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投稿コメント一覧 (1508コメント)

  • >>No. 2913

    esc*****さん、こんにちは。
    ご丁寧な返信をありがとうございます。

    図書館の内情はよく分かりませんが、担当者に任されている部分が
    大きいのかもしれませんね。
    一定の決まりがあるのかどうかも、私には分かりません(汗)。

    地元の図書館では、時々廃棄本として、古い本を提供しています。
    新しい所蔵スペースを作るためでしょう。
    出版界からは日々新たな書籍が出ますので、どんな本を購入し
    保存するか、取捨選択を迫られるのでしょうね。

    私のような利用者としては、何とも申し上げようがありません(汗)。

  • >>No. 5851

    こんにちは。
    こちらは、穏やかな年の瀬です。
    頼まれていた仕事を終え、今年の予定は
    すべて終了しました。
    随分早いですが、私にとっては仕事納めです(笑)。
    半分はボランティアのような感じですが
    頼られていると思うと、やる気が出て
    おかげで生活のペースができました。
    ありがたいことです。

    マサさんへのメッセージ、読んでいただけると好いですね。
    私も甥の結婚式に、母の写真を持参しました。
    姿は見えませんでしたが、一緒に祝ってくれたと確信しています。
    いつも自分の近くにいてくれると思うことで、安心できますよね。
    お互いに、縁あって結ばれた相手ですので
    夫婦の絆は永久不滅と信じています。

    今日も伊東静雄氏の作品で、「夏の終わり」です。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
        夏の終わり  伊東 静雄


    夜来の台風にひとりはぐれた白い雲が
    気のとほくなるほど澄みに澄んだ
    かぐはしい大気の空をながれてゆく
    太陽の燃えかがやく野の景観に
    それがおほきく落す静かな翳は
    ……さよなら……さやうなら……
    ……さよなら……さやうなら……
    いちいちさう頷く眼差のやうに
    一筋ひかる街道をよこぎり
    あざやかな暗緑の水田の面を移り
    ちひさく動く行人をおひ越して
    しづかにしづかに村落の屋根屋根や
    樹上にかげり
    ……さよなら……さやうなら……
    ……さよなら……さやうなら……
    ずつとこの会釈をつづけながら
    やがて優しくわが視野から遠ざかる 

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    *地方に旅行した際、刈り取られた田んぼに
     この詩のような雲の影が見えました。
     雲からの別れの挨拶が
     何とも心地よいですね。

  • >>No. 2911

    esc*****さん、初めまして。

    本の寄贈のことですが、受け入れる側にも色々な事情があると思います。
    特に学校の場合は、読むのが子供ですので、制約も多いかもしれませんね。

    私は個人全集(小林秀雄や芥川龍之介、吉本隆明、大岡信、宮沢賢治etc)
    を色々持っていましたので、地元の図書館に訊きましたら
    収納場所の問題で、やはり断られました(泣)。
    スペースが無尽蔵にあるわけではないので、なかなか難しい問題です。

  • >>No. 5848

    マサさん、こんばんは。

    その後いかがお過ごしかと、気にしておりました。
    重松トピではなく、こちらに直接ご訪問くださいなどと
    大変失礼なことを書いてしましましたが、こちらのトピでないと
    hanaikadaさんがいらっしゃいませんので。

    今は、ご自身を責めることも多いでしょうが
    奇麗な景色を眺めたときは、隣で奥様もご覧になっている、
    また、おいしいものを召し上がったときは、奥様も一緒に
    口にされているはず、と思えるようになると思います。
    自分だけが良い思いをして、とお考えにならないで
    奥様も一緒と思われた方が、奥様もお喜びでは?
    と思いますが、いかがでしょうか。

    このご投稿が最後だそうですが、本当に色々とありがとうございました。
    楽しい交流ができましたこと、私の財産です。
    お互いに健康第一で、長生きしましょうね。
    マサさんの心の奥に住んでいらっしゃる奥様と、
    楽しいことやきれいな風景、珍しいもの、美味しいものなど
    色々共有なさってくださいますように。。。

  • >>No. 5847

    こんばんは。
    昨日はピアノのクリスマス会、今日は英会話のクリスマス会と
    にわかに忙しくなりました(笑)。
    共に、なかなか上達しません(汗)が、仕事ではなく
    私の密やかな道楽ですので、家族は目をつぶっています。

