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投稿コメント一覧 (2010コメント)

  • 「光点」 山岡ミヤ

    短い小説ですが、独特の雰囲気を纏った、文字になっていない部分を読者に想像させる作品です。
    殆どの人がその町にある工場で働いている工業団地。
    母から愛情を掛けられず育った、言葉も表情も少ない美以子は中学を出てからお弁当工場で働いている。そして知りあいになった冷凍庫で働いているカムトも若者らしい明るさが感じられない・・
    それぞれの傷を負った2人は少しづつ理解し、少しづつ寄り添っていくのではないだろうか・・と思わせる終わり方。
    でも人によっては全く違うふうに解釈するかもしれないです。
    主人公はこのふたりなんでしょうが、私は美以子の母に深い哀しみを感じました。
    恋しい人と一緒にいたい一心で 子どもを切符にして手に入れた結婚。しかし、彼の心を振り向かせることはできなかった。尽くしても寄り添っても彼のそばに辿りつけない・・そんな夫婦の関係が彼女を徐々に変えていった。
    それでもなお、今だに彼の心を求めている・・・(多分に私の想像を含んでいます^^)

    どなたか読んでみてほしいなぁ
    すばる文学賞 受賞作品です。

  • >>No. 18144

    >僕が殺した人と僕を殺した人
    あぁ、「流」の方が先に書かれたんですね。
    バックグランドはほぼ同じですね。濃くて好きです^^

  • 「百年泥」 石井遊佳

    ドロシーさんご紹介本だったと記憶しますが、長~く待ちました。昨年の芥川賞ですね。
    洪水で溢れかえった泥の中から うずもれた記憶・あったかもしれないもう一つの人生などがゴロゴロ出てくる不思議なお話。
    インド設定のところがリアリティを加えているような・・・
    芥川賞にしては読みやすかったですね。

  • 「朝鮮大学物語」ヤン ヨンヒ

    大阪生まれで現在 劇団員・映画監督などで活躍されているヤンさんの朝鮮大学時代の話をモチーフにしたと思われるお話。
    全寮制・日本語禁止・無断外出禁止・制服着用 一日の終わりには総括と呼ぶ反省会があり「党中央の為」の教育がなによりも優先される。
    朝鮮大学校は東京にあり、大阪で演劇に憧れていたミヨンは東京でもっと多くの演劇を見たい一心で入学したが、そこは高い壁のそびえる塀の中だった・・
    祖国訪問(修学旅行のようなもの?)で案内人にお金を包み、姉の住む町を訪問した時に見た祖国の人々の生活と現実・・大学卒業時 殆どの学生が配置任命式で卒業後の進路を党から決められそれに従うのだが、ミヨンは従わず、卒業式で「組織にも祖国にも忠誠を誓いません」と叫んで自分の目指す演劇の道へと進む。

    約35年ほど前の大学をモチーフにしていると思われますが、今は随分変わったのでしょうか?
    こういう本を出版できることから言っても少しは変わってますよね。
    でも本当に私は何も知らないんだなぁ と。 すぐ近くの国のことなのにね。

  • 「シャドウ」 道尾俊介

    医学部で同級生だった我茂と水城・後輩だった咲枝と恵。それぞれが結ばれ生まれた鳳介と亜紀も同級生。
    近くに住み家族ぐるみの付き合いが続いていたが、咲枝が癌で他界したころから水城家族は夫婦仲が悪くなり恵は自殺をしてしまう。父親との関係が悪くなっている亜紀は行き場を失うが、亜紀は誰にも言えない心に負っている深い傷がある・・・
    我茂と水城が精神医学を専攻していた設定で、読者をミスリードしまくってる感じ(笑)
    いくらなんでも無理無理でしょう~??って箇所がいくつもありましたね~
    一応最後は収まりましたが 結果を知って読んでもちゃんと辻褄があってるのか確認再読したいくらいです^^

  • 「代償」井岡瞬

    両親と暮らしていた圭輔の平凡で平和な生活が達也によってどんどん浸食され壊れていく。小学生時代、もしこんな子がそばにいたらと思うと 達也が本当に怖かった。
    後半は弁護士と被告人という形で再会するが・・・

    一気読みでした。前半の印象が強烈でしたね・・

  • 哲学カフェ 近くにあったら行きたいです♪ 難しいお題は無理だけど^^
    「美しい」
    辞書にある「視覚的聴覚的にきれいで、心をうつ。」個人の 好き という感情がかなり関係しますよね。
    「精神的に価値があって、人の心をうつ」というのは まぁ万人にあてはまるのかな・・・と。これは教育による影響も大なのではないかと思ったりもします。・・・こういうことは素晴らしいことですね、と 幼い頃からインプットされているという意味です。

    深い意味で「美しい」とは心が震わされることじゃないかなぁ
    個人によって美しいと感じる瞬間や対象は違うわけで、海月さんのおっしゃるように柔らかい心がなくてはなりませんね。もうひとつ、心にゆとりもなくちゃダメですね。

    あらためて考えてみると 「美しい」って難しい!!
    だから哲学って面白い?

  • >>No. 18131

    >億男
    私が今順番待ちをしている本に「宝くじで一億円当たった人の末路」っていうのがあります(笑)
    末路という表現でなんとなく内容が想像できてしまいますが・・
    棚から落ちてくるのはボタ餅くらいが凡人には丁度いいのかも^^

  • >>No. 18124

    ドロシーさんもデーメテールだったんですか!?
    私ももう一回やってみました。 海月さんご希望のアフロディテを目指して!??
    でも やっぱり同じデーメテール。
    何か所か前回と違う答えを選んだんですけどね。
    ある意味 本質を言い当てられているのかもしれない??

