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投稿コメント一覧 (93コメント)

  • >>No. 2181

    ≪前の投稿から続く≫


    この5月に来日する Kurt Carr の特集の続きです。


    さて、カート・カーのサウンド上の特徴ですが、
    彼の師匠であるリチャード・スモールウッドのように、
    一聴してクラシック色が強いという印象はなく、
    むしろ、彼が敬愛するジェームズ・クリーブランドやアンドレ・クラウチのように、
    親しみやすいメロディーを作る点にあると思われます。

    かといって、まったくクラシック的な要素がないかと言えば、そうではなく、
    リフレイン(繰り返し)とサビでの劇的な展開には、
    明らかにクラシック音楽からの影響が感じられます。

    彼が手掛ける曲は、“In The Sunctuary”のように、
    わかりやすいメロディの部分のみに焦点を当てられることが多いのですが、
    クラシック音楽とコンテンポラリー・ゴスペルとの融合の一つの形態として聴いてみると、
    また違った印象を持つのではないでしょうか。


    最後に、これら彼の特徴が最もよく出た曲として、
    讃美歌66番"Hoy, Holy, Holy"(日本語題:聖なる、聖なる、聖なるかな)
    を聴いてみたいと思います。

    カート・カー&カート・カー・シンガーズが、シンプルな讃美歌を料理すると、
    これほどまでに劇的な曲になるという好例ではないでしょうか。

    Kurt Carr & The Kurt Carr Singers / "Hoy, Holy, Holy"(1997)
    https://www.youtube.com/watch?v=tQmPMEofOFs



    今回、ご紹介させていただいた、カート・カー&カート・カー・シンガーズが、
    今年の5月にワークショップと来日公演を行います。
    (詳しくは、投稿No.2177をご覧ください)

    この機会に、もう一度、彼らの楽曲に触れてみてはいかがでしょうか。


    以上、まとめと言いながらたいへん長い文章となってしまいましたが、
    最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



    なお、当掲示板では、ゴスペル情報ならびに
    「こんなこと教えてぇ~」という質問を募集しておりますので、
    ブラック・ゴスペル全般へのご質問や、ゴスペルを唄っていて疑問に思ったことなど、
    どしどしご投稿下さい。みんなで考えていきましょう!

  • >>No. 2180

    ≪前の投稿から続く≫


    この5月に来日する Kurt Carr の特集の続きです。


    2005年には5枚目のアルバムとなる『One Church』を発表し、
    2部門でステラー賞にノミネートされました。

    前作『Awesome Wonder』を発表後、カート・カー・シンガーズはメンバーチェンジを行い、
    6人のメンバーのうち2人が交代します。
    その結果、新メンバーになってパワーアップしたカート・カー・シンガーズは、
    信じられないような超人的歌唱力を駆使したアンサンブルを披露しています。

    また、このアルバムのクレジットには、
    礒村純衣氏ほか5名の名前が、日本からのクワイア参加者として載っています。

    Kurt Carr / Psalm 68 (Let Our God Arise)(2005)
    https://www.youtube.com/watch?v=azfxV7JavE4


    2008年には6枚目のアルバムとなる『Just The Beginning』を発表しました。
    このアルバムは、カート・カー初の2枚組アルバムという力作です。

    Kurt Carr & The Kurt Carr Singers ft. Avalon / My Shepherd(2008)
    https://www.youtube.com/watch?v=tR1Y1Dau5a8


    2013年には7枚目のアルバムとなる『Bless This House』を発表し、
    ステラー賞にもノミネートされました。
    このアルバムも2枚組という力作です。

    Kurt Carr & The Kurt Carr Singers /
    "Psalm 150~Let Everything That Has Breath Praise"(2013)
    https://www.youtube.com/watch?v=C718bZsm4ps

    Kurt Carr & The Kurt Carr Singers / "It's A Good Day"(2013)
    https://www.youtube.com/watch?v=hI9yQqzXEW4


