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投稿コメント一覧 (3886コメント)

  • からくも5連騰
    日経平均、わずか2円高
    さすがに、3連休が近づいている中で、勢いよく上昇というわけにはいきませんでした。
    ここから月末にかけて、日米通商協議がテーマになってきます。
    本日午後には自民党総裁投開票ということも手伝ってか、やや伸び悩みという相場展開でした。結果が判明した段階では、マイナス圏に沈む局面もありましたが、一日を通じて、ほとんど値動きのない相場展開。
    昨日、朝方寄り高となってから、ずっと本日大引けまで横一線に近い揉み合いでした。
    良く解釈すれば、それまでの大幅急騰の反動安が出なかったということです。
    これは、評価してもよいでしょう。
    昨年の場合は、ここから月末まで膠着状態となり動かず、10月に入ると同時に16連騰になったわけですが、今年はどうでしょうか。
    柳の下にどじょうは二匹いるでしょうか。

    来週、下がらなければよい
    ここから月末までは、二回目の日米通商協議、その後に安倍首相が訪米して日米首脳会談、という運びになります。
    そのその過程では、来週アメリカでFOMCが開催されますから、これまでは金利に相場の注目が集まっていたのに対して、日米企業業績への観測内容で相場が左右されるようになってくるでしょう。
    これまでの、ショートカバー中心の上昇から、業績に着目した動機に移行していくことになるので、おそらく十把一絡げで上がる相場ではなく、個別銘柄の選別物色が鮮明になってくるのではないかと思っています。
    冒頭で述べましたように、今年については、ここから月末まで、下がらなければよいのです。持ち合いでも良しとしましょう。もちろん上がってくれれば、その後相当高い相場展開が期待できます。

    戦略方針
    【大三元】枠の判断~「フルインベストメント」に復帰。
    フルインベストメントは変わりませんが、若干キャッシュをつくれるようであれば、多少なりとも持って不測の事態に備えましょう。

  • 戦略方針
    そろそろ一旦は、相場が上げ一服となってきてもおかしくありません。しょせん売り方の手仕舞いが中心だからです。
    従って、目先一服となった場合、その後、来週以降に再び相場強勢となってくるようであれば、それは相当強い相場になるでしょう。想像しているより遥かに強い展開になってくるはずです。
    問題は、来週の相場ということです。
    今月一杯は、国内機関投資家がなかなか動けないはずですから、買ってくるとすれば、外人以外はいません。個人は上がれば売るという習性がこの20年間染みついてしまっているので、逆張り志向だけに買ってくることはないでしょう。

    【大三元】枠の判断~「フルインベストメント」に復帰。
    フルインベストメントは変わりませんが、ここから当然伸び悩んでも不思議ではないところですから、注意しましょう。
    指数上昇についていけずに、落伍する銘柄がでてきたら、処分した上で、これをキャッシュ温存で次の展開に備えたほうが良いと思います。

  • 日経大幅続伸
    日経平均、年初来高値に接近中
    昨日もそうでしたが、今日も出来すぎです。
    売り方の狼狽手仕舞いが効いているとしか思えません。
    日経平均は、251高の23,672。年初来高値が24,129円ですから、あと457円幅を残すのみです。一時は23,842円までありましたから年初来高値まで287円に迫っていたことになります。
    ほとんど、朝方値を飛ばしてそこからは終日高原状態の持ち合い。引け30分で若干押したという展開でした。
    基本的に売り方のショートカバーが一発入っただけで、その後実弾がどんどん買いを膨らませるということにもなっていません。多少増加傾向ですが、際立ったものとは言えません。
    果たして、来週も強いのか
    今週末、アメリカではウィッチングデーとなりますから、短期的なポジション調整をショートカバー中心に行われているということでしょう。従って、来週が問題です。
    9月中盤から今後は後半戦になりますので、7-9月決算発表の事前予想修正(プレアナウンスメント)期間にはいります。
    普通はここで下がるのです。
    したがって、通常のパターンでは来週は相場が反落すると考えるのが自然です。
    しかしもし、ウィッチングデーを経過することで、余剰資金が多い来週の時点で、買ってくるということもありうるわけです。
    ちょうどプレアナウンスメントということで、ここで好決算期待で買ってくるということにでもなりますと、まさに来週も上昇するというシナリオになります。

