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投稿コメント一覧 (393コメント)

  • >>No. 36

     親方!驚きました。30000馬力!そんな世界があるとは想像もしていなかったです。
     3000馬力のエンジンは、トルクはどれぐらいになるでしょうね?
     人気の冒険小説「A10奪還チーム出動せよ!」で、鉄のカーテンの向こうに送り込まれたフォード=フェアモントは700馬力のチューンでした。原野を走り回るのですから馬力だけあってもしょうがないとはいえ、命がけの奪還任務に駆り出されるクルマだから、兵器なみの性能だろうと思っていました。それを楽々超えてしまうチューン…。
     レストア頑張り甲斐ありますね!

    フォード・ピント、、、これも初めて聞く車名だと思います。即答さすがですね!
    これからも知らないことたくさん教えて下さい(^_-)-☆

  • >>No. 34

     中古車屋まわりで実車を見てがきっかけですか。中古車めぐりは楽しいです、確かに!
     OHVは故障が少ないんですか、なるほど。初めて知りました。
     1500馬力は150馬力の間違いと思いますが、親方!の文章からほとばしる静かな情熱を感じれば、本気かもしれないと一瞬思わせてしまう迫力があります(; ・`д・´)

     親方!に刺激されてアメリカ車に興味が湧いてきました。で、ネットでちょい古アメリカ車をチェックしてみました。中で私が購入してみたいと感じるのは、1980年代後半から2000年あたりにかけてのモデルが多いようです。メカニズムとかスペックとかではなく、純粋にかっこでですけれど。オールズモビル=カトラス、キャディラック=エルドラド、ダッジ=イントレピッド あたりです。ノーススターエンジンとやらのエルドラドなら正規輸入のが買えそうでGood。また『世界の自動車オールアルバム2018年』より、現役モデルならシボレー=マリブがいい感じに見えました。
     ネットにも本にも出てこないのは、映画「羊たちの沈黙」で、ジョディ・フォスター演じる主人公クラリス・スターリング捜査官の乗っていた、ずんぐりした感じのクーペです。以前から気になっていますが、車名がつきとめられません。何だろう…。

  • >>No. 32

     わざわざお写真をありがとうございます。
     振り返れば、1999年に手放したシトロエンBX以来 車の下をしげしげ見たことがありませんでした。BXは油漏れ定期チェックのため見なくちゃいけなかったのですが、無精なので予備タイヤのチェックのときしか見ませんでした。そもそもエンジンをかけないと車高があがらず『お座り』状態なので、上がるまでの1分待つのがおっくうで。
     今手元にある『世界の自動車オールアルバム2018年』を見ると、はっきりは書いてませんがカマロというクルマは今でもOHVエンジンのようですね。さすがにGMでもOHV車は少なくなっているようですが、長所は何でしょうか?音ですか?
     こんど 親方!のカマロとの出会いをお聞きしてもよろしいですか?映画だとにらんでますが・・・(*^^)v
     『ナイトライダー』のポンティアック=ファイアーバードにならなかった理由を!

  • >>No. 30

    親方!
     日本たいへんですね。豪雨に酷暑。
     こちらも蒸し暑さはありますが、さように極端な天気にはなりませんね。
     でも一昨日、かなり近いところに落雷したらしく、音が市中に轟きわたりました。
     今も台風の影響で天気は不安定ですが、昨年のような直撃台風はごめんです((+_+))

     フロントエンドリンク…恥ずかしながら初めて聞く用語でして。どこに使われる部品ですか?
     古いほうは確かに「限界です」って言ってるみたいな状態ですね。これをご自分で交換…?

     私はこちらではクルマを持てないので、自転車を買って走り回っています。
     高温多湿のため傷みも早いと思われるので、保管や手入れは丁寧にやりたいと思っています。
     こちらのローカルブランドのを買ったのですが、乗り心地がどうもいまいち?
     道路のせいかもしれません。日本はアスファルトですが、こちらではコンクリートなんです。
     暑さでぐにゃぐにゃになってしまうアスファルトでは、こっちの交通量は支えられないんでしょうね。

  • >>No. 3005

    <さらば愛しき女よ>、大鹿(ムース)マロイとヴェルマの名前しか思い出せない。チャンドラー作品自体、どうも記憶に残りにくいような・・・。記憶にあるのは<長いお別れ>のラストシーンぐらいです。これは再読が必要です。また再読リストが長くなってしまったあ。映画はロバート・ミッチャム主演のやつですね?のされて麻薬を打たれ監禁されたマーロウが意志の力だけで起き上がり、よろけながら自分を鼓舞するために独り言を言うそのセリフが粋でした。
    なお、「のされる」は「伸される」でいいそうです。大辞林より。