    そして、今年2018年に今までの功績をたたえられ、ステラーの名誉殿堂入りを果たしました。


    ≪次の投稿に続く≫

  • >>No. 2179

    ≪前の投稿から続く≫


    この5月に来日する Kurt Carr の特集の続きです。


    2000年には4枚目のアルバムとなる『Awesome Wonder』を発表し、
    このアルバムは50万枚を売り上げ、4部門でステラー賞を受賞しました。

    このアルバムの1曲目に入っている“In The Sunctuary”は、
    つい鼻歌に出てくるようなシンプルなメロディなのに、
    クワイアで唄うとどんどん気分が高揚していく、そんな不思議な力を持った曲で、
    日本のゴスペル愛好者にもこの曲のファンは多いようです。

    Kurt Carr & The Kurt Carr Singers / "In The Sunctuary"(2000)
    https://www.youtube.com/watch?v=xwPoiK537og


    また、プロデューサーとしても多忙で、特に2003年のバイロン・ケイジのアルバム、
    『The Prince Of Praise』では、最優秀プロデューサー賞を含む5部門で
    ステラー賞を受賞しました。

    Byron Cage / "The Presence Of The Lord Is Here"(2003)
    https://www.youtube.com/watch?v=2OpO6EL2kbM

    同じく2003年には、初来日を果たし、
    ダイナミックなステージングとゴムまりのようなパフォーマンス(笑)を繰り広げてくれました。


    2006年には、トラメイン・ホーキンスのアルバム
    『I Never Lost My Praise・Live』をプロデュースし、
    このアルバムは2部門でステラー賞を受賞しました。

    Lady Tramaine Hawkins / "I Never Lost My Praise"(2006)
    https://www.youtube.com/watch?v=wvznt5UcjPw


    ≪次の投稿に続く≫

  • >>No. 2178

    ≪前の投稿から続く≫


    この5月に来日する Kurt Carr の特集の続きです。


    1989年には自らの6人組グループ、The Kurt Carr Singers を結成、
    シンガーズを率い、1991年に『Together』でCDデビューを果たしました。
    翌1992年には、自らのレコード会社「Gospo Centric」を設立しました。

    この時期の印象的な曲として、
    カート・カー・シンガーズが、GMWA・マス・クワイアと共演した下記の曲が挙げられます。
    まだシンガーズは粗削りですが、今のスタイルの萌芽が見受けられます。

    GMWA Mass Choir / "If God Be For Us"(1989)
    https://www.youtube.com/watch?v=rrPuuR0s9Cg


    1994年にはセカンドアルバム『Serious About It!』を発表し、
    1997年にはサードアルバム『No One Else』を発表しました。
    この3枚目のアルバムはステラー賞にノミネートされ、彼の出世作となりました。

    また、このアルバムの中の曲、"For Every Mountain"は、
    強力な女性シンガーのソロに加え、クラシック的な劇的な展開を持つ曲で、
    後年にブルックリン・タバナクル・クワイアがカバーし、グラミー賞を受賞しています。

    Kurt Carr & The Kurt Carr Singers / "For Every Mountain"(1997)
    https://www.youtube.com/watch?v=HUaGoS2LW5g

    また、トラディショナル曲からヒントをとった"Kumbaya"では、
    ヒップホップ色の強いアレンジにも挑戦しています。

    Kurt Carr & The Kurt Carr Singers / "Kumbaya"(1997)
    https://www.youtube.com/watch?v=7EwRxLoXrxc


    ≪次の投稿に続く≫

  • 今年の5月にワークショップと来日公演を行う、
    Kurt Carr について、まとめてみました。


    カート・カーは、ゴスペル・アーティストとしては、
    ユニークな経歴の持ち主です。

    彼は1964年にコネチカット州で生まれました。

    彼の生まれた家は、教会に行く習慣がなかったため、
    彼は、13歳まで、あまり教会に通っていませんでした。
    しかし、通い始めると彼はじきにゴスペル音楽の虜となったそうです。