    果たしてどちらでしょうか。
    これに対して、国内機関投資家はほとんど動きが無いはずです。売りはあっても買いはない、というのが今月後半です。
    従って、もし相場がここから来週も上がるということになりますと、切歯扼腕してみているのが国内機関投資家ということになるわけです。彼らが本格的に乗ってくるのは、10月に入ってからでしょう。となりますと、来週もし高ければ、10月も高いということになりかねません。
    これは、年前半弱かった年回りに、年後半は年末まで高いというイレギュラーケースそのものの相場展開になっていくことになるわけです。

  • 一番象徴的な「事件」とは、やはりチャイナショックでしょうから、上海コンポジット指数が3年10ヶ月ぶりの、(前回の人民元切り下げショック以来)安値更新という状況ですから、この通貨危機という地雷原については、やはりあまりナメてかからず、日頃から注意しておかなければいけないと思いなおしました。
    ただ、当面はこのリスクは無い、あるいは先送りになるのではないかと思っています。それは、10月の国慶節が近いためです。長い休みになりますから、中国では事前に流動性が枯渇しないように資金供給するでしょうし、上海市場の下落も休み前の換金売りという域を出ずに済むのではないか、と思っている次第です。

    戦略方針
    【大三元】枠の判断~「フルインベストメント」に復帰。
    正直、今日の大幅上昇は、想定外でした。
    むしろ持ち合いか、軟調で終わるのではないかとすら思っていたくらいです。
    これはラッキーです。買い方より、売り方の狼狽買戻しのおかげです。
    あとは、この勢いをどこまで持続できるかです。
    取り合えず、フルポジションという方針は変更しないで良さそうです。

  • (実際には邦銀の海外投融資が突出している)
    ところが、本日日経新聞朝刊で、驚くべき記事を目にしました。
    日経新聞では、このところ連日、「リーマン危機10年」という特集記事を連載しています。
    本日の記事では、この10年米銀も独銀も一貫して、海外投融資を縮小させているとしています。
    サブプライム(劣悪な住宅担保証券)のダメージを解消するために、そういうことだったのでしょうが、邦銀はもともと国内の銀行危機があったことから、海外投融資が激減した後だったため、サブプライムの暴落によるダメージがほとんど無かったという事情があります。
    そこで、邦銀は米銀・独銀と違い、業態回復してきたこのアベノミクスの期間、どんどん海外投融資を進めてきたということになっています。
    総額410兆円。これは、リーマンショック後、米銀が2割減らして310兆円、独銀も3割減らしているのに対して、邦銀は4割増やして410兆円ということです。
    これはサプライズです。つまり、いつでもこれがアンワインドして、日本に帰ってき、円高に大きく振れる潜在力がある、ということになります。

    (恐れていること)
    一番恐れているのは、ドル円がまったく97-8年のように上昇していない、ということです。
    もちろん、新興経済国家が焦げ付かなければよいわけですが、かりに時限爆弾がさく裂した場合に、410兆円の資金のいくばくかが、一斉に日本に還流してくるとなりますと、円高のインパクトはさすがに大きく、日本株は耐えられないでしょう。
    これと中国とは直接結びつかないかもしれませんが、世界のどこかで新興国危機的な「事件」が起こりますと、安全策を取ろうとするので、あちこちで投融資の資金の巻き戻しが起こってしまうわけです。