    まだ例の本、やっと160ページ。やはり濡れ場は出てきました。なんで現代小説ではかならずSEXシーンを入れるんでしょうね?ストーリーに関係ないからカットしてほしい。あと主人公の私生活(食ったり飲んだり吐いたり遊んだり失恋したり)も要らない。そんなとこ読むためにミステリ読んでるわけじゃない。さっさと犯人を追え!・・・といいつつ、歳のせいか最近我ながら鷹揚になってきたかも。とんがった部分をなくして長いものに巻かれていく年頃なんですかねー。

  •  親方!お晩です。(『さん』づけしようか迷ったあげく、かように誤魔化しました。。。)
     >25年ぐらい前に買った67’式のカマロをコツコツ修理中
     リビルドしようと思って買われたけれど、途方もない前途になかなか手が出なかった、という経緯でしょうか?
    私も軍資金があって家族がいなければ、1973年型シトロエンSMを買って、走っては壊し、走ってはまた壊しを繰り返しているはずだったのです(T_T)
     アメリカ車とフランス車・・・世の常道を外れたこのふたつの道も、バブルの頃なら同好の士がたくさんいたんでしょうね。最近輸入車のスレッドを見ますと、世界を征服しきって爪楊枝でシーハーしているドイツ車の話題ばかり。喧嘩と仲直りを何度も経てきた友達のような、気さくでデンジャラスな?イタフラアメ車全盛だった90年代が恋しいです。
     実はわたくし中国に赴任中です。こちらの道路を走る車で多いのは、BMWのSUV、VWのすべての車種、アウディのSUV、レンジローバー、メルセデスのセダン、ポルシェのSUV、ビュイックのセダンとミニバン、テスラ、それと日本車です。たまにベントレー、フォードのハッチバック、ジープ、ボルボ、シトロエンのコンパクトカー、現代とプジョーのタクシー、キャデラック、そしてどっかで見たようなバッジをつけたビカビカあるいはボロボロの中国車。
     こんなゴージャスな市中の道でたまに古いシトロエンZXや最新のフォードマスタングを見かけるとうっとり見入ってしまいますね!大勢が買うものは欲しくない、見栄の張り合いには付き合いきれない、という骨のあるやつ(またはへそ曲がり)がバブル下の中国地方都市にも少しはいますぞ、と。
     …自分勝手なおしゃべりが過ぎてしまいました(>_<)。失礼お許し戴けますようなら、またお便り下さい。

  • >>No. 3003

    みらふぃるさん
     カットされた投稿ってどんなもんなのか、見てみたいですねー。ワクワク!(^^)!
     放送禁止用語のマシンガントーク?言葉のテロ?きっと情け容赦なしなんでしょうね!

     TVが見られるようになって 今を時めく俳優女優の絢爛たる物語世界にいっときのめり込みましたが、早くも飽きてきました。再びミステリとスパイ小説、謎と裏切りの活字世界に舞い戻る気配を感じています。
     分厚い<特報!【レバンタイン発】>、まずは最初の100ページ。永遠に続くかに思われる中東の市街地破壊合戦を取材するジャーナリストの日常が、不穏な気配を孕みつつも穏やかに始まったところです。
     やっぱりこの活字世界は飽きません。

  • 追申:「熱さまシート」を適当な大きさに切って指に巻くことにしました。中国では売っていないので、日本から持ち込んだものです。

    さらに追申:いつの間にか3000投稿を越えましたね。祝!!

  • >>No. 3000

     おんなじおんなじ!右人差し指第一関節。ぎゅっと拳固を握ると、腫れてるっぽいのを自覚します。
     今タイガーバームの赤(湿布で言えば温湿布)を塗ってるんですが、炎症には逆効果?おっしゃるとおり、抗炎症軟膏がいいんでしょうね。後で買いに行きます。

     さて、しばらくテレビっ子になっちゃってましたが、面白そうなのはあらかた見終えたので、また紙の文字を追うことにします。

  • >>No. 2998

    みらふぃるさん
     >他人の手柄を盗み、誰かを踏み台にするというのが許せないの。
     >でも剥き出しの正義感がどういう目に会わされるか考えなければいけないのでしょうね。