    高校を優秀な成績で卒業した彼は、名門といわれるコネチカット大学に進学し、
    そこでクラシック音楽とファインアートを専攻しました。

    大学在学中には、リチャード・スモールウッドに師事し、
    クラシックとブラック・ゴスペルという異なった音楽スタイルの融合について学び、
    また、アンドレ・クラウチの下でも、1年間学んだそうです。


    1986年には、ゴスペルの皇太子と呼ばれるジェームズ・クリーブランドのグループに参加、
    彼にその才能を見出され、ピアニスト兼バンド・ディレクターに就任し、
    ジェームズ・クリーブランドが1991年に亡くなるまで、
    彼と共に世界中をツアーして回ったそうです。

    ジェームズ・クリーブランドの死後、カート・カーが発表した下記の曲は、
    ジェームズ・クリーブランドのヒット曲を組曲形式にした斬新なもので、
    彼のジェームズ・クリーブランドへの愛があふれています。
    よろしければお聴きください。指揮はカート・カー本人です。

    The LA Messengers / "We Have Not Forgotten You"(1994)
    https://www.youtube.com/watch?v=RjBbI92NJU8


    ≪次の投稿に続く≫

  • カート・カーが大阪でワークショップと来日公演を行います!

    また、特筆すべきは、コンサートでは、
    カート・カー・シンガーズ7人とバックバンドが来日、演奏します。

    まさに、日本で聴くことができる貴重なコンサートだと思います。

    以下、ワークショップとコンサートの詳細です。

    *******************************************************************

    ★ワークショップ
    ■日時:5月4日(金)、5月5日(土)
    ■場所:あましんアルカイックホール・オクト
    ■料金:23,000円(中学生以下は17,000円)
    ■ホームページ
      http://kcws2018.jp/

    ★コンサート
    ■日時:5月6日(日) 開場16:00 開演16:30
      オープニングアクト:Katsu Shijima & Jacoo Gospel Singers / The Faith Mass Choir
      第一部:Kurt Carr / Kurt Carr Band / 2018 Workshop Mass Choir
      第二部:Kurt Carr & The Kurt Carr Singers / Kurt Carr Band
    ■場所:大阪国際交流センター 大ホール
    ■料金:前売 5,000円 / 当日6,000円(全席自由、但しワークショップメンバーのエリア席あり)
    ■ホームページ
      http://kcws2018.jp/

    ********************************************************************

    なお、カート・カーのバイオグラフィとディスコグラフィについては、
    後日、この掲示板上で詳しく特集をする予定です。

  • >>No. 2175

    ≪前のメッセージから続く≫


    2018年の第33回ステラー賞の続きです。


    その他、目についたところでは、
    トラヴィス・グリーンの『Crossover Live in Music City』が、
    年間最優秀アーティスト賞、年間最優秀男性ボーカル賞を含む4部門で受賞、
    ターシャ・コブス・レナードの『Heart. Passion. Pursuit』が、
    年間最優秀女性ボーカル賞を含む4部門で受賞しました。

    Travis Greene / "You Waited"
    https://www.youtube.com/watch?v=qnN9Zz6BBzs

    Tasha Cobbs Leonard / "Your Spirit (feat. Kierra Sheard)"
    https://www.youtube.com/watch?v=BZT8jqsc8lQ


    クワイア・ファン注目の、年間最優秀トラディショナル・クワイア賞は、
    ビショップ・ポール S. モートンの『Legacy Live in New Orleans』が受賞しました。

    Bishop Paul S. Morton / "Watching Over Me (Live)"
    https://www.youtube.com/watch?v=VWRLv8ly5sg


    その他の受賞作品については、こちらのサイト(英語)をご参照ください。
    http://www.thestellarawards.com/2018winners.html

    最後に、ステラー賞の公式ホームページ(英語)はこちらです。
    http://www.thestellarawards.com/


    以上、今年のステラー賞情報でした。

  • The Stellar Awards 2018


    第33回にあたる2018年のステラー賞が、
    この3月24日に、ラスベガスで発表されました。


    ステラー賞は「ゴスペル界のグラミー」と呼ばれている権威ある賞で、
    そのノミネーションから最終受賞者まで、
    ブラック・ゴスペル関係者であることが条件の、
    Stellar Awards Gospel Music Academy(SAGMA)会員の投票によって決定されます。

