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投稿コメント一覧 (3055コメント)

  • >>No. 2187

    ピアソラさん
     
    ルービンシュタインというとわたしにとっては自然な人、人生の達人といった感じです。
    思い浮かぶのはメータと弾いたブラームスの第一ピアノ協奏曲です。
     
    そこには自己顕示欲は無かったような。
     
    若い頃は分かりません。
    そう言えばどこかで日本公演に来たときにちょっとしたミスをしてそれをとても悔やんでいたとか。
    自己顕示欲と完全主義は案外近いところにあるのかも知れません。

  • >>No. 2184

    ピアソラさん
     
    ジュリーニのブルックナー8番は確かレコード・アカデミー賞を取った演奏です。
    ですが、わたしはこの演奏はあまり感心しませんでした。
    おっしゃるように遅くて重いといった印象です。
     
    彼の最良の演奏はシカゴSOとの作曲家の最後の一連の交響曲の演奏にあると思っています。
    その次に良いのは彼が若い頃のフィルハーモニアOとの演奏でしょうか。
     
    ブラームスの交響曲全集もVPOとの晩年の演奏よりはフィルハーモニアOの方が良かったと思っています。
    (あとドヴォルザークの7~9番も。)
     
    彼の声楽曲の演奏はヴェルディ「レクイエム」、モーツアルト「レクイエム」を聴きました。
    モーツアルトの演奏については青白いインテリの演奏という評が記憶に残っています。
     
    オペラ指揮者としての演奏はわたしはオペラを聴かないので言及することができません。
     
    晩年の彼の演奏が遅くなっていったのは、ドイツ系の巨匠ではよくあるので驚きませんが、少々胃にもたれる演奏だと思います。
    イタリアの指揮者ではあまり見かけない演奏の変遷ですね。
     
    もっと早い時期に出会えれば良かったと思っています。

  • 最近は指揮者の業界も地図が変わってきて、この人ならば聴いてみたい、と思える指揮者がいません。
     
    わたしが最後にファンとなったのはC.M.ジュリーニでした。
    今振り返ってみると、彼の音楽そのものよりもその人柄に惹かれていたと思います。
     
    来日公演ではブルックナー7番と「運命」を聴きました。
    前者はわたしのコンディションが悪くて楽しめませんでした。
    横浜公演での「運命」は筋肉質の良い演奏だったと記憶しています。
    (木管などは緊張でぴりぴりした音を出していました。)
     
    人柄については以前紹介した音楽家のスレでも、彼だけは悪い話が出てこない、といったあんばいでした。
    聖者の系譜とでもいうのでしょうか。
    そういえば誰かが彼について「楽譜を覚えるのが遅い」と批判していました。
    ジュリーニの好きだった言葉に「高邁な怠惰」というのがあったそうです。
     
    世界を飛び回る売れっ子指揮者にはなれなかったのは彼のそんなところが影響しているのかも知れません。
     
    演奏は作曲科によってかなり演奏のスタイルを変えていたように覚えています。
    ベートーヴェンは引き締まった演奏、ブラームスは歌心あふれるロマンティックな演奏といった感じでした。
    (「悲愴」は第3楽章が類を見ない強引な演奏と評されていたのを覚えています。)
     
    ある評論家は彼の演奏を「ブレーキとアクセルを一緒に踏み込んだような」と評していました。
    うまくいったときは良いのですが、一歩間違えると流れの悪い演奏になっていました。
    (例えばLAPOとの「エロイカ」。)
     
    今は彼のような歌心あふれる演奏をする人がいなくなりました。
    (知らないだけかも知れません。)
     
    演奏の雰囲気がちょっと都会的に過ぎますが、ドヴォルザークの8番を歌うように指揮する演奏家はもういないものでしょうか。
    コンサートにまめに通えばそんな演奏に行き当たるのかも知れませんね。

  • >>No. 2181

    >日本のオケのコスパは一様に高いのではありませんか?
     
    そうかも知れません。
    前に書いた文章は外来オケを念頭に置いて書きました。
     
    神奈川フィルはこの15年くらいの間に聴き始めました。
    その前は主な職場が東京だったので渋谷や上野のコンサートに通っていました。
     
    ですので山田一雄/神奈川フィルの演奏を聴いていません。
    外山雄三の指揮姿は何度か目にしました。
     
    一昨年神奈川フィルの公演でゲッツェル指揮のブルックナー9番を聴いて驚きました。
    国内でこれほどの高水準の演奏が聴けるとは思っていませんでした。
     
    そのコンサートで団員の聴衆へのお見送りを受けましたが、高揚した楽団員の女性が大声で若者言葉でしゃべっていたのには興ざめしましたが。

  • >>No. 2179

    「プラチナ券」に「スワン席」、訳が分かりませんね。
     (スワンは「ローエングリン」がらみでしょうか?)
     
