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投稿コメント一覧 (1051コメント)

  • 直江光信さんのコラムにトランジション(攻守の切り替え)に関するコラムがあったね。
    大学選手権でも帝京の強さを象徴するシーンとして、小畑から始まった自陣からの反撃による逆転トライは大きな賞賛がおくられたけど、現在ではターンオーバーからの得点率がけっこう高く、そうしたトランジションが注目されているらしい。
    ただ、ターンオーバー時からの早い反撃は肉体的、精神的な負担が大きく、それだけリスクも伴うという。
    たしかに帝京の逆転トライシーンは、みんなが真似できるやり方じゃないよね。特に後半の後半は足が止まってくる時間帯であり、全員の足並みが揃わないと出来ない至難の業。
    その点を考えると、「全員」があの時間帯でも走れたことは、本当に凄かったんだなと思う。ここが帝京の凄みなんだろうね。
    一部の選手が最後まで走れるのはどのチームでも見られるけど、帝京はほぼ全員。この差こそ帝京が勝ち続ける理由でもあるのかなと感じる。一部のエースに頼るのではなく、みんなの力を結集して勝ち取る。
    留学生がいるから勝てるんだというやっかみに近い批判があるが、間違いなく帝京に当てはまらないだろう。
    それと帝京のスタイルはトランジションの例にあるように、あえてリスクを取ることでリスクを回避する。登山でも近年の傾向として荷物を最小限にすることで移動を高速化し、遭難のリスク(雪崩に巻き込まれるなど)を回避しているらしいが、帝京のスタイルもそのように積極的にリスクを取ることでチャンスを引き寄せ、結果を導く。連覇記録は、まさにチャレンジスピリットの賜物だろう。

  • 帝京ラグビーにいくつかのニュースが飛び込んできたね!
    いいニュースと残念なニュースがある。

    残念なニュースは、帝京OBで4連覇の時に主将をつとめた泉敬選手が引退する。27歳。若い!
    今までお疲れ様でした。27歳といえば選手として脂がのってくる年では?と思うのだが、本人には色んな考えがあったのだろう。それと、早い引退が必ずしも悪いわけではない。
    また新しい人生が充実したものであることを祈っています。

    それと、いいニュースというかビックリしたのが、新主将の秋山がなんと出身地の阿波市長や徳島新聞社長を表敬訪問していた!すごい!
    連覇を達成した報告も兼ねているけど、主将に就任した、という理由の表敬訪問。
    過去に主将に就任しただけで市長を表敬訪問した大学スポーツの選手がいただろうか?(単に知らないだけかもしれないけど)
    改めて9連覇の偉大さとラグビーという競技の垣根を越えた影響力の強さを感じる。
    もう帝京ラグビー部は、帝京の看板だけでなく、選手が一人ひとりが地元の名誉を背負うほどまで大きな存在になってしまったんだね…。
    秋山としてもここまで地元の人たちから応援して貰えると嬉しいだろうな。
    ただ、みんなに言えることだけど、期待にこたえようとするあまり体を壊すほど頑張り過ぎないでね。頑張りすぎて、怪我や不調を招いては元も子もないからね。

    あと、話はかなり変わるけど、あの舘ひろしさんが、帝京の脱体育会系を気に入ってくれたらしい!
    舘さんといえば、自分にとって地元横浜の刑事役「あぶない刑事」を演じたヒーローの人。しかもその人がラグビー愛に満ちていて(映画でも引退後はニュージーランドに渡ってオールブラックスを見に行くという設定になっている)、帝京を誉めてくれている。こんな嬉しいことはない!
    いつか舘さんと岩出監督が対談してくれないかなと密かに思っている。

  • 今度の火曜日に再び(再々放送で)BS1スペシャルの帝京ラグビー特集が昼の時間帯に放送されるね!
    意外とこっちの方が視聴率が高いかもしれない。BSは視聴環境が整ってない人も多かったと思うけど、総合ならほとんどの人が見られるからね。
    しかもオリンピックの最中ということで、テレビ鑑賞への志向が高まってる時期だけにいいタイミングだ。