    その選考基準はヒットの大小ではなく、
    あくまでも作品の質と芸術性によって選考されるそうです。

    ステラー賞には、
    最優秀アーティスト賞、最優秀楽曲賞など29の部門と3つの特別賞があり、
    それぞれの部門は、4つのノミネート作品から投票で選ばれます。


    では、今年の受賞者です。

    それによりますと、JJ・へアストン&ユースフル・プレイズの『You Deserve It』が、
    年間最優秀楽曲賞、年間最優秀クワイア賞を含む6部門で受賞、
    今年はJJ・へアストンの年となりました。

    JJ Hairston & Youthful Praise / "You Deserve It"
    https://www.youtube.com/watch?v=GjPehgvSLH0

    JJ Hairston & Youthful Praise / "No Reason To Fear"
    https://www.youtube.com/watch?v=ygaXEvVaGQ8


    ≪次のメッセージへ続く≫

  • Sounds of Blackness がビルボード・ライブにて来日公演を行います!

    4月9日から4月12日にかけて、大阪と東京をツアーし、
    合計で6公演を行うとのことです。

    以下、ライブの詳細です。


    ★大阪
    ■日時:4月9日(月)1stステージ開場17:30 開演18:30
               2ndステージ開場20:30 開演21:30
    ■場所:Billboard Live Osaka
    ■料金:サービスエリア 10,800円
        カジュアルエリア 9,800円
    ■ホームページ
    http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=10908&shop=2

    ★東京
    ■日時:4月10日(火)、4月12日(木) 1stステージ開場17:30 開演19:00
                        2ndステージ開場20:45 開演21:30
    ■場所:Billboard Live Tokyo
    ■料金:サービスエリア 9,800円
        カジュアルエリア 8,800円
    ■ホームページ
    http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=10906&shop=1

    **********************************************************************


    サウンズ・オブ・ブラックネスは、1991年のデビュー以来、
    グラミー賞を3度、ステラー賞を4度受賞した実力派ゴスペル・クワイアです。

    そのサウンドは、クワイア・ゴスペルの本流というよりは、
    むしろ、90年代のファンクやR&Bに非常に近く、そういう意味において、
    カーク・フランクリンの出現以前のクワイア・ゴスペル界では、唯一無二の存在でした。

    そんな彼らの特徴がよく出た曲をリンクしておきますので、
    興味を持たれた方は、ぜひご覧になってみてください。

    Hold On (Change Is Comin') / Sounds Of Blackness(1997)
    https://www.youtube.com/watch?v=RE08EFwKyLA

  • >>No. 2172

    ≪前の投稿から続く≫


    今年のグラミー賞で2冠に輝いた CeCe Winans の特集の続きです。


    以上、見てきたように、シーシー・ワイナンズの魅力は、
    女性ゴスペル・シンガーといえば、ゴリゴリの唄い方をするシンガーが多い中で、
    R&Bに由来するソフトでやさしい口調で、唄いかける点にあります。

    また、その歌詞も、JesusやGodといった直接的な言葉を避け、
    YouやHeといった婉曲的な表現で、ブラック・ゴスペルに馴染みのない層にも訴えかけ、
    ブラック・ゴスペルという枠を飛び出し、クロスオーバーなヒット曲を量産しました。

    ですから、日本でもR&Bが好きな方でしたら、
    彼女の歌とサウンドは違和感なく聴くことができると思われます。


    しかし、そのように世俗の音楽ファンを意識しながらも、
    シーシーの唄う歌詞の内容は、間違いなくゴスペルですし、
    彼女の中で、この姿勢がブレたことはありません。