  • (なぜ通貨危機が起きるか)
    新興経済国家を発信源とする通貨危機がなぜ起こるのかという、アカデミックな話は専門家の学者に任せましょう。
    それより、金融市場のどこにそれが表れてくるのか、前兆はなにか、ということを知っておくことが重要だと考えるためです。
    そのシグナルは、邦銀が海外に大きく投融資を伸ばしているということです。つまり、世界は今、金利上昇局面にあるので、それにもかかわらず、異常に低い金利水準にとどまっているのは日本だけです。
    そこには、良質の、そして潤沢な資金が、低金利で眠っており、日本での融資に腰が引けている邦銀は、海外からの資金調達需要には、ほいほいと貸し出すという性癖があります。
    つまり、円キャリートレードです。
    日本から、まず米国にマネーは持ち出され(ドル買い、ドル高)、それがアメリカから各国に散ってゆき、投融資に向けられるという筋道を辿ります。
    当然、円キャリーが発生すれば、ドル高円安です。97-8年のアジア通貨危機前には明らかにそれがありました。
    が、現在はその前兆現象が無いのです。円キャリ―が無いのに、それがアンワインドして、日本に一斉に舞い戻ってくる円高相場は無い、という判断をしていました。

  • 日経続伸
    結局、米長期金利上昇を好感する日経平均
    連休明け、どうなるか危ぶまれましたが、フタを開けてみれば、大きく続伸。
    結局のところ、日経平均がアメリカの10年国債利回りに連動するという、基本的な原理がそのまま生きた一日ということになります。
    トランプ大統領の対中国関税引き上げ第3弾は、当初10%ということで、後々さらに引き上げるという段階的なものと言う点が、多少とも「まだマシ」という受け止め方にはなったのかもしれません。
    上海コンポジットが反発したことも好影響したのでしょうが、これはまったく当てになりません。トレンドは真っ逆さまのままです。
    いずれにしろ、売り方が動揺したのが大きかったでしょう。
    後場寄りから上げが加速していった経緯がありますから、明らかに売り方の買戻しです。
    が、そこでぽんと本日高値まで上がったところで、大引けまでほぼ高原状態で持ち合ったところを見ると、まだ売り方は踏ん張っています。
    今晩のアメリカに期待しましょう。せっかく23,000円突破で、さらに続伸したのですから、ここは一気に勢いで上がらないといけません。

    通貨危機という時限爆弾
    当レポートでは、チャイナショックを皮切りとする、通貨危機がまた世界の金融市場を揺るがすようなことがおきやしないか、という問題については、「通貨危機は起きない」と考えていました。
    警戒はいつもしていなければならないでしょうが、現実には今回は起きにくいだろうと思ったのです。それは、ドル円が激しくドル高円安になっていないからでした。

  • にわかに多くなってきた、年末高のシナリオ
    日経新聞ではこのところ頻繁に、年末高のシナリオ観測の記事が多く掲載されるようになりました。本日もそうでした。
    これは、日経の指摘を待たずとも、上半期に下げて、戻しきれない相場の場合には、下半期にはたまったショートのカバー(手仕舞い買戻し)が中心となって、10-11月のファンドの損益通算期限までにブックを閉じようとする動きが強まるためです。
    それは、以前からそうであろうということで容易に予想がついていた話ですが、これまでなかなかその動きが出てこなかったわけです。昨年同様、9月からではないかということで、今年のカレンダースケジュールからすると、予備選が事実上終わる12日が相場の転機となって、その後上げてくるのではないか、と当レポートでも想定していたわけです。
    今のところは、その流れになってきているようですから、一安心です。

    空売り比率、40%割れ
    一日や二日、40%割れをするのは無視したとして、40%台でおおむね推移したのは、5月3日以来90日を超える期間です。
    完全に40%以上で推移していたのは、直近では7月13日以来44日間でした。
    それが、昨日40%割れとなっています。これまでのように、割れても一日や二日だけかもしれません。しかしもし本当に40%割れから、空売り比率がどんどん低下していくとしたら、売り手の手仕舞い買い戻しによる踏み上げ相場が示現するはずです。
    空売り比率は、40%台まで上昇しますと、基本的には相場は底入れです。その明確なサインは、空売り比率が大きく低下して40%を割ること。それも、下降が止まらないというときです。

    戦略方針:「フルインベストメント」に復帰
    引き続きフルポジション維持です。
    連休明けの物色動向の変化があるか、見ましょう。おそらく昨日本日買われた銘柄が、そのままトレンドを発展させていくのだろうとは思うのですが、この二日間で急伸した場合には、短期的な利益確定がはいってもおかしくないわけで、その押しからの切り返しを狙うということになります。
    たとえば、ソフトバンク<9984>が、ソニーと入れ替わりで本日はその憂き目にあいました。来週、連休明け、猛然と高値を取りに行くようでしたら、即座に買うといったような算段をつけておくわけです。