  • >>No. 18119

    私デーメーテール(聞いたことないケド)でした。
    豊穣の神で農業の守護神だそうです♪ 満足を知れば幸福であることを知っている♪
    なかなかいいんじゃないですかぁ(^^♪

    海月さんアポロンなのぉ? 彫刻にもなってるイケメンさんではないですか!!
    やっぱり読書会に入ってご尊顔を拝さないと??

  • >>No. 18112

    >美達大和
    ドロシーさん、読んでられたんですね。
    私はたまたま借りた本でした。
    前半はほぼ父親のバイオレンスな話が続き、後半息子とのかかわりの話でした。
    この息子(作者ですが)犯罪を犯していなかったら 今、どんなふうに存在していたのだろう・・・
    悪名高く鳴り響いていたか、日本の経済を動かしていたか・・・
    親子とも強烈すぎる個性です。事実は小説よりも稀なり。

  • 「夢の国」 美達大和

    ウィキペディアで美達大和の経歴を読んでみて下さい。夢の国は自分の父と自分をモデルに(多分ほぼノンフィクションです)書いた初めての小説だそうです。
    作者は2人を殺し無期懲役刑(刑務所の中で書いたんですね)しかし自分の信念に従ってとった行動は計画的であり、減刑などは望まず仮釈放にも応じない。無類のIQの持ち主である彼は何を望んでいるのだろう・・
    父親を殺したいと思うほど憎みもしたが、彼の中には息子を溺愛する父親によって作られた腕力と考え方が深く深く染み込んでいて、ズルをしない・心に嘘をつかない ということから人を殺してしまう。 そして彼は父親を、自分に施した教育?を許容している。
    なんとも激しい親子関係です。

  • ほんとに こんなに立て続けに災害が襲うなんて・・・
    うん、がんばりましょう。

  • ふぁ~
    今日仕事から帰り着いたとたんに凄まじい風が@@
    凄かったですよ、家が揺れるくらいの暴風雨でした!!
    家の前は坂道なんですが、坂の下から上に向かって色んなものが飛んでいく~
    バケツやベニヤ板は可愛い方で、トタン?や看板らしきもの?も
    玄関には(多分お隣の)屋根瓦も落ちてました。
    裏庭の菜園もぐっちゃぐちゃ(*_*)
    去っていくのも早い台風でしたけどね。
    テレビで見ると、関西空港へ行く橋にタンカーがぶつかって道路がずれて線路に被ってます。
    これでは車も電車もダメで関空へ渡る手段がないんですよ。関空は海の上だからね。
    どうするんだろう? たいへんだぁ
    海月さんとこは大丈夫だったのかな??

  • >>No. 18091

    意外なところってどこだろう??
    瀬戸大橋とか??

  • >>No. 18090

    面白そうですね。
    題名から小峰元さんを思い出しました。
    学生の頃、皆さんも読んでませんか?
    アルキメデスは手を汚さない・ピタゴラス豆畑に死す・パスカルの鼻は長かった・・・
    ヒポクラテスもあったんじゃないかな??

  • 海月さんが読書会を主催されるんですか? すご~い
    「西の魔女・・」のビブリオバトル、どんな風だったのか教えてほしいです。
    どんなふうに読み取ったとか・・?
    海月さんは図書館の読書会に参加されたところから 世界がどんどん広がったかんじですね。
    今はちょっと疎遠になってしまった友人が読書好きで、彼女と読んだ本の話をするのは楽しかったです。
    読書を共有するというのは、映画なんかよりも個人の想像の範囲が広いから 思わぬ発見があったりして楽しいですよね。
    海月さん主催の読書会、いつかコッソリ行きますから腕?を磨いておいて下さいナ!(^^)!

  • >>No. 18080

    あまりにも早いですよね・・
    静岡市には色んなところにまるこ子ちゃんがデザインされているんですね。ステキ

  • 「めのと」 植松三十里

    小谷城・北の庄城と二度の落城を経て大阪城夏の陣で茶々と共に果てるまで 乳母として茶々に仕えた小袖。
    北近江の地侍の家に生まれ、2人の息子を生んで働き者であった小袖に、小谷城の阿古からお市の3人の姫の乳母にと望まれたところから平凡で或るはずだった人生が大きく動いて行く。
    茶々のことは様々な角度から様々な作家が描いていて悪女として描かれることが多いが、乳母の目線はまた一味違う。 一夜だけの初恋の成就を乳母に頼む茶々はキリリと芯のある3姉妹の頼もしい長女だった。
    茶々の生んだ子が男子でなければ歴史は大きく変わっていたかもしれないですね。

  • >>No. 18075

    24時間テレビ、見てます^^
    41年目なんですね。 もちろん最初から知ってます(^^;)

    24時間テレビってスゴイなぁって思うんです。
    この番組が始まって暫くはあまり好きではありませんでした。
    障害のある人が手の代わりに足の指を使って絵を描いたり、ご飯を食べたり・・
    その頃は障害者スポーツなども一般的ではなかったと思いますし、障害のある人が人前に出ることもあまりなかったと思います。
    ですから、何か見てはいけないものを世間に晒しているような気分になりました。
    でも回を重ねるごとに私の意識は変わっていきました。
    勿論テレビの影響ばかりではなく、世界的に「認め合う」という意識が高まったからでもあると思いますが、身近なテレビの存在も大きかったと思いますね。

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