    サウンドと唄い口は、おしゃれなR&Bでありながら、
    そのメッセージ内容は純然たるゴスペルである、
    ここに、彼女の最大の特徴があると思います。


    そんなシーシー・ワイナンズが今年のグラミー賞で2冠に輝きました。
    この機会に、もう一度、彼女の楽曲に触れてみてはいかがでしょうか。


    以上、まとめと言いながらたいへん長い文章となってしまいましたが、
    最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



    なお、当掲示板では、ゴスペル情報ならびに
    「こんなこと教えてぇ~」という質問を募集しておりますので、
    ブラック・ゴスペル全般へのご質問や、ゴスペルを唄っていて疑問に思ったこと、
    この掲示板へのご意見、ご希望など、
    どしどしご投稿下さい。みんなで考えていきましょう!

    あなたの投稿、お待ちしております!!

  • >>No. 2171

    ≪前の投稿から続く≫


    今年のグラミー賞で2冠に輝いた CeCe Winans の特集の続きです。


    翌2009年には、兄のBeBeと BeBe & CeCe Winans を再結成し、アルバム『Still』を発表、
    ステラー賞で3部門、グラミー賞でも2部門受賞しました。


    翌2010年には、ソロ名義での9枚目のアルバム『Songs of Emotional Healing』を発表。
    ゴスペルチャートでは3位を記録したのですが、他のチャートは圏外で、
    さすがの彼女も、人気に陰りが見え始めました。

    このアルバム以来、彼女はアルバム制作を止め、音楽活動も休止して、
    そして、今回グラミー賞を2部門受賞した最新作、『Let Them Fall In Love』まで、
    約8年間、新作のリリースはありませんでした。


    この8年ぶりにリリースされた新作も、従来と変わらず、
    R&Bやソウル・ミュージックのトレンドを巧みに取り入れて
    世俗音楽の録音にも負けないくらい、ポップでバラエティ豊かな音楽を聴かせてくれます。

    なかでも特筆すべきなのは、
    R&Bやソウル・ミュージックで流行のサウンドである、
    ネオソウルと呼ばれる、わざと古い音作りで録音する手法が採られた点で、
    これにより、このアルバムを一枚聴き通すと、なんとも懐かしい香りがします。

    しかし、バックのサウンドは変わっても、
    やさしくしっとりとしたシーシーの唄い方は変わっていません。


    さて、このアルバムからの受賞作である"Never Have To Be Alone"を、
    今回は、2017年のドーヴ賞でのパフォーマンスでご覧ください。

    "Never Have To Be Alone"(2016)
    https://www.youtube.com/watch?v=gIw9FBgzryw


    ≪次の投稿へ続く≫

  • >>No. 2170

    ≪前の投稿から続く≫


    今年のグラミー賞で2冠に輝いた CeCe Winans の特集の続きです。


    2003年には、6枚目のアルバム『Throne Room』を発表し、
    ゴスペル・チャート1位、クリスチャン・チャート1位、
    全米チャートでも32位を記録するクロスオーバー・ヒットとなりました。

    このアルバムの代表曲、"Hallelujah Praise"を、
    ステラー賞での躍動的なパフォーマンスでご覧ください。

    "Hallelujah Praise"(2003)
    https://www.youtube.com/watch?v=ZmUURoFmOL8


    2005年には、7枚目のアルバム『Purified』を発表し、
    ゴスペル・チャート1位、全米チャートでも41位を記録し、
    ステラー賞で2部門、グラミー賞でも2部門受賞しました。

    "He's Concerned"(2005)
    https://www.youtube.com/watch?v=eb_CmQ5CLvo

    "Pray"(2005)
    https://www.youtube.com/watch?v=0v5fckxZ2j0


    2008年には8枚目のアルバム『Thy Kingdom Come』を発表し、
    ゴスペル・チャート1位、クリスチャン・チャート1位、R&Bチャート1位、
    全米チャートでも57位を記録し、ステラー賞、グラミー賞を受賞しました。