    帝京の取り組みが素晴らしいのは、やっぱりチーム一丸となる仕組みや工夫が随所にあることだよね。
    それと脱体育会系。脱というよりも「反」かもしれない。
    日本固有の体育会系に特徴的な精神論的でルサンチマン文化を打破していることにあるだろう。

    依然として残る体育会系の問題点は、大きく2つあると思う。

    一つが、練習方法。体育会系にはどんな練習でも努力すれば結果がついてくるという努力信仰に近い考え方がある。
    本来なら、科学的指標に基づいて効果的な方法を検証しなければならないのに、苦行に耐えること=努力と勘違いし、非効率的な練習に時間を割いてきた。
    帝京の掲げる「enjoy」というテーマは、苦しくなければ練習じゃない努力じゃないという体育会系の思い違いに対するアンチテーゼである。

    それともう一つが、日本の部活動固有のルサンチマン(怨恨)文化だ。
    下級生が上級生にいびられて雑用や面倒なことを押しつけられる。その下級生が今度は上級生になると、下級生時代の怨みを晴らすかのように新しい下級生をいびる。
    そうした負の感情の連鎖がまさしく体育会系の象徴であったけれども、帝京の文化はむしろ真逆。上級生になったら下級生を大切に扱う。下級生もしてくれた感謝のお返しを新しい下級生に施す。
    どっちがいいかは明らかだよね!
    そうした取り組みで、しかも前人未到の9連覇という歴史偉業を成し遂げている。こんなに素晴らしいチームが他にあるだろうか?!

    帝京の勝利は、日本の社会に対して間違いなく良い影響を与えていると思う。それが勝利すればするほどである。
    そうしたことを考えると、みんなの努力がどれだけ意味のある行為だろうかと思う。
    今季10連覇が達成されれば、世間はもっと注目し、多くの部活動が帝京の文化を取り入れてくれるだろう。帝京には日本の文化を変える力がある。
    それぐらいの使命感と誇りを胸に日々を過ごしてもらいたいと思う。

    がんばれ、帝京ラグビー部!

  • >>No. 3090

    そうですね。おそらく丹羽監督は、直接的な指導者ではなくGM的な立場だったでしょうね。
    その意味では、昨年度の結果が達成されたのは、スタッフが適材適所で仕事が出来たからだという印象がありますが、今季は監督が代わりヘッドコーチも代わる。
    それがどう影響するのかは分かりませんけど、やはり経験者から未経験者に変わることは短期的にはマイナス要因なんじゃないかなという気がします。

    あと、トップリーグと大学ラグビー。あるいは、高校にしてもそのグレードが異なると、指導方法も違ってくると思います。上のグレードの経験が果たしてそのまま下のグレードに落とし込むことが可能なのか?
    そのあたりで個人的には、やや懐疑的に思う部分もあります。やはり大学ラグビーの場合は、大学ラグビーでの経験こそ重要だと思いますね。
    ただ、一方で新しい視点や考え方を取り入れるという点では、トップリーグ経験者のスタッフは貴重な存在だと感じます。

    自分も主将選びは、とても大事だと思いますね。船にたとえるなら、船長が監督だとすると、舵を握るのはやはり主将でしょうか。結局、グラウンド(現場)に立てるのは選手だけですから。いくら正しい航路を示しても、舵を握る人間が間違えば、チームという船が座礁することもありえると思います。

    帝京の強みは色々ありますけど、一つは4年生みんながキャプテンを決める仕組みにあるかなと思っています。ほかの大学だと、学生自らキャプテンを選ぶところは少ないですよね。やはり誰しもがそうだと思うのですが、自分が納得できないことを本気では取り組めないと思うのです。
    決断するプロセスの中で、できるだけ多くの人間を議論に巻き込むことで主体的に選ばせる。そこには当然、自分たちが選んだのだという責任感も生じますし、納得する度合いが違う。選ばれた主将はみんなのために頑張ろと思うし、選んだ学生たちは主将を支えようとする。
    こうした民主的な仕組みは是非とも、ほかのチームも取り入れて欲しいなと思っています。

  • 明治の田中ヘッドコーチが監督に昇格したね。去年度の評価が高かったから、いずれはなるかもと思ったけど、意外と早かったな。
    はじめから監督に据える方向性だったのだろうか?
    田中ヘッドコーチといえば、サントリー時代のインタビューで「2千万もらっても二度と学生時代を過ごしたくない」と語っているような人だったけど、そうした人が監督に就任するわけだから、かつてのような上下関係の厳しい(奴隷と王様のような関係の)チームにはしないだろうね。