    ふだんオペラは聴きませんが、高校生の頃に「魔笛」を見たことがあります。
    アマチュアの横浜交響楽団の演奏で500円でした。
    (歌手は覚えていません。)
     
    夜の女王のアリアはさすがに覚えていますが、あらすじを含めて他は全く覚えていません。
    (パパゲーノとパパゲーナの名前も面白いと思ったのか覚えています。) 
     
    コストパフォーマンスのバランスが取れているのか、疑問に思うコンサートが散見されますね。
    一人一人の聴衆が満足すれば良いと言えばそれまでですが。

  • >>No. 2176

    ピアソラさん
     
    「ジャン・クリストフ」新潮社版、確かにAmazonに出ていますね。
    中古は考えなかったです。
    一冊ずつばらばらに頼んだのでしょうか。
     
    最近はkindleストアにある本しか読まなくなりつつあります。
    昔のように分厚いハードカバーを鞄に入れて持ち運ぶ元気がありません。
     
    「最新名曲解説全集」はわたしも欲しかったです。
    全28巻を中古でそろえたのでしょうか。
    当時はわたしには高価な本でした。
    今は中古で全巻そろいで10000円という出品もあるようですね。
     
    CDの価格破壊といい、全てがデフレ傾向なのを感じます。
    (コンサートだけはインフレで、ブロムシュテット/ゲバントハウスOの来日公演が一番安い席で13000円で、薄給のわたしには手が届きません。37000円のプラチナ券とは何でしょうか。)
     
    これではクラシック業界はどんどん衰退していくだけだと思うのですが、皆さんはどう考えておられるのでしょうか。

  • >>No. 2174

    >「ジャン・クリストフ」
     
    新潮社版、まだ出回っているのですね。
    わたしが愛読していたものが古くなったので探したのですが、品切れでした。
     
    kindleでも読めますが、豊島訳です。
    わたしは豊島訳も持っていて、外出時にはkindleで読んでいましたが、頭の中で新庄訳に変換して読んでいました。
     
    この小説は、音楽家や曲の名前がたくさん出てきます。
    楽しめると良いですね。

  • 今日は神奈川フィルの定期公演に行ってきました。
     
    お目当ては武満徹の「ファミリー・トゥリー」です。
    指揮は川瀬賢太郎、語りは唐田えりか。
     
    実演で聞いてみるとまずオーケストラが3管編成の大規模なものであることに驚きました。
    唐田えりかの語りはマイクとスピーカーを使っていましたが、オーケストラの音に隠れてしまう場面がたびたびありました。
    声楽でもないし、音楽詩と銘打っている作品の演奏の難しさを感じました。
     
    後半はR.シュトラウス「英雄の生涯」。
    LPレコード時代に確かカラヤン盤を持っていましたが、CDでは買い直していません。
    交響詩なのに全く予習をしていなかったので聴いていて退屈な部分がありました。
     
    コンサートの前に川瀬賢太郎のミニトークがあって、今日のテーマは「家庭」だと言っていました。
    言われてみると「英雄の生涯」にも奥さんが出てきますね。
    「家庭交響曲」などという作品があったことを思いだしました。

  • >>No. 2171

    音楽の本と言えば、ピアソラさんは、フルトヴェングラーの「音と言葉」を読んだことはあるでしょうか。
     
    わたしが覚えているのは、ベルリン・フィルの聴衆にアンケートをとったら一番人気があった曲は「悲愴」と「カルメン」だったと嘆いていたことです。
     
    ドイツ音楽に深くコミットしていたフルトヴェングラーらしい文章だと思いました。

  • >>No. 2169

    >「音楽と沈黙」
     
    今年出版されたばかりの小説なのですね。
     
    読んでいないので何とも言い様が無いのですが、恋愛小説が好きで無いと読むのはつらいかなと感じました。
    Amazonのレビューでは熱心な読者の方が書評を書いておりましたが、史実が元になっているとか。
    楽曲とか楽器といった小道具が面白くなかったのかなと思いました。
     
    音楽小説だとやはり「ジャン・クリストフ」が面白いです。
    豊嶋訳は古くさいので新庄訳の方が読みやすいです。
     
    もっとも若い頃に読むべき本かも知れないとは思いますが。

  • >>No. 2165

    ピアソラさん

    「森の歌」はN響の定期で高校生の頃に聞きました。
    社会主義とか資本主義などという言葉も知らない年齢でしたので、ただ「わかりやすかった」という記憶しか残っていません。

    「カラヤンとフルトヴェングラー」わたしも持っています。
    特に著者のファンというわけでもありませんが、純音楽的では無いアプローチの著作だったと記憶しています。
    それはそれで面白いですが、音楽を聴く喜びの前では二次的な存在でしか無いと思います。

  • >>No. 2162

    ピアソラさん

    戦争と音楽について調べていたら、中川右介「国家と音楽家」という本の紹介ブログを見かけました。

    「森の歌」が「ショスタコーヴィチ最大の汚点」などと書かれています。
    知りませんでした。

    本の内容は戦争と言うよりは「政治」と音楽家といったもののようです。
    一度読んでみたいですね。

    http://hiroomikes20120501.blogspot.jp/2013/11/20131125_29.html

  • >>No. 2160

    フルトヴェングラーについては、最も良くないのはその優柔不断さにあるとどこかで読んだことがあります。
     
    政治に巻き込まれるべき人物では無かったのだと思います。

  • >>No. 2156

    ピアソラさん
     
    >正直、私はベルクの音楽が理解できない。
     
    わたしも新ウィーン楽派の音楽は分からない以前に、そんなに聞いていません。
    不思議なのは同じ無調音楽でもバルト-クの4番のカルテットなどは大好きです。
    違いは若い頃に聞いたかどうかではないかと思っています。
     
