日間の終値ベースの安値6,230円を割っていないのですが、利益を吐き出すのが惜しいので、処分。+5.4%の益出し。そこで、GMO(9449)を買い。これは仮想通貨のハッキング問題で、大揺れのカテゴリーですが、その渦中で高値追いですから、トライしてみました。
    ・資産のヘッジ強化 サイボウズ(4776)が思いのほか弱く、5日線割れたので処分。これは2.1%の損切です。かわりにこの分で、日経ダブルインバースETF(1357)をヘッジ買い。現物株の比重を落として、ヘッジによる資産防衛色を強めました、
    ・サンバイオ(4592)が後場後半、5日線割れからだんだん調整色を深めていったので、もったいないので益出し処分しています。これは、2ロットで、+14.9%と+13.8%の出来出しですから、一応まともにリターン化できてほっとしています。

    明日のアクション
    今のところは、怪しいポジション構成銘柄はありません。
    ポジション
    前場、一時フルポジションでしたが、後半には現物株比率を落として、ヘッジを拡大。
    まだ、全資産の2割弱が、日経ダブルインバースETF(1357)です。
    キャッシュ比率も20%です。
    残り60%が現物株保有。
    この60%の現物株の目減りのうち、40%分については、先述のETFのヘッジであるていどはカバーできるはずですが、20%分は裸です。
    現在、一時的にロング&ショートのポジションになってきています。
    戦略方針の、キャッシュ2割(含む、ヘッジ)より、はるかに防衛的なポジションの取り方となっています。

    パフォーマンス
    先週末、やっと71%まで増大した、2015年大発会以来の累計リターンですが、また67.4%まで押し戻されました。

    (単年のパフォーマンス)
    2015年 +13.9%(日経は+9.1%)
    2016年 +24.8% (日経は+0.9%)
    2017年 +12.7% (日経は+19.1%)
    2018年 +4.5%(日経は+3.8%)

    (複利計算の累計パフォーマンス)
    2015年スタートから、…
    2015年末まで1年で +13.9%(日経は+9.1%)
    2016年末まで2年で +42.1%(日経は+3.4%)
    2017年末まで3年で +65.1%(日経は+34.3%)
    本日までの累計で +67.4%(日経は +35.4%)

  • 日経平均、5日線割れ
    ダウ輸送株に追随して、日経5日線割れ
    日経平均は、271円安です。
    為替が効いていると思いますが、一方では、もともとぱんぱんにポジションが膨れ上がっていたファンドなどは、どこで利益確定しようかという思いにかられていたはずで、たまたまそこに円高が出たので、これをきっかけに利益確定に一部踏み切った、そう考えるのが妥当でしょう。
    従って、これが本格的な相場の調整入りかどうかは、まだ判断がつきません。
    浅い、短期の調整で終わる可能性も十分あるわけですが、ただ引け味は非常に悪いです。
    ポジション管理は、セイフティネットをちゃんと備えていきましょう。

    にわかに通貨安戦争か
    昨晩のグローバル市場で、欧州株市場も下げたわけですが、この最大の理由にされたものを整理すると、どうもやはりユーロ高、ポンド高ということだったようです。
    株が自国通貨高を嫌気したということです。

    (ダボス会議)
    一方、ダボス会議ではムニューシン財務長官が「ドル安は、貿易面でアメリカ経済にとって良い」と発言したことから、ドル安志向を見なされました。これが、米国債買いが減るのではないかという連想で、米国債が再び売られ、長期金利上昇となったわけです。
    ダボス会議では、最終日にトランプ大統領が一段と保護主義的なアピールをするのではないかと観測されているので、ムニューシン長官のこの発言は、トランプ大統領のアピールの前触れ宣言とも解釈されたのでしょう。

    (次期連銀議長承認)
    アメリカでは、パウウェル次期長官が議会で承認されたことで、2月初頭の議長交代が決まりました。
    パウウェル路線は、イエレン路線を踏襲すると考えられていましたが、足元のファンダメンタルズの好調さからは、どうしても利上げ回数やピッチが上がるのではないか、と言われていますが、引き続き「緩やかな利上げ」ということを強調しているので、この点は不透明です。
    これに比べて、ECBは出口戦略模索するのではないか、という思惑が強いので、ユーロが対ドルで急伸してしまっています。

