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投稿コメント一覧 (7026コメント)

  • そうですね、国民栄誉賞は一概に盛り上がったからと言って挙げる訳には行きません。それじゃなくても先日将棋の羽生と囲碁界からの二人が授与したばかり。
    それはそれとして今回のオリンピックは盛り上がりました。
    パシュートの視聴率も良かったようですね。なにせ時差がないので視聴者は増えたでしょう。次は東京オリンピック勿論、日本時間に合わせてやるから盛り上がるでしょう。問題は金メダルを何個取れるかで変わってくるでしょう。
    そして時期冬季オリッピックは北京、時差があっても一時間こちらもゴールデンタイムで見れますね。
    やっぱりオリンピックは金メダルに尽きます。羽生選手の金メダル
    小平選手の金メダル パシュートの団体金メダル 何度も見ても飽きません(笑)

  • >>No. 1704

    パシュート女子 やりましたね金メダル
    これで高木美帆選手 金銀銅と3個のメダル
    これで羽生結弦の国民栄誉賞は消えたと思います。
    これでも羽生結弦が国民栄誉賞となれば小平選手金銀と複数
    おかしいじゃないかという事になり三人に上げたら国民栄誉賞の
    オンパレードになり国民栄誉賞そのものの重みが薄れます。
    ただ羽生結弦選手は連覇だからなんて、ややこしくなりますが(笑)
    これで日本として最多の11個、良くやりました。

    処で次回開催国の中国、未だに金メダルなし。
    韓国4 日本3 と奮闘しているのに穏やかでないようです。
    これは相当金を注ぎ込んで選手育成してくるでしょうね。

  • >>No. 1699

    船長さん感想ありがとうございます。

    >一話で完結も勿体ない気がするので、たまには解決しきれないで永遠の「巨悪」のような敵と何回かに分けて渡り合う、というのも面白いかもしれませんね。

    確かに強力な敵ず立ちはだかり苦戦する手もありますね。
    企業物は難しいです。やっぱり得意なのヒーロー物がいいかな。
    一匹狼の殺し屋とか(笑)

    次は『翔ぶ』か『飛ぶ』ですね。
    空を飛ぶ、飛躍などもありますね。じっくりと考えみます。

    連日の金メダルでオリンピックも湧いてますね。
    やっぱり金メダルは華があります。
    羽生結弦に昨日まで国民栄誉賞なんて話も出てますが今日は小平選手
    にもなんて出てますね。ただこれで金メダルは終りではありません。
    女子のパシュートという競技、高木美帆選手なんと4度目の競技
    こちらは三人一組で競う競技。なんと世界記録三度更新させ居るチーム
    今日準々決勝で勝ちまして次は準決勝残り4チームで勝てばメダル決定
    最後は2チームで勝った方が金メダル 負けても銀メダル楽しみです。

    尚、高木美帆率いるチームが金メダルを取ったらなんと
    一人で金、銀、銅と三個になりこちらも国民栄誉候補
    しすし金メダル取るごとに国民栄誉賞なんて訳にも行かないと思いますが(笑)

  • >>No. 1698

    MIKIさん感想ありがとうございました。

    >組合員の決起、会社との団交、会社側の譲歩とあっという間に解決に向かうところがもったいない気がします。ぜひこのテーマで長編を書いてみてはいかがでしょうか。

    そうですね、いつも掌編を中心に書いているものですから、こんな感じになっちゃいます(笑)本当は団交なんて大嫌いなものですから私見たいに中小企業に組合が出来たら、それは恐ろしいですよ。大企業だろと中小企業だろうと労働基準法はありますから、これを確実に守るのは不可能なんです。でも組合は其処につけ込んでくるんですね。思い出しただけで身震いがします(笑)

    今回は敢えて労働組合を出しましたが昨今は組合活動も大人しくなりましたね。それだけ最近は使う方が強くなったのでょうね。

    ありがとう御座いました。

  • いやぁ昨日に続き小平選手 五輪記録の金メダル
    やっぱり金は最高です。なにしろ頂点ですからね。
    これで小平選手 金と銀二つのメダルを取りました。