  • メジャーSQ、5度目の23000円台
    日経、23000円の壁を突破
    先物が200円ほど上でしたから、寄り付きから現物指数は23035円からスタート。ようやく、5度目の23000円台乗せでした。終値では、23094円。ザラ場高値は23105円。どちらのベースでも5月以降の高値をすべて抜き去りました。壁の突破です。
    指数が上昇する局面ですから、大型優位の展開です。朝からソニー6758がかっ飛ばしで高値更新でしたから、これが最も象徴的な銘柄でしょう。
    (これまで牽引してきたソフトバンク<9984>は短期利益確定で押しましたが、順番でしょう)
    こういった、指数が上昇するという局面ではいくつかの注意点がありますから、これを押さえておきましょう。

    ・優良大型株が主導する。とくに、日経平均が上がるということは、景気敏感セクターが主体となる。

    ・機関投資家がだんだんとカテゴリー別に買いで積み上げるので、循環物色になる。従って、買ったらできるだけ引っ張ったほうが、リターンが大きい。下手に売買頻度を上げると、高値で買わされ、安値で売らされるという羽目に陥る危険性がある。

    ・世界・米国・日本の景気動向はどうか→それなら、どの業種やカテゴリーが主導するのか→そこでどの銘柄に絞り込むか、と上から下に思考を降ろしてくる、トップダウンアプローチが多い。(上の部分をすべて無視して、ひたすら個別銘柄だけに絞り込みするのが、ボトムアップ。ボトムアップは個人が多いのですが、相場の天才・名手と言われた人には、意外にボトムアップの人がいます。たとえばピーター・リンチやウォーレン・バフェットなど。)

    ・業種・カテゴリーの絞り込みは、ここが一番いいという根拠がはっきりしていれればもちろん良いのですが、なかなかそうとは限りません。従って、逆にケチのついている業種・カテゴリーを排除していって(消去法)、残った業種・カテゴリーの中から、個別銘柄を絞り込むのがやりやすいです。景気敏感系で残ったものがあまりにも少ないときには、次善の策としてディフェンシブ系で同じような絞り込みをしてみればよいでしょう。景気敏感が上がるときに、ディフェンシブは絶対上がらないということではないからです。

    上記の4点が一番注意するべきところです。

  • 5度目の正直へ
    期待通り、12日転機となったか
    本日は朝から買い先行と言ってよいでしょう。
    ロールオーバーは、恐らく昨日「荒れる水曜日」でほぼ終わっていたのでしょう。本日は、一昨日を彷彿とさせる上昇となりました。日経平均は216円高の22,821円。
    23,000円の壁に5度目の挑戦ということになります。
    月間のアノマリーは今週ですが、一番安かったのは先週末7日の金曜日ということになりそうです。
    9月相場の危険性というものを、月報あたりから解説してきましたが、その危険もこれで一応織り込んだということでしょうか。
    相場に転機が起きるとすれば、予備選がほぼ最終コーナーとなった昨日12日であろうというざっくりした想定をしていたわけですが、一応その通りになった感じです。

    SQ前の動意
    メジャーSQ直前にこういう動きになってきたということは、SQ後の相場を前提として物色が始まっているということですから、今日買われているものは、とても重要です。逆に、今日下がっている銘柄は、いささか期待外れになってしまうかもしれません。
    日経新聞朝刊の指摘には、消去法で日本株を拾っているという話があると、当レポートでも紹介したのですが、本日もいくつかの指摘があります。
    その一つが、低変動率(低β)銘柄の物色です。ファンドが行っているわけですが、NTTデータ(9613)、リクルート(2124)、小田急(9007)、ユニ・チャーム(8113)、イオン(8267)、パーク24 (4666)、京王(9008)、花王(4452)といった銘柄を挙げていました。
    いずれも連騰続きの非常に強い銘柄です。
    これに対して、圧倒的に弱い相場展開だった景気敏感系にも、今日は広範な買いがありました。しかし、一番重要な先行業種である半導体は下げいますし、機械も反発は非常に鈍いものでした。
    しかし、おそらくこの景気敏感系の反発は、非常に勢いが良いことから、空売りの買戻し・手仕舞いが時間を追って狼狽が広がったためでしょう。
    どちらが、持続的な上昇になっていくのかは、今後確かめる必要があるでしょう。