    "Forever"
    https://www.youtube.com/watch?v=65T3nuzFRI8


    また同年、
    「東急ワールドミュージックスペシャル in Bunkamura Vol.9 ゴスペルナイト」で、
    念願のソロ初来日を果たし(過去に BeBe & CeCe では来日あり)、
    その素晴らしい歌声を、日本の私たちに聴かせてくれたのも、記憶に残っています。


    ≪次の投稿へ続く≫

  • >>No. 2169

    ≪前の投稿から続く≫


    今年のグラミー賞で2冠に輝いた CeCe Winans の特集の続きです。


    翌1998年には、セカンドアルバムとなる『Everlasting Love』を発表し、
    このアルバムは、ゴスペル・チャート1位を記録し、50万枚を売り上げました。

    "Well, Alright"
    https://www.youtube.com/watch?v=GxoIyAU6DMc


    そして勢いに乗る彼女は、
    同年、クリスマス・アルバムとなる『His Gift』を発表します。

    "We Wish You A Merry Christmas"(1998)
    https://www.youtube.com/watch?v=S4nMSwnxQP0


    翌1999年には、4枚目のアルバム『Alabaster Box』を発表し、
    このアルバムも、ゴスペル・チャート1位を記録し、50万枚を売り上げました。

    "Alabaster Box"
    https://www.youtube.com/watch?v=Uq8VP9osGrg


    2001年には、5枚目のアルバム『CeCe Winans』を発表し、
    ゴスペル・チャート2位を記録し、50万枚を売り上げ、グラミー賞も受賞しました。

    "Anybody Wanna Pray"(2001)
    https://www.youtube.com/watch?v=ZBQGDVcm8_k


    ≪次の投稿へ続く≫

  • 今回の特集は、今年のグラミー賞で2冠に輝いた CeCe Winans です。
    ワイナンズファミリーで、最も成功を収めたと言われる、
    彼女の足跡を、簡単にまとめてみました。


    シーシー・ワイナンズは、本名を Priscilla Marie Winans といい、
    ゴスペル界で有名なワイナンズ家の10人兄弟中の8番目、長女として、
    デトロイトで1964年に生まれました。

    彼女の両親も、有名なゴスペル・シンガーで
    また、彼女の実兄の4人は、The Winans として活動した事でも知られています。


    シーシーは、テレビ番組から生まれた The PTL Singers に所属した後、
    1987年に、すぐ上の兄であるBeBeと兄妹デュオを組み、
    BeBe & CeCe Winans としてレコード・デビューしました。

    BeBe & CeCe Winans は、5枚のアルバムを発表し、
    グラミー賞やドーヴ賞などを数多く受賞し、
    ゴスペル界で、アーバン・コンテンポラリーという新たな潮流を生み出しました。


    その流れに乗って、彼女は1995年に初のソロアルバムとなる、
    『Alone In His Presence』を発表しました。
    このアルバムはプラチナ・ディスクとなり、グラミー賞も受賞しました。

    "I Surrender All"(1995)
    https://www.youtube.com/watch?v=90I-HyZzV1Q


    また同年、
    かねてより親交のあったホイットニー・ヒューストンと、"Count On Me"をデュエットし、
    話題となりました。

    Whitney Houston, CeCe Winans - "Count On Me"(1995)
    https://www.youtube.com/watch?v=ae2iX6vZCoM


    1997年には、アンドレ・クラウチのトリビュート・アルバム、
    『The Songs Of Andrae Crouch』の中で、彼の"Take Me Back"をしっとりと唄い上げ、
    この曲でドーヴ賞を獲得しています。

    "Take Me Back"(1997)
    https://www.youtube.com/watch?v=IkToowjb1Pg


    ≪次の投稿へ続く≫

  • >>No. 2167

    【前の投稿から続く】


    2018年の第60回グラミー賞ゴスペル部門の続きです。


    惜しくも受賞できなかったノミネート作品や、
    その他部門の受賞などを見るには、こちらをご参照ください。
    https://www.grammy.com/grammys/awards/60th-annual-grammy-awards


    以上、今年のグラミー賞ゴスペル部門の情報でした。



    なお、当掲示板では、ゴスペル情報ならびに
    「こんなこと教えてぇ~」という質問を募集しておりますので、
    ブラック・ゴスペル全般へのご質問や、ゴスペルを唄っていて疑問に思ったこと、
    この掲示板へのご意見、ご希望など、
    どしどしご投稿下さい。みんなで考えていきましょう!