    日本人で複数のメダルを取ったのは他に高木美帆選手 銀と銅を取ってます。
    ただ彼女三つ目のメダルの可能性が残って居ます。
    ただこちらは団体、パシュートとかいう競技。
    なにせ世界記録3度も塗りかえているとか。金メダル第一候補
    もし金取れたら高木選手 金銀銅を取る事になります。
    こちら明日準々決勝 準決勝 決勝と三試合もやらなければなりません。

  • >>No. 16384

    >まるで、「俺は巨人と決別するとは言ったが、『絶縁』するとは言ってない」と言わんばかりです。

    いいんじゃないですか。確かに中畑は妥協を知らない
    何か吠えてないと駄目なんです。
    奥さんが亡くなった時は監督に付いてましたが気丈にもチームを優先させました。かなりの愛妻家だっようですが監督たるもの個人の都合でチームに迷惑を掛けられない、そんな信念を持っているようです。でも一人になって愛妻に許してくれと呟いたとか。不器用な生き方しか出来ないのかそれも中畑らしいかもよ。

  • >>No. 16385

    >去年地元で「中畑清講演会」があり観に行きました。
    そうですか、さぞや中畑の話は面白いでしょうね。

    >ミスター・松井・・そして「目の上のたんこぶ」原辰ちゃん・

    ハッハハ中畑は人気者が嫌なんですね。
    松井は巨人でもヤンキースでも予想通りの活躍し国民栄誉も
    一方の原は選手より監督で名を残しました。
    つまり英雄的存在。中畑は選手ではまぁまぁ活躍しました。
    しかし監督では名を残せませんでした。
    責任取って辞めるより選手と共にチームを育てれば良かったのに。
    逆にラミレスは男を上げました。続けてくれてと言われながら
    男らしく責任取ったつもりでしょうが別に言い方をすればチームを捨てた。
    どうも中畑という男、潔さが裏目に出ているような。
    しかし中畑は嫌いじゃないですよ。これからも中畑節を唄って欲しい。

  • >>No. 1696

    有給休暇 3

    「だから証拠集めよ。まず会社側に必ず三人以上で交渉し有給休暇など私達の要望を口頭で言うの。その前に全員ポケットにICレコーダーを忍ばせて言い訳出来ないようにするの。会社側はそんな事が言ってないのとシラを切ろうとしても動かぬ証拠を突きつけるの。それでも力ずくで私達を排除しようとしたら。それならばマスコミに訴えます。そう簡単にマスコミが動く訳がないと開き直る可能性もある。その時は仕方ありませんね。その時は友人の居る週刊誌に持ち込みましょう」
    「流石ぁ、松園さん凄いわ。その手で行きましょう」

     恵梨香を始め組合員にも同調を求めた。勿論大賛成だ。後は久し振りに組合の集会を開く事にした。もはや会社には逆らえないと思っていた人達も、それなら行けるかも知れないと活気づき一度も組合の集会に参加した事がない人達も集まり始めた。やはりみんな諦めていなかったんだと思った。まず数人ずつで色んな要求をした。勿論、簡単にはねつけられた。しかしその記録はICレコーダーに残されていた。それから毎日の別なグループが要求し続けた。流石に総務部長も何か変だと感じ取ったらしい。しかし遅かった例により力ずくで抑え込もうと地方に廻すとか会社に不利益の社員は排除すると一喝して来た。皆の要求は撥ねつけられるのを承知していたから特に凹む事もない。それよりキッチリとICレコーダーに録音して来てニヤリと笑う。
    「そっちはどう、こっ酷く恫喝された?」
    「ええ私達は四組目だったので部長かなりイラついて『お前達までもか、なんなら早期退者受付をしている。いずれ我が社も人員整理を考えていたから丁度いい』流石にクビにするとは言わなかったが完全なる脅しよ」
    「えーそこまで言ったの。えげつないわねぇ」
     それから二週間。毎日別のグループが要求を出し続けた。とうとう総務課長も部長も出張とか言って本社に居なくなった。録音は勿論、総務課の友人から社員やバイトパートを含めた勤怠管理簿を極秘で手に入れた。勿論バレたらクビが飛ぶ。勿論公表は出来ないが勤務状況が明らかにされた。やはり休日が少ない。週休二日制ながら半数以上の社員は有給休暇どころか休みは月に二日しか取れない。しかも休日出勤扱いになっているかも怪しいものだ。こちらは経理から聞かないと分からないが。過酷に残業はないとから安心して働いて下さい。入社時はそれが売り文句だったが残業が少なくても休みが削られては同じことだ。
     それから一ヶ月が過ぎた。この頃にはかなりのデーターが集まった。いかに会社が理不尽な事をしているか、社員の要求を拒み逆らう者は左遷や地方へ飛ばし厳しい仕事を押し付けている。これまで諦めムードで沈黙してきた組合側と未加入の社員も同様に会社のいいなりとなって来たが松園恵梨香などの行動に賛同する者が増え協力者も大勢現れた。