    戦略方針
    「フルインベストメント」ですが、漫然と眺めているのではなく、積極策で銘柄の入れ替えをしてもよいでしょう。
    【大三元】枠の判断~「フルインベストメント」に復帰。

  • 下がる銘柄でも、分かれる
    下落する銘柄が多いのですが、位置の違いに注意しましょう。
    本日は、ローム(6963)やSUMCO(3436)ように、滑落したり、安値をどんどん更新したりする銘柄がこのところ続出してきています。
    一方で、急落したといっても、インターアクション(7725)やレノバ(9519)のように、25日がなんとかサポートになっているケースもあります。
    まだこの25日がサポートになっている間は、なんとかなりますが、すべての移動平均線を割って、一段安の下落モードが続いている銘柄は、どうにもなりません。
    「荒れる水曜日」一巡か
    期待としては、上に「荒れる水曜日」であってほしかったのですが、恒例の「下に荒れる水曜日」になってしまいました。
    しかし、日経平均を見る限り、下ヒゲをたぐって下げ幅縮小をしたということからすると、明日の「荒れ」分は知れたものであるということ、またこれでSQ前のポジション調整もほぼ一巡したということが、推測できそうです。

    戦略方針
    【大三元】枠の判断~「フルインベストメント」に復帰。
    一応いつでもキャッシュ2割はつくれる算段をしておいて、あとはフルポジションで構わないということです。

  • SQ前のポジション調整、一巡か
    米国上昇でも日本は下落
    昨晩の米国株市場が上昇したにもかかわらず、日本は下落。これは、SQ前の需給が影響しているのでしょうから、あまり意味があるとも思えません。
    本日と明日前場くらいまでは、そういう相場展開ですから、上げようが下げようが、それが今後のトレンドの予測にはなりません。
    ということで、見送っておくしかないでしょう。
    日経平均は下げたといっても、主要移動平均線の一つも割っているわけではないので(昨日は一気にすべて奪回した)、とくにこの下げに悲観することはありません。
    日経平均は60円安。22,604円。0.27%下落ですから、TOPIXのほうが0.45%下落と率としては大きな下げで終わっています。

    株式相場は、最後の天井をつけにいく
    問題の、上海市場ですがコンポジット指数が続落で安値更新モードです。
    昨晩のアメリカは高かったのですが、輸送株は微弱ですがマイナスでした。ダウ工業株やナスダックが高かったといっても、これはアップルの新製品発表をはやした結果でしょうから、一過性のものでしょう。
    東京市場では、上海市場が下落で始まったのを見て、そこから下げ幅が拡大していった経緯がありますから、昨日こそまったく無反応でしたが、今日はさすがに気にしたということでしょうか。
    グローベックス市場ではNYダウ先物は、おおむね昨晩終値前後、あるいはしっかりプラスで推移していましたので、とくに異変はありませんでした。

  • 戦略方針
    日経平均がすべての移動平均線を奪回したので、一応戦略方針は、ザラ場で「フルインベストメント」に戻しています。
    が、先述通り、NT倍率の高さから言うと、いささか考えにくい日経平均独走の上昇です。従って、これがダマシの可能性もあると、十分注意していきましょう。

    【大三元】枠の判断~「フルインベストメント」に復帰。
    上述の通り、どうも気に入りません。
    トレンド的にはフルインベストメントという結論になりますが、ほかの指数がついてこれていません。
    フルポジションで良いと思いますが、レノバ(9519)や、GIMI (3903)のような滑落ケースがありますので、どこに地雷が埋まっているかわかりません。危険な銘柄は即座に処分して、キャッシュ確保するように心がけたほうが良さそうです。