    高野さんの作品は、先日私が書いた「分からない詩」で
    好いと思います。意味を辿ろうとすると、混乱しますよね(泣)。
    頭の片隅に留まっていて、ふとした時に、「アッ、こんなことか?」と
    思えれば充分です(笑)。でも、回転している時しか安定しない独楽って
    一体何が楽しくて回っているの?とも思いますよね。
    漢字では「独り楽しむ」ですが、本当に楽しいのか?とも
    考えてしまいます。何かのメタファーとも思えますが、何の???
    色々な疑問が持ち上がりますね。

    杉山さんの「いま」のご紹介、ありがとうございます。
    終連の
     >人生にあるのは/いつも 今である
    という部分が好いですね。
    前向きになれる気がします。気持ちの持ちようで
    明るくなったり、暗くなったりしますが
    なるべくポジティブに考えるようにしていきましょう。
    100歳まで生きられる時代になりましたので…。

    私からは伊東静雄さんの「夕映」です。
    もう何度か載せていますが、私の好きな作品です。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
        夕映    伊東 静雄

    わが窓にとどく夕映は
    村の十字路とそのほとりの
    小さい石の祠の上に一際かがやく
    そしてこのひとときを其処にむれる
    幼い者らと
    白いどくだみの花が
    明るいひかりの中にある
    首のとれたあの石像と殆ど同じ背丈の子らの群
    けふもかれらの或る者は
    地藏の足許に野の花をならべ
    或る者は形ばかりに刻まれたその肩や手を
    つついたり擦つたりして遊んでゐるのだ
    めいめいの家族の目から放たれて
    あそこに行はれる日日のかはいい祝祭
    そしてわたしもまた
    夕毎にやつと活計からのがれて
    この窓べに文字をつづる
    ねがはくはこのわが行ひも
    あゝせめてはあのやうな小さい祝祭であれよ
    仮令それが痛みからのものであつても
    また悔いと実りのない憧れからの
    たつたひとりのものであつたにしても

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    *難解な作品で有名な伊東静雄氏が
     こんな優しい作品も書かれたのだなぁ、と驚きます。
     子供たちに注ぐ視線が優しいですよね。

  • >>No. 5845

    こんばんは。相変わらず寒いですね(泣)。

    今日はピアノ教室のクリスマス会でした。
    音楽よりお喋りで盛り上がりました(笑)。
    今年のピアノレッスンは今日が最終日です。
    次回(来年)までに、もっともっと練習しないと…
    と心に決めましたが、実際はどうなることやら?(汗)

    今日は、高見順さんの「黒板」です。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

        黒板    高見 順


    病室の窓の
    白いカーテンに
    午後の陽がさして
    教室のようだ
    中学生の時分
    私の好きだった若い英語教師が
    黒板消しでチョークの字を
    きれいに消して
    リーダーを小脇に
    午後の陽を肩さきに受けて
    じゃ諸君と出て行った
    ちょうどあのように
    私も人生を去りたい
    すべてをさっと消して
    じゃ諸君と言って

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    *「じゃ諸君」と言ってさりげなく消えるという最期は
     格好いいなぁと思います。スマートですよね。
     自分の幕引きは、好きなようにしたいものです。

  • >>No. 5844

    こんばんは。
    今日は田舎に行ってきました。
    こんなに寒いのは今年初めて!とビックリしましたが
    東京に戻っても変わらぬ寒さでした(泣)。
    子供時代は、もっともっと寒かったはずですが
    記憶がすっかり消えています。
    冬になると川の水が凍って、そこでスケートをしたことは
    思い出せます。何と恐ろしいことを…
    と、今なら大問題ですよね(笑)。

    hanaikadaさんはお孫さんに初めてお会いして
    可愛いかったしょうね。
    小さな手で、何かをつかもうとする仕草も
    我が孫となると、別格の愛おしさでしょう。
    おめでとうございます。

     >「幸せ」
    hanaikadaさんのご自作を載せてくださって、
    ありがとうございます。
    ささやかな幸せは、何物にも代えがたい貴重なものです。
    お爺さんとお孫さんの会話は、hanaikadaさんとお孫さんに
    重なって思えます。

     >「前へ」
    大木さんの作品は、いつまでたっても色あせない希望を
    感じます。若い時は、常に前向きに生きないといけません。
    時々は、こうして己を𠮟咤激励し、更なる高みを目指し…
    こう書くと年寄りじみた言い方ですが、若い人のエネルギーは
    眺めるだけでも、力づけられますよね。