     内部告発潰し、とかげのしっぽ斬り、ビジネスの世界では横行しています。一方別の捉え方では、先発企業の開発投資を踏み台にした二番煎じと言えるジェネリック医薬品のように、世の中に広く受け入れられて役に立っている場合もあり、一概に善悪をつけられないのが難しいところ。でも個人間の関係ではフェアでありたいですよね。そうもいかない場合もあるというのが現実ですが・・・。
     いま「リーガル・ハイ」の録画を観ていたら、堺雅人演じる無敗の悪徳弁護士がこんなことを言いました。「依頼人を勝たせることが俺の役割だ真実なんて神でもない我々にわかるもんかそうなものどうでもいい人間なんて所詮醜く愚かなものだその醜さを愛せ!」(句読点なしに一気にしゃべりきる演技に拍手(*^^)v)極端な物言いではありますが、ある意味現実を直視しているなと思いました。そういう薄汚れた人間社会に生きている人々の葛藤に介入して法外な弁護料をむしり取る最低な奴ですが、新垣結衣演じる部下の駆け出し弁護士が結局何が真実なんだろうと事件解決後まで悩む清楚な姿と対比して、ずばっと潔さを感じさせたセリフでした。

     PCの叩き過ぎで最近右手の指が腱鞘炎気味です。冷やすといいのでしょうか?

  • >>No. 2996

    みらふぃるさんもですか!私もしばしば「却下」見舞われます。
    あまりに口汚い書き込みがあちこちで多いから、締め付けも厳しくなっていってるんでしょうねえ。
    中国のメディアが絶賛するという日本人の民度とやらも、ネットの書き込みを見たら全然誇れるもんじゃないです。
    彼らは犯罪者予備軍と言っても過言でない。多くの犯罪の心理的原因は歪んだ自尊心だというのが私の持論。
    根拠のないプライドを他人への憎しみという餌で培養している不思議な人が多すぎる・・・。

    などどネガティブなことばかり言ってても仕方がない。
    ワールドカップ、勝ち負け関係なく、両チームの全力プレイに声援を送りましょうかね!

  •  最近PCが突然落ちる現象が多発していまして、ちょっとPCの寿命が心配になってきているところです。
     小学校時代の同級生とばったり会うって、私にはちょっとイメージできない出来事です。父が地方銀行の行員だったので転校が多く、2県3市4小学校に通いました。浅くて短い付き合いばっかりです。みらふぃるさんは複雑な心境みたいですが、私は少し羨ましい。
     ところで、リフォームか転居か、収束に向かってますか?私にはどうしようもありませんが、少しずつでも平穏が訪れてくれることを願っています。

     海外ミステリとは少々離れますが、TVを入れたとたん、かつて見向きもしなかったTVドラマに嵌ってまして、ついつい夜更かししております。今リアルタイムで放送している番組ではなくて、過去の録画なんですが。やっぱりミステリー的な要素のあるドラマを面白く感じてしまう。病コーモーって言うんでしたっけ?
     観終わればあちこちアラが目に付いてしまうものの、観ている間はストーリーやキャラクターなど全体の雰囲気で納得させられ、ちょっと感動するとすぐ泣けてしまいます。だめだこりゃ。
     今のところ気に入りは、<お天気お姉さん>(武井咲主演の謎の天才気象予報士が、人の顔を絶対忘れない特技を持つ青二才刑事とタッグで気象トリックに鎧われた怪事件を解決する)、<リーガル・ハイ>(新垣結衣主演の駆け出し弁護士が堺雅人演じる悪徳弁護士と丁々発止で対立しながら裁判の人間模様に切り込む)、<アンナチュラル>(石原さとみ主演の法医学者とラボの仲間たちが変死遺体解剖を通して7Kと言われる仕事の意義を見出していく)の3つです。
     しばらくは書物が手につきませんなー(-_-;)

  • >>No. 2992

     多忙な1週間を過ごし、すっかりご無沙汰してしまいました。まだ思案中ですか?
    常に考え続けるのではなくいったん脳裏から追い払い、ふと気が付くと気持ちがどちらかに振れて来ているのに気づくと思いますよ。

     この1週間で、赴任1年を記念して、まずテレビを契約しました。読書そっちのけでテレビ三昧、ちょい古ドラマを観て、放送のある日は女子プロ野球を観戦しています。また昨日はマウンテンバイクを買いました。晴れた休日に広い前山水道添いをこれで走ると、この高温多湿の夏も少し気分が違うかな、と。
     その間、3つの報告会があって、報告書作成に寝る間もない忙しさでした。