  • 日経、すべての移動平均線突破
    かなり無理がある上昇
    先週の危ないところから、本日は意外なことに続伸商状。
    日経平均は、すべての移動平均線を一気に抜き去りました。ファーストリテイリング(9983)など高値更新ですから、外人の裁定買い残積み上げでしょう。
    ほかの指数はこの日経の強さについてこれていませんから、かなり日経の指数プレイに限定された外人の動きなのでしょう。
    あるいは、好意的に見れば、今週末は、土日月と三連休ですから、先週後半の北海道胆振東部地震によって、本来であれば今週あたりにでも縮小しようとしていたポジションを、先週慌てて、急ぎ処分してしまったのかもしれません。つまり、今週はもう処分する対象が無い、という状況かもしれないということです。
    しかし、どうも「いけすかないのは」日経だけが強いということです。

    上海市場、年初来安値更新
    前場10時半から始まった上海市場ですが、まずはお盆の頃の安値を更新。
    しかし、これがそのまま東京市場の足を引っ張ることはありませんでした。これが不思議です。
    NT倍率から言えば、日経だけが上がれるいわれはありません。高すぎるのです。したがって。TOPIXも大いに上がるのであれば、わかりますが、TOPIXの上昇率は日経の半分でしかありません。
    しかも、上海が安値更新をしているということから、どうもこの日経平均の上昇は「臭い」感じがします。
    事実として、すべての移動平均線を上回ってきたので、論理的には安全圏に入ったと言えるのですが、これは「はしごを外されるリスク」もあると考え、よほど注意した方が良いでしょう。
    後場は上海がプラスに戻ったので、一応危機回避なのですが、反発は微弱ですから、下降トレンドは依然として続いています。ずるずると安値更新していった場合に、日本はヘッジのためにショートで崩されないのか、非常に気になります。

  • 日経、自律反発
    反発も、移動平均線は一つもクリアできず
    意外に、朝方はしっかりで、トヨタ自動車(7203)などもプラスで推移。
    ただ、下げ相場の中で、週初に高いというのは、あまり好ましくありません。週初ですから、まず手仕舞い買戻しをして、手元の戦闘資金をより確保し、やおら売り浴びせをしてき、週末に向けて売り崩し、週末大引けにはいったん買い戻して利益確定をする。
    また週明け、残りの手仕舞い買い戻しをして、上げ一服となったら、また売り浴びせる。
    この嫌なパターンになりがちです。
    10時半にスタートした上海市場ですが、寄りからずいぶんと下げ幅の大きなものとなりました。しかしあまりこれには東京市場は反応している様子はありませんでした。
    意外だったのは、TOPIXが日経平均より遥かに、堅調なプラスだったということでしょうか。

    月間のアノマリー
    今週は、一番下落する確率の高い一週間です。
    イベントとしては、以下のものが市場ではなにかと注目するはずです。

    9日(本日、月曜日)日中経済協会、経団連、日本商工会議所が合同訪中団派遣。
    10日(火曜日) 安倍首相がウラジオストック入り。13日まで、東邦経済フォーラム。(日露首脳会談→今年、プーチン大統領訪日スケジュール策定か)・・・同時に、日中首脳会談も調整。
    同日、4-6月GDP改定値発表。
    12日(水曜日) 7-9月法人企業景気予測調査(内閣府)。アップルの新製品発表会。米ベージュブック(地区連銀経済報告)。
    13日(木曜日) 沖縄知事選挙告示。7月の機械受注統計。ECB(欧州中央銀行)理事会。
    14日(金曜日) G20貿易相会合(アルゼンチン)

    この一週間のうち、中日の12日に、ロードアイランドの米予備選挙。週末14日には、日本のメジャーSQです。
    米国トランプ政権の方針変化、グローバルな投資家(外人)のポジション調整という大きな二つの流れがここで転機を迎える可能性が高いところです。