    クリスマスのイルミネーションが目につきますね。
    我が家では、ツリーを飾らなくなって久しいですが
    世の中の流れは、すっかりクリスマスムードです。
    hanaikadaさんのお写真で、その気分に浸らせていただきます。

    今日は、高野さんの有名な「独楽」を載せます。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

        独楽  高野 喜久雄

      如何なる慈愛
      如何なる孤独によっても
      お前は立ちつくすことが出来ぬ
      お前が立つのは
      お前がむなしく
      お前のまわりをまわっているときだ
      しかし
      お前がむなしく そのまわりを まわり
      如何なるめまい
      如何なるお前の vieを追い越したことか
      そして 更に今もなお
      それによって 誰が
      そのありあまる無聊を耐えていることか

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    *vieはフランス語です。英語ならlife、ドイツ語ならlabenとか。
     高野さんは数学が専門だったらしいので、叙情を排した作風ですね。
     でも、非常に深いです!

  • >>No. 2908

    皆さま、こんばんは。
    本格的な寒さになり、「暖冬」という予報士のお話は
    やはり無理なのか?と疑っております(笑)。
    雪国の方からすれば、こんな寒さはまだまだ…
    なのでしょうが、私は体を動かすのが億劫になり
    炬燵ライフに突入です(汗)。

    ★しげさん、
    マサさんに、もう一度くらい訪問していただきたいですね。
    しげさんは音楽つながりで、マサさんと共通のお話ができましたので
    尚更でしょうね。どうお過ごしか、私も気にしております。

    私の方は、今日やっと「野の春」(宮本輝氏)を借りられました。
    途中まで読み進みましたが、明日は田舎に行く用事ができ
    なかなか読書三昧とはいきません(泣)。
    宮本さんはデビュー当時からのファンです。
    「泥の河」の映画も2回観ています。この映画は、商業映画館では
    上映されず、神保町の岩波ホールまで足を運びました。
    原作に忠実なモノクロの渋い作品で、この年齢でこんな作品をお書きとは、
    と驚いた記憶があります。
    また名作「錦繍」の舞台も2回観ました。今は本を図書館で借りることが
    殆どですが、若い時分は愛蔵家(?)でしたので、「錦繍」の書き下ろしを
    文芸誌(確か、新潮)で読み、その後ハードカバー、次に文庫と計3冊
    購入し、保管しています。
    重松清氏の作品もたくさん持っていましたが、まとめて中学校に寄付し
    「重松清コーナー」を作っていただきました。我が家としては
    保管場所もなく、捨てるのは忍びないので、大いに助かりました。
    村上春樹氏の本も随分増えました(刊行後すぐに読みたいので、
    図書館は使いません、汗)が、こちらは学校に寄付というわけには
    いきません(内容的に学生向きとは思えません)ので、仕方なく
    我が家に鎮座しています(笑)。

    話がそれましたが、「野の春」を読み終えましたら、また感想など
    載せたいと思います。お読みになった月虹さん、しばしお待ちくださいね。

    では、この辺で。
    寒さ対策をしっかりされて、年末のお忙しさを乗り切って下さいね。

  • >>No. 5841

    こんばんは。
    風が冷たかったですが、快晴の一日でした。

    ふたご座流星群、ご覧になったそうで
    良かったですね。
    また、来年も、再来年も…
    ずっと見ましょうよ。
    流星群は宇宙からの大サービスという気がします。
    さぁさぁ、見てください。
    これぞまさしく宇宙ショーですよ、
    という掛け声が聞こえそうですね(笑)。

    オオイヌノフグリにまつわるエピソード第2弾、
    いやぁ、すてきな(純情な)奥様ですね。
    また、すてきなお話をありがとうございました。

    阿久悠さんの作品のご紹介、感謝します。
    作詞家というお仕事ですので、時代の先端を行く方とばかり
    思っていましたが、本物を見極める確かな目をお持ちでした。
     >一歩先へ行って
      時代遅れを選択する
    この生き方、見習いたいです。