     いよいよ準備は整った。何年振りか組合は決起集会を開き会社に労働基準法を守れと団体交渉に出た。最初は相手にもされなかったがストライキとまで行かないが本社ビルの前に三百人ほどがプラカードを持って集結した。周りの人々は何事かと見物人が出るほどだ。慌てた会社側は話し合いの場を設けるから本社前から解散するよう言って来た。これもシナリオ通りだ。必ず会社側は団交の席に着く。その日の夕刻、第二会議室で話し合いが行われた。会社側からは総務部長、総務課長、専務、常務など幹部など総勢八名、組合側からは支部長に就任した吉原支部長他総勢二十人、そして新人ながら組合側に勇気を与えた松園恵梨香が吉原の隣に座った。この場ではNO2的存在だ。恵梨香の行動力に誰もが驚きそして賛同した組合側の今や切り札的存在だ。恵梨香の顔を見て総務課長が睨みつけた。『なんで新人のお前が居る、しかも真ん中に』そんな顔つきだ。恵梨香も目を合わせニヤリと笑う。『新人だと思って軽く見ているからよ許さない』そんな態度で笑いを豹変させ逆に睨み返してやった。総務課長は思わず視線を反らした。
    「君達は何が不満なのかね。労働に見合った賃金はキチンと払っている。馬鹿な集会は止めなさい」
     会社側の責任者である秋本専務が支部長の吉原を睨みつける。恰幅のいい体格に威厳が漂っている。流石は重役だけに貫録があった。だが怯むことなく、とすかさず支部長の吉原は反論する。
    「専務、我々は何も賃金に関して不満を訴えている訳ではありません。表向きは残業が少ない。誰もが入社時そのような説明を受けています。確かに他社と比較して少ないですが、休日出勤は逆に他社より圧倒的に多く、有給休暇が認められた労働者に権利に関わらず皆無と言って良いほど与えられて居ません。週二日制にも関わらず殆どの者が多くて一日、酷い者は月に一度の休みがあるかどうか。年間労働時間は残業の多い会社より多いのは何故ですか。しかも有給休暇を申請しても受け付けない。二度三度と申請すれば何処かに飛ばすか左遷してしまう。こんな理不尽なやり方に我々は訴えているんです」
    「そんな事をする訳がないだろう。君たちは何が不満で本社前で気勢上げているんだ。直ちに止めなさい。さもないと先導者を処分するぞ」
    「二言目にいつもそうして恫喝する。働く者の意見を少しは聞いて下さいよ」
    「では会社側は社員の意見を聞いていないとでも言うのか。いい加減にしなさい。第一証拠はあるのかね」
    「専務あくまでも認めようとしないのですか、では仕方ありませんね。松園くん証拠を述べよと、仰っていらしゃる。その証拠を公開してください」
     指名された松園恵梨香は沢山の資料とICレコーダーを机の上に用意した。 すると総務課長が怒りを込めて恵梨香を指差して言った。