    戦略方針
    【大三元】枠の判断~「警戒、キャッシュ2割確保」。
    先週から変わりません。

  • 外人の日本株売り
    本日の日経新聞朝刊、マーケット総合2では、海外勢の日本株売りが続いている点について、解説されています。
    年初から売り越し額3兆8000億円ということで、前週までの累計ではそういうことになるわけです。これは現物です。先物では、4兆1000億円の売り越しです。この記事だけをみると、えらく外人は売って「いる」なあと思ってしまいます。
    ところが、4月以降だけで計算してみますと、このイメージが違ってきます。現物、1兆5000億円売り越し。先物では2兆5000億円買い越し。相殺すると、ネットでは1兆円の買い越しということになります。
    すでにこういう変化がでているわけで、前週にはさらに顕著になってきている可能性はあります。
    この種のニュースが出たときというのは、往々にして相場は反対にすでに動き始めていることが多いですから、あまり真に受けないほうが良いでしょう。

    戦略方針
    戦略方針を変更。日経平均が25日・75日・200日線という密集地帯を完全に下回ってしまったので、「ブル(強気)スタンスでフルポジション」から、「警戒、キャッシュ2割確保」に変更します。
    これは、フルポジションの方針を維持していた最近でも、すでにキャッシュ2割の用意が賢明だ、ということで述べてきているので、(赤備えでも本日ザラ場でそうしています)すでに周知のことと思います。
    ただ、日経ダブルインバース(1357)を買うべきところかというと、そうではないと思っています。
    仮にそうなるとして、それは来週に判断を先送りしたほうが無難だと判断しているわけです。下げ切らないのは、やはり日銀のETF買いというカウンターがあるので、指数もそうは大胆に下げ続けることは、できません。

  • 今回、こうした震災そのもの一撃安以外に、尾を引くような問題がでてこなければ、状況としては、予算増額という一本に相場の観測は集約されていくでしょう。逆に相場の最悪期の織り込みがこれでダメ押しの一発になった可能性もあるわけです。そうなりますと
    もともと想定されていた、来週中盤における相場の好転につながります。

    本日、にわかに悪材料視された、米国の日本攻撃
    日本も、貿易摩擦問題から免れないという危機感が、本日は相場下落加速の一つの要因にはなっているでしょう。
    トヨタ自動車(7203)がここ2日間、安値更新しているのはこれが背景でしょう。
    本日はウォールストリートジャーナルにも、トランプ大統領が、次に貿易を巡る戦いを日本に仕掛ける可能性があると述べたことがテロップで流れ、これがきっかけだったようです。
    ただこの記事は、トランプ大統領の安倍首相との良好な関係にひびが入るのではないか、と心配している、といったトーンのものなので、トランプ大統領の真意が、果たして対日攻勢なのか、回避なのか、はっきりしません。

    上海、結局続落モード
    前場段階では、上海コンポジット指数は反発だったのです。
    それが、お昼ごろから急落してマイナスに落ち込んでしまいました。これが、戻りかけた日経平均が戻れなくなった直接的な要因かもしれません。
    というのは、上海が下がると、そこでショートを振ることができない海外勢は、日本市場でヘッジ売りするよりほかないからです。
    いずれにしろ、このチャイナリスクは今年最大のキーポイントですから、発動目前と言われる2000億ドルに対する関税に続いて、3000億ドル分にも課すつもりがトランプ政権にあるのかないのか、そのへんを見定めようとしているのでしょう。
    その後上海市場はプラスに復帰。東京市場の戻り歩調と、ほぼ軌を一にしています。
    面白いことに、グローベックス市場のNYダウ先物も、おおむねに多用なタイミングで変動していました。

  • 北海道胆振東部震災の一撃安の織り込み
    この急落をどう考えるか
    (狼狽売り)
    昨日・本日の日経平均の下落は、もともと中間期末の決算対策売りで、ポジション調整をしていた国内機関投資家が、北海道胆振(いぶり)東部の震災発生で、その被害拡大が報道されるにつれて不安になり、予定以上のポジション縮小を行ったため、と推定されます。
    来週メジャーSQを控えていますから、慌ててそうした動きになっているのでしょう。
    とすれば、本日が売りのヤマ場だということになります。
    恐らく、狼狽という点では、寄り付き後、ずるずると日経が下げ止まらなくなったのを見て、個人投資家がもっと大いに狼狽して投げた可能性もあります。