    しかし、もしも自分が明治のファンであったならば、継続して丹羽さんにしてもらいたかったな。
    というのも、統計的に見て監督一年目の人は一度も優勝したことがないんだよね。
    田中ヘッドコーチもおそらく初めての監督経験だろうし、明治が久しぶりの決勝進出とあって、やはりここは監督が継続すべきだったのではないかと思う。
    しかし、丹羽監督は出向してる立場だから、ここまでが限界だったのかもしれない。

  • 昨日のNHK(BS1)の帝京特集をみたぞ!
    あっという間の50分間だったね。
    いかに9連覇が凄いのかを冒頭で紹介され、その後になぜ帝京は連覇記録が可能だったのか、4つのポイントで解説してたね。
    曖昧な記憶なので間違ってる可能性もあるが、こんな感じだった。

    1脱体育会系(余裕ある上級生が下級生の面倒をみる)
    2コミュニケーション(きちんと伝える日頃の訓練)
    3全員がリーダー(1人ひとりがしっかり考える)
    4コンディション(血液検査と栄養管理)
    だったかな?

    まあ、前々から帝京の特徴として紹介されてる内容なので、正直目新しさはなかったけど、出場した15人のインタビュー形式で試合を振り返ったのが理解を掘り下げてくれたのと、あと𠮷川浩貴くん。NHKが帝京の強さを象徴する人物として取り上げていたけど、彼の大人の言動にはほんと感心した。
    𠮷川のような存在こそ、帝京の強さの原動力であり証だと感じる。
    「来年はあそこ(秩父宮の芝生)に立ってます」と宣言してたけど、ぜひ実現してほしいね。
    あと𠮷川だけでなく、ほかにもたくさんの部員がラグビー部に貢献してくれたからこそ今の連覇記録があると思う。その意味では前々からの繰り返しになるが、みんなで勝ち取った9連覇なんだ、と改めて思った。
    全員がやはり一致団結しないことには、こういう連覇記録は達成できなかっただろうね。

  • 岩出監督の口から来期(2018-2019)のキャプテン発表があったね! サンケイスポーツのサイトで掲載された。しばらくしたらオフィシャルサイトでも公表されるだろう。

    主将は秋山。そして、副主将は竹山とマッカラン。
    副主将の2人は、主将候補の下馬評で名前があがっていたけど、秋山は意外だった。
    というのも、歴代のキャプテンと比べてあまりいないタイプだったからね。
    寡黙で職人気質。そんなイメージかな。
    でも、みんなが選んだ人選なら間違いないだろう。今まで、そうやって連覇を重ねてきたのだから。
    秋山は、10連覇という大台を飾るに相応しいキャプテンだと思う。

    それと、副主将のマッカラン。個人の記憶に間違いがなければ、副主将として留学生は初ではないだろうか?
    主将に推す声もあったが、自分もマッカランはありだなと思っていた。今回は副主将という立場になったけど、日頃から模範になる態度だし、プレイヤーとしてもリーダーとしても資質をもった人間だよね。

    竹山も上級生になって、だいぶ変わった。下級生の頃は、無邪気で天真爛漫というか、トライ時の破顔一笑(彼の魅力であるけど)が特徴だったけど、最近はトライ直後でも気を引き締めた表情をみせて仲間と目を合わせたときに笑顔を見せるなど、意識の変化を感じ取ることができる。

    期待とプレッシャーも掛かって何もかも大変だと思うけど、生涯で二度と訪れないであろうチャンスだ。すべてを楽しむ気持ちで、あらゆる試練を乗り越えていってもらいたいと思う。
    そして、全員が一致団結して、みんなが主人公のチーム作りに邁進してもらいたいと思う。
    目指すは、前人未到の10連覇!

    がんばれ、帝京ラグビー部!