     <殺人はバカンスに>のあと、なかなかターゲットが決まりませんでしたが、ピーター・デラコート<特報!【レバンタイン発】>に決定。中東を舞台にした政治的陰謀の話で。レバンタインという国名は架空ですが、「レヴァント人の国」という意味ではないかと推測します。確か昨年読んだエリック・アンブラーの<グリーン・サークル事件(原題Levanter)>とほぼ同じ地域の話なので、間違いないでしょう。文庫600ページを超える大作です。

  • みらふぃるさん
     ご無沙汰でした。ってあれ、2日前か!
     もう人生設計決めちゃいましたか?この二択はシビアですねー。。。いろいろ周囲が言うと思いますが、自分の本当の気持ちをよく見定めて、決めたら迷いなく割り切りましょう。自分にはこの道しかなかったと。・・・と私の助言もまた哀しいかな雑音にすぎません。。。。

     みらふぃるさんの投稿が2990番目です。私が2991番をこうして書いていて、もうすぐ3000の大台ですね。
     私がお邪魔した頃は1800番台でした。野球で言うと、3000本安打。殿堂入りですね。

  • >>No. 2988

    >「なんとかの音が聞こえる」→ 暗夜に墓場でベルが鳴る、ですかね?…でも詰まんないんですか?いや、みらふぃるさんの紹介文から察するに、十分面白そうですよ。今度帰国したら買っとかなくちゃ!

     <殺人はバカンスに>読了。全然眠れなくて困った挙句に一気に読んでしまいました。
     再読はやっぱり初読とはかなり印象が違うもんです。初読時にはけっこうコミカルな筋運びだったように思えましたが、いざ読み直すと、作者得意の、奇妙な偶然の積み重ねが知らず知らず主人公フローランスを自縄自縛に追い込んでいくという皮肉な運命劇でしたね。他の作品と違うのは、バカンス真っただ中のオートルートが舞台ということで、大渋滞、酷暑、騒音、事故、検問など、気力体力を消耗させる過酷な環境の中で徐々に追い詰められ、エゴが剥き出しになっていく女の姿が哀れです。フローランスが頼りにしたかつての恋人ルネは、そんな彼女にうんざりしながらも健気に命を削って行動を共にするのですが、彼を待っていたのは殺人者の濡れぎぬをまとった病死という運命。そして運命の女神がほほ笑むのは、そもそも殺人をひき起こした極左グループの若者なのです。
     それにしても、フローランスを無実の罪に追い落とした偶然の状況証拠の数々の、なんと完璧なことか?(と言ってもじっくり読めばけっこうアラはあるはずですが)
     出版された1973年当時のクルマの名前、シトロエン2CV、シトロエンDS、シトロエンGS、アミ6、プジョー504、プジョー304、ルノー4、ボルボ(車種不明)、NSU(今のアウディ)。タウナスだけわかりません。アメ車?
     DSのエンジンをかけたときの描写「DSは、伸びをする動物のように、目覚めて動き始めた」は、DSと同じ機構を積んだBXに乗ったことがある私には懐かしい部分でした。まるで四つ足の生き物みたいな挙動をするんですよねー。
     ああ、やっぱりフレンチ・ミステリは面白い。。

  • >>No. 2986

     みらふぃるさん同様、娯楽の読書は精神安定剤がわりですね。
     しかしかつて読んだはずの本の粗筋も登場人物もまるで覚えていないというのが逆に気になってしまって、最近は再読の比率が高いです。一種の強迫観念?年とともに記憶も衰えていますので、再読比率はさらにUP。再読したことすら忘れて三度目、などとなったらもう間違いなく耄碌おやじですね。でも世の中にはけっこうそういう人おられるようで…問題なし。
     かつて仕事で経験しましたが、自分の実力ではどうにもうまく進められない特命業務がありまして、あがいても全然結果らしきものが出てこない。報告どうなっとるといつ雷が落ちるか、もうだめだと絶望的になっていたら、急に情勢が変わって特命業務自体が消滅するという結果になったことがあります。ははは(;^ω^)
     また、中身ハチャメチャな資料でヒアリングに臨まなくてはならないという窮地で、常務が私の資料にコーヒーをこぼしてしまった騒ぎのおかげで時間切れになり、何の質問もなかったということも。
     カミカゼみたいな運の良さだけで生き抜いてきた気がします・・・。