    あなたの投稿、お待ちしております!!

  • >>No. 2166

    【前の投稿から続く】


    2018年の第60回グラミー賞ゴスペル部門の続きです。


    ●最優秀ゴスペル・パフォーマンス/楽曲

    Never Have To Be Alone / CeCe Winans
    ソングライター:CeCe Winans; Dwan Hill & Alvin Love III

    (YouTube)https://www.youtube.com/watch?v=0eVN1PatAMo


    ●最優秀ゴスペル・アルバム

    Let Them Fall In Love / CeCe Winans

    "Dancing In The Spirit"
    (YouTube)https://www.youtube.com/watch?v=Fiiw17TpHGM

    "He's Never Failed Me Yet"
    (YouTube)https://www.youtube.com/watch?v=VbRHq9MsQOs

    今年のグラミー賞は、シーシー・ワイナンズが、
    最優秀ゴスペル・パフォーマンス/楽曲と最優秀ゴスペル・アルバムの、
    2冠を獲得しました。

    シーシー・ワイナンズは、過去にグラミー賞を、
    前身となる BeBe & CeCe Winans 時代に3度、ソロ独立後に7度受賞しており、
    7年ぶりのグラミー受賞です。


    【次の投稿へ続く】

  • 第60回グラミー賞ゴスペル部門

    この1月28日に、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで、
    2018年の第60回グラミー賞の発表と授賞式が行われました。


    そもそも、グラミー賞とは、
    受賞者に蓄音機(グラモフォン)のレプリカを贈呈するところから生まれた俗称で、
    正式にはNARAS Awardsと言い、
    ノミネーションや最終受賞者は、全米に約2万人いる様々な音楽の関係者である、
    NARAS(ナショナル・アカデミー・オブ・ レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス)
    会員の投票によって決められるそうです。

    そのため、ゴスペル関係者のみの投票によって決められるステラー賞とは
    受賞者の顔ぶれが異なることが多く、ゴスペルファンにとっては、
    ステラー賞とはまた違った角度から、
    その年のゴスペルシーンを概観することができます。


    現在、グラミーのゴスペル・ジャンルには5部門があり、
    そのうち、いわゆるブラック・ゴスペルと呼ばれる音楽が対象となるのは、
    ・最優秀ゴスペル・パフォーマンス/楽曲
    ・最優秀ゴスペル・アルバム
    ・最優秀ルーツ・ゴスペル・アルバム
    の3部門ですが、今年は最優秀ルーツ・ゴスペル・アルバムからは、
    ブラック・ゴスペルの曲は選ばれませんでした。


    それでは、次のページに、今年のブラック・ゴスペル関係の受賞者を挙げておきます。


    【次の投稿へ続く】

  • >>No. 2164

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    この1月に亡くなった Edwin Hawkins 特集の続きです。


    2000年代以降は、さすがに自身のヒット曲は少なくなりますが、
    2005年には、国連創立60周年を記念して、
    国連『世界環境の日』のテーマソングをプロデュースしています。

    この曲は、ウォルター・ホーキンス、トラメイン・ホーキンス、
    バイロン・ケイジ、リチャード・スモールウッドなど、
    豪華な顔ぶれでレコーディングしたものです。
    この曲も、よろしければお聴きください。

    "United Nations Together We Can" (2005)
    https://www.youtube.com/watch?v=2T9RtW7bhhE


    このようにエドウィン・ホーキンスは、その永きにわたって、
    優れたソングライターでありクワイア・ディレクターであるとともに、
    ゴスペル・ミュージックの普及に尽力してきたうちの一人でした。

    心からご冥福をお祈りしたいと思います。


    R.I.P.