  • 今度の留学生枠拡大に関して、やはり反発される方が多いみたいですね。このあたりは当然予想通りという感じなのですが、しかし個人的には何事も異論を含んでこそと考えるため、侃々諤々(かんかんがくがく)の議論は大いに結構ではないかと思います。
    歴史を振り返っても、進歩に伴う既得権の反発というのは必ずありました。
    古くはイギリスのラッダイト運動が有名ですが、日本でも現在進行形で数多くありますよね。

    しかしその反発があったとしても、必ず進歩する方を人々は選択してきた。進歩が時代をリードしてきました。時間の針を戻すことは誰にも出来ないのです。
    今回の件に関しても、もはや反発するチームが留学生を受け入れるのは時間の問題でしょう。
    好むと好まざるとに関わらず、時代の流れに従わなければならないのは、どんな立場の人間でも同じなのです。

    それと日本の特性、あるいは文化を考えたときに、非常に他国と比べても寛容性の高い国だと思うのです。
    最近だとハロウィンが盛んになってきましたが、クリスマスがあったり元々の文化と衝突させず、容易に他国のイベントや文化を受け入れてきましたよね。
    漢字だって、今の中国を起源とする言葉ですが、元々の日本語と融和させて現在も使っている。良い物はどんどん取り込む。それが日本本来の姿なのです。
    そういう懐の深さが日本人の良さではないかと思うのです。

    留学生という人ではありますけど、能力のある人を受け入れる。それが結果として日本人の能力を高め、日本の文化力を高めてきました。
    そもそもラグビーの始まりもそうしたものだったのではないでしょうか。イギリス人に教えを請うて、慶應がラグビーを始めた。
    慶應といえば伝統校のイメージが強いですけれども、当時は時代の最先端を取り入れる新興組織だったのです。
    色んな考え方があり、頑なに受け入れがたい人もいるでしょう。しかし、その考えも少しずつではありますが、やがて氷解していくのではないかと思います。

  • チョレイ!!(ガッツポーズで歓喜の雄叫び)

    留学生の出場枠の拡大ニュースが飛び込んできたね。
    素晴らしいことだ。大学ラグビーの夜明けだね。これを朗報と捉えるか悲報と捉えるかは立場にもよるが、大局的観点から未来志向で考えれば、ゼッタイに正しい。
    なぜなら留学生の登場により、大学ラグビーは進化を遂げてきた。ルール改正の背景には、留学生の恩恵が認められたことにあるのだろう。

    やはりコンタクトの面で強い相手と闘うことは、当然、日本人のコンタクト面を向上させる。それだけでなく、コンタクトで敵わないなら別の戦術なり戦法を駆使することで、戦い方の可能性や視野を広げる。
    そのことが日本ラグビーの底上げに繋がり、トップリーグや代表強化にも貢献する。

    今までは後ろ向きやネガティブな考え方で留学生を抑制してきたが、日本全体の強化を優先して考えれば、留学生枠の拡大は当然の措置だろう。
    これも留学生を擁するチームの努力による賜物である。

    ただ、一方で留学生を「あえて受け入れない」チームに対して批判するつもりはない。それぞれの事情や考え方もあるし、それを部外者がとやかく言うべきでないからだ。
    しかし、それは反対もしかりである。
    受け入れないチームは、留学生の存在を負けた時の言い訳にしてほしくない。

    とにかく、留学生の存在は良くも悪くも18年度は大きな注目点になるだろう。
    留学生について再考する機会にもなったが、個人的には伝統校も留学生をドシドシ受け入れてほしいと考えている立場である。

  • トップリーグの年間表彰式があったね!
    チームでは言わずと知れた帝京OBの多く在籍するサントリーが優勝。
    個人では、新人賞に姫野和樹選手が選出された。おめでとう!
    やはり下馬評通りというか、今年の活躍は目を見張るものがあったからね。
    なんたって、歴代最年少のルーキーからキャプテンに就任!日本代表選出!っていうマンガのような急展開の一年だった。
    しかも学生時代から日本代表に選出されていた松田選手を抑えての受賞だけに凄い。
    ところで個人的には、重選手も選んで欲しいなと思っていた。重選手は帝京でリザーブだったにも関わらず、神戸製鋼ではルーキーながら先発出場をはたして大活躍の一年だった。なによりもファンからの信頼が厚い。それが一番信頼できる評価かもしれない。それとTwitterもすごい真面目な投稿ばかりでビックリするヨ。
    あとベストフィフティーンには、ルーキーながら松田選手が選ばれたね。新人賞は逃したが学生時代から天才と呼ばれただけある。ほか帝京OBからは堀江選手も流選手も選出された。
    みんな、おめでとう!