    (価値の減滅にかかる日柄)
    過去、震災による相場急落は、震災そのもののストックやフロー、あるいは企業収益の瞬間的な減滅分の織り込みについて、どのくらい時間がかかったでしょうか。最初の一撃に関しては、阪神淡路では5日、東日本では3日でした。
    今回の北海道はこれで2日経過ですから、微妙です。過去はいずれも週末をはさんでボトムを打つということがありましたから、今回も週明けが怖いというリスクは残ります。
    この週末の間に、被害状況の実態が、かなり明らかになるとして、市場がこの2日で織り込んだ想定よりも大きいということになりますと、一段安ということも当然ありうるでしょう。
    結論として、後述しますように、これまで述べてきた戦略方針の付言通り、資産の2割を目安にキャッシュ確保というのが、やはり好ましいということです。

    (相場が考えそうなこと)
    奇しくも本日は自民党総裁選挙の公示ですから、ここから石破・安倍両氏の論戦が本格化するわけで、広島・神戸・大阪そして北海道とあいつぐ大きなダメージの最中にあって、消費増税や財政健全化の主張はほぼ通らないはずです。
    かりに消費増税の旗を降ろせないとしても、その場合は、その分さらに上乗せで、補正予算を含めた、大規模な地方再生にからむ財政出動と、その費用捻出に、両者の主張が競い合う恰好になるでしょう。
    阪神淡路のときには、サリン事件、ベアリング破綻、80円割れへの円高という悪材料が目白押しでしたし、東日本では原発問題がありました。

  • けっして弱くはない
    もともと、ダウ輸送株指数が高かったこと、同じく先行指標である半導体SOX指数が安かったとはいえ、連日下値切り上げ型で、直近高値圏を維持したこと、またベンチマークの台湾セミコンダクターTSMが終値ベースで高値更新をしていたことなどから、今日の東京市場はプラスで終わるか、そうでなくても、下げ幅縮小で終わるということは、容易に予想できたことでした。
    実際、昨日もそうですが、本日もファーストリテイリング(9983)が続伸ですから、投機筋あるいは機関投資家の一部は、明らかに現物買い(先物売り)の裁定買い残積み上げと思しく動きも見られます。

    戦略方針
    基本は変更ありません。日経平均が25日線を割ったといっても、微弱なので方針変更はしません。しかも下には75日200日線が控えてサポートもしています。

  • 日経、25日線割れ
    朝安から22,500円前後の売り物
    米国でナスダックが大きく下げたことから、東京市場は安くスタートしました。
    ただこの中でも、未明に北海道で発生した地震が材料となって、先日の西日本を襲った大型台風に続いて、自然災害による復旧需要をあてこんだ建設株、建機株、建設資材・機械リースといった銘柄に物色が集まりました。
    先般までのバイオ系銘柄の物色に続いて、こうした材料性で買われる展開が繰り返されています。かといって、純然たる景気敏感の王道が売られているかというとそうでもありません。
    とくに前場、上海市場が安寄りした後、プラスに大きく浮上してこともあって、東京市場では日経平均も22,416円の安値から切り返し。一時は25日・75日線を割って200日線にまで到達していた日経平均が次々と奪回。
    しかしその上ということになりますと、結局、22,530円前後で何度も頭を打っては押し戻されると言う繰り返しになりました。ここで売り圧力がつねにかかっている状態でした。
    後場は、上海市場がマイナスに沈み、グローベックスもマイナス圏入りするなど、わずかな値動きですが、この軟調さにともなって東京もやや弱くなったようです。
    全体的に、まだ広島中心に発生した台風被害、直近の神戸・大阪の台風被害の復旧が進んでいないところに、今度は北海道の大きな地震ということで、いささか相次ぐ自然災害に株式市場としても、さすがに動揺している部分があるかもしれません。
    実体経済ではインバウンド景気の後退、市場では個人投資家の投資意欲減退、いずれにも影響を与えている可能性があります。
    大引けは、若干ですが、日経平均は25日線を割り込みました。75日線は最終的にはセーフでした。

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