    私からは高野喜久雄さんの「鏡」です。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

        鏡   高野喜久雄

      何という かなしいものを
      人は 創ったことだろう
      その前に立つものは
      悉く 己の前に立ち
      その前で問うものは
      そのまま 問われるものとなる
      しかも なお
      その奥処へと進み入るため
      人は更に 逆にしりぞかねばならぬとは

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    *高野さんの鋭い感性は、この作品によく表れています。
     私は「独楽」という同じように短い作品も好きですが
     この「鏡」も甲乙つけがたいです。

  • >>No. 5839

    文字数の関係で、次に行きますね(笑)。

    hanaikadaさんがお作りになった 

     >待ち合わせ菜の花畑で良いですか

    こちらも、かわいい雰囲気の作品ですね。
    いかにも春、という感じで
    眠りから覚めた虫たちの嬉しさを
    味わえます。
    春を待ち焦がれていたのでしょうね。
    虫たちを主人公にした、色々なお話が
    生まれそうです。

  • >>No. 5838

    こんばんは。
    今日は久々の快晴で、富士山も姿を見せました。
    この時期に、こんな天気は本当にありがたいです。
    おかげで、カーテンを洗い、窓を拭き…
    と年末の仕事が多少進みました。

    睡眠時間が確保されていらっしゃるようで
    安心しました!

    hanaikadaさんがお好きなオオイヌノフグリには
    そんな思い出がおありでしたか?
    素敵な出来事でしたね。清楚で可憐な花は
    奥様に通じるところがあったのでしょう。
    ということで、今日は茨木さんの作品で「花の名」です。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
     花の名  茨木のり子

    女のひとが花の名前を沢山知っているのなんかとてもいいものだよ
    父の古い言葉がゆっくりよぎる
    物心ついてからどれほど怖れてきただろう
    死別の日を
    歳月はあなたとの別れの準備のためにおおかた費やされてきたように思われる
    いい男だったわ お父さん
    娘が捧げる一輪の花
    生きている時言いたくて言えなかった言葉です
    棺のまわりに誰もいなくなったとき
    私はそっと近づいて父の顔に頬をよせた
    氷ともちがう陶器ともちがうふしぎなつめたさ
    菜の花畑のまんなかの火葬場から 
    ビスケットを焼くような黒い煙がひとすじ昇る
    ふるさとの海辺の町はへんに明るく
    すべてを童話に見せてしまう
    あの人が指したのは辛夷(こぶし)の花ではなかったかしら
    そうだ泰山木(たいさんぼく)は6月の花
    もう咲いていたというのなら辛夷の花
    ああ なんといううわのそら
    娘の頃に父はしきりに言ったものだ
    「お前は馬鹿だ」「お前は抜けている」・・・・

    世の中に出てみたらさほどの馬鹿でもないことがはっきりしたけど
    あれはなにを怖れていたのですか父上よ
    それにしても今日はほんとに一寸(ちょっと)馬鹿
    かの登山帽の戦中派 花の名前の誤りを
    何時 何処で どんな顔して 気付いてくれることだろう

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    *お父様の野辺送りをされた帰りの物語です。
     辛夷の花と泰山木の花を間違えたエピソードが載っています。
     確かに、花は非常に似ていますよね。
     もう訂正はできませんが、花にまつわる思い出は
     茨木さんの記憶の奥にしっかりと仕舞われたことでしょう。
     hanaikadaさんと奥様の話と同じで、すてきなお話だと思います。

  • >>No. 5836

    こんばんは。
    夕方から雨が降っています。
    雪にはならないでしょうが、とにかく寒いです(泣)。

    工藤さんの「あいたくて」を載せていただき、
    ありがとうございます。
    hanaikadaさん、睡眠時間はしっかり確保されていますか?
    それが心配です!! 期間限定とはいえ、ご無理のないように
    なさってくださいね。


    >あいたくて

    自分を必要としている人が、どこかに必ずいる
    と思うと、心が温かくなりますよね。
    また、その人が私を求めていると考えると
    何かしら嬉しくなります。
    人生はその人に会うための旅と思うと
    生きてきた甲斐があります。
    私も生涯をかけて「その人」に会いたいなぁ、と思います!!