  • 大学ラグビーも帝京が優勝を重ねて9回と続き、そろそろどこか止めろよ!というのが帝京ファン以外の率直な気持ちじゃないかと思う。
    ただ、そこでどこが止めるかというと東海か明治か大東か天理かというところなのだが、個人的にやはり目下のライバルは東海じゃないかという気がする。
    明治は本当に素晴らしいチーム作りに成功したが、常勝チームとなれるかどうかは、来季(18―19年度が)に掛かっているだろう。

    というのも、初めて、あるいは久しく決勝に進出したチームが次の年も決勝に進出できたかというと、そうしたケースはほとんど見当たらないからだ。
    帝京が9連覇を果たした中で、決勝を同じカードが続いたのは15年度と16年度度の東海のみ。ほかはすべて年ごとに違っている。
    つまり数年を掛けてピークを作ってようやく決勝までたどり着くのが大半であり、ましてや連続して優勝するとなると奇跡としか言いようがない。

    では、なぜ帝京は優勝し続けることができるのかと言えば、やはり一貫してコミュニケーションがしっかり取れるチームだからではないか。
    いくら才能ある選手が多くいても、ボールが繋がらなければトライは取れないし、フォローし合わなければ守り勝つことはできない。
    それと帝京は終始落ち着いているといわれるが、それもゲーム中にしっかりコミュニケーションをとってお互いを励まし合っているからだろう。
    それが帝京にとってのウイニングカルチャーなのではないかと思う。

    そうした点からも、ポテンシャルでは日本一と言われる明治大学の丹羽監督が推し進めるニューメイジが来季以降もどのような進化をもたらすのか興味深い。
    少なくとも帝京に勝つチームが現れるときは、帝京を模倣したチームではなく新たなウイニングカルチャーを形成したチームが現れたときだろう。

  • >>No. 3059

    わざわざ読んでいただいて返信までありがとうございます!

    適当にその時思いついたことを書いてるだけなので、そんなに深いことは書いてないつもりなんですが。。。
    ただ、少しでも楽しんでもらえたら嬉しいですね。

  • 遅ればせながら、BSで放送されていたエディーさん出演の奇跡のレッスンという番組(再放送)を鑑賞。
    なぜか帝京対サントリーの試合が事例の一つとして紹介されてたね。
    エディーさんといえばサントリーや日本代表などプロ相手の指導で実績を上げてきた人なんだけど、高校生(目黒学院)相手ではどんな指導をするのか興味津々だった。

    エディーさんの指導方法を簡単に言うと、非常に具体的で分かりやすく、自分みたいな素人でもナルホド!と頷かせるような言葉を使っていた。まさに指導者の鑑。やはりエディーさんはスゴい人だった。ずっと感銘を受けっぱなしだった。
    難しい表現は一切使わず、ポイントとなるものも絞って伝える。そしてちゃんと伝わったかどうか生徒に反唱させる。この辺は岩出監督も同じだよね。
    「伝えたつもりにならず、確実に分からせるんだ」と指導者のみならず選手間でもコミュニケーションの大切さ(それを声のエナジーという表現を使ってたが)を強調してたが、そうした意識が結果として具体的な表現に繋がっているのかなと感じる。

    それともう一つ、岩出監督とも共通してると思ったのが、リアリズムであること。
    「試合のために練習をするんだ」とエディーさんは言ってたけど、そこなんだよね。
    日本の部活は、練習のための練習がいかに多いことか!
    あと、僭越ながら自分も指摘してきた層の厚さに関する考え方。
    赤(レギュラー)チームと黒(控え)チームに分けて練習試合をさせるんだけど、黒チームに発破を掛けて、黒(控え)が強くないとチームは強くならないんだと何度も繰り返してた。
    控えやJrと呼ばれるチームが強くないうちは、そのチームは真の意味で強いチームじゃないだろうなと思った。