    「君はまだ新人じゃないか、そうか本社から飛ばされた事を根に持っているんだな」
    「あら? 課長やはり私が有給休暇申請を何度か出したのが気に入らなくてやはり飛ばした事を認めるんですね」
    「いやそういう意味ではない。新人なのだから先輩を差し置いて申請するなと分からせる為だ」
    「変ですね。これまでも先輩方が有給休暇申請しても全て却下されたと聞いていますが」
    「馬鹿な会社はそんな事をする訳がないだろう」
    「そうですか仕方ありませんね。これは最近社員が有給休暇申請や労働条件の改善を訴えたのはご存じですよね」
    「さてそんな申請があったかな」
     これではラチがあかないと恵梨香はICレコーダーに録音された会社側とのやり取りをボリュームいっぱいにあげてスイッチを入れた。課長の罵声が聞こえる。更に別な日に交渉したやりとりも録音されている。
    「課長いかがです。これでも却下してないと仰るのですか。なんなら他にも沢山録音されておりますが」
    「きっ貴様らやり方が汚いぞ」
    「おや課長ともあろうお方が取り乱してどうするのです。ああ申し遅れました。只今の発言も録音させて頂いております。もしこれが会社ぐるみとなれば大事ですよ。社長に直接この録音をお聞かせしても宜しいですか」
    「なっなに!」そのまま課長は黙ってしまった。
    「すみません。入社したての新人が生意気の事を申しまして。なお本社前に集まった様子を知り合いの週刊誌の記者が取材しておりました。場合に依っては会社の無理不尽きまわる行いが週刊誌の載る事になりますよ」
     会社側は完全に沈黙した。言い返せる状況はもはや皆無。この話が社長に及べば専務とて責任を負わなくてはならない。ましてマスコミの知る事となればブラック企業として世間に知れ渡る。ついに半年前に大手広告会社が裁判沙汰になったばかりだ。マスコミにとっては美味しいネタとなる。こぞって報道するだろう。もはや勝負は決まった。
     それから一か月後、会社側は謝罪し従業員に意見は聞き入れる。問題があった場合は本社社員食堂に目安箱ならぬ意見箱を設置された。更に総務課長と部長は自主退職して行った。自分の行った行為がブーメランのように己に返って行った。
     それから更に半年、恵梨香は同僚と共に有給休暇を取り沖縄に来ていた。
    「わぁやっぱり旅行はいいわね。先輩方も喜んでいたわ。スーパー新入社員のお蔭で休みが取れたと喜んでいるわ」
    「そうそう今や恵梨香は会社の英雄的存在よ。まさにスーパー社員ね」
    「やめてよ。スーパー社員だなんて、やっと本社に復帰したのに次はスーパーに飛ばされたらどうするのよ」
    「ハッハハそれもいいんじゃない。正にスーパー社員じゃん」