    (ドル円)
    本来であれば、この流れで言えば、ユーロドルのヘッジという事から言えば、ドル買いヘッジ、円売りヘッジのはずですが、急速に円高が進み、昨晩は一時108円台に入ったわけです。
    これは、かつて通った道です。
    デフレ時代を通じて、欧州と米国は、度重なる金融危機や暴落と言ったものに際して、常に変わりばんこにユーロ安、ドル安を誘導してきました。自国経済の下支えのためです。
    ところが、ユーロ安に誘導するにしても、ドル安に誘導するにしても、為替はなにかを買わなければならないわけです。
    そのスケープゴートにされたのが、常に円であったという現実があります。
    つまり、ユーロ安誘導のために、ユーロ売り・円買い。ドル安誘導のために、ドル売り・円買いです。
    当時は、デフレ経済真っただ中の日本でしたから、これが、景気や株式を恒常的に下押する大きな要因になっていました。
    現在はファンダメンタルズがかなり改善してきていることから、当時のようなダメージはありませんが、結局のところ欧米の国際政治力が発動される中で、いつも日本が割りを食うという構図は相も変わらないようです。
    これは、かつてほどのネガティブ要因ではないでしょうが、日本経済や相場の足かせになる構図ですから、あまり甘くみないほうが良いかもしれません。
    個別銘柄の物色という観点からは、どうも外需性よりは、内需性が選好されるほうが、続きそうです。ただ、まだそこまで指数がトレンド崩れをきたしていないので、外需系、内需系が、入り乱れて混在の物色となっています。

    戦略方針
    戦略方針は、変わりません。「やや警戒、キャッシュ比率1割目安」のままです。付帯条件として、週末には日経ダブルインバースETF(1357)によるヘッジも可、とします。
    あるいは、キャッシュの代わりに、このETFのヘッジ買いで、全体としてフルポジションでも構わないのです。
    基本的に積極策に出るところではありません。

  • 日経、利益確定進行
    一見、外需系→内需系へ、資金シフト進んでいるようにみえる
    出来過ぎの昨日から、本日は反落。

    まだ週中ですが、いくつか利益確定の要因は挙げられます。
    ・昨晩、米国長期金利(2年・10年)が低下、5日線割れ。
    ・米国、対中国貿易摩擦で、通商法201条発動へ。
    ・ドル円、円高基調で110円割れ。
    ・安川電機(6506)決算に対して、株価下落の反応。
    おおむねこうした環境下で、日経平均は前場100円安までじりじりと押され、後場はさらに、下げ幅拡大。23,917円まで一時は下がりました。
    物色動向は、買われた業種の筆頭が不動産と電力ガスです。不動産がなぜ、これだけ強いのか、正直意味不明ですが、電力ガスが大きく買われたという相場つきからいっても、いかにも相場は防衛的スタンスに立っていると考えられます。
    好決算発表の安川電機(6506)が、急落ですから、とりあえず、益出し優先の動きが目立ちます。
    株式相場がまだトレンド崩れなど起こしていないにもかかわらず、ドル円はおよそ日経平均から大きく乖離した円高続きになっているので、株式市場のほうとしてもとても不気味に思っているのでしょう。
    ちょっと、様子見したいということではないでしょうか。
    日経平均は、24,000円割れです。5日線割れはきたしていません。
    まだ、調整本格化かどうかはわからない
    まだ、これでは可能性が高まったとはいえ、調整が本格化したとは言えません。
    たとえば、今晩米国長期金利が一気に戻せば、問題無いわけです。
    かりに、調整(日柄か、値幅かはともかく)だったとして、その場合、一番それを加速させる要因になるのは、この1年にわたって、株式市場がほとんど無関心だった為替市場が、円高進行となっていくことでしょう。
    こういうときには為替は効きます。
    とくに昨年11月27日の110.83円を割ったので、次は9月8日の107.31円です。
    この円高水準は、ちょうど日経平均が24,000円への上昇相場を演じ始めたときの起点となった同日です。
    この出発点の107.31円に、すでにドル円相場は調整しようとしているのが不気味です。
    日経平均は、とてもではないですが、そこまでの下落はないでしょうから、一応多少の
    調整はありうる、というつもりで目先の相場変調に対処しましょう。
    まだ、どうなるか、わからないのです。
    なぜなら、景気敏感株も大きく値を上げているものがあるからです。本日の東証一部上昇率ランキング上位には、東邦チタニウム(5727)や大阪チタニウム(5726)がありましたし、中外炉(1964)、大平洋金属(5541)なども高値更新です。こうしてみると、あながち外需は全面安ということでもないので、どうも混在していてはっきりしないのです。