    音楽関係の本ですが、以前読んだ横田庄一郎「フルトヴェングラー幻の東京公演」が面白かったです。
    戦時中の混乱期に本当に来日したらどうなっていただろうかなどと考えました。
    いまよりももっとフルトヴェングラーの実演に触れた日本人が多くなったでしょうね。
     
    正直、歴史はあまり好きではありませんが、このようなドキュメントは興味が尽きません。

  • >>No. 2153

    >サヴァリッシュが大物になれなかった理由のひとつとして「カラヤンに嫌われた」というのがありますね。

    それは初めて聞きました。
    出典を調べていたら、2chの【作曲家】巨匠間の仲不仲・尊敬軽蔑【演奏家】というスレにたどり着きました。

    読む分には面白いですが、あこがれの大家の暗黒面を知ってしまったという感じです。
    (全てが本当だということは無いと思いますが。)

    音楽家も人間なのだというありきたりの場所に着地しました。

  • >>No. 2150

    サヴァリッシュはN響の公演で何度も聞きました。
    ドイツ音楽の正当派だったと認識していましたが、ついに大物にはなれませんでしたね。

    ブラームスの交響曲全曲演奏が話題になったのを覚えています。
    (残念ながらわたしは聞けませんでしたが。)

    スウィトナーなどもドイツ統一の混乱の中で上に上り詰めること無く逝ってしまいました。
    巨匠と呼ばれる人たちは大勢の亡骸の上に立っているのだと今更ながら思います。

  • >>No. 2148

    南極さん

    いつものようなお宝情報ありがとうございます。

    ショルティ、メータ、ムーティ、ラトルなどそうそうたる面子ですね。
    特にショルティはえっ、と思う組み合わせでした。

    WOWOWがベルリンフィルの定期公演を放映していたとは知りませんでした。
    ネットの世界は奥深いですね...。

  • ピアソラさん
    お久しぶりです。
    急に寒くなりましたがお体は大丈夫でしょうか。

    今日は、以前キャンペーンでもらったデジタルコンサートホールのライブ録音を聴いていました。
    曲目は10分くらいの新作と、ブルックナーの8番、指揮はサイモン・ラトルでした。

    初めてサービスを利用したのですが、10分おきに画面が固まるのには参りました。
    固まるとブラウザを落として再開、毎回先頭から始まるのでタイムバーを聞いていたところにもどすこと6回。
    終楽章の途中で聞くのを諦めました。

    わたしのPCの処理能力が悪いのか、回線が悪いのか、サーバの問題なのか...。
    YouTubeではこのようなことはありませんでした。

    演奏自体はラトルらしい熱気あふれるものだったので残念です。
    奏者に東洋系の女性がいたりと見なければわからないことがわかって興味深かったのですが。

    このサービスはもっとシステムが成熟してから見直そうと思いました。

  • >>No. 2142

    そうなんですか。
    確かに現在の演奏は傷が少ないですが、あの年代の演奏家が持っていた個性は感じられませんね。
    今時、たとえばバーンスタインのような演奏を行う指揮者が日の目を見る機会は少ないと思います。

    話がそれますが、バーンスタインと言えばベルリンフィルとマーラーの演奏を2日行っているのですが、CDは雑音を一切排除しており、彼が足音を立てたり歌ったりしている箇所はきれいに修正されています。
    (特に終楽章。)

    そのような要素が臨場感を盛り上げていたと思います。
    (大学の部室でその録音をふだんはクラッシックを聴かない先輩達が聞き入っていました。良く思いますが、この音源はもう手に入らないものでしょうか。)

    音楽そのものを楽しむという意味では現代の演奏は正しいと思います。
    正統的で芳醇な玄人好みの演奏が多くなっているような気がします。
    その分、売りに欠けると言えるかも知れません。

  • >>No. 2140

    わたしがレコ芸を読んでいた頃とはすっかり様変わりしていますね。

    「名前を知っている」のは浅里公三/大木正純/喜多尾道冬くらいでしょうか。
    まあ、現在は批評家の指導が無くても自分でYouTubeなどで検索をして聴くことが出来るので、彼らの紹介者としての役割は終わっているのかも知れませんね。

    「名曲名盤」の本では今でも20世紀中盤~後半に活躍した巨匠達のCDを推薦し続けているのでしょうか?
    そうだとすると、分野として成熟しつくしてしまって迷路に迷い込んでいるような印象を受けます。
    それともこれから新しい作品や巨匠が生まれてくるのでしょうか。
    (たまに実演で見知らぬ指揮者の演奏を聴いたりするととんでもない名演に出会ったりします。演奏の平均レベルが上がっているのかなと思いました。)

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