  • >>No. 1695

    有給休暇 2

     まず会社の労働組合に加入する為に組合の支部長に合う事にした。
     だが彼は既に地方に飛ばれその後退職したらしい。副部長は現在物流センター納品受付係に配属されているらしい。つまり組合はもはや解体寸前にあった。いまでは辛うじて組合はあるが表立った活動はまったくしていない。これでも社員は宝なのか何が宝だ。会社にとっての宝は幹部と会社の利益だけだ。もはや労働組合も会社に制圧され労働基準法を盾に会社に文句を言えないのだろう。それから三か月が過ぎた。食堂の掲示板に張り出された紙を見て恵梨香は絶句した。

     【下記の者、移動を命じる】そんな内容だった。その中には恵梨香の名前があった。
    「やってくれたはね、あの課長め、そんなに有給休暇を申請する事が悪い事なの」
     それから総務課の同僚数人が恵梨香に声を掛けてくれた。
    「松園さん、課長に睨まれたのね。理由は書いてないけど明らかに虐めだわ。しかし酷い。これでは誰も休みなんて取れないじゃないの」
    「恵梨香、元気出して職場は違っても私達は同期、いつでも相談してよ」
     同期の仲間達は励ましてくれだが恵梨香は内心穏やかじゃない。だが凹むどころか怒りがフツフツと湧きでてくる。こうなったら戦ってやる。
     恵梨香に人事異動が下され総務課から埼玉にある物流センターの事務所に決まった。本社から飛ばされただけじゃなく地方の物流センター。ある同僚から聞かされていた。『会社に睨まれたら決まって、この物流センターへ飛ばれる』恵梨香はとうとう来たかと思った。

     冗談じゃない。こんなもんで潰されて堪るか、こうなったらとことん戦ってやる。その為には仲間というか同志を集めなくてはならない。まず労働組合の副支部長である吉原と接触する事から始める事にした。
    「こんにちは私今日から配属になりました松園恵梨香と申します」
    「ああ、宜しく。若いのにこんな所に配属されるとは何かやったのか」
     吉原は四十三と聞いている家族は妻と幼稚園児二人のハパだと聞いている。
    「と、仰いますと? ここは姥捨て山みたいな所という事ですか」
    「姥捨て山? 上手い事をいうな。確かにそうかも知れんな。処で私に用でもあるのかね」
    「はい、山ほどあります。ただ此処ではなんですから何処か落ち着いた場所で」
    「ほう君は面白いね。分かった私もこのままで終わりたくない。気骨がある人は大歓迎だよ。じゃあ俺の行き付けのスナックでいいかな。場所と時間は後で」
    「はい、それはどうも有難う御座います。じゃ宜しくお願いします」
     恵梨香はホッとした。まだこの吉原は希望を捨てていなかったようだ。解体寸前の組合とはいい会社と戦う意志が強いようだ。

     それから三日後の仕事が終わり指定されたスナックに訪れた。なんとスナックの入り口には本日貸し切りとある。これじゃあ入れないじゃないのと思っていたらスナックの扉が開き吉原が入るように手招きしている。貸し切りなのに入れるのかと思ったら、どうやら吉原が手配したものらしい。恵梨香は遠慮がちに中に入ると、狭いスナックは満席だった。まさにギュウギュウ詰めで二十数人入っているだろうか。恵梨香が入って行くと突然拍手が起きた。どうやら歓迎されているようだ。すると吉原が言った。
    「えーと諸君、今度我々の同志となる松園恵梨香さんだ」
    「は、初めまして松園恵梨香と申します。いきなり同志と呼ばれて戸惑っていますが皆さんも私と同じ思いなのでしょうか」
    「その通り。我々は諦めていないぞ。こんな掃き溜めのよう部署に廻されても戦うぞ」
     恵梨香はホッとした。殆ど組合は活動していないと聞いたが死んでは居ないようだ。
    「はい私も皆さんと同じ気持ちです。まだ入社して一年も経っていませんが有給を請求した途端、会社の態度が一変。私が何をしたの、そう思っている間に此処に送られました」
    「そうなんだよ。やはり少しで会社に盾を付いた途端島送りにする特に組合活動すれば現在副支部長の吉原さんまで飛ばされ支部長は耐えられなくなり退職してしまった。従業員の要求を一切受け付けない会社のやり方に我慢出来ない。だから我々は密かに裏で活動しているんだ」
    「そうですか、私も皆様の仲間に入れて頂き理不尽な会社の対応に対し戦いたいと思います。私は二流大学ですが選考は法学部を専攻していました。一応法律に関しては知って居るつもりです。勿論労働基準法も。そこで私には秘策があります」
    「ほう秘策とはなんです」
    「幸い私の友人数人が報道関係、新聞雑誌などの記者をしておりまして、会社の不正を訴えるんです」
    「おお、それは正に秘策だ。ただそれには会社の不正を正し資料が必要だろう」
    「その通りです。そこで皆さんにお願いがあります。友人知人またと同僚達に会社の内部に詳しい人の助けを借りるのです。私も総務課に同期の友人が居ます」
    「なるほどでね。しかし君は凄いね。相当調べて来たのだろうね」
    「ええ入社した頃は従業員を大切にする会社だと思っていました。残業も思ったより少なくないし、しかしそれは隠れ蓑だと気づきました。たぶん私を危険人物と見たのでしょう。だから飛ばされたのです」