  •  今週はボアロー=ナルスジャックの<殺人はバカンスに>(1975年HPB刊;原著1973年)をぼちぼちと読んでいます。学生時代に一度読んでいて、この作家コンビの作品としては雰囲気がいつもと違うな、と感じた記憶が今も残っているけれど、筋がまるで思い出せません。
     バカンスの季節到来、パリ市民は一斉に南仏めがけて大移動を開始します。航空機、列車、高速道路などすべてぎゅう詰めの息苦しさの中、専横な夫に耐えきれず6年前に袖にした恋人のもとへ向かうモデル出身の美人妻フローランス、妻の不貞を疑いスパイを立てて彼女の行方を追う雑誌社社長ジェルサン、拘束された仲間を取り戻すため雑誌社社長の誘拐を企てる極左グループリーダーのウラルディらが混雑をかき分けながら奇妙な三角関係の追跡劇を繰り広げる、という内容です。
     最近、純なロマンスに感動してしまいがちなのですが、本作でも妻フローランスからの電報を受けたかつての恋人ルネが胸を高鳴らせる場面、高まる鼓動、美しくも苦しい記憶。。。ほんのわずかな行数だけれど、行間を想像してジーンとなってしまうなー。
     同じフランスのサスペンス作家 ミシェル・ルブランが少し後に、<オートルート大爆破>という作品を書いています。シチュエーションにいくつか共通点があるので思い出しました。登場人物たちが乗るクルマが、人物の社会階級や人生観を表す小道具として有効に使われていたっけ。これは、社会人になってクルマの知識を持って初めて味わえる要素です。学生の頃はクルマを知らないので、そこが感じ取れませんでした。再読の意味があります。
     本作では、ジェルサンがボルボ、フローランスは恋人に借りたシトロエンDS、極左グループはシトロエン2CVと、作者がそれぞれの立場にうまくあてはまるチョイスをしています。

  • ジェイムズ・リー・バーク<ネオン・レイン>(1990年角川文庫刊;原著1987年)
     アメリカ南部の都市ニューオーリンズ警察のデイヴ・ロビショー警部補を主人公としたハードボイルド第一弾です。
     麻薬の大量摂取で死んだとみられる若い女の死体が沼に上がり、これを見つけたロビショーはギャングによる見せしめ殺人を感じ取ります。管轄区域の事件ではないので捜査権はないのですが、闇に葬られそうだと直感した彼は私的に被害者の過去を洗い始めます。捜査線上に浮かんだ中南米系マフィアのボス、セグーラを同僚のクリータス刑事とともに待ち伏せますが、クリータス刑事の行き過ぎた粗暴さに我を忘れた門番が銃をとった刹那、二人はセグーラを射殺してしまいます。これが警察内で問題になり、ロビショーは無期限業務停止処分となりますが、そこで行動を泊めるような男ではないのです。ある日、ソーシャルワーカーをしている恋人のアニーとともに正体不明のならず者たちの襲撃を受け、危うく殺されかけます。捜査から手を引けという警告のようでしたが、やられたらやり返すがモットーのロビショーは四面楚歌の中、強引に容疑者に迫っていき、その行く手には血の雨が降る・・・というバイオレンス多めのストーリー。
     正直なところ、事件の骨格がうまくまとまってなくて、どういう事件なのか説明に困るところがあります。が、ベトナム戦争で見たこの世の地獄、妻に逃げられ、アル中にもなった過去、アニーとの関係などを繰り返し描写しながら、ちょっと荒っぽいけれども正義感と優しさを併せ持つ苦労人ロビショー警部補の行動を追いかけ、事件関係者たちの生き様を描いてゆく筆力は素晴らしいです。他方、第一作だからでしょうか、事件に関わりのないロビショーの回想シーンがどうも多すぎる気がしますが、これは贅肉を徹底的にそぎ落とした古典的ハードボイルドを至上としがちな私の嗜好によるものかもしれません。角川と講談社と合わせて10作ぐらい訳出されているようなので、もう一作読んでみてから再評価してみましょう。

  • >>No. 2982

    みらふぃるさん
     wikipedia でしょうか?全文写し取り、たいへんお手数おかけしました!!
     これは読まずにおれるか?ですねー。中身が濃そう。
     持っている3冊のほかの作品も読んでみたいですが、新刊では売っていないようですから、入手が問題。。

     「ネオン・レイン」、久しぶりに硬派なハードボイルドを読んでいる実感あり。
     前半だけで二度、悪漢に拉致され死ぬほどの拷問を受けますが、それでも減らず口を叩いて前進を止めない頑固さ。
     いいですね、これですよ。自分にはそういう根性がないので、憧れます。

  • >>No. 2980

    みらふぃるさん、よく調べて下さいました。こちらではそういう自由な検索ができませんので助かります。
    東欧で拉致死?篠田節子が小説に?驚き!
    主題となる世界を丁寧に取材して1作1作積み上げていったんでしょうね。

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