    今日もりんさんの作品で「なのはな」です。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

      なのはな    石垣 りん

    なのはな
    うつくしいな
    日本中に
    さいている
    なのはな

    なのはな
    やさしいな
    でもこれは
    千葉県の
    なのはな

    なのはな
    なつかしいな
    いもうとは
    千葉にねむってる
    いつまでも

    なのはな
    いのちの春は
    めぐるよ
    はるにさけ
    いもうと。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    *りんさんは幼い妹さんを亡くされた経験をお持ちでした。
     菜の花畑で、そんな妹さんに話かけたかったのでしょう。
     あえて、かな書きにされた理由も分かる気がします。

  • >>No. 5834

    こんにちは。
    やはり寒い日になりました(泣)。
    息子の部屋のエアコンが壊れ、これから修理の方が見えます。
    掃除も終わり、あとは待つのみ…(笑)。

    新川さんの作品をたくさん載せてくださいましたね。
    ありがとうございます。

    >自叙伝を出した老作家が…

    歳月の慈悲ですか。すばらしい言葉ですね。
    時間は慈悲深いもの、とも言えますね。
    できることなら、自分の過去が現在を作っていると思いたいですが
    穴があったら入りたい、と思うような過去もありますので(汗)。
    でも、不惑もとうに過ぎ、知名(50歳)、耳順(60歳)と順調(?)に
    歳を重ねた今、すべてが良し!と思えてきました。
    いやぁ、歳月はありがたいです!!

    >見あげると 空に…

    空を見上げる機会がなく、ついつい目先は下ばかり…
    という生活をしておりますが、空は無限の広がりを持ち
    どんなことでも受け入れてくれる寛大さを持ち、と
    本当にありがたい存在ですね。
    寒さで縮こまってばかりいないで、時には胸を張って堂々と
    空を仰ぎたいです。


    >雪うさぎ

    雪うさぎ、懐かしいですね。
    南天の葉と赤い実を使った雪うさぎは、雪の日の楽しみでした。
    雪だるまほど大きくなく、ちょうど家の中に飾れるサイズの
    空からのプレゼント、最近目にする機会がありません(泣)。
    新川さんの作品では、寝ている間にお母様が作って下さったもののようです。
    「起きなさい。雪の朝ですよ。」という優しい声まで聞こえてきそうですね。

    私からは、りんさんの「母の景色」です。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
       母の景色   石垣りん

    母は
    花のように美しくなくていい。

    花は四季を忘れるほど
    咲き競っているけれど。
    人の心を温室に入れるほど
    産業は発達していない。

    冷たい波に洗われて
    岩石の表情になっても
    濡れた白砂の横顔でもいい。

    やさしさは侵食され
    愛はうちくだかれ
    希望は流されても。

    半島のゆるぎなさで
    あなたは母でありすればいい。

    いのちの大陸につづく
    ちいさなちいさな陸地、
    母たち。
    手をつないで下さい、
    すばらしい海岸線が見えてくる。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    *りんさんの母親像は、かなり強い母です。
     しっかりと子を守る母、命をつなぐ母、、、
     安心を与えてくれます。

  • >>No. 5831

    >あじさいの花

    あじさいは、我が家にもありますが
    かなり不思議な花ですね。
    花が枯れたままドライフラワーのようになって
    生き続けている姿を見ることもあります。
    我が家は枯れた花は切りましたが、葉が枯れたまま
    残っています。来年、また素晴らしい花が咲くことなど
    想像もつきません。恐るべき生命力です。
    高田さんがお書きのあじさいは、濡れて美しさを増した様を
    表現されましたが、その姿を女性に譬えた点が、彼女らしいです。
    全女性への応援歌ですよね。

    りんさんの「春」です。
    春にはトピが消えていて、載せる機会がありません(泣)。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
       春    石垣 りん       

    ちいさい森のはずれに
    今年も桃が咲いた。

    去年とそっくり
    同じ景色で
    その間に月日が流れたことなど
    うそのよう
    その間に人が死んだり
    生まれたりしたことなど
    まるでなかったよう。

    季節は
    巡り来るたびに取り出される
    一枚の衣装で
    過ぎれば
    薄く薄く折りたたまれる。

    ちいさい森のはずれに
    今年の桃が咲いた。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    *こうした当たり前の光景が
     何とありがたいことか、と気づくのに
     少々時間がかかりましたが
     今でしたら、自信をもって、
     堂々と言えます。
     自然は偉大だ!と。