     話に熱が入り全員で団結して戦おうという事になった。此処に集まった二十数人の中には女性も四人ほど加わって居た。会合が終わってその四人の女性と別な場所で話し合った。それぞれ会社に対して不満があるようだ。原口智子、青木早苗、吉岡璃子、浅田幸恵全員独身だが恵梨香よりは少し年が上だった。だが全員二十代で独身、万が一会社を辞めてもやり直しが効くという強みがある。この中で一番年配の浅田早苗が言った。
    「さっき松園さんが言って居た。報道機関の人なら、わたしもテレビ局に知り合いがいますよ。勿論ただ話を持って行っただけでは相手にされないわ。テレビ局を動かせるだけの資料がないと」
    「そうね。やはり重要な証拠というか資料が必要ね。まず会社ぐるみなのか一部の上司だけなのか調べないと。私の読みだと総務部長とその下の課長、そして黒幕は総務担当の専務ね。後は社長始め会社ぐるみとまで思いたくない」
    「どうして分るの?」
    「だって総務が従業員の人事異動や給料から休暇や残業を仕切っているもの。いわば会社の重要な部分を握っているのよ。一年ほど前新入社員が残業続きで投身自殺したでしょう。それ以後は残業に関しては減っているが、その代わり休日を減らす戦法に切り替えただけよ」
    「では何から始めればいいの」
     する恵梨香はニヤリと笑ってこう言った。

    つづく

  • 有給休暇 1

     松園恵梨香は晴れて希望していた大手企業に就職する事が出来て大喜びしていた。会社の傘下にはコンビニ、スーパーマーケットがあり恵梨香はその本社の総務部に配属されている。会社の先輩も優しく新人虐めもなく過酷な残業もない。最近よく言われる残業疲れで過労死なんて話もよく聞く。それが大手企業でも平気でサービス残業と称して扱き使う会社も多い。恵梨香の一番恐れていた事だった。今の所は言う事なし会社の規模も大きく社員にも優しく優良企業と言えるだろう。それから何事もなく半年が過ぎた。
     
     恵梨香の場合は総務課なので特にノルマがある訳でなく同期に入った男子社員は晴れて営業第二課に廻されて最初は希望が叶って喜んでいたが最近は元気がない。彼は吉野と言った。新人教育期間によく話した間柄だが社員食堂で久し振りに会った。
    「ねぇ吉野くん、どうしたの? いつもの明るさがないじゃない。仕事が上手く行ってないの」
    「やぁ松園ちゃんか。うーん上手く行ってないのかどうか分からないが今のところ先輩に着いて行って得意先を回っているんだけど来週から一人でやれって。俺って先輩みたいに口が上手くないし」
    「そうそれは大変ね。少し休みを取ってリフレッシュしたら。なんら有給休暇取って旅行もいいんじゃない」
    「有給休暇? そんなの取れる訳ないじゃん」
    「どうして正社員で勤続六カ月経てば十日間の有給休暇が貰えるんでしょう」
    「松園ちゃん甘いなぁ、簡単に取れる訳ないじゃん。しかも新人が」
    「あらぁ、だって労働基準法で認められている正当な理由があるでしょう」
    「それは建前だよ。現に先輩が有給休暇取った話なん聞いた事ないよ」
    「そりゃあ中小企業なら人手不足で難しいだろうけど」
    「だから建前だって、信じられないなら有給休暇を申請してごらんよ」
    「そうね、じゃあ申請してみようっと」