    そしてエディーさんらしさといえば、必ず一方的な気持ちにさせないこと。誉めてけなす。あるいはけなして誉める。どんな時も常に混濁した気持ちにさせる。
    3つのポイントを伝えたときも反唱させて答えられなかった生徒に「脳みそを部屋に忘れてきたんじゃないか」とどやしつけるのだけど、そのあとに「でも、タックルは良かったぞ」とフォローを忘れない。
    逆に「いいタックルだった」と誉めたかと思うと、「でもコミュニケーションがダメだ」と否定する言葉を忘れない。このへんはいかにもエディーさんならではという気がするが、おそらく意図的で計算的なものなんだろうね。

  • 今年の大学ラグビーを振り返ってみると、やはりいかにチームが一丸となって取り組む必要性があるかよく分かる。
    今季、明治が強くなった理由もそこにあったのではないか。
    みんなが同じ方向をみないと、チームがバラバラとなって迷走し、とてもじゃないが強いチームなんか作れない。
    帝京の岩出監督も「チームの結束力が我々の財産だ」と述べていたが、そのあたりでいかに心を砕いていたか分かる。

    チームを一つにするためにはどうすべきなのか?
    各チームによってやり方は色々とあるだろうが、帝京の取り組みはおそらくラグビーの強化とは直接関係ないやり方だろう。
    逆にそこがあまり注目されない理由であるし、帝京が他校に追い抜かれない理由かもしれない。

    それと一部、帝京の強さを留学生のおかげだとか莫大な予算のせいだとか述べる人もいるが、それはおそらく正しい見方ではないだろう。
    なぜなら、そうした見方は試合しか見てない考え方だし、表面的な見方だからだ。

    個人的に帝京が結束力を持つ理由というのは、日頃の生活、特に生活上で課せられた役割のおかげだと思う。
    たとえば掃除一つにしてもそうだし、寮の管理や食事の準備などである。
    そうした日頃の役割を果たすことで、部員たちはチームに貢献しているという実感を日々培うことができる。
    そうした貢献してるチームが勝ち進めれば当然、自分のこととして嬉しくなる。そして、みんなで協力しあう必要が日々の実務で理解できる。
    こうした雑務は一見すると、ラグビーの足かせにすらみえるかもしれない。しかし岩出監督が重視してるのは、こうした私生活のあり方である。

    そして、こうした仕組みを用意することで、単にかけ声で終わることないようにしている。
    仕事でも個人のミスを「注意しろよ」で終わるのではなく、仕事ができる人はきちんと仕組みを作ることでミスが起きないようにする。
    それと同じで、こうした仕組み作りが岩出監督の積み重ねてきたことであり、帝京が強い理由なのではないだろうか。

  • ついでに流選手のスピーチで考えさせられたことなんだけど、流選手は優勝インタビューで「日本一長く練習をしてきた自信があった」(ニュアンスが違ってたらごめんなさい)みたいなコメントをしてたんだね。
    こういう言葉は決して目新しくもないし、よく聞く言葉なんだけど、個人的にはちょっと引っかかる言葉だった。
    というのも、一方で練習の質は?といつも思う。
    練習って、いわば投資みたいなものだと思うんだよね。もちろん投資するモノは、時間である。
    しかし、時間って無限じゃない。なんでもそうだが、枠が決まってて、その中でどう時間を有効に使うのかが問われる。
    がむしゃらにただ時間を浪費するのは論外である。特に大学なら4年間しかできないと決まっている。
    だから、4年間という有限の中でいかに最高のパフォーマンス(利益)をあげようとしたら、それだけ練習の質が問われると考えるべきである。
    ところがこういう優勝インタビューだと質に言及せず、いかに頑張ってきたかを強調するためか、量のみを話す人が多い。というかほとんどである。単純に量さえこなせば、成果がでるのだろうか?と疑問である。
    仕事でもなんでもそうだけど、いかに効率よくやるかが問われるよね。それによって会社の利益が全然違ってくる。
    それはスポーツも同じだろう。
    効率よく、頭を使って練習する。それは短い時間に大きな成果、成長が見込めるやり方をするということである。それは時間を生み出すことにも等しい。
    そうした「練習方法を見直してきました」「より成果の見込める練習方法を導入した成果です!」なんてコメントを一度も聞いたことがない(まあ、場に相応しくないコメントになるかもしれないけど)。
    それは、やはり質に対する認識が欠如してるからだろうか?
    あるいはいかにも日本的価値観に沿ったガンバリズムのコメントをしてるだけなのか。
    実際はどうなのか分からないけど。