  • >>No. 5830

    お早うございます。
    今日も寒いです! 
    暖冬といわれていましたが、やはり冬の寒さですね。

    深夜(?)まで、高田さんの作品のご掲載、
    本当に感謝感激です。
    石垣さん、茨木さん、高田さん、新川さんと
    日本には素敵な女性詩人がいらっしゃいましたね。
    女性の目線で、温かく、時には厳しい作品を
    お書きでした。

    >母の手

    本当に母親はありがたいです。
    優先順位の第1位が、わが子ですから。
    hanaikadaさんも私も両親を亡くしていますが
    父親は置いておく(汗)としても、
    母親は、まだ身近な感じがしてなりません。
    こんな風に、夜中に訪れて布団を直してくれるのは
    あながち夢ではないかも?と思います。
    ほんの刹那ですが、母に会えるのは嬉しいものです。

    >愛の言葉

    確かに、まだ訳が分からない時分に
    こうしてわが子に語り掛けたことがありました。
    花の名前、動物、建物など 思いつくままです。
    傍から見たら、何してるの? と言われそうですが
    こんな時間が親子の絆を育ててくれたと思っています。

    無洗米は、お米を作ってくれた農家の方に失礼では?
    と思ってしまい、我が家では無理です!
    お米は素手で、冷たい水で研ぐのが正解と思いますよ。
    我が家の場合、田舎から玄米で買ってきて
    精米機で白米にしています。

    詩集の大整理、お疲れさまでした。
    このトピの影響で、詩集が増えたそうで、私としましては
    何と申し上げたら好いのか、迷います(笑)。
    色々な場所から、忘れていた詩集がひょっこり顔を出すので
    私も一大決心をして、整理しないと思います。
    でも、恐ろしい話ですが、たぶんまとめ始めると
    同じ詩集が何冊も出てきそうな…(笑)。
    日頃、いかにいい加減に生きているかが問われそうです(汗)。
    年末ですので、蔵書の整理には絶好の機会ですね。

    次に、りんさんの「春」を載せます。

  • >>No. 5826


    お早うございます。
    こちらは寒い寒い一日が始まりました(泣)。
    雪国では、降雪中の事故も発生していますね。
    高齢の方がやむなく雪下ろしをされていての惨事です。
    私も田舎に帰るたびに目にしますが、お年寄りの単身所帯が
    徐々に増えています。色々な問題もあるでしょうが
    住み慣れた土地を離れるのは、身を切る思いでしょう。
    でも、心配なことも多いですよね。
    移動販売車や町が補助金を出して安く利用できるタクシーなど
    多少の対応はしてくれているようですが、
    なかなか難しいです(泣)。正解がありませんので。

    茨木さんの2作のご紹介、ありがとうございました。
    「歳月」は、彼女の死後刊行された詩集でしたね。
    早世されたご主人に寄せた作品の数々に
    彼女の別の一面を知った思いがしました。
    与謝野晶子並みの情熱家だったように感じました。
    常にブレない感性で、小気味よい作品を作られていましたが
    心の奥底では、こんなに熱い火が燃えていて
    それが彼女の創作のエネルギーだったのか、と
    私なりに納得がいきました。

    私からは、りんさんの「二月のあかり」です。
    2月には、このトピも消えていますので、
    今のうちに。。。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

       二月のあかり     石垣りん

    二月には
    土のなかにあかりがともる。

    遠足の朝など
    夜明けの
    まだ暗い空の下で
    先に起き出したお母さんが
    台所のデンキをつけるように
    旅のしたくを始めるように。

    二月にはぽっかり
    土の窓にあかるいものがともる。
    もうじき訪れる春を待って。

    草の芽や
    球根たちが出発する
    その用意をして上げるために
    土の中でも
    お母さんが目をさましている。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    *春を待つ気持ちが、柔らかく優しく表現されていますね。
     読み手の心にも、ほっこりあかりが灯るようです。

  • >>No. 5823

    こんばんは。
    ちょっとミスをしてしまい、一つ削除しました(汗)。
    期間限定になりましたので、せっせと書き込みます(笑)。
    エアコンではなく、灯油のストーブを出しました。
    こちらの熱の方が優しい感じがします。

    茨木さんの感性は、時代を先取りしてますよね。
    今、気球温暖化防止の会議をしていますが
    もっと早く、地球の危機に気づかないと、今後が大変です(泣)。
    各国の利害がせめぎあい、なかなか結論が出ないようですが
    地球あっての人間ですので。。。

    今日は、りんさんの「おやすみなさい」です。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

        おやすみなさい       石垣りん


    おやすみなさい。

    夜が満ちて来ました
    潮のように。
    ひとりひとりは空に浮かんだ
    地球の上の小さな島です。


    朝も 昼も 夜も
    毎日
    何と遠くから私たちを訪れ
    また遠ざかって行くのでしょう。


    いままで姿をあらわしていたものが
    すっぽり海にかくれてしまうこともあるように。
    人は布団に入り
    眠ります。


    濡れて、沈んで、我を忘れて。


    私たち 生まれたその日から
    眠ることをけいこして来ました。
    それでも上手には眠れないことがあります。


    今夜はいかがですか?