     数日後、恵梨香は有給休暇を申請してみた。すると人事課長が驚いた顔をして恵梨香を見た。
    「あのー何か? 申請の書類に不備がありましたか」
    「いやそうじゃないが君いい度胸してるね」
    「はぁ? まぁ度胸は学生時代からいいと言われていますが」
    「そう言う意味じゃないよ。君の周りで有給休暇を取った人はいるか」
    「さぁ分かりません。もしかして却下ですか」
    「まぁ先輩に聞いてごらん。それで納得したら持ってこい」
     恵梨香は戸惑った。吉野の言って居る通り課長から白い目で見られた。駄目だとは言わなかったが明らかに拒否している。労働基準法で有給休暇は認められているから、あからさまに断らなかっただけだろう。嫌な予感がして来た。恵梨香は先輩達に有給休暇を取った事があるか聞いて見た。男子社員は笑って誤魔化したが先輩女子社員は呆れた顔をして『あんた何を考えているの、止めた方がいい。そのうち変な部所へ回されるわよ』そんな風に冷めた目で見られた。恵梨香は優良企業と思っていたが、とんでもない誤解だった。残業が少ないのは総務課だけらしく他の課は確か夜遅くまで電気が灯っている。つまり誰かがまだ会社に居るということだ。

     この会社は入社説明会の時に、社員は宝だと従業員にとっては涙だが出そうな思いやりのある会社だと思って誰もが信じて入った筈だ。恵梨香は再び有給休暇を申請した。しかし時期を見て申請しろとまたもや却下された。頭に来た恵梨香は一週間後また申請した。今度はお前もしつこい奴だな、今は忙しいとまた却下。
     やはりこの会社も何かある。恵梨香は疑問を抱き始めた。それから色んな部署の先輩や同期の人に聞いて見たがやはり有給休暇を取った者は皆無。それどころじゃない休日出勤がやたらと多い。二年前大手広告会社に東大卒で入社した女子社員が四月に入社、その半年後の十月に本採用された。しかしたった二か月後に会社ビルから投身自殺した事件があった。原因は過激な残業に精神的に追い詰められ投身自殺した。これは世間に大きく報道され、それ以後は各社も残業が少なくなったようだ。だが形を変え休日なしで働かせられている。これでは亡くなった彼女に二の前だ。東大卒なんて立派な学校ではないが法律学科を学んで来た。労働基準法やあらゆる法律は勉強して来た。私は負けない。
     会社が理不尽な態度を取るなら私は戦う。例えどんな扱いを受けようが簡単に辞めはしない。そう恵梨香は決めた。

    つづく

  • 羽生結弦ついに日本の金メダルをもたらしてくれましたね。
    今日はもう午後から夜にかけ話題独占。
    明日もスポーツ新聞は全紙トップページでしょうね。

    同じく今日、将棋界の羽生(はぶ)竜王15才中学生の藤井くんに敗れました。
    そして優勝も果たし6段に昇格。
    同じ羽生でも今日は明暗を分けましたね。

    さて最後になりましたが出来上がりました。

  • >>No. 16381

    > やはり中畑清は解せません。
    > 「巨人とは決別」すると一時は言っておいて、よくもま~
    > 巨人のキャンプ地にのうのうと来れるもんですね。

    DeNAに就任した頃の話ですね。
    あうでも言わないと巨人に未練があるような事は口が避けて言えませんよ(笑)
    確かにお調子者な所がありますが含めて中畑清。
    もはや巨人から声が掛からないでしょうから野球人である以上
    野球に関わる仕事、監督コーチ、解説を続けるには仕方がないところ
    大目にみてあげましょう(笑)

  • >>No. 16380

    私もカーリング見てました。
    あれはやはり最後に投げた方が有利な競技ですね。
    しかし地元韓国ほ相手に見事に逆転。見応えがありました。
    ルールは良く知らないのですが円の中心に近い方に多く残した方が
    勝つんですね。最後の10エンド目 韓国が赤のラインに3個 日本はど真ん中に一個と縁の端に一個、負けたと思ったら勝った?
    どうやらど真ん中は点が高いのかな?