    なお、当掲示板では、ゴスペル情報ならびに
    「こんなこと教えてぇ~」という質問を募集しておりますので、
    ブラック・ゴスペル全般へのご質問や、ゴスペルを唄っていて疑問に思ったこと、
    この掲示板へのご意見、ご希望など、
    どしどしご投稿下さい。みんなで考えていきましょう!

    あなたの投稿、お待ちしております!!

  • >>No. 2163

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    この1月に亡くなった Edwin Hawkins 特集の続きです。


    日本のゴスペル愛好者にとって、
    エドウィンの曲で、“Oh Happy Day”に次いで有名な曲といえば、
    "Worship The Lord"が挙げられるかと思います。

    この曲は、1981年リリースの、
    『Edwin Hawkins Live With The Oakland Symphony Orchestra』に収められていて、
    軽快なアップテンポのリズムに乗せて、クワイアのみで一曲唄い切るタイプの曲です。
    よろしければ、これもお聴きください。

    "Worship The Lord" / Edwin Hawkins (1981)
    https://www.youtube.com/watch?v=euaqoFOqKbM


    またエドウィンは、世界中をツアーする中で、
    「芸術としてのゴスペル・ミュージックに必要な情報が欠落している事」に気付き、
    若いゴスペルアーティストたちの学びの場として、
    1979年以降、Music & Arts Seminar を主宰しました。
    このセミナーは2008年には日本でも行われましたので、ご存知の方も多いかと思われます。

    1985年以降には、このセミナー参加者のマス・クワイアによる録音が行われ、
    その中から、このようなリバイバル・ヒット曲も出ました。

    "I Heard The Voice Of Jesus" - "Jesus Lover Of My Soul"
    / Edwin Hawkins Music & Arts Seminar Mass Choir (1992)
    https://www.youtube.com/watch?v=kTIp3EEzl9k


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  • アメリカのゴスペル音楽雑誌、GOSPELflava.com などによると、
    Edwin Hawkins が、すい臓がんのため2018年1月15日に74才で死去したそうです。

    エドウィン・ホーキンスは、
    映画『天使にラブソングを 2』の挿入歌でもある"Oh Happy Day"の作者として有名ですが、
    それ以外にも多数のヒット曲を持ち、
    クリスチャン・ミュージックの殿堂入りも果たしているゴスペル界の重要人物です。

    では、彼の生涯と功績を簡単に振り返ってみましょう。


    エドウィン・ホーキンスは、1943年カリフォルニア州オークランドで生まれで、
    2010年に死去したウォルター・ホーキンスは、6才年下の実弟です。

    エドウィンは24才のときに Northern California State Youth Choir を創設し、
    自主制作アルバムを500枚製作しました。

    すると、その中の曲“Oh Happy Day”が、
    地元のFM局でかけられるようになり、その流れはまたたく間に全米に広まり、
    ついには全米シングルチャート4位まで上がり、ゴスペル界初のミリオンセラーとなり、
    全世界で700万枚を売り上げ、翌1969年にはグラミー賞を受賞しました。

    このオリジナルの“Oh Happy Day”は、
    当時としては斬新なボサノバのリズムに乗せて、
    寄せては返す波のようなクワイアをバックに、
    女声ソリストが、情感たっぷりに唄い上げる構成になっていて、
    いま聴いても、クワイア・ゴスペルの醍醐味が最大限に出た素晴らしいバージョンです。

    このオリジナル版の“Oh Happy Day”を
    まだお聴きになったことがない方がいらっしゃいましたら、
    ぜひ一度、お聴きになっていただきたいと、わっしぃは切に願います。

    "Oh Happy Day" / The Edwin Hawkins Singers (1968)
    https://www.youtube.com/watch?v=EfGDvDGE7zk


    その後、エドウィン・ホーキンスは30枚以上のアルバムを発表し、
    グラミー賞も4度受賞し、2007年にはその功績を称えられ、
    クリスチャン・ミュージックの殿堂(Christian Music Hall of Fame)入りを
    果たしています。


    ≪次の投稿に続く≫

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