    布団から やっと顔だけ出して
    それさえ 頭からかぶったりして
    人は 眠ります。
    良い夢を見ましょう。


    財産も地位も衣装も 持ち込めない
    深い闇の中で
    みんなどんなに優しく、熱く、激しく
    生きて来たことでしょう。


    裸の島に 深い夜が訪れています。
    目をつむりましょう。
    明日がくるまで。


    おやすみなさい。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    *寝るときは皆平等です。
     一人一人が地球に生まれた小さな島です。
     安心して、ぐっすり休みましょう!!

  • >>No. 2906

    うっかりしていました! 申し訳ありません(汗)。

    先ほどの投稿で、下の方にある

    >彼女は「さよならオレンジ」でデビューされました。
    オーストラリアで暮らす日本人の少年(Masato)が主人公で
    新しく出た作品も、続編のような感じで読めます。

    の部分は、私の消し忘れです(笑)。岩城さんについての説明です。
    お恥ずかしい話ながら、この作品(「ジャパン・トリップ」)は
    昨年読んだことをすっかり忘れていました(汗)。
    最後の方まで読み進んで、アレッと思いましたが
    ついつい最後まで読んでしまいました(笑)。
    読書記録をエクセルに入力して、分かった次第です。
    再読しようとは思ってもみませんでしたが、歳のせいで
    既読本ということを忘れて、読み返すということが
    時々あります。本当に困ったものです(泣)。

  • >>No. 2905

    皆さま、こんばんは。
    急に寒くなって、いよいよ冬本番という感じですね。
    寒さ対策で、風邪を予防なさってくださいね。

    ★月虹さん、
    たびたびのご訪問、ありがとうございます。
    月虹さんの「私の読んだ本」を見つけましたので
    早速お気に入りに入れました。
    このトピが封鎖されても、月虹さんのレビューが読めると思うと
    非常に嬉しいです。また、宜しくお願いしますね。

    ★マサさん、
    hanaikadaさんからの伝言は、「石垣トピ」で
    読んでいただきたいです。
    どうぞ、宜しく。。。

    本の話題も少々…
    ・「ジャパン・トリップ」(岩城けいさん)
    オーストラリアのローランド・ベイ・グラマースクールの生徒たちが
    姉妹校として提携している日本の私学の招きで、来日する話です。
    3日間のホームステイ先で、色々な経験を積みますが
    彼ら彼女らにとっては初めてのことばかりで、何かと大変です。
    勿論、受け入れ先の家庭も同様です。面白おかしい話ばかりではなく
    時には涙を誘うような出来事も…。

    ・「鬼の足音」(道尾秀介さん)
    「足」は旧漢字ですが、変換で出ませんので(汗)。
    何とも恐ろしいホラー作品が全6話でした。十年以上たってから
    ジワジワと迫ってくる報復が、本当に怖かったです。

    好みの問題ですので、おススメというわけにはいきませんが、
    もし、お時間がありましたら。。。

    彼女は「さよならオレンジ」でデビューされました。
    オーストラリアで暮らす日本人の少年(Masato)が主人公で
    新しく出た作品も、続編のような感じで読めます。

  • >>No. 5821

    文字数が足りませんので、こちらに…

    hanaikadaさんはご存知と思いますが、私ははこのトピ以外に
    「重松清さん」というトピを持っています。
    昨夜、こちらのトピにマサさんから
    ~hanaikadaさんに、くれぐれも宜しくお伝えください~
    との伝言がありました。

    奥様が亡くなられた直後は、色々な愚痴を聞いていただいたお礼と
    (辛いことを思い出させてしまった)お詫びだそうです。

    このトピも閉鎖になってしまい、何とも寂しい限りです(泣)。

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