  • 冬季オリッピックもメダル7個取って盛り上がって居ますが
    なにせまだ金メダルがありません。
    あと金メダルが期待出来るのはやはり羽生、今日は真昼の一騎打ち
    羽生が完璧の演技で首位に立った瞬間、あっちこっちが拍手が沸き上がりました。今や日本の悲願、是非取って欲しいものです。

    さて私が最後になりましたが、もう少しお待ち下さい。

  • >>No. 1690

    利根川ドイルの冬休み拝読致しました。

    名探偵コナンのような内容な謎解きと思いきや、怪しげな酔っ払いが路上に倒れている。ほって置く訳にも行かず彼女と二人で様子をみると、この酔っ払いスケベな爺さんとは笑わせてくれます。中学生の少女に巨乳とかサイズはと聞く。介護ではなく本来なら蹴りを入れただろうに。
    大雪が降る都内の状況の写真が見事に情景を浮かび上がらせて、ああこんな感じなんだと思いました。
    ほんの一コマのシーンですが、周りの人まで集まって来て、日本人って親切なんだなぁと改めて感じました。

    余談ですが外国、特に中国で実際にあった話、路上で倒れているおばちゃんに大丈夫と声を掛けたら周りの人に大声で「この若いのに突き飛ばされた」
    恐ろしい国ですね。これでは誰も知らんふりして通り過ぎますよね。

    平和に日本に生まれて本当に良かったと改めて感じました。
    執筆お疲れ様でした。

  • >>No. 1680

    MIKIさん相変わらず早い仕上がりですね。
    では刑事の悩みと神の悩みの感想。

    またまた三木野食堂の登場ですね。
    お客さんは馴染みの刑事、刑事ならでは悩みも付きませんね。
    店の主人が悪人が居なくなればいいですね。に、なるほどという刑事ならではの悩み、悪人が居なくなれば警察は不要、その結果30万人の警察官失業してしまう。ほんとですね。皮肉なもので悪人は居なくなる事にこしことはないが30万人も失業では困りますね。世の中バランスが必要なんですね。
    最後は出雲大社の神様の登場、神様もバランスで保たれるようで(笑)

    処でお題の(休み)に関連する部分がなかったような(笑)

  • オリンピック始まりましたね。
    金メダル候補に挙がっている日本勢はどうなのか。
    まずスピードスケート金メダル候補だっのですがカナダ勢に
    金銀銅と独占されてしまいました。高木美帆残念ながら4位

    寒くなったり暖かくなったり三寒四温と呼ばれる時期になりました。
    私はというと何故か今朝から鼻水が止まりません。
    鼻が詰まると頭の思考が思わしくなく小説の方もなかなか進みません。
    皆さんも風邪を引かないように。

  • >>No. 16377

    > 小林クンは西武の秋山との
    > 交換要員♪

    まだ言って居る(笑)
    秋山は西武の看板選手出す訳ないでしょう。

    宮崎では巨人の他ソフトバンクなどがキャンプを行っていますが
    何故かいつもソフトバンクの観客が多い、処が松井が来てから逆転
    昨日もソフトバンクが7000千人に対して巨人は一万人。
    やはり松井効果は絶大ですね。

  • 松井が巨人の臨時コーチしてます。
    まずは小林、なんたって小林は12球団で規定打席で最低の打率。
    相手がピンチでツーアウト普通なら敬遠して投手と勝負する所ですが
    相手から舐められ勝負して凡退、こんなシーン何度見せられたか
    松井から何か学び取って欲しい。WBCでは4割越えの打率。
    上手く化ければ怖い存在になるけど。
    撃てる捕手にならないと、いずれ捕手の座を宇佐見に奪われてしまいます。
    少しは危機感を持ってやって貰わないと。

  • 巨人選手、特に若手の成長に期待。

    巨人の1軍、2軍は宮崎でキャンプしてますが
    この写真はたぶん宮崎の室内練習場だと思うのですが
    ファンと一緒に記念撮影(三軍を除く)凄い人数ですね。
    あれれ? 写真が消えた。まったく巨人のホームページで見つけたのに
    遠隔操作で消されたのか?
    仕方がないので滅多に見られない大雪の景色で我慢して下さい(笑)

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