  • 昨日の日本選手権決勝戦は、手に汗握る白熱した戦いだったね!
    高校、大学、トップリーグと、今年はすべてが決勝戦に相応しい緊張感溢れる試合をみせてくれた。

    こうした傾向は、チーム作りや強化策が、全体的に均衡化(ふ衍や底上げを)してる証拠でもあるのかな?と感じた。
    大学ラグビーでは、「帝京一強」、「絶対王者」と呼ばれて久しいけど、そうした時代の潮流の中で、帝京の牙城も少しずつではあるが切り崩され始めているのかもしれない。

    NHKのサタデースポーツでは、サントリーから流大、松島幸太郎、中村亮土選手が呼ばれたね。
    そのうち帝京OBが2人も(ともに主将経験者)! 素晴らしい。パチパチパチ。

    決勝戦で特に感心したのは、中村亮土選手。背番号12をつけ、松田力也選手と同じ出身校同士の対決だったが、今回に関しては中村選手の方が上回ったと思う。センパイの意地をみせた活躍だった。
    フォワード相手でも引けを取らない突き刺さるタックルは凄かったね。
    最初のトライをあげたのも中村選手だったし、しっかりとコミュニケーションをとってのトライだったらしい。
    よくラグビーの核心はコミュニケーションにあると言われるけど、それを決勝戦でしっかり実践できたのだから素晴らしい。サントリーの勝利に貢献した働きは、ほんと最高だったと思う。

    それにしても、番組をみてたら、やはり中村選手はちょっとスピーチに不器用さがあるかな?と思った。流選手はどんな質問を振られても滔々と立て板に水で話すのに対して、中村選手は帝京キャプテンの頃からそうだったけど、ちょっと詰まるような感じだよね。
    ただ個人的には、そういう中村選手の不器用さが好きなんだよね。あと礼儀正しいのもいい。
    手の置き方とか頭の下げ方とか、そうした些細な仕草かもしれないけど、相手に与える印象は違ってくるからね。

  • 大学ラグビーは終了したけど、明日はいよいよ国内最高峰のトップリーグ決勝戦!
    大学生が日本選手権に出場できなくなったのはとても残念だけど、13日は、OBの活躍を思う存分楽しみたいね。

    対戦カードは言わずもがな、サントリー対パナソニックだ。
    サントリーからは流キャプテンを筆頭に、ツイ、中村、森川、飯野選手たち5人が出場。とくに飯野選手はルーキーながら決勝戦でメンバー入りなのだから凄い。

    パナソニックは、安定の(というか日本代表メンバーにもなっている)堀江、坂手、松田選手たち3人。やはり注目は、松田選手だろうね。
    飯野選手と松田選手はお互いに一年目だから、新人賞を狙う立ち位置にある。
    下馬評的には、トヨタに入った姫野選手がぶっちぎり候補だけど、2人とも決勝の地で新人賞争いを頑張ってもらいたい。
    しかし、新人賞候補がほぼ全員帝京出身者の名前しか聞こえてこないなんて驚きだ。
    それだけ昨年や一昨年の選手層がいかに厚かったか分かるというものだね!

    パナソニックの森谷選手と権選手、金田選手は厳しかったかな。権選手は、先日、出場を果たしていたまたよね。森谷選手はたしか怪我かな? 今季はかなり出場してたので残念だったね。金田選手もリーダーシップのある選手だけにがんばれ!
    サントリーは、帝京OBが全員出場かな?
    来年はたしか堀越選手が入部予定だったよね。
    帝京比率で言ったら、やはりサントリーにやや気持ち的に応援しそうな気がする…。
    しかしどちらにせよ、素晴らしい試合を見せてもらいたい。
    それと帝京OBの活躍を期待する!