    本日の下げ自体はたいした下げではない
    トレンドからみても、水準論からみても、とくに、今日の反落は、昨日出来すぎだと思えば、たいしたことはありません。
    とくに、日経平均に変調が起こったと言えることでもないのです。
    ただ、日経平均も、TOPIXも、ややダイバージェンス(逆行現象)になりかけているので、ここは踏ん張らないといけません。
    そもそも、信用取引の買い手は、かつてないほどルンルン気分のポジション内容になっているので、少々の下落は痛手でもなんでもありません。
    逆に信用の売り手は、追証ぎりぎりというところに追いつめられています。
    したがって、ちょっと日経平均が戻れば何でもない位置にあるわけです。
    当レポートでは、そうではなく、万一ここから続落で、下に振ってきた場合に対して、
    一応警戒したポジション管理をしましょう、と述べています。

    戦略方針
    戦略方針は、変わりません。
    「やや警戒、キャッシュ比率は1割目安」
    一時的にはフルポジションでも構いません。週末には、1割キャッシュは少なくとも確保するようにすれば、途中経過はとくに心配するような状況とは言えません。
    冒頭で述べた定点観測項について、今晩のメリカ次第でどうなるか微妙な状況だと整理しましたが、杞憂だと思っても、ポジション管理は丁寧にしましょう。
    ちなみに、グローベックス先物市場では、ダウ工業株先物は昨晩引けからほとんど異動がなく、しっかりです。

  • 物色が、変わるかも知れない (ここから相場を押し上げるつもりか)

    物色に異変
    大変驚きの一日でした。日経平均は、前場から堅調に推移し、後場は大きく上伸して24,124円で大引け。307円高です。
    まず前場ですが、不動産デベロッパーが高かったのです。大変違和感がありました。
    本日、日経新聞朝刊で、マンションの平均価格(大都市圏に限る)がバブル時代に匹敵する高値になってきているという記事がありましたが、それが背景でしょうか。
    これだけアメリカで長期金利上昇になってきている中で、不動産銘柄が高値更新をするというのは、非常に奇異な気がします。
    およそ、わたしなどはこのセクターはほとんど視野に入っていませんでしたから、大変
    びっくりしました。
    もし、本当にマンション価格の上昇が背景ならば、なぜ、長谷工(1808)が11月14日以降、ずっと高原状態で膠着相場に陥っているのは、どういうわけなのでしょうか。説明がつきません。
    PERから言っても、三井不動産(8801)、三菱地所(8802)など、軒並み東証平均15.8倍を遥かに上回る19倍、25倍です。かたや、長谷工は8倍そこそこです。
    この不動産デベロッパー銘柄は、すべにアベノミクス相場前半の金融相場で、80年代のバブル時の史上最高値を突破しているわけですから、ここでまた上がってくると言う意味が、よくわかりません。
    誰かが買っていることは確かなわけで、その背景を知りたいところです。大変気になる
    動きです。
    ところが、今日一日の動きは、そんなことで済むような話ではありませんでした。

    ディフェンシブの大型が動いた
    もっと驚いたのは、ディフェンシブ(非景気敏感系)の大型株が動いたのです。それも、
    半端な上昇率ではありません。
    テルモ(4543)、資生堂(4911)、ダイキン(6367)といった、通常日経平均を引っ張るような銘柄ではないものが、寄与度のトップを走っていたということです。
    とても個人が買う銘柄でもありません。ということは、投機筋ではなく、きわめてまともな腰の据わった機関投資家、つまりロングマネーが、ピンポイントでファンドの方針に
    沿う大型株を選別買いしていたということになります。時間帯としては、欧州系だと推察します。また、買っている銘柄の態様からすると、年金系かと思います。
    この買い方は、腕力で無理な買い方の一面もあります。たとえば、寄与度の上位にヤマハ(7951)
    がありましたが、このチャートを見ますと、どう見ても、相場が崩れかけたところから、一気に高値更新ですから、驚異的な動きです。相当の確信犯的な買い方をしなければ、
    まず引っくり返すのは無理なチャートでした。
    一応、本日の日経平均上昇寄与度のトップ10位を列挙しておきましょう。