  • 決勝を短い時間だけ見返したが、改めて前半部分では判断に関して帝京らしくないシーンが散見されたかなという印象をもった。
    たとえば北村からニコラスにボールを回すシーンでは、明らかに明治の選手が間合いを詰めて狙っているにも関わらずそこにパスしたことですぐにタックルを受けて勢いを削がれたり、あるいは梶村選手のインターセプトなどがまさにそうだったよね。
    帝京は明治に動きを読まれた場面が多く、このへんが苦戦の理由だったのではないかという気がする。
    ただ、規律に関しては両校とも素晴らしかったと思う。特に最初の時間帯からフェーズが20ぐらい続いていたよね。少し前までは、なかなかそこまで続く展開って少なくて、ぶつ切りだと観る方もフラストレーションが溜まるのだが、そうした場面が少なくて且つ緊張感溢れるゲームだったことで、普段ラグビーを観ない層にも楽しんでもらえたのではないかと感じる。

  • 決勝戦の後に気が付いたことだけど、丹羽監督が決勝戦前に「明治ファンこそ紳士たれ」というポスターをウェブ上で告知してたんだね。
    自分の知る限りだと、監督がファンに諫言を呈するというのは前代未聞。こういうのは初めてみた。
    ファンはいわばお客さんのような立場だし(正確にはお客さんじゃないけど)、ましてや明治からするとファン=OB=センパイとなるわけで、先輩後輩の上下関係が厳しい世界をくぐり抜けてきた監督としては、少々勇気のいる行為だったのではないかと察する。
    実際に気分を害して反発した明治ファンも一部いたかもしれない(実際には分からないけど)。
    ただ、監督には19年ぶりの決勝の地までチームを押し上げたという自負はあっただろうし、あとはなによりも選手たちのことを考えれば、言うべきことは言わなければならないという義侠心に近い思いがあったのだろう。
    ポスターには自信に満ちた丹羽監督の写真とともに名前が記名されてて、文句があるなら俺に言え!という感じだったのもカッコ良かった。
    丹羽監督は話しぶりを見ると、いかにも常識人という感じで、今まではその範疇を越えるイメージはなかったけれど、今回の行動で、意外と「闘う人」なんだなあという認識に変わった。
    あと、賛否両論があると思うが、夏合宿のときに学生の睡眠時間を確保するために監督自ら風呂掃除をするというのも、学生に対する愛情の深さが感じられる。
    帝京OB会のTwitterには、明治の選手たちが会場のゴミ拾いしている姿を紹介していたが、こうした学生の行動にも丹羽監督の功績があるのではないだろうか。

  • >>No. 3053

    帝京を誉めて頂いて、ありがとうございます! ラグビーに明るい、目利きの人から良く言ってもらえると嬉しいですね。
    今季はほんとスリリングで楽しい時間を過ごさせてもらいました。そこには各チームの創意工夫や選手たちの努力があってこそなので、すべてのチームに感謝感謝の気持ちです。
    そして指摘されるように、来季の対抗戦はホント楽しみです。今年以上に火花を散らした群雄割拠の様相が見られるのではないかと期待しています。

    振り返ると、やはり個人的に印象深いのは、明治の躍進ですね。「ニューメイジ」を掲げて文字通り新しい明治の姿をみせたと思うのですが、そこには決められたことを遂行するだけではなく、選手たちが主体的に考えたスタイルへと変貌したことが飛躍の大きな理由だったのかなと感じます。
    その辺で、帝京には一日の長があったかとは思いますが、来季はほんと怖いです。
    一方、帝京としても背水の陣でも勝利出来たことで強い危機意識を持ったと同時に、大きな自信にも繋がったのではないかと思います。
    この二つの意識がより研ぎ澄まされれば、来季も10連覇の可能性は高いかなと期待しています。

    そして早稲田ですが、多くの人たちから指摘されているように、リクルートでは山下監督が就任当初から成功を収め、来季も才能あふれる選手たちが入部されますよね。
    今の主力は一年生から大舞台を踏んでいるわけで、どのチームよりも新三年生の経験値は高く、またチームのベースも出来つつある。来季はきっと今まで以上に大きな躍進の年となるのではないでしょうか?
    それと、なによりも100周年という節目。ファンはもとより、世間やメディアも大きな関心を寄せています。選手たちのモチベーションも非常に高いでしょうね。
    それらを考えると、早稲田が優勝する可能性も十分考えられますね。

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