    ファーストリテイリング(9983)
    ソフトバンク(9984)
    テルモ(4543)
    資生堂(4911)
    コナミ(9766)
    TDK (6762)
    トレンドマイクロ(4704)
    ヤマハ(7951)
    ソニー(6758)
    ユニー・ファミマ(8028)

    この上位10銘柄のうち、いわゆる景気敏感株は、TDKとソニーくらいのものでしょう。
    大変珍しい風景です。
    目だったこの手のディフェンシブ系では、ヤクルト(2267)、サントリー(2587)、伊藤園(2593)といった業界の指標銘柄が、みな似たように一気に高値更新をしています。
    武田薬品(4502)も、わずかに1月10日の高値を抜いていないものの、肉迫しています。
    この突然のディフェンシブ買いの意図は一体なんでしょうか。

    そこへ、後場指数の上昇が加速
    さらに驚くべきことに、後場、日経平均の上昇が加速してきました。
    日銀会合で、いったん先物が下を振ったものの、下がり切れず。これを見て、今度は
    投機筋は、裁定買い残の積み上げへと、逆に動いたようです。
    下がらないのであれば、彼らは買わなければならないからです。
    前場、おとなしかったファーストリテイリング(9983)が寄与度トップに躍り出てきた
    ことで、明らかに後場には裁定買い残の積み上げが出たと思います。
    このように、本日は、目先を考えていないロングの実弾買い、後場はそこに投機筋中心の裁定買いと二弾構えでの上昇になったと考えられそうです。

    ここから相場を押し上げるつもりか
    この相場つきだと、相場はかなり強そうです。日米企業業績の好内容やガイダンスを材料に、一気に相場を仕上げてしまうつもりでしょうか。
    外人の立場で考えてみましょう。
    彼らは、今年後半の米中間選挙を控えて、前半しかリターンを期待できないと思っています。これは誰しもそうでしょう。常識的な線です。
    さらに言えば、2月中盤以降の税還付金の再投資による相場上昇を前提にして、普通はいったん相場が下落調整するか、日柄整理で調整するか、どちらかになるものです。
    しかし、ここで買ってくるということは、調整無しということですから、その背景は、
    2月中旬以降の税還付金流入による上昇を前に、買いそびれている向きが、先回りして
    買い始めている、ということかもしれません。
    投機筋はその動きを見て、裁定買い残の積み上げに再び手を染めているということになります。
    だとすると、1月危機説は回避され、このまま前半相場を走り切るということになってくるかもしれません。
    つまり、海外勢は、この決算発表で上がったところを織り込み済で利益確定するという
    戦術ではなく、この決算発表を口実に買いたい意向という結論になってきます。

    そうなると、物色対象が問題になってくる
    そうなると、いくつかのシナリオが考えられます。

    ・主力の大型株主導になるわけで、中小型株(バイオのような幕間つなぎのセクターも
    然りです)は置いてけぼりになるか。
    ・あるいはまた、主力大型といっても、本日の資生堂のような純然たるディフェンシブ系なのか。
    ・それとも引け後、安川電機(6506)が決算発表をしますから、これをきっかけに、
    いきなりドテン反対で景気敏感株の主力大型に舞い戻るか。

    とくに、安川電機はいの一番で発表してくるわけで、前回はこの決算で全体相場は出鼻をくじかれました。前々回は、逆に、これが起爆剤となった大きな上昇へと市場全体が動きました。
    さて、中小型、ディフェンシブ大型、シクリカル大型、一体、どこに焦点が定まってくるのでしょうか。
    この内容次第で、ポジションを構成している銘柄を、抜本的に入れ替えなければならなくなるかもしれません。

    戦略方針
    グローベックス先物はザラ場中から、ダウ工業株先物で前場、30ドルくらいで推移していたものが、50ドル高になり、引け近くにはこれをさらに上回り、60ドル台、そして
    78ドル高まで足を延ばしています。
    アメリカも、今晩やる気になってきているようです。
    戦略方針は、寄り付き段階で、日経ダブルインバースETF(1357)のヘッジを解除し、
    一時的にはフルポジションでも良いとしているわけですが、基本は「やや警戒、
    キャッシュ比率1割目安」です。
    今晩、ダウ輸送株指数が史上高値更新をするようでしたら、「フルインベストメント」に変更することになるでしょう。
    それが無ければ、ダウ工業株やナスダックが連日の高値更新だったとしても、上記の「やや警戒、キャッシュ比率1割目安」のままで、戦略